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下着
しおりを挟む「ふむ……今日は、痒みではなくて、尋常じゃないほどの快楽を感じたと。そういうわけだな?」
「は、はい……」
場所は変わり、俺の部屋である。
あの後、呆然と座り込むウェルをなんとか立たせ、肩を貸しながら誰にも見られないように二人で俺の部屋に向かった。その後、ウェルに着替えを渡してやり、汚れた服を着替えさせてから、俺はウェルに事情聴取をしていた。
俺の部屋の真ん中に置かれたソファ。二人掛けのそこに座ったウェルは、俺の顔を見られないようで、先ほどから俯いたままだ。隣に座っている俺は、その真っ赤になった耳をかじりたくてしょうがないのだが、その衝動をぐっとガマンしている。
「なるほどな。どんな風な快楽だったんだ?」
「え?」
「どんな風な刺激で、どの程度の快楽だったんだ?」
「っ……、その、シャツに胸の先が、こすれるだけで、……背筋がぞくぞくするような快楽でした」
「ふむ。ウェルはその時、勃起したのか?」
「っ、……は、はい」
「快楽を感じたのはどこでだ? 屋敷についてから?」
「いえ、……確か、ロスト様とご一緒に変える道すがら、森を抜ける矢先というところでした」
「つまり、ウェルは外にいるにも関わらず、シャツに乳首がこすれるだけで勃起するほどの快楽を感じていた、と。そういうことでいいのか?」
「……っ……」
「ウェル? 大切なことだから、答えてくれ。念のため、間違ってないか復唱もして確認してくれないか」
「は、はい。ロスト様のおっしゃる通り、私は……外で護衛任務にいるにも関わらず、シャツに乳首がこすれるだけで、勃起をさせるほどの快楽を感じていました」
まさに、穴があったら入りたい、という様子で、ぎゅっと目をつぶりながら、顔を真っ赤にさせて律儀に復唱してくれるウェル。
だがまぁ、ここでもちろん終わるわけがない。
「で、その後は?」
「そ……その後、ですか?」
「ああ、倉庫に入ってからの事を詳しく教えてほしい」
「っ……そ、そんなこと、ロスト様だって見ていたじゃありませんか」
お、ウェルが俺に反抗するなんて珍しい。
というか、初めてのことじゃないだろうか。
いつも俺の言葉に対して眉根一つ動かさす実行するウェルが、こんなことを言うとは、よっぽど恥ずかしいんだな。けど俺は、そういう人間らしい表情のウェルが見たいのだから、これではますます俺のやる気が出るだけだ。
「確かに見ていたが、どの程度の刺激だったのかは、お前の口から聞かないとわからないからな。お前の治療のためには必要なことなんだ、ウェル」
「……申し訳ございません。わかりました」
「ああ。では、続きを話してくれ」
「……っ、倉庫に入った後は……プレートメイルをロスト様が外して下さった時、その……ロスト様の指先が、おれの胸をはずみでひっかいた時、」
「胸? 胸というのは、胸部ということか? それとも乳首か?」
「っ……乳首、です。その、ロスト様の指先がおれの乳首をはずみでひっかいた瞬間……衝撃的な快楽が身体中を駆け巡り、頭が真っ白になりました。そして……その、……その快楽で、射精をしてしまいました」
「乳首をかるくひっかかれただけで、イったのか?」
「は、はい……乳首をひっかかれただけで、イきました……」
ウェルの目じりからはもう、涙が今にもこぼれそうだ。膝の上で組まれた手をぎゅうと握りしめているが、その爪先が皮膚にくいこみ、軽く血が滲んでいた。
「それだけか? 俺が乳首に触れた時は?」
「ぅ……ロスト様がおれの乳首に触れられた時も、ものすごい、快感でした」
「俺がひっかいた時をのぞいたら、一番快感が強かったのは、どういうことをされた時だった?」
「い、一番快感が強かったのは……ロスト様に、歯で噛まれた時です……」
「次に強かったのは?」
「っ……! 次は、親指と人さし指で、乳首をもまれた時でした」
「その次は?」
「そ、その次は……親指と人さし指で乳首をひっぱられた時が、快感が強かったです」
「ふむ……なるほどな」
真っ赤になって、かすかに肩をぷるぷると震わさせているウェル。そんなウェルに満足した俺は、手を伸ばして、その握った拳にそっと手のひらを添える。
「あ、ロスト様……」
「答えてくれてありがとう、ウェル。だいぶ分かったよ」
「い、いえ。おれの方こそ、こんなことをお聞かせして、申し訳ありません……」
「だが、思った以上に深刻な症状だな。しかも症状が現れるタイミングがいつなのかがわからないというのも厄介だ」
「…………」
「だが、安心してくれウェル。こんなこともあろうかと、俺がいいものを用意しておいた」
ソファから立ち上がり、ウェルの傍から離れる。そして、俺は執務机にまで行くと、一番下の引き出しにいれておいた「あるモノ」を取り出した。
「ロ、ロスト様? そ、それは一体……」
