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稽古
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厳しい稽古で、俺の身体が悲鳴を上げている。
リリィはかなり強くなっていた。
エルフの国エルドールにて、戦士長アムロドから、直々に稽古をつけてもらった成果だろう。
そうだとしても、その成長性には驚かずにいられない。
こんなに強くなれるなら俺もアムロドに稽古をつけてもらいたい……とこだが、生憎男の、しかもイケメンに、上から目線で稽古をつけられるのは死んでも嫌だ。
負けそうになれば、つい魔法全開にして戦ってしまうまで予想できる。
それじゃ全く稽古にならない。
俺がこの世界で、身体能力や戦闘能力を上げるには、地道に訓練するしかない事を今までの経験で分かっている。
魔法で敵を倒しても、ちっともレベルは上がってくれない。
実際に身体を動かさなきゃ効果は出ないのだ。
「うーん、少しずつ良くなってきてるんだけど、基礎が出来てないからか、どうしても動きが荒っぽいというか隙があるのよね」
リリィが全てを台無しにする一言を放つ。
そんな事言ったって、素人なんだからしょうがないじゃないか。
「例えばだけど、私と戦えるギリギリまで力を出せないのかしら?
それなら、基礎を教えながら戦えると思うのだけど」
むぅ、一理ある。
魔法である程度身体能力を上げれば、リリィの動きについていけるかもしれない。
「分かった。
それでやってみよう。
そこで軽く素振りしてみてくれ」
軽くと言ったのに、リリィの腕から先が早過ぎて視認できない。
【風魔法】を纏ってみても全く見えないし、これだけでは恐らくリリィの動きにはついていけないだろう。
【時間遅行】を調節し、リリィの腕の動きが見えるくらいにする。
「見える、見えるぞ!
よし、これなら互角に稽古出来るかもしれない」
「じゃあ、行くわね!」
二束の青い長髪が、レーザービームの如く俺に向かって飛んでくる。
これは彼女の本気のスピードだ。
剣を構えリリィの剣撃を受け止める。
お、重い。
二人とも稽古用の木製剣を使っているのに、殺されるかと思う程の剣圧を感じた。
稽古……だよね?
いくつもの剣閃が、俺の隙を的確に狙ってくる。
なんて嫌らしい攻撃なんだ!
次から次へと捌くのに精一杯で防戦一方とは正にこの事。
「くぅっ!」
鍔迫り合いになり、リリィの緑の目と目が合うと、好戦的な笑みを浮かべている。
こいつ、楽しんでやがる!
その表情につい気を取られると、女聖騎士は剣を回転させ、視界から一瞬で消えたと思ったら脇腹に衝撃が走った。
腹、無くなったんじゃない?
「ううう……イテテ。
お前、戦闘中は攻撃的な性格になるんだな」
面倒だが、この世界にはSとかMって言葉が無いので、つい説明口調になってしまう。
「ふふふ、楽しくなっちゃった。
やっぱりテツオは凄いわ。
貴方は魔法で早く動くのに慣れてるから、目が凄くいいのよね。
剣技で辛うじて今は一本取れたけど、ほらっ」
リリィが不意に斬りかかってきたので、驚いて剣で弾く。
「あっ、あぶねーじゃねぇか!」
「ね。
もう急所を狙う一撃だって対応できる様になってるでしょ?」
可愛く舌を出すリリィ。
なんてこった。
稽古やん。
稽古になってるやん。
「防御が良くなってもな。
攻撃を当てないと敵は倒せない」
「二人のスピードが同じなんだったら、テツオだって私に当てれる筈よ。
特訓あるのみ、ね。
頑張りましょ」
「お、おう」
なんだ?
稽古は痛くて辛い印象しかなかったのに、楽しくなってきている?
なんとなく力が漲る気がしたので、自分を【解析】してみた。
テツオ
LV:34
HP:770
MP:2350000
うおっ!
さ、三十四ッ?
凄い上がってるし!
さっき襲ってきたドルドルとか言う熊くらいのレベルになってるやん!
あ、それでも体力はまだまだ千超えないのね……
というか、魔力に関してはもう突っ込む気にもならない。
相変わらず魔力量の上がり幅が、バグってるとしか思えない数値を叩き出した。
ついでにリリィのレベルも見ておくか。
スカーレット
年齢:16
LV:73
HP:2500
MP:340
むむ、他の男の手ほどきで、レベル七十超えちゃってるし。
俺の知らぬ間にこんなに強くなっちゃって。
お前は俺の女なのに。
……ふぅ、冷静になれ、俺。
こいつは俺の役に立つ為に、強くなろうとしたんだから。
「テツオ?」
リリィが不思議そうな顔をして俺を見ていた。
自分を【解析】している間、俺が白目を向いていて心配になったらしい。
ほんと冗談キツいぜ。
「ああ、続きをしよう。
宜しく頼む」
「あ……うん!
