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びょるるるるるる
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ジョセフィーナは船内での素股経験により、どうやら男性器は擦ると気持ちいいらしい、ということに気づいていた。
盥で局部を洗わされていた時、フェルナンドは苦しそうな顔をしていた。そう、ちょうど今のような顔だ。それであの時は苦痛なのかと思った。
だがガチガチに怒張して立ち上がり、青筋を立てて怒っているように見えた船長のフェルナンドを、結局は股の間に擦り付けてきたのだ。
苦しそうに見えたのは、襲い掛かる快楽に耐えていたからに他ならない。
それはきっと、なだめて欲しかったから。そう結論を導き出したジョセフィーナだった。
今はそれがよく分かる。フェルナンドに、快感を与えられたから。
ジョセフィーナは縛られた手首を駆使し、必死でフェルナンドの固い肉の竿をこすってあげた。摩擦で温めてやるように。
ただ、既にものすごく熱い。これ以上温めていいのだろうか……。
ぐぅっ……という、うめき声に驚いた。視線を股間の船長から船長の顔に上げると、やはり、額を汗びっしょりにして目を閉じ、真っ赤な顔で耐えている。
……どうしましょう、やっぱり苦痛だったのかしら。それとも、何かやり方を間違っているのかしら。
「ごご、ごめんなさい、わたくし、船長を気持ちよくしたくて……」
「フェルナンドだ」
イラついたような掠れた低い声に、ひっと息を吸い込んで身をすくめるジョセフィーナである。
「ジョセフ──いや、ジョセフィーナ、名前を呼んで」
彼の額からの汗が顎に到達し、ぽたりと落ちる。こんなに苦しそうな顔、見たことがない。
粗い息とともに固く瞑っていた瞼が開いた。その茶色い瞳は、どろっと濁った色をしていた。
「フェルナンド?」
「それでいい、もっと強く握って」
では、やはり痛くないのだろうか。すこし強めに肉棒を握って擦りあげた。
「あっ……あぁああぐっ……あぐっ」
さらに苦しげにうめいた。えぇ、大丈夫かしら? 楽にしてあげたいのに……。
「頼む、口で──」
一瞬その濁った瞳に、理性の光が見えた気がした。しかしその目がジョセフィーナの乱れたナイトドレスの胸元にいくと、すぐにまた紗がかかったようになった。
「口で、俺のちんち──男性器を咥えてくれ」
「く、咥える?」
小首をかしげると、くっそ可愛いっっという囁き声が、彼の唇から漏れる。
「フェルナンドの船長をですか?」
「ぐぐっ、そうだ、俺の船長をフェラナンドしてほしい。そうすればもっと気持ちいいから」
ジョセフィーナの顔がパッと輝いた。まだ船乗り用語にはよく分からないものがあるが、とにかく咥えれば楽になるということか。
「がってんでゲス!」
※
ゲス……とガックリして呻いたフェルナンドだが、しゅぽっと股間に食いつかれて、ジョセフィーナの言葉遣いどころではなくなった。
なんのためらいもなく口に含んだぞ、この小娘。いや、公爵令嬢。
おかしいな、高貴な女性に対して、すごく酷いことを命じたのに。
理性ではやめろと自分に言い聞かせたが、無理だったのだ。誘惑に耐えられなかった。
やめなさい、冗談だ! 公爵令嬢がそんなことをしてはいけない! と言おうとしたのに、体は正直。
股間の船長に絡みつく舌の感触に、すぐ達しそうになっていた。
もともと爆発寸前だったのだ。
嫌だ……簡単には出したくない。もっとこの至福の時間を楽しみたい。
「裏筋も、舐めて。チョコバナナをレロレロやるみたいに」
欲に塗れたいやらしい声が出た。言ってから、やましさがフェルナンドを襲う。
公爵令嬢に何を教えているんだ! オーラルセックスなんてやったら、ルナ教では月に代って鞭打ちじゃなかったっけ?
それなのにジョセフィーナは、言われるがまま、ねぶるようにゆっくりじっくりフェルナンドの帆柱を舐めまわしているではないか。
「く……口を……前後に──動かしてくれるか」
コクコク頷きながら、ヴェントス公爵令嬢が盛大に喉の奥まで迎え入れた。
「うぇぇぇえ」
えづいてる。
「入れすぎだ、そこまで……しなくていい」
「うまくやるでゲス、もう役立たずなんて言わせないでやんす!」
ばかな。誰が役立たずなんて言ったんだ。
あ、俺だった。
そんなわけないのに。
いるだけでこれほど癒しを与えてくれるジョセフィーナは、女神なんだ。女神に役割なんて望むか。
「うぅっ……あぁぁあぁ!」
吸い付かれた。けっこうな吸引力だ。この子、実はヴェントゥスなどではなく、バキューム公爵令嬢なんじゃないの?
しかも口の中に入れた帆柱の舐め回し方。これは、チョコバナナの高級なチョコレートの部分だけ舐めとり、バナナは捨てるタイプだな、と思った。
カカオは確かに貴重だが、バナナだって大陸北部では高級品だぞ!
「むきゅぅうう」
「ぐっぁぁああ」
バナナを舌で押しつぶそうとしている。やはり食品ロスなどせずに、バナナも食べようというのだな、えらいぞジョセフィーナ。
贅沢三昧の貴族どもに見習ってほしいものだ。だがお願いだ、噛まないで!