「なんだ、ウェル。見たことがないわけじゃないだろう?」
「見たことはありますが、……それは、その」
「ああ、女性用の下着だな」
俺が執務机の引き出しから取り出したものは、女性用の胸部補正下着……いわゆるブラジャーである。
ちなみに、色はサーモンピンクに黒の花柄レースだ。
「とは言っても、これは一応男性用のサイズなんだ。ウェルのこの前の症状から、こういったものも用意しておいた方がいいのではないかと考えて手配させたんだ」
言いつけたのは執事のセバスチャンだ。彼は古くから伯爵家につかえており、その忠誠心は本物だ。幼い頃から彼は妾腹で次男坊である俺のことも何かと気にかけてくれており、俺がこの屋敷内で信頼できる数少ない人物でもある。
その彼に今回こういう色々な品々を頼んだのだが、うん、すげぇ恥ずかしかったよ……。
まさか他人に「女性用の下着を一そろい用意してくれないか? 男性サイズの」って頼みごとをする日が来るとは思わなかったぜ……。ウェルより先に、俺が羞恥プレイを味わってしまった……。
セバスチャンは「ロスト様もようやくご執心になる相手が出来ましたか」って笑ってくれたけど。うん、ほんっとありがとうセバスチャン……今度なんかお土産買ってくるね。
「そ、それは……その、おれがつけるんですよ、ね?」
「他に誰がいるんだ?」
おっと、いけないいけない。ここで下心を態度に出すとウェルが感づいてしまうかもしれないから、慎重にいかねば。先ほどの問診という名の羞恥返答責めのように、俺はあくまで冷静に、冷血に、
「これは医療行為だ」
「なんでもないことなんだ」
という体でいかなくてはいけないのだ。
「むしろ、今のお前にこそ必要なものだろう? 服が乳首にこすれるだけで勃起するなんて、どうやって日常生活を送るつもりなんだ? 乳首への刺激だけで射精するほどなんだろう?」
「っ……!」
かぁ、とウェルの頬が真っ赤にそまる。
よし、もう一歩だな!
「それに――今も、感じてるんだろう?」
「っぁ!」
ウェルの正面に跪き、ウェルが何かを言うより、俺を止めるより早く、ウェルの胸元に手を伸ばす。シャツ越しに指先で触った乳首は、布越しでもわかるほどにぷっくりと勃ちあがっていた。
「ほら、まだここはこんなに勃ってる。この調子なら、何度でも乳首だけでイけそうだな?」
「ひっ、ァ、やだ、だめです、だめ、っあァ!」
まぁ、まだ「乳首へのピンポイント快感発生」という魔眼の能力を解除してないのは、俺なんだけどね!
先ほどの倉庫の時よりはいくらか刺激を弱めているので、今は、服にこすれるだけで勃起するということはないだろう。だが、今のウェルなら乳首だけで達することはまだ十分できるはずだ。証拠に、俺の指先で布越しに乳首をつままれただけで、ウェルは腰をガクガクを震わせている。俺の手を止めようとする手は、力が入らないようで、ほとんど俺にすがるだけのものとなっていた。
「すっかり勃ちあがって、グミみたいだな。こんな調子でどうするつもりなんだ? もしも、うっかり指でひっかいたり、木にひっかけたり、人にぶつかったりしたら……その度に、乳首だけでイくつもりなのか? 道の真ん中や使用人たちに見られながら、今みたいに喘ぐのか?」
「ぁっ、アァ! ロストさま、そこっ……ぐにぐにしないで、くださっ……ひぅ!」
俺にこんな目にあわされてるとも知らないで、その元凶の俺にすがるウェル。
涙目で、懇願するように俺を見つめてくる若草色の瞳。心の片隅でちり、と罪悪感が芽生えたが、それはかすかなもので、それよりもウェルのいやらしい痴態に対する支配欲の方が勝った。
「俺に指先で両方の乳首をぐにぐに揉まれてるだけで、ビクビクと腰を揺らして、ズボンの前を濡らして……こんな調子じゃあ人前に出られないだろう? 俺はお前のためを思って言ってるんだよ」
「ぁ、ああっ、ひぅ、んっ!」
「ほら、ウェル。これで分かっただろう? あれはお前のために必要なものなんだ」
「ひっ、ァ、わか、わかりました、わかりましたから、ロストさまっ……! つ、つけますから、お願いだから、手を、離してくださっ……」
「つけますから? それは違うだろう、ウェル」
「ァアぁあッ!」
ウェルの乳首の先端を、でこぴんをするように爪で弾く。勃ちあがった肉芽をピン!、とはじいた瞬間、ウェルが甲高い悲鳴をあげてのけぞった。
「つけます、じゃなくて、ウェルがつけたいと思ってくれなきゃ意味がないんだ。わかるだろ?」
「ひっ……! あ、だめ、ロストさまっ……おれ、今、乳首でイった、イったから、ぐにぐにしないでくださっ……!」
「ほら、ちゃんと言ってみてくれウェル」
「っあァ! つ、つけたいです、つけます、そのブラジャーつけたいです、ロストさまっ……!」
「……いい子だ」
途中、言っていて自分でも「いや、どういう理屈だよ?」と思わないでもなかったが、なんとかウェルから「ブラジャーをつけたい」と言質をとることに成功したぜ!
