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タンタルの森②
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さてと、依頼は達成したがまだ余裕はあるな。
もうちょっと奥へ足を伸ばしてみよう。
危ないと思ったら戻ればいいしね。
池をぐるりと越えると、更に奥へと続く道がある。
日の光がもう届かないのか奥に行くにつれてどんどん暗くなっていく。
暗がりの中いきなり何に襲われるか分からない。
全身に【風の付与魔法】を纏う。
更に【火の付与魔法】を棒に付与する。
棒の周りに火が灯り、松明替わりに自分の周りを照らす。
棒自体が燃えるわけではないから、燃え尽きる事もなくずっと周囲を照らし続けている。
ふむ、これも便利だ。
同時にいくつも魔法を付与できる事が分かった。
不意にガサガサと音がすると、草むらから全身茶色くて角の生えた小鬼の様な生き物が飛び出した。
【解析】
コボルト
HP:100
MP:20
ボロい腰巻きだけのほぼ全裸に近い小鬼の正体はコボルトという。
生命力はキュアフラワーの軽く四倍だ。
「キシャー!」
不自然に後ろに回していた右手は刃物を隠し持っていたのか。
知能は低そうだ。
大袈裟な動きで襲いかかってくる。
スパッ!
「痛っ!」
突然足に痛みが走る!
木に隠れていたのか、背後から別のコボルトに刃物で切りつけられたようだ。
コンビプレーとかなんて狡猾な奴等だ。
「ギャッ!ギャッ!ギャッ!」
二匹のコボルトは右に左に飛び跳ねて喜んでいる。
不意討ちとはいえ風の障壁のお陰でかすり傷だ。
ふん、この程度の傷で喜びやがって。
「え?」
ドクン!と身体に衝撃が走り、ガクッと膝が折れる。
嗤うコボルトの持つ刃物を見ると、紫色の液体が塗ってあった。
毒を与えるのが目的か?
どうりで喜ぶわけだ。
どうやら俺はまたいっぱい食わされたみたいだ。
【時間遡行】
─────
同じ手は食らわない。
目の前にコボルトが現れる瞬間に合わせて【火球】発動。
コボルトに炸裂!
爆発した。
焦って後ろから飛びかかってきたコボルトに振り返る。
ナイフを振りかぶった腕にタイミングを合わせて、棒を叩き込むと、回転したままへし折れた腕がそのまま自分に向かい、ナイフが脳天に突き刺さる。
「グギャッ!」
毒は自分で味わってろ!
コボルトはボシューと煙を出し消え去った。
消えた跡に鈍く黒光りした石がある。
もしかしたら爆発物かも知れないと思い、用心して【解析】してみる。
——魔石——
ませき?
何だろうか。
もしや、貴重なドロップアイテムかも知れないぞ?
大事に【収納】しておいた。
うーむ。
もし時を戻す能力がなかったら、この森でもう二回死んでることになる。
森のあちこちに腐乱した屍や白骨があるのを見て、もしあれが自分だったらと想像しゾクリとした。
今までいかに平和な時代に生きていたのかを実感する。
コボルトと対峙する前はあれだけ余裕があったのに、今は奥へ進むのに恐怖を感じている。
お化け屋敷とかのアトラクションとは全然違う恐怖感。
本物の死体がいくつも転がってるこの薄暗い森は、本当に怖く感じる。
だが、その恐怖に比例するように逃げたくないという想い、そして自分の能力をもっと知りたいという好奇心が、さらに奥へと駆り立たせる。
こんな気持ちになるのは初めてだ。
やっぱりもう少し行ってみようか?
行くと決めた以上、不意討ちやトラップに用心しないと。
そういえば【探知】って魔法があったな。
これは何だろうか。
【探知】
目の前に一瞬魔法陣が出てすぐ消えたと思ったら、周囲の気配に敏感になった気がする。
目を閉じると森の中に存在する気配をより感じる。
これは生命力、魔力、何に反応しているのか分からないが確かに感じる。
確かめる為にここから一番近い反応に向かった。
川に横たわるなぎ倒されただけの大木を渡り更に奥へと進む。
不意に日光が差している開けた場所に出た。中央に神々しく光を浴びる存在がいる。
あれは【花】だ。
巨大な黒い花。2メートル以上はあるだろうか。
キラキラと光を反射させる様は美しくすら感じる。
1メートルはあるだろう大きい葉が何枚も連なり、トゲがついた触手のようなつるがうねうね蠢いている。
【探知】が一際強く反応していたのはあの花で間違いない。
植物にも【探知】は反応するのか。だがこいつはキュアフラワーではない。
キュアフラワーより全体的により太く凶悪なフォルムをしている。
こいつが周囲の木から養分を吸い取り枯れさせたせいで空間が出来、光が差し込んでいるのだろうか。
【解析】
ハイブラッドフラワー
HP:310
MP:90
今まで遭遇してきた奴等とは比べ物にならないくらいステータスが高いな。
近付きたくないしまずはキュアフラワーにオーバーキル気味だった【火球】を食らわせてみようか。
【火球】
火球が凄いスピードで花に飛んで行く。
すると大きい葉っぱが素早くバサッと庇うように花をガードする。
ボゴッ!ドォン!