任せて!」
稽古を再開して四時間後、【北の盾】の先発隊がもうやってきた。
早いな。
せっかくなので、ここでしっかりとレベルを上げておきたい。
【時間遡行】
時間を何度も戻しながら、リリィとの稽古を繰り返す。
最初はすいすいとレベルが上がっていった。
レベル50はすぐだった。
ところが、途中我慢できなくなって何度かリリィを押し倒したのを抜かしても、【時間遡行】を十回超えた辺りで、レベルが上がりにくくなってきた。
一回時間を戻しただけじゃ、レベルが上がらない時もある。
かれこれ合計三十回は時間を戻しただろうか?
リリィは気付かないが、時間にして百五十時間ぶっ続けで稽古をしている。
日数に換算したら六日を超えてるじゃないか。
怖っ!
だが、これは俺にとっては、七日目の一部に過ぎず、十何日目とか野暮な事は言わないでいただきたい。
そして、そして、お陰様でレベルは、
テツオ
LV:60
HP:1050
MP:18000000
六十を超えさせていただきましたぁ!
体力がやたら低い気もするが、魔法使いタイプだし、念願の大台四桁にいったから、そこは目を瞑ろう。
それよりもだ。
魔力量が一千八百万て……
人間一人が保有出来る量なの?
ひたすら剣の稽古をしてるのに、魔力ばっかり上がるって何なんだ?
ま、まぁ、とにかくめっちゃ嬉しい。
これで堂々と金等級冒険者だと胸が張れそうだ。
どうして今までこのやり方をしなかったのか、疑問にすら思う。
そして、【時間遅行】をしなくても平常時リリィの素振りであれば視認できる様になった。
本気の素振りは相変わらず見えないので、これはもうレベルの概念など関係なく、リリィのスキルに依るものなのだろう。
流石は英雄。
俺にとってリリィは、いつまでも高い壁でいてもらわなくては困る。
さてと、そろそろ俺の成長をリリィに見せつけて、稽古を終えるとしよう。
「はぁっ!」
彼女の剣を受け流して回転し、そのまま胴に剣を寸止めする。
何度も繰り返しやられていた剣技だ。
「えっ?
一本取られた?」
「ありがとな。
リリィのお陰で強くなれた」
唖然としているリリィに、素直に感謝の気持ちを伝えた。
彼女は気の抜けた表情で微笑む。
「呆れたわ。
短期間でこんなに強くなるなんて。
やっぱり貴方って凄いのね」
決して短期間では無いんだが、褒められるのは素直に嬉しい。
「さてと、ひとまず稽古は終わりだ。
【北の盾】が来た様だ」
門でしばらく待っていると、リヤドとヴァーディ、カンテの三人が馬に乗ってやってきた。
彼らは着くなり、驚きを露わにしている。
驚くのも無理は無い。
門の前には、魔獣の死骸が多数散らばっていて、落とし穴はぎゅう詰めになっていたからだ。
なんで、こんなに魔獣が襲ってくるんだろうか?
とにかく、二段構えの門と罠を設置した事、それと集落には子供達だけが残っていた事を伝える。
すると、彼らもここにくる迄に、いくつか無人と化した集落を目撃していたらしい。
「魔獣の大量発生と無人化した集落。
これらはつい最近起こった事だろう」
「全ての答えは、森の中……か」
「厳しい任務になりそうですね」
「とりあえず団員が揃い次第、ここにベースキャンプを設営しよう」
三人の目が徐々に厳しい目付きへと変わっていく。
【北の盾】の団員達は、弱者が犠牲になるのを何よりも嫌う。
俺もすぐさま森攻略に向かいたいところではあるが、南の森も東の森同様、魔力を抑制または吸収しようとする性質の植物で覆われている。
今回は、【北の盾】の方々や、森攻略に参加したい一般冒険者の皆さんに先に探索していただき、ある程度目星がついてから参戦する予定だ。
南の森を上空から魔法攻撃で焼け野原にしたくても、拐われた大人達の事を考えればそれはやめておいた方がいいだろう。
それ以前に、実は稽古中、気分転換にこの森の木に向かって、【炎球】を撃ってみたんだが、びくともしなかった。
木一つ一つが、超高層マンションの様にとてつもなく巨大なのだ。
耐魔力効果が無かったとしても、この木を倒すにはかなりの手間となるだろう。
次に【探知】を試してみたが、今の俺が見れるのはせいぜい半径五十メートル程度の生命反応のみ。
こんな都会のビル群がそのまま森になったような広大な範囲は、とてもじゃないが何も見えない。
大陸を見渡す事が出来るエルメス様の【千里眼】なら何か視えるのだろうか?
