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アリビア帝国編 Ⅱ
癒し系か俺様か
しおりを挟むリンファオは、ヘンリーの紹介で施設の使用人として置いてもらえることになった。
ほかでもないアターソングループの総帥自らのお墨付きということで、徹底して身元を洗われることも無く、リンファオはほっとした。
リンファオの放つ空気が変わったためか、それとも黒装束ではないせいか、顔見知りの護衛や、研究員も気づかなかった。
ラムリム市の人々のその後は気になるが、この隔離された場所に情報は入ってこなかった。
それに、散っていった天教徒たちの死を悼む暇もなかった。
──本土中の天教徒が、聖地を失ったことを悲しんでいるだろう。
自分がやったことは、許されることではないが──どうせあの地は奪われていた。
そう言い聞かせても、避難していく市民たちの視線を思い出すと、胸が少しシクシクする。
(ゲルクだけは、最後まで変わらなかったけど)
糊の効いたメイド服で小麦をこねながら、リンファオは銀髪の少年の顔を思い出した。
何処かの港町に行って、船乗りとして働くと言っていた。
前から、色々な国を周ってみたかったらしい。
もしかしたら、ラムリム市に対する恩から、やっと自由になったのかもしれない。
「たまにぼんやりするね、リンファオは」
厨房に顔を出したヘンリーが、白衣のまま入ってきた。
他の使用人たちが、愛おしそうに彼を見つめる。老若男女、ヘンリーの温和さは好まれている。
誰にでも優しい彼は、リンファオの心の傷を心配し、こんなふうにいつも様子を見に来てくれるのだ。
「美味しいパンを焼くから、食堂で待っていてくださいね、坊ちゃん」
「その坊ちゃんってやめてよ」
嫌そうに言われて、リンファオはクスッと笑う。その笑顔を見て、ヘンリーは一瞬怯み、それから真面目な顔になった。
「ちょっと、来て欲しいんだ。話しておかなきゃならないことがある」
小麦粉の粉だらけのリンファオは、困ったように年配の料理長に目をやる。
にこにこと許可してくれた。
ヘンリーは皆から好かれるが、研究一辺倒で若い女からはモテない。
恋愛対象にならないらしい。
使用人たちは自分たちの愛すべき主人──ウィリアム・アターソンが死んでからは、文字通り当主──であるこの若者が、生涯独身なのではないかと不安なのだ。
「大事な話なんだ」
言われて、リンファオは首を傾げる。
周囲の使用人たちの耳がダンボになる。何を期待しているのか、目もバナナ型になっている。ヘンリーは咳払いして彼らを睨みつけた。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
「これ見てくれ」
連れてこられたのは、お馴染みの、第四施設の武器の設計室だった。
リンファオがいなくなってからは、警備の兵士を増員し、扉の前に常に待機させるようになった。
海軍工廠や武器製造場よりもずっと、ここからの情報が漏れることを恐れている。
ヘンリーは、大小さまざまな大きさの大砲が並んでいるところを通り抜け、奥まったところにリンファオを導くと、硬い表情で告白する。
「試作品の段階なのに、緊急で作らされた。ごらん」
リンファオに木の箱を覗かせる。
穴のあいた黒い鉄球が入っている。中は空洞だ。
「