俺はウェルの乳首からそっと指を離す。
ウェルの乳首は先ほどよりも勃ちあがって、シャツ越しにその存在をびんびんに主張していた。シャツの布地を押し上げてぷっくりと勃ちあがっている肉芽の姿はなんとも言えずいやらしい。だが、ウェルはそんな自分の姿を隠す余裕すらないようで、ソファの背もたれにぐったりと身体を預け、はぁはぁと荒い呼吸を繰り返していた。
その呼吸がなんとかおさまるまでしばし待ってやってから、俺はウェルに声をかける。ウェルには、もしかしたら死刑宣告にも等しいものに聞こえるかもしれないが。
「落ち着いたか、ウェル?」
「は、はい……」
「じゃあ、落ち着いたなら早速つけてみよう。サイズが合わなかったら早く新しいものを用意しないといけないからな」
「…………はい」
諦めたように、ウェルは項垂れるように俯くと、シャツのボタンに指をかけ、一つ一つ外し始めた。……ウェルが俺の部屋で服を脱いでくれてる! くそ、俺にもっと権力とかがあれば、今日この日を「ウェルが俺の部屋で服を脱いで、強引に丸め込まれてブラジャーをつけさせられた日」とかの記念日にするのになぁー。……領民からさすがに暴動が起こるか。
そんなアホなことを考えている間に、ウェルはシャツを脱ぎ終わり、シャツをソファに丁寧に畳んでいた。
だが、ソファに置かれていたピンクと黒のレースのブラジャーを手に取ったところで、そのまま石化したかのように硬直していた。
「……っ……」
顔を真っ赤にして、ブラジャーを見つつ、だがやっぱり見つめ続けることができず視線を逸らし、いやでも……という感じでちらちらと視線をさ迷わせているウェル。その様子があんまりにもおもしろかわいすぎて、ずっと見ていようかとも思ったが、そんなわけにもいかない。仕方がない、俺が助け船を出してやるとしよう。
「貸してみろ、ウェル」
「あっ、ロスト様……」
「ほら、後ろを向け。俺がつけてやる」
ブラジャーをひったくるように手に取り、ウェルに後ろを向かせる。
……ウェルの背中、初めて見たな。冒険者上がりだからだろう、背中には切り付けられたような傷や、火傷で引き連れたような痕が残っている。だが、均整に筋肉のついたしなやかな背中は、それを差し引いてもきれいだった。大理石でできた彫刻を連想させる。
「ロスト様?」
「あ、ああ、すまん。ほら、手をあげてくれ」
「は、はい」
ウェルに声をかけられ、慌てて本来の目的を思い出す。両手を通し、肩ひもを肩にかけてから、後ろのホックを留めてやる。
ぱちり、と留め金が止まる音は、やけに室内に響いた。
「ほら、着けられたぞ。こっちを向いてみろ」
「……っ、……」
「ウェル?」
「は、はい……」
おずおずとソファの背もたれ側に向いていた身体を向き直し、俺と向かい合わせになるウェル。
それは、あまりにも卑猥な光景だった。
顔を真っ赤にしたウェルは、俺と目を合わせらずに若草色の瞳を所在なさげにさ迷わせている。
本来は両手で胸元を隠したいのだろうが、そんなわけにはいかないと分かってるのだろう。隠しても、俺が「よく見えないから手を下ろせ」って言うだけだし。持て余した両手を胸元の下で指を組ませているが、それが一層胸元を強調させていると気づいてないようだ。
そして、筋肉のついたしなやかな男の肉体を彩る、なんとも不釣り合いなピンクに黒の花柄レースのブラジャー。
男の身体には不似合いで滑稽な装飾品だ。だが、ウェルの泣き出しそうな表情と合わせると、それはこの上なく似合っているように見えるから不思議だ。
「ん……ピンクも意外と似合うな、ウェル。お前の目に合わせてライムグリーンとかでもいいかと思ったんだが」
「そ、そうですか……」
「で、着け心地はどうだ?」
「っ……む、胸にこのようなものを着けるのは初めてですので慣れない気がしますが……。けれど、確かに胸部がカバーされますので、これなら服にこすれても快楽を感じることはないかと思います」