何か助言が欲しいとこだな。
よし、エルドールに行こう!
リリィはかなり強くなっていた。
エルフの国エルドールにて、戦士長アムロドから、直々に稽古をつけてもらった成果だろう。
そうだとしても、その成長性には驚かずにいられない。
こんなに強くなれるなら俺もアムロドに稽古をつけてもらいたい……とこだが、生憎男の、しかもイケメンに、上から目線で稽古をつけられるのは死んでも嫌だ。
負けそうになれば、つい魔法全開にして戦ってしまうまで予想できる。
それじゃ全く稽古にならない。
俺がこの世界で、身体能力や戦闘能力を上げるには、地道に訓練するしかない事を今までの経験で分かっている。
魔法で敵を倒しても、ちっともレベルは上がってくれない。
実際に身体を動かさなきゃ効果は出ないのだ。
「うーん、少しずつ良くなってきてるんだけど、基礎が出来てないからか、どうしても動きが荒っぽいというか隙があるのよね」
リリィが全てを台無しにする一言を放つ。
そんな事言ったって、素人なんだからしょうがないじゃないか。
「例えばだけど、私と戦えるギリギリまで力を出せないのかしら?
それなら、基礎を教えながら戦えると思うのだけど」
むぅ、一理ある。
魔法である程度身体能力を上げれば、リリィの動きについていけるかもしれない。
「分かった。
それでやってみよう。
そこで軽く素振りしてみてくれ」
軽くと言ったのに、リリィの腕から先が早過ぎて視認できない。
【風魔法】を纏ってみても全く見えないし、これだけでは恐らくリリィの動きにはついていけないだろう。
【時間遅行】を調節し、リリィの腕の動きが見えるくらいにする。
「見える、見えるぞ!
よし、これなら互角に稽古出来るかもしれない」
「じゃあ、行くわね!」
二束の青い長髪が、レーザービームの如く俺に向かって飛んでくる。
これは彼女の本気のスピードだ。
剣を構えリリィの剣撃を受け止める。
お、重い。
二人とも稽古用の木製剣を使っているのに、殺されるかと思う程の剣圧を感じた。
稽古……だよね?
いくつもの剣閃が、俺の隙を的確に狙ってくる。
なんて嫌らしい攻撃なんだ!
次から次へと捌くのに精一杯で防戦一方とは正にこの事。
「くぅっ!」
鍔迫り合いになり、リリィの緑の目と目が合うと、好戦的な笑みを浮かべている。
こいつ、楽しんでやがる!
その表情につい気を取られると、女聖騎士は剣を回転させ、視界から一瞬で消えたと思ったら脇腹に衝撃が走った。
腹、無くなったんじゃない?
「ううう……イテテ。
お前、戦闘中は攻撃的な性格になるんだな」
面倒だが、この世界にはSとかMって言葉が無いので、つい説明口調になってしまう。
「ふふふ、楽しくなっちゃった。
やっぱりテツオは凄いわ。
貴方は魔法で早く動くのに慣れてるから、目が凄くいいのよね。
剣技で辛うじて今は一本取れたけど、ほらっ」
リリィが不意に斬りかかってきたので、驚いて剣で弾く。
「あっ、あぶねーじゃねぇか!」
「ね。
もう急所を狙う一撃だって対応できる様になってるでしょ?」
可愛く舌を出すリリィ。
なんてこった。
稽古やん。
稽古になってるやん。
「防御が良くなってもな。
攻撃を当てないと敵は倒せない」
「二人のスピードが同じなんだったら、テツオだって私に当てれる筈よ。
特訓あるのみ、ね。
頑張りましょ」
「お、おう」
なんだ?
稽古は痛くて辛い印象しかなかったのに、楽しくなってきている?
なんとなく力が漲る気がしたので、自分を【解析】してみた。
テツオ
LV:34
HP:770
MP:2350000
うおっ!
さ、三十四ッ?
凄い上がってるし!
さっき襲ってきたドルドルとか言う熊くらいのレベルになってるやん!
あ、それでも体力はまだまだ千超えないのね……
というか、魔力に関してはもう突っ込む気にもならない。
相変わらず魔力量の上がり幅が、バグってるとしか思えない数値を叩き出した。
ついでにリリィのレベルも見ておくか。
スカーレット
年齢:16
LV:73
HP:2500
MP:340
むむ、他の男の手ほどきで、レベル七十超えちゃってるし。
俺の知らぬ間にこんなに強くなっちゃって。
お前は俺の女なのに。
……ふぅ、冷静になれ、俺。
こいつは俺の役に立つ為に、強くなろうとしたんだから。
「テツオ?」
リリィが不思議そうな顔をして俺を見ていた。
自分を【解析】している間、俺が白目を向いていて心配になったらしい。
ほんと冗談キツいぜ。
「ああ、続きをしよう。
宜しく頼む」
「あ……うん!
