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むせび泣くルシール~エイベル視点~
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目をつぶって、秘部に顔を近づけた。
「見えなくても、分かるからね」
女の匂いを頼りに、れろっと裂け目の辺りを舐める。
ひぃいいという声が聞こえたけど、かまうものか。ロープをずらすと、結び目がさらに敏感な部分を擦ったようだ。
拘束され、吊り下げられた体がビクッと揺れた。僕は目を閉じたまま、匂いと勘を頼りに可愛く尖った蕾を見つけだす。
執拗に舌で弄んでやる。
「大きく膨らんでいる。勃起させて、いやらしい子だね、ルシールは」
ルシールがグスッと鼻を啜っている。泣いているんだね。可哀そうに。
彼女は細身なのに、襞は肉厚でふっくらしているんだ。だからクリトリスは奥に引っ込みがち。真面目なルシール、そこでオナニーなんてしたこともないのだろう。
そんな奥ゆかしい蕾を僕に摘まれ、引っ張りだされ、甘皮を剥くようにいじくりたおされたものだから、刺激をさぞ強く感じるだろうね。
優しくするよ。でも最初だけだよ。
「へえぇふしーぃいふほうしへこうしゃへてるかはかる?」
舌を蜜のたっぷり詰まった穴に差し入れながら言ったものだから、不明瞭な言葉になってしまった。
僕は顔を離して目を開け、立ちあがる。吊るされたルシールの目の前で、わざと愛液だらけの口の周りを舐め、彼女にもう一度聞いた。
「ねえ、ルシール、どうしてこうされているか分かる?」
ルシールはふるふる首を振った。
僕は笑みを大きくした。
「君が僕と別れようとするからだよ」
「だって、エイベル君が──あっ」
また言い訳をしようとするから、乳首を摘まんでやった。
「別れないよね?」
「うくっ……」
さらに引っ張った。
「僕とルシールはずっと一緒だよね」
「ひっあぁあぁんつ」
両方スリスリしてやったものだから、返事もできないくらいよがっている。涙をこぼしながら腰を揺すっているルシール。
ばかだね。そんなことしたら、オッパイが揺れてよけい僕の頭をおかしくするんだよ。
たまらなくなって硬い先端にむしゃぶりつくと、ルシールは甘い嬌声を上げながら腰を揺すり、あられもなく乱れまくる。
なんだ、気持ちいいんじゃないか。僕は嬉しくなってさらに尖端に強く吸い付いた。
あの真面目な委員長が身を捩り、悶えくるってもがいているのがそそるんだ。
僕は満足するまで乳首をしゃぶり倒したあと、チュポンと唇を離した。
せっかく綺麗に編み込んでいた髪はほどけて、白い肩にアッシュブルーの絹糸が散っている。
やっぱりだ。
ああ、やっぱりルシールは綺麗だな。蜘蛛の巣に囚われた蝶みたい。
見とれている僕に、ルシールは喘ぎながら必死で何か訴えようとしている。
なんだろう、縛られるのは嫌なのかな? すごく綺麗なのにな。
僕はしかたなく彼女の体を弄るのをやめ、少しルシールから離れた。
「なに? 何が言いたいの?」
「──だもん」
「え?」
「独り占めしたくなっちゃうもん、私のことだけ好きでいてほしいんだもん」
涙をこぼしながら顔を背けるルシールに、僕は息を呑んだ。
「一緒にいても、皆のことが好きなエイベル君じゃ、わたし多分焼きもち妬いちゃうの。だから別れなきゃって──くっぁああああん」
プスッと秘密の薔薇の中心に指を入れ、彼女を黙らせた。ちょっと静かにしてくれる?
僕はその隙に混乱する頭で考える。やがて、一つの結論にたどり着いた。
「もしかして君、僕のこと好きなの?」
ひんひん泣きながらも、ルシールは冬の空のような瞳に涙をいっぱい湛えつつ、僕を睨みつけてきた。
「そう言っているでしょ! でも貴方の好きとは違うの。特別にエイベル君が大好きなの──っ」
その言葉を聞いた瞬間、僕は彼女の尻を掴んで引き寄せていた。
震える片手で前を寛げ、燕尾服のズボンを下げる。頭に血が上り、全身もわなわな震えていた。
くそ、僕の股間はパンパンに膨らんで、なかなか外に出せない。もどかしかった。
僕は、ルシールの秘部を丸見えにしている二重のロープをさらに広げ、厚めの襞を大きく開かせた。
性急に彼女が欲しかった。
苦しい、死んでしまう、早く!
