上 下
4 / 16

4.

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢は所詮悪役令嬢

白雪の雫
ファンタジー
「アネット=アンダーソン!貴女の私に対する仕打ちは到底許されるものではありません!殿下、どうかあの平民の女に頭を下げるように言って下さいませ!」 魔力に秀でているという理由で聖女に選ばれてしまったアネットは、平民であるにも関わらず公爵令嬢にして王太子殿下の婚約者である自分を階段から突き落とそうとしただの、冬の池に突き落として凍死させようとしただの、魔物を操って殺そうとしただの──・・・。 リリスが言っている事は全て彼女達による自作自演だ。というより、ゲームの中でリリスがヒロインであるアネットに対して行っていた所業である。 愛しいリリスに縋られたものだから男としての株を上げたい王太子は、アネットが無実だと分かった上で彼女を断罪しようとするのだが、そこに父親である国王と教皇、そして聖女の夫がやって来る──・・・。 悪役令嬢がいい子ちゃん、ヒロインが脳内お花畑のビッチヒドインで『ざまぁ』されるのが多いので、逆にしたらどうなるのか?という思い付きで浮かんだ話です。

文字が汚い妹は自業自得でざまぁ処刑。だから言ったのに。文字が汚いと聖女は務まらないと。婚約破棄追放しておいて今更助けてくれ?もう遅いざまあw

甘いからあげ
ファンタジー
「エリザベータ、貴女の書く文字汚いのよ。 まるで貴女の性格そのものね。 性格が汚いと文字まで汚くなるのかしら。 可愛いからって美しいからって、それだけでこれからも生きていくつもりかしら」  「あらお姉様、エリザベータは誰よりも美しくて可愛くて綺麗だから、文字ぐらい汚くてもいいわよ。 それに、エリザベータの文字は努力で綺麗にする事もできるけれど、 お姉様の汚い醜い容姿は変えられないのだもの。 お姉様が死んだらどうかしら。 お姉様のせいで、私までブスだの醜いだの言われてるのよ。 迷惑なのよ。今すぐ死んでよお姉様」  「はぁー!?!?」  「レオノーラ!!お前のように容姿の汚い醜いブス聖女には婚約破棄を告げてやる!!」  「俺様は真実の愛に目覚めたんだ!!」  「いいか!!驚かないで聴けよ!!俺様は!!お前の妹のエリザベータを愛しているんだ!! お前のようにブス聖女と違って!!エリザベータは誰よりも美しいし可愛い!! 文字が汚いのは努力で変えられる!! それに比べてお前はどうだ!! お前のその汚い醜い容姿はどうしても変えようがないぞ!!」  「はぁ?」  「お姉様よりエリザベータの方が可愛くて美しくて綺麗で聖女としての実力も上なんだから、 エリザベータが真の聖女よ。 アルトゥールの妃にもエリザベータの方が相応しいわ」  「殿下、婚約破棄は慰謝料さえ払えば受けれいてあげるわ。 けれど、後悔する事になるわよ。 後から”助けてくれ!!俺様が悪かった!!戻って来てくれ!!”と言っても、 助けませんよ」  「ふん!!お前のように醜いブス聖女に助けを求める事などありえん!! 聖女としての実力もエリザベータの方が上だ!! 大体!!文字が汚くても聖女はできる!! 聖女としての仕事に文字の綺麗汚いなんて関係ない!!」  「アルトゥール!!何故かってに聖女レオノーラと婚約破棄をし、 しかも追放までしたのだ!!」  「いくら実の息子といえども、何のお咎めも無しというわけにはいかんぞ!!」  「あら、文字が汚くても聖女の仕事に関係ないと言ったのは誰だったかしら。 だから言ったのに」  「今更助けてくれと言われても、私を追放したのは貴方達よ。 助けるわけないわよね。ざまぁ(笑)」

聖女追放。

友坂 悠
ファンタジー
「わたくしはここに宣言いたします。神の名の下に、このマリアンヌ・フェルミナスに与えられていた聖女の称号を剥奪することを」 この世界には昔から聖女というものが在った。 それはただ聖人の女性版というわけでもなく、魔女と対を成すものでも、ましてやただの聖なる人の母でもなければ癒しを与えるだけの治癒師でもない。 世界の危機に現れるという救世主。 過去、何度も世界を救ったと言われる伝説の少女。 彼女こそ女神の生まれ変わりに違いないと、そう人々から目されたそんな女性。 それが、「聖女」と呼ばれていた存在だった。 皇太子の婚約者でありながら、姉クラウディアにもジーク皇太子にも疎まれた結果、聖女マリアンヌは正教会より聖女位を剥奪され追放された。 喉を潰され魔力を封じられ断罪の場に晒されたマリアンヌ。 そのまま野獣の森に捨てられますが…… 野獣に襲われてすんでのところでその魔力を解放した聖女マリアンヌ。 そこで出会ったマキナという少年が実は魔王の生まれ変わりである事を知ります。 神は、欲に塗れた人には恐怖を持って相対す、そういう考えから魔王の復活を目論んでいました。 それに対して異議を唱える聖女マリアンヌ。 なんとかマキナが魔王として覚醒してしまう事を阻止しようとします。 聖都を離れ生活する2人でしたが、マキナが彼女に依存しすぎている事を問題視するマリアンヌ。 それをなんとかする為に、魔物退治のパーティーに参加することに。 自分が人の役にたてば、周りの人から認めてもらえる。 マキナにはそういった経験が必要だとの思いから無理矢理彼を参加させますが。

