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クルトワ
しおりを挟むテリーはテツオを伴い、再び二十階層へと駆け付けるが、既に悪魔ハーゲンティとシンプソンは居らず、三人の遺体が聖布の上に横たわっていた。
その傍らには、満身創痍のヴィルがへたり込んでいる。
「ヴィル…………」
「あ、ああ、テリーか…………」
亡くなったのは、ロビンソン、ベルトンゲン、そして、ランパードだった。
亡骸を目の当たりにし、テリーが膝から崩れ落ちる。
「間に合わず済まぬッ!」
「いや、お主の責任では無い」
「はっ!…………ヴィル、あの二人は?」
「話は後じゃ。いつまでもここに居続ける訳にはいくまい。戻るとしよう。彼等を運ぶのを手伝ってくれ」
「…………うむ」
————————
【凍てつく永劫】クランホーム・食堂
任務や遠征で不在の者を除き、ほぼ全団員が集められていた。
クラン実質ナンバー2であるクルトワ、そしてテリー、ヴィル、テツオ、セーラが並んでいる。
誰もが何事かと騒ぎ立てる中、食堂の片隅には、酒瓶に花が供えられていた。
皆が静まったのを確認し、クルトワが重い口を開く。
団員達に二十階層で起きた事の顛末が伝えられる。
【凍てつく永劫】クランマスターであるランパードと金等級団員ロビンソン、ベルトンゲンの訃報には、派閥問わず全団員に衝撃を与えた。
「ティム…………はどこ?」
殆どの団員達が椅子に座って黙って話を聞く中、一人壁際で立っていたアリスが無表情のまま呟く。
それを聞いたステラ、ナナリー、ロローネが、勢いよく椅子から立ち上がる。
「ティムさんは無事なんですかっ!」
他の団員達もこぞって騒ぎ始めた。
「落ち着くんだ、諸君!今、順を追って、話をしておる!」
クルトワは一つ溜息を吐いた後、再び話し始める。
「ティムはフィテッセを襲った悪魔を倒した後、逃げたシンプソンを追い、二十階層の更に奥へと潜っていった。
そうだな?ヴィル」
「…………そうじゃ」
老戦士は顔を渋らせ答えると、アリスは急ぎ食堂から出ていこうとする。
「どこへ行くつもりじゃ?」
「ティムを…………探す」
ヴィルの静止を振り切り、アリスは出て行ってしまった。
「ここは俺が」
「お願いします」
テツオはクルトワに耳打ちすると、アリスを追いかけるように食堂を出て行く。
廊下をもの凄い速度で走るアリスの尻を眺めながら、テツオは下半身に軽い疼きを感じていた。
こいつ、速度だけならリリィより速いかもしれないな。
だが、俺から逃げられる人間は存在しない。
【時間遅行】
先回りしてアリスの手首を掴み、空き部屋の中へ引っ張り込む。
彼女は俺の顔を見ると、腕を回転させ掴む手を振り解いた。
無表情のままだが、明らかに怒気が含まれている。
「…………誰?」
「何言ってんだ、アリス。俺だよ、俺俺」
「知らない。見た事も…………ない」
「やだなぁ、あんなに身体を求め合った仲じゃないか」
「近づくな」
テツオはアリスの頬を撫でようと手を伸ばしたが、彼女は素早く剣を抜き、手のひらを突き刺した。
ところが、次の瞬間、男の手はアリスの頬を撫でている。
確かに突き刺した筈なのに。
「強い女だ」
このままテツオとして誠実に向き合い、俺の女にするのも一興ではあるが、ティムへの想いが堅いのも事実。
仮面を使う方が手っ取り早いな。
なにより、仮面の力を確認したいのもある。
【同期】
テツオが顔を手で覆うと、仮面を模った魔法が発光する。
俺を見つめるアリスの視線が泳ぐ。
「ティム…………」
「テツオだ。人前では様を付けろ」
「テツオ…………さま」
「俺の事をどう思っている?」
「テツオ…………さま、…………好き」
「様が遅いなぁ。だが、思ったよりデータ移行の所要時間が短くて悪くない」
仮面をくれたリンツォイの説明を思い出す。
あの子は、この仮面で変身した間の記録を、所有者と同調させ、他者へすり込む事が出来ると言っていた。
つまり、ティムに変身中の俺と過ごした記憶を、ティムに抱いていた好意を、テツオとの記憶に都合良く擦り替えたのだ。
「アリス、ティムの事をどう思っている?」
「ん…………、ティムは…………幼馴染」
アリスは考えながら話しているようだ。
言葉を選んでいるのか、それとも、切り替わった記憶に感情がついていかないのか。
「それだけか?好きじゃないのか?」
「子供の時は、好きだった、と思う…………今は、テツオが…………好き」
アリスの真っ白な頬が少し赤みを帯びる。
彼女の後頭部に手を回し、引きつけるようにキスをした。
んん~っ!やはり、変身した身体では無く、自分の身体、自分の唇でキスする方がしっくりくるね!