じゅるるるるると吸い込まれた。だめだ! これはまずい、とフェルナンドは思った。
慌てて彼女の可愛らしいお口から、醜い己のメインマストを引っこ抜こうとしたが、もう遅い。
びょるるるるる──。
グランデを拝するヴェントゥス公爵令嬢の口の中に、フェルナンドは白濁を放っていた。
盥で局部を洗わされていた時、フェルナンドは苦しそうな顔をしていた。そう、ちょうど今のような顔だ。それであの時は苦痛なのかと思った。
だがガチガチに怒張して立ち上がり、青筋を立てて怒っているように見えた船長のフェルナンドを、結局は股の間に擦り付けてきたのだ。
苦しそうに見えたのは、襲い掛かる快楽に耐えていたからに他ならない。
それはきっと、なだめて欲しかったから。そう結論を導き出したジョセフィーナだった。
今はそれがよく分かる。フェルナンドに、快感を与えられたから。
ジョセフィーナは縛られた手首を駆使し、必死でフェルナンドの固い肉の竿をこすってあげた。摩擦で温めてやるように。
ただ、既にものすごく熱い。これ以上温めていいのだろうか……。
ぐぅっ……という、うめき声に驚いた。視線を股間の船長から船長の顔に上げると、やはり、額を汗びっしょりにして目を閉じ、真っ赤な顔で耐えている。
……どうしましょう、やっぱり苦痛だったのかしら。それとも、何かやり方を間違っているのかしら。
「ごご、ごめんなさい、わたくし、船長を気持ちよくしたくて……」
「フェルナンドだ」
イラついたような掠れた低い声に、ひっと息を吸い込んで身をすくめるジョセフィーナである。
「ジョセフ──いや、ジョセフィーナ、名前を呼んで」
彼の額からの汗が顎に到達し、ぽたりと落ちる。こんなに苦しそうな顔、見たことがない。
粗い息とともに固く瞑っていた瞼が開いた。その茶色い瞳は、どろっと濁った色をしていた。
「フェルナンド?」
「それでいい、もっと強く握って」
では、やはり痛くないのだろうか。すこし強めに肉棒を握って擦りあげた。
「あっ……あぁああぐっ……あぐっ」
さらに苦しげにうめいた。えぇ、大丈夫かしら? 楽にしてあげたいのに……。
「頼む、口で──」
一瞬その濁った瞳に、理性の光が見えた気がした。しかしその目がジョセフィーナの乱れたナイトドレスの胸元にいくと、すぐにまた紗がかかったようになった。
「口で、俺のちんち──男性器を咥えてくれ」
「く、咥える?」
小首をかしげると、くっそ可愛いっっという囁き声が、彼の唇から漏れる。
「フェルナンドの船長をですか?」
「ぐぐっ、そうだ、俺の船長をフェラナンドしてほしい。そうすればもっと気持ちいいから」
ジョセフィーナの顔がパッと輝いた。まだ船乗り用語にはよく分からないものがあるが、とにかく咥えれば楽になるということか。
「がってんでゲス!」
※
ゲス……とガックリして呻いたフェルナンドだが、しゅぽっと股間に食いつかれて、ジョセフィーナの言葉遣いどころではなくなった。
なんのためらいもなく口に含んだぞ、この小娘。いや、公爵令嬢。
おかしいな、高貴な女性に対して、すごく酷いことを命じたのに。
理性ではやめろと自分に言い聞かせたが、無理だったのだ。誘惑に耐えられなかった。
やめなさい、冗談だ! 公爵令嬢がそんなことをしてはいけない! と言おうとしたのに、体は正直。
股間の船長に絡みつく舌の感触に、すぐ達しそうになっていた。
もともと爆発寸前だったのだ。
嫌だ……簡単には出したくない。もっとこの至福の時間を楽しみたい。
「裏筋も、舐めて。チョコバナナをレロレロやるみたいに」
欲に塗れたいやらしい声が出た。言ってから、やましさがフェルナンドを襲う。
公爵令嬢に何を教えているんだ! オーラルセックスなんてやったら、ルナ教では月に代って鞭打ちじゃなかったっけ?
それなのにジョセフィーナは、言われるがまま、ねぶるようにゆっくりじっくりフェルナンドの帆柱を舐めまわしているではないか。
「く……口を……前後に──動かしてくれるか」
コクコク頷きながら、ヴェントス公爵令嬢が盛大に喉の奥まで迎え入れた。
「うぇぇぇえ」
えづいてる。
「入れすぎだ、そこまで……しなくていい」
「うまくやるでゲス、もう役立たずなんて言わせないでやんす!」
ばかな。誰が役立たずなんて言ったんだ。
あ、俺だった。
そんなわけないのに。
いるだけでこれほど癒しを与えてくれるジョセフィーナは、女神なんだ。女神に役割なんて望むか。
「うぅっ……あぁぁあぁ!」
吸い付かれた。けっこうな吸引力だ。この子、実はヴェントゥスなどではなく、バキューム公爵令嬢なんじゃないの?
しかも口の中に入れた帆柱の舐め回し方。これは、チョコバナナの高級なチョコレートの部分だけ舐めとり、バナナは捨てるタイプだな、と思った。
カカオは確かに貴重だが、バナナだって大陸北部では高級品だぞ!
「むきゅぅうう」
「ぐっぁぁああ」
バナナを舌で押しつぶそうとしている。やはり食品ロスなどせずに、バナナも食べようというのだな、えらいぞジョセフィーナ。
贅沢三昧の貴族どもに見習ってほしいものだ。だがお願いだ、噛まないで!
じゅるるるるると吸い込まれた。だめだ! これはまずい、とフェルナンドは思った。
慌てて彼女の可愛らしいお口から、醜い己のメインマストを引っこ抜こうとしたが、もう遅い。
びょるるるるる──。
グランデを拝するヴェントゥス公爵令嬢の口の中に、フェルナンドは白濁を放っていた。
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