衝突、そして爆発!煙が巻き上がる。
これ視界が塞がれるからあまり良くないな。
突如、煙から何かが飛び出してきた!
【火壁】
鋭いトゲの付いたつるが炎で創られた障壁に当たり次々と消滅する。
こんな事もあろうかと準備万端だ。
しかし、【火球】一発で倒せないとは。
大体、植物は火が弱点てのがセオリーじゃないのか?
煙が晴れて花が見えてくる。
数枚あった葉っぱが全て焼け落ちて、花だけになりグッタリしている。
勝負ありだな。だが、ここで嬉々として近付く今までの俺ではない。
【氷檻】
花を凍らせ拘束し動けないようにする。
土で固めたり風で縛り付けるよりも、氷の方が都合がいい。
真っ黒だった花びらがみるみる薄くなり灰色となるのを見て【氷魔法】を解く。
元々灰色だったのか、用心しながら灰色の花びらを覗くと赤い蜜が溢れだしている。
これも何かの材料なのかもしれないな。
——ハイブラッドの蜜——を入手した。
はぁ、緊張したー。
いきなり強そうだしなぁ。
ふと気配を感じ周囲を見渡すとコボルトが木の隙間からこちらを覗いている。
俺が弱ったところを襲うつもりだったのかとイラつき、手に力を込め魔方陣を展開させるとコボルトは蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
どうやら力量の差が分かったようだ。
森もようやく制覇間近だろうか。
もうちょっと奥へ足を伸ばしてみよう。
危ないと思ったら戻ればいいしね。
池をぐるりと越えると、更に奥へと続く道がある。
日の光がもう届かないのか奥に行くにつれてどんどん暗くなっていく。
暗がりの中いきなり何に襲われるか分からない。
全身に【風の付与魔法】を纏う。
更に【火の付与魔法】を棒に付与する。
棒の周りに火が灯り、松明替わりに自分の周りを照らす。
棒自体が燃えるわけではないから、燃え尽きる事もなくずっと周囲を照らし続けている。
ふむ、これも便利だ。
同時にいくつも魔法を付与できる事が分かった。
不意にガサガサと音がすると、草むらから全身茶色くて角の生えた小鬼の様な生き物が飛び出した。
【解析】
コボルト
HP:100
MP:20
ボロい腰巻きだけのほぼ全裸に近い小鬼の正体はコボルトという。
生命力はキュアフラワーの軽く四倍だ。
「キシャー!」
不自然に後ろに回していた右手は刃物を隠し持っていたのか。
知能は低そうだ。
大袈裟な動きで襲いかかってくる。
スパッ!
「痛っ!」
突然足に痛みが走る!
木に隠れていたのか、背後から別のコボルトに刃物で切りつけられたようだ。
コンビプレーとかなんて狡猾な奴等だ。
「ギャッ!ギャッ!ギャッ!」
二匹のコボルトは右に左に飛び跳ねて喜んでいる。
不意討ちとはいえ風の障壁のお陰でかすり傷だ。
ふん、この程度の傷で喜びやがって。
「え?」
ドクン!と身体に衝撃が走り、ガクッと膝が折れる。
嗤うコボルトの持つ刃物を見ると、紫色の液体が塗ってあった。
毒を与えるのが目的か?
どうりで喜ぶわけだ。
どうやら俺はまたいっぱい食わされたみたいだ。
【時間遡行】
─────
同じ手は食らわない。
目の前にコボルトが現れる瞬間に合わせて【火球】発動。
コボルトに炸裂!