いきなり舌をぶち込んで、口内を蹂躙しまくる。歯並びが綺麗でツルツルだ。
チュパチュパジュルジュルと大袈裟に音を立て、あえて下品なキスをする。
嫌がらないか、本当に俺の事が好きなのか確認したかったからだ。
だが、アリスは俺のする事を無抵抗で受け止めていた。
口の周りは唾液塗れになっている。
うむ、合格!
「お前の気持ち、確かに受け止めた。
お前を我がハーレムの一員に加えてやろう。
今後、俺の命令は絶対だ。分かったな?」
「…………うん」
俺を見つめたまま惚けているが、理解してくれたと捉えておこう。
————————再び、食堂
クルトワはテツオとアリスの到着を確認すると、団員に向け声高らかに宣言する。
「【凍てつく永劫】は、テツオ侯爵擁する【北の盾】の傘下に入る事となった」
突然の発表に大きなどよめきが起こる。
怒り出す者、席を立ち騒ぐ者、立ち去ろうとする者、拍手し喝采する者、食堂内は混沌と化した。
「皆の者、鎮まれ」
ある種のスキルなのか、然程大きくもないクルトワの発声が、食堂内に再び静寂を取り戻した。
「これは決定事項である。去る者は追わないが、詳細は説明させてもらおう。
クランマスターであるランパード氏が亡くなり、このクランは存続が極めて難しい状況となった。
こちらのテツオ侯爵は、危険地帯のスペシャリストである。
我々には、今、彼の力が必要なのだ。
テツオ侯爵のクランに所属できるメリットを少しでも理解出来る者は、このまま残留してもらいたい。
侯爵殿からも、一言宜しいですか?」
「え?」
横で立ってるだけでいいという話だったのに、突然話を振られ、団員達の視線を一斉に浴び、激しく狼狽する俺。
非常に面倒くさい。
そうだ!
ここで仮面の効果を発動させれば、ティムの活躍を俺の功績だと認識するんじゃないか。
実際の記録はギルドに登録されているが、今必要なのはあくまで団員達が持つティムへの記憶。
団員一人一人がティムをどう思っているかは知らないが、便利な機能を使わない手は無い。
【同期】
仮面に刻まれた記憶を刷り込ませる。
さて、どうなるか…………
「鬼殺し…………」
なんだ?鬼?
「ニースの鬼ベルトンゲンを一撃で屠ったあの…………」
「鬼殺しテツオ!」
「鬼殺し!」「テツオ!」
「鬼殺し!」「テツオォォォ!」
「俺はテツオについてくぜ!」「俺もだ!」
「鬼殺しテツオ!」
突如巻き起こる鬼殺しテツオコール。
沸き立つ団員達は次々と残留の意思を固めていく。
それ程までにベルトンゲンを退けた印象が強かったらしい。ちなみに俺は殺していない。
ティムはパンチを一発喰らっただけだし、ベルトンゲンは二十階層で勝手に死んだだけだ。
「侯爵殿、首尾は上々でございますね」
クルトワが髭を摩りながら、俺に耳打ちしてくる。
現金な男だ。ランパードが死んだとみるや、すぐにクランを乗っ取る方法を画策し、俺を担ぎ上げた。
俺の最優先事項はアリス獲得であり、次いで危険地帯攻略とその足掛かりとなる拠点の確保。
【凍てつく永劫】を傘下に入れた今、既に目標は達成している。
それに、この程度のクランなど、いつでもどうとでもなる。
クルトワは好きに泳がせておけばよい。邪魔なら排除するだけだ。
「あとは任せるぞ」
「承りました」
多くの団員が俺に注目している。
見渡すと、数人の女性達と目が合う。
ステラ、ロローネ、ナナリーの俺を見る目が、先程とは明らかに変わっている。
そうか、ふふふ、【同期】によって、彼女達の記憶も改変されたか…………
これは思った以上に便利な機能だな。
「さて、諸君に素晴らしいニュースがある!