任せて!」
稽古を再開して四時間後、【北の盾】の先発隊がもうやってきた。
早いな。
せっかくなので、ここでしっかりとレベルを上げておきたい。
【時間遡行】
時間を何度も戻しながら、リリィとの稽古を繰り返す。
最初はすいすいとレベルが上がっていった。
レベル50はすぐだった。
ところが、途中我慢できなくなって何度かリリィを押し倒したのを抜かしても、【時間遡行】を十回超えた辺りで、レベルが上がりにくくなってきた。
一回時間を戻しただけじゃ、レベルが上がらない時もある。
かれこれ合計三十回は時間を戻しただろうか?
リリィは気付かないが、時間にして百五十時間ぶっ続けで稽古をしている。
日数に換算したら六日を超えてるじゃないか。
怖っ!
だが、これは俺にとっては、七日目の一部に過ぎず、十何日目とか野暮な事は言わないでいただきたい。
そして、そして、お陰様でレベルは、
テツオ
LV:60
HP:1050
MP:18000000
六十を超えさせていただきましたぁ!
体力がやたら低い気もするが、魔法使いタイプだし、念願の大台四桁にいったから、そこは目を瞑ろう。
それよりもだ。
魔力量が一千八百万て……
人間一人が保有出来る量なの?
ひたすら剣の稽古をしてるのに、魔力ばっかり上がるって何なんだ?
ま、まぁ、とにかくめっちゃ嬉しい。
これで堂々と金等級冒険者だと胸が張れそうだ。
どうして今までこのやり方をしなかったのか、疑問にすら思う。
そして、【時間遅行】をしなくても平常時リリィの素振りであれば視認できる様になった。
本気の素振りは相変わらず見えないので、これはもうレベルの概念など関係なく、リリィのスキルに依るものなのだろう。
流石は英雄。
俺にとってリリィは、いつまでも高い壁でいてもらわなくては困る。
さてと、そろそろ俺の成長をリリィに見せつけて、稽古を終えるとしよう。
「はぁっ!」
彼女の剣を受け流して回転し、そのまま胴に剣を寸止めする。
何度も繰り返しやられていた剣技だ。
「えっ?
一本取られた?」
「ありがとな。
リリィのお陰で強くなれた」
唖然としているリリィに、素直に感謝の気持ちを伝えた。
彼女は気の抜けた表情で微笑む。
「呆れたわ。
短期間でこんなに強くなるなんて。
やっぱり貴方って凄いのね」
決して短期間では無いんだが、褒められるのは素直に嬉しい。
「さてと、ひとまず稽古は終わりだ。
【北の盾】が来た様だ」
門でしばらく待っていると、リヤドとヴァーディ、カンテの三人が馬に乗ってやってきた。
彼らは着くなり、驚きを露わにしている。
驚くのも無理は無い。
門の前には、魔獣の死骸が多数散らばっていて、落とし穴はぎゅう詰めになっていたからだ。
なんで、こんなに魔獣が襲ってくるんだろうか?
とにかく、二段構えの門と罠を設置した事、それと集落には子供達だけが残っていた事を伝える。
すると、彼らもここにくる迄に、いくつか無人と化した集落を目撃していたらしい。
「魔獣の大量発生と無人化した集落。
これらはつい最近起こった事だろう」
「全ての答えは、森の中……か」
「厳しい任務になりそうですね」
「とりあえず団員が揃い次第、ここにベースキャンプを設営しよう」
三人の目が徐々に厳しい目付きへと変わっていく。
【北の盾】の団員達は、弱者が犠牲になるのを何よりも嫌う。
俺もすぐさま森攻略に向かいたいところではあるが、南の森も東の森同様、魔力を抑制または吸収しようとする性質の植物で覆われている。
今回は、【北の盾】の方々や、森攻略に参加したい一般冒険者の皆さんに先に探索していただき、ある程度目星がついてから参戦する予定だ。
南の森を上空から魔法攻撃で焼け野原にしたくても、拐われた大人達の事を考えればそれはやめておいた方がいいだろう。
それ以前に、実は稽古中、気分転換にこの森の木に向かって、【炎球】を撃ってみたんだが、びくともしなかった。
木一つ一つが、超高層マンションの様にとてつもなく巨大なのだ。
耐魔力効果が無かったとしても、この木を倒すにはかなりの手間となるだろう。
次に【探知】を試してみたが、今の俺が見れるのはせいぜい半径五十メートル程度の生命反応のみ。
こんな都会のビル群がそのまま森になったような広大な範囲は、とてもじゃないが何も見えない。
大陸を見渡す事が出来るエルメス様の【千里眼】なら何か視えるのだろうか?
何か助言が欲しいとこだな。
よし、エルドールに行こう!
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