ようやく彼女の温かい肉の壁に己の分身をこすりつけて、噛みつくように彼女の耳に囁く。
「僕も好きだ! 君のことが特別に好きだ。愛している。他のやつらなんて知らない、君だけいればいい」
そうして、彼女の中に先端を埋め込んでいた。痛いだろか、物理的に痛いのは可哀そうだからできない。
でもたぶん今挿れないと、僕は狂って死んでしまうだろう。
僕の躊躇いを見抜いたのだろうか。
「挿れて……お願い、自分のことだけ考えて」
ルシールに言われて、僕は彼女の尻を引き寄せながら、彼女の濡れ濡れの秘部内へ、さらに亀頭を進ませた。
「見えなくても、分かるからね」
女の匂いを頼りに、れろっと裂け目の辺りを舐める。
ひぃいいという声が聞こえたけど、かまうものか。ロープをずらすと、結び目がさらに敏感な部分を擦ったようだ。
拘束され、吊り下げられた体がビクッと揺れた。僕は目を閉じたまま、匂いと勘を頼りに可愛く尖った蕾を見つけだす。
執拗に舌で弄んでやる。
「大きく膨らんでいる。勃起させて、いやらしい子だね、ルシールは」
ルシールがグスッと鼻を啜っている。泣いているんだね。可哀そうに。
彼女は細身なのに、襞は肉厚でふっくらしているんだ。だからクリトリスは奥に引っ込みがち。真面目なルシール、そこでオナニーなんてしたこともないのだろう。
そんな奥ゆかしい蕾を僕に摘まれ、引っ張りだされ、甘皮を剥くようにいじくりたおされたものだから、刺激をさぞ強く感じるだろうね。
優しくするよ。でも最初だけだよ。
「へえぇふしーぃいふほうしへこうしゃへてるかはかる?」
舌を蜜のたっぷり詰まった穴に差し入れながら言ったものだから、不明瞭な言葉になってしまった。
僕は顔を離して目を開け、立ちあがる。吊るされたルシールの目の前で、わざと愛液だらけの口の周りを舐め、彼女にもう一度聞いた。
「ねえ、ルシール、どうしてこうされているか分かる?」
ルシールはふるふる首を振った。
僕は笑みを大きくした。
「君が僕と別れようとするからだよ」
「だって、エイベル君が──あっ」
また言い訳をしようとするから、乳首を摘まんでやった。
「別れないよね?」
「うくっ……」
さらに引っ張った。
「僕とルシールはずっと一緒だよね」
「ひっあぁあぁんつ」
両方スリスリしてやったものだから、返事もできないくらいよがっている。涙をこぼしながら腰を揺すっているルシール。
ばかだね。そんなことしたら、オッパイが揺れてよけい僕の頭をおかしくするんだよ。
たまらなくなって硬い先端にむしゃぶりつくと、ルシールは甘い嬌声を上げながら腰を揺すり、あられもなく乱れまくる。
なんだ、気持ちいいんじゃないか。僕は嬉しくなってさらに尖端に強く吸い付いた。
あの真面目な委員長が身を捩り、悶えくるってもがいているのがそそるんだ。
僕は満足するまで乳首をしゃぶり倒したあと、チュポンと唇を離した。
せっかく綺麗に編み込んでいた髪はほどけて、白い肩にアッシュブルーの絹糸が散っている。
やっぱりだ。
ああ、やっぱりルシールは綺麗だな。蜘蛛の巣に囚われた蝶みたい。
見とれている僕に、ルシールは喘ぎながら必死で何か訴えようとしている。
なんだろう、縛られるのは嫌なのかな? すごく綺麗なのにな。
僕はしかたなく彼女の体を弄るのをやめ、少しルシールから離れた。
「なに? 何が言いたいの?」
「──だもん」
「え?」
「独り占めしたくなっちゃうもん、私のことだけ好きでいてほしいんだもん」
涙をこぼしながら顔を背けるルシールに、僕は息を呑んだ。
「一緒にいても、皆のことが好きなエイベル君じゃ、わたし多分焼きもち妬いちゃうの。だから別れなきゃって──くっぁああああん」
プスッと秘密の薔薇の中心に指を入れ、彼女を黙らせた。ちょっと静かにしてくれる?
僕はその隙に混乱する頭で考える。やがて、一つの結論にたどり着いた。
「もしかして君、僕のこと好きなの?」
ひんひん泣きながらも、ルシールは冬の空のような瞳に涙をいっぱい湛えつつ、僕を睨みつけてきた。
「そう言っているでしょ! でも貴方の好きとは違うの。特別にエイベル君が大好きなの──っ」
その言葉を聞いた瞬間、僕は彼女の尻を掴んで引き寄せていた。
震える片手で前を寛げ、燕尾服のズボンを下げる。頭に血が上り、全身もわなわな震えていた。
くそ、僕の股間はパンパンに膨らんで、なかなか外に出せない。もどかしかった。
僕は、ルシールの秘部を丸見えにしている二重のロープをさらに広げ、厚めの襞を大きく開かせた。
性急に彼女が欲しかった。
苦しい、死んでしまう、早く!
ようやく彼女の温かい肉の壁に己の分身をこすりつけて、噛みつくように彼女の耳に囁く。
「僕も好きだ! 君のことが特別に好きだ。愛している。他のやつらなんて知らない、君だけいればいい」
そうして、彼女の中に先端を埋め込んでいた。痛いだろか、物理的に痛いのは可哀そうだからできない。
でもたぶん今挿れないと、僕は狂って死んでしまうだろう。
僕の躊躇いを見抜いたのだろうか。
「挿れて……お願い、自分のことだけ考えて」
ルシールに言われて、僕は彼女の尻を引き寄せながら、彼女の濡れ濡れの秘部内へ、さらに亀頭を進ませた。
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