王城の廊下で浮気を発見した結果、侍女の私に溺愛が待ってました
上級侍女のシンシア・ハート伯爵令嬢は、婿入り予定の婚約者が就職浪人を続けている為に婚姻を先延ばしにしていた。
「彼にもプライドというものがあるから」物わかりのいい顔をして三年。すっかり職場では次代のお局様扱いを受けるようになってしまった。
この春、ついに婚約者が王城内で仕事を得ることができたので、これで結婚が本格的に進むと思ったが、本人が話し合いの席に来ない。
仕方がなしに婚約者のいる区画へと足を運んだシンシアは、途中の廊下の隅で婚約者が愛らしい令嬢とくちづけを交わしている所に出くわしてしまったのだった。
そんな窮地から救ってくれたのは、王弟で王国最強と謳われる白竜騎士団の騎士団長だった。
「私の名を、貴女への求婚者名簿の一番上へ記す栄誉を与えて欲しい」
「彼にもプライドというものがあるから」物わかりのいい顔をして三年。すっかり職場では次代のお局様扱いを受けるようになってしまった。
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「私の名を、貴女への求婚者名簿の一番上へ記す栄誉を与えて欲しい」
表紙イラスト:ギルバート@小説垢様(@Gillbert1914)より戴きました。
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はぁ〜、久々に王道の様なお話を堪能させて頂きました✨
最近色々と不調だったのですが、読んだらスッキリ‼️
ウザかった気持ちが吹き飛びました☺️
ありがとうございます😭
次回作を楽しみしていますね🎵
青柳 ういろさん、こんばんはですー
王道、いいですよねー✨
心の平安のお役に立てたなら嬉しいです🎶
次回作も面白かったといって貰えるように
頑張りますねー!!
感想ありがとうございました💖
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