デ・ブライネとルカクが戻ってきてくれた。拍手で迎えてくれ」
「うおおおおおおーッ!」
「【絶対零度】が戻ってきた!」
クルトワの指示を受け、セーラが二人の冒険者を入室させると、先程の鬼殺しコールを上回る歓声と拍手が巻き起こった。
アリスと故アザールが所属していたパーティ【絶対零度】の面々だ。
さてと、クルトワが演出してくれたこの騒ぎに乗じ、ここらで退室させていただくとするか。
俺は忙しい。
————————
食堂を出ていくテツオの背中を見ながら、ヴィルは追憶に耽る。
遡るごと、ニ刻(八時間)前。
あの時、何が起こったのか全く分からなかった。
膨大な魔力を解放したハーゲンティは脅威的で、自分が知る金等級冒険者がどんなに束になっても太刀打ち出来るものではなかった。
迸る閃光と激しい殺意により、全身が金縛りにあったかのように恐怖で凍り付き、身動き一つ出来ない。
光が収まり視力を取り戻すと、テツオが球体を握りしめた腕を掲げている。
周囲には肉片と血が飛び散っていた。
こんな一瞬で、こんなにあっさりと、憎き仇を倒してしまうとは!
悪魔が倒されたのに、未だ恐怖が身体にじっとりと絡みついている。
錯覚なのだろうか男の眼が赤く光った気がした。
私はこの男が恐ろしい…………
————ハーゲンティ撃破
女冒険者がテツオに近付き何か話している。二人の距離が遠すぎて内容は聞き取れない。
「その力、アルが惚れ込む訳だ」
「ジジイが聞いているかもしれん。他言無用だ」
「承知した、婿殿。
…………いや、これよりはお主を尊重し、主殿と呼ばせていただこう。
我の力、存分に生かすが良い」
なんだよ、急に態度を改め出して。
上目遣いも気持ち悪いな。
ティムの時のマスター呼びとどう違うのか分からないが、敬意を払ってくれるなら、それはそれでいいんだが。
「あ?ああ、そうしてくれ。
そんな事より、なぁ、この氷ぶっ壊せるか?」
「無論、容易い事だ」
通路を覆う程巨大な氷壁を前に即答する龍女。
即座に放たれた正拳突きは、いとも容易く氷塊を粉砕した。
細かな氷の結晶がキラキラと舞い散る光景に目を奪われてしまう。
…………なんて綺麗なんだろう。
危険地帯にいるにも関わらず、ふと気が緩んでしまう。
そう、気の緩みは命取りに繋がる。
氷に閉じ込められていた筈の武器商人シンプソンを見失ってしまう。
「ぬっ…………」
「まさか私を解放して下さるとは!誠に感謝申し上げます!お礼にシンプソンナイフによる特別な猛毒を差し上げましょう!」
ラズヴェンラズースの腹部にナイフが突き刺さっていた。
何処からかシンプソンの声が響く。見渡してみるが、姿形は見当たらない。
透明化する能力でも持っているのだろうか。
「ラズ!」
「何ら問題は無い。そもそも我に毒など効かぬ」
「刺されてんじゃねーかっ!」
「うむ、これしき防ぐ必要すら無い。ニンゲンで言うところの、虫に刺された程度というヤツだ」
ラズはケタケタと高笑いしている。
確かに、よく考えれば巨大な図体をしている竜が、俊敏に攻撃を回避する様子は想像し難い。
圧倒的な体皮の硬さと無尽蔵な生命力があればこそだが、目の前にいるのは、人間の女性なのだ。
腹筋が割れる程引き締まっているとはいえ、薄っぺらい腹にナイフが突き刺さっている光景は出来れば見たく無い。
「ラズ、人型の時は回避しろ」
「ぬっ?う、うむ。主殿がそう言うのであればやぶさかでは無い」
竜女は腹にナイフを刺したまま、もじもじしている。
急に聞き分け良くなったな。
とにかく分かってくれればそれでいい。
さてと、シンプソンの処遇をどうするかは既に考えてある。
その前に、ジジイは【睡眠魔法】で眠らせておく。
「おい、武器商人!お仕置きの時間だ」
【召喚】
魔法陣から一体の魔物が這い出してくる。
無数の長い触手がうねり、その中心には大きな目ん玉が付いている。
魔導生物ローパーが使い魔として召喚された。
「紹介しよう、ギョロ吉だ」
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