藤壺の女御に転生したので光源氏をフルボッコにする

白雪の雫
ファンタジー
時は桐壺帝の御代。 先帝の皇女として生を受けた幼い女四の宮は前世の記憶を取り戻す。 元女子プロレスラーだったクリムゾン一花(リングネーム。本名は藤沢 愛美)という日本人として生きていた前世を。 「え~っと・・・今の時代の帝は桐壺帝だっけ?で、私は先帝の四女・・・。つー事は私って後の藤壺!?」 桐壺の更衣の代わりとして入内して光源氏と密通。結果、冷泉帝を産んじゃうあの藤壺の女御に生まれ変わっている事に気が付いた愛美は蒼褪める。 マザコンを拗らせて藤壺に対する想いを募らせてしまった光源氏は、彼女の身代わりとなる女性を求めて数多の女性を渡り歩くのだ。 (光源氏のせいで不幸になった人って確か・・・六条の御息所、葵の上、朧月夜。そして何と言っても最大の被害者は紫の上と朱雀帝、弘徽殿大后、女三の宮、柏木、頭中将だよな) 某少女漫画で源氏物語のストーリーを知った愛美こと女四の宮は、自分ひいては彼女達の身に起こる悲劇を回避するべくこれから取るべき行動を考える。 ・桐壺帝への入内が避けられないとしたら、光源氏が成人してから入内すればいい ・六条の御息所に光源氏を相手にしないようにと訴える ・物語では紫の上と呼ばれる事になる少女を養女として引き取って将来有望な公達の元に嫁がせる ・光源氏の魔の手から右大臣家の六の君こと朧月夜を守りつつ東宮の女御として入内させる ・六条の御息所の娘である斎宮を朱雀院の女御として入内させる ・朱雀帝と異母妹の娘である女三の宮を不思議ちゃんではなく立派な淑女にする やるべき事は色々あると思うけど、まずは男から身を護る術を身に付ける事が最優先だ。 だが、平安時代の女性は家に閉じ籠っているのが通常運転である。 どうすれば光源氏に弄ばれる女達を護れるのだろうか? (そうだ!劉備の奥方となった孫夫人は武芸の誉れが高かったはず。それに神功皇后!!) 彼女達に憧れていると訴えたら母后と女房達も自分が身体を鍛えたり、武術を身に付ける事に対して文句など言わないだろう。 本当は女の敵である光源氏をフルボッコにする為に鍛錬をしていたのだが、孫夫人と神功皇后を前面に出した事により女四の宮の行動は称賛され、やがて都の女性達を強くしていく。 深く考えた話ではないので設定はゆるふわ、源氏物語に出てくる女性達が藤壺に感化されてプロレス技や柔道、空手や某暗殺拳で光源氏を撃退してしまうという実にご都合主義です。 昔読んでいた某少女漫画を最近になってスマホで読んだ事で思い付いた話です。

悪役令嬢のいない乙女ゲームに転生しました

かぜかおる
ファンタジー
悪役令嬢のいない乙女ゲームに転生しました!しかもサポートキャラ!! 特等席で恋愛模様を眺められると喜んだものの・・・ なろうでも公開中

醜い私を救ってくれたのはモフモフでした ~聖女の結界が消えたと、婚約破棄した公爵が後悔してももう遅い。私は他国で王子から溺愛されます~

上下左右
恋愛
 聖女クレアは泣きボクロのせいで、婚約者の公爵から醜女扱いされていた。だが彼女には唯一の心の支えがいた。愛犬のハクである。  だがある日、ハクが公爵に殺されてしまう。そんな彼女に追い打ちをかけるように、「醜い貴様との婚約を破棄する」と宣言され、新しい婚約者としてサーシャを紹介される。  サーシャはクレアと同じく異世界からの転生者で、この世界が乙女ゲームだと知っていた。ゲームの知識を利用して、悪役令嬢となるはずだったクレアから聖女の立場を奪いに来たのである。  絶望するクレアだったが、彼女の前にハクの生まれ変わりを名乗る他国の王子が現れる。そこからハクに溺愛される日々を過ごすのだった。  一方、クレアを失った王国は結界の力を失い、魔物の被害にあう。その責任を追求され、公爵はクレアを失ったことを後悔するのだった。  本物語は、不幸な聖女が、前世の知識で逆転劇を果たし、モフモフ王子から溺愛されながらハッピーエンドを迎えるまでの物語である。

公爵令嬢は薬師を目指す~悪役令嬢ってなんですの?~【短編版】

ゆうの
ファンタジー
 公爵令嬢、ミネルヴァ・メディシスは時折夢に見る。「治癒の神力を授かることができなかった落ちこぼれのミネルヴァ・メディシス」が、婚約者である第一王子殿下と恋に落ちた男爵令嬢に毒を盛り、断罪される夢を。  ――しかし、夢から覚めたミネルヴァは、そのたびに、思うのだ。「医者の家系《メディシス》に生まれた自分がよりによって誰かに毒を盛るなんて真似をするはずがないのに」と。  これは、「治癒の神力」を授かれなかったミネルヴァが、それでもメディシスの人間たろうと努力した、その先の話。 ※ 様子見で(一応)短編として投稿します。反響次第では長編化しようかと(「その後」を含めて書きたいエピソードは山ほどある)。

乙女ゲームの世界へ転生!ヒロインの私は当然王子様に決めた!!で?その王子様は何処???

ラララキヲ
ファンタジー
 乙女ゲームの世界のヒロインに転生していると気付いた『リザリア』。  前世を思い出したその日から、最推しの王子と結ばれるべく頑張った。乙女ゲームの舞台である学園に入学し、さぁ大好きな王子様と遂に出会いを果たす……っ!となった時、その相手の王子様が居ない?!?  その王子も実は…………  さぁリザリアは困った!! ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇ご都合展開。矛盾もあるかも。 ◇【恋愛】もあるよ! ◇なろうにも上げる予定です。

処理中です...