「それなら良かった。よし、じゃあもう服を着ていいぞ」
「はい……」
ウェルは俺に許可を出された途端、そそくさと手早くシャツを着た。まぁ、そりゃそうか。俺が同じ立場なら、職場の上司にブラジャーを着用されてる姿をずっと見られているとか、羞恥で死ねるもんな。
「……あの、ロスト様」
「うん?」
「…………ありがとうございます、その……おれなんかに、ここまで気を遣って頂いて」
俺はウェルの言葉にびっくりして、ウェルの顔をまじまじと見つめてしまった。
「こんなおかしな症状が出始めたおれを、まだ護衛騎士として重用してくださるだけでなく……わざわざおれのために、色んなこと考え、用意してくださって、感謝しております」
「……いや、気にするなよ。お前は俺の大事な騎士だからな」
……やべぇ、罪悪感はんぱない……。
ウェルから見たら、俺、「おかしな症状が出はじめた護衛騎士のために、真面目に対処方法を考えてくれてるご主人様」ってことなんだもんなぁ。
だから、ウェルも真面目に感謝してくれてるわけだ。なるほどね~。……なるほどじゃないよ、さすがに俺の良心が耐えきれないわ!
でも、それはそれとして、堅物で遊びっ気がないポーカーフェイスなウェルが、実は服の下でブラジャーを着用しているのって素晴らしいと思ってる俺がいるんだ……。しかもそれを命令しているのが俺とか最高だなって思ってたりする。こんなクズな主人でごめんな、ウェル……。
今世でこんないい思いをした俺は、きっと来世では蝉の抜け殻とか、猫の抜けたヒゲとか、そんな存在に転生すること間違いなしだろうなぁ。
「あー……その、ウェル。今日は俺もちょっと意地の悪いことをしたな。すまない。もう今日はいいから、あとは部屋で休んでくれ」
「え? ですが……」
「大丈夫だ。俺はあとは父上から言われている領内の税の徴収率なんかをまとめるだけの、事務仕事しかないからな。自室にいるだけだから、もう護衛は充分だ」
「……わかりました。何かご用があればいつでもお申し付けください」
罪悪感もあるが、ウェルの体力はもうぎりぎりだろうといことを考え、部屋に戻ってもらうように伝える。
まぁ、父上から仕事を任されてるってのは本当だし、別に嘘じゃない。前世の知識があるから計算とか集計がある程度特異な俺に、父上はこういう経理的な仕事をよく回してくるのだ。
「……あの、ロスト様」
「ん、なんだ?」
「………いえ、なんでもありません」
最後、ウェルが部屋を出る直前、ドアのところで振り返ってから何かを言いたげにしていた。だが、結局何を言うこともなく、そのまま一礼をすると部屋から出て行ったのだった。
……なんだったんだろう? もしかして、「明日からお暇させていただけませんか?」とか言いたかったんじゃないだろうな!? うーん、やっぱり常時強制女装プレイは、いきなり段階をすっ飛ばしすぎたんだろうか。
「……あ、女装といえば、魔眼の能力解除をしてなかったな」
そういえば、すっかり忘れていたが、ウェルの乳首へ発生させていた「快楽発生」の魔眼を解除していなかった。
だが、おれの魔眼は「視界内に入っている人間の感覚を操る」というものだ。この部屋からウェルが出て視界内から外れたので、今頃は能力は切れているだろう。
だからこそ、「いつ来るか分からない快感に備えて、女性用のブラをつけて過ごさなければいけない」、「今、快感を感じているわけでもないのに、それに備えてブラをしていなければいけない」というシチュエーションが光るんだし!
ふふ、明日もウェルに会うのが楽しみだ。この書類仕事をやっつけたら、セバスチャンに頼んで、色やデザインの違う下着をもっと用意してもらおう。
さぁ、そうとなれば気合をいれてこの仕事を終わらせないとな!
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