爆発した。
焦って後ろから飛びかかってきたコボルトに振り返る。
ナイフを振りかぶった腕にタイミングを合わせて、棒を叩き込むと、回転したままへし折れた腕がそのまま自分に向かい、ナイフが脳天に突き刺さる。
「グギャッ!」
毒は自分で味わってろ!
コボルトはボシューと煙を出し消え去った。
消えた跡に鈍く黒光りした石がある。
もしかしたら爆発物かも知れないと思い、用心して【解析】してみる。
——魔石——
ませき?
何だろうか。
もしや、貴重なドロップアイテムかも知れないぞ?
大事に【収納】しておいた。
うーむ。
もし時を戻す能力がなかったら、この森でもう二回死んでることになる。
森のあちこちに腐乱した屍や白骨があるのを見て、もしあれが自分だったらと想像しゾクリとした。
今までいかに平和な時代に生きていたのかを実感する。
コボルトと対峙する前はあれだけ余裕があったのに、今は奥へ進むのに恐怖を感じている。
お化け屋敷とかのアトラクションとは全然違う恐怖感。
本物の死体がいくつも転がってるこの薄暗い森は、本当に怖く感じる。
だが、その恐怖に比例するように逃げたくないという想い、そして自分の能力をもっと知りたいという好奇心が、さらに奥へと駆り立たせる。
こんな気持ちになるのは初めてだ。
やっぱりもう少し行ってみようか?
行くと決めた以上、不意討ちやトラップに用心しないと。
そういえば【探知】って魔法があったな。
これは何だろうか。
【探知】
目の前に一瞬魔法陣が出てすぐ消えたと思ったら、周囲の気配に敏感になった気がする。
目を閉じると森の中に存在する気配をより感じる。
これは生命力、魔力、何に反応しているのか分からないが確かに感じる。
確かめる為にここから一番近い反応に向かった。
川に横たわるなぎ倒されただけの大木を渡り更に奥へと進む。
不意に日光が差している開けた場所に出た。中央に神々しく光を浴びる存在がいる。
あれは【花】だ。
巨大な黒い花。2メートル以上はあるだろうか。
キラキラと光を反射させる様は美しくすら感じる。
1メートルはあるだろう大きい葉が何枚も連なり、トゲがついた触手のようなつるがうねうね蠢いている。
【探知】が一際強く反応していたのはあの花で間違いない。
植物にも【探知】は反応するのか。だがこいつはキュアフラワーではない。
キュアフラワーより全体的により太く凶悪なフォルムをしている。
こいつが周囲の木から養分を吸い取り枯れさせたせいで空間が出来、光が差し込んでいるのだろうか。
【解析】
ハイブラッドフラワー
HP:310
MP:90
今まで遭遇してきた奴等とは比べ物にならないくらいステータスが高いな。
近付きたくないしまずはキュアフラワーにオーバーキル気味だった【火球】を食らわせてみようか。
【火球】
火球が凄いスピードで花に飛んで行く。
すると大きい葉っぱが素早くバサッと庇うように花をガードする。
ボゴッ!ドォン!
衝突、そして爆発!煙が巻き上がる。
これ視界が塞がれるからあまり良くないな。
突如、煙から何かが飛び出してきた!
【火壁】
鋭いトゲの付いたつるが炎で創られた障壁に当たり次々と消滅する。
こんな事もあろうかと準備万端だ。
しかし、【火球】一発で倒せないとは。
大体、植物は火が弱点てのがセオリーじゃないのか?
煙が晴れて花が見えてくる。
数枚あった葉っぱが全て焼け落ちて、花だけになりグッタリしている。
勝負ありだな。だが、ここで嬉々として近付く今までの俺ではない。
【氷檻】
花を凍らせ拘束し動けないようにする。
土で固めたり風で縛り付けるよりも、氷の方が都合がいい。
真っ黒だった花びらがみるみる薄くなり灰色となるのを見て【氷魔法】を解く。
元々灰色だったのか、用心しながら灰色の花びらを覗くと赤い蜜が溢れだしている。
これも何かの材料なのかもしれないな。
——ハイブラッドの蜜——を入手した。
はぁ、緊張したー。
いきなり強そうだしなぁ。
ふと気配を感じ周囲を見渡すとコボルトが木の隙間からこちらを覗いている。
俺が弱ったところを襲うつもりだったのかとイラつき、手に力を込め魔方陣を展開させるとコボルトは蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
どうやら力量の差が分かったようだ。
森もようやく制覇間近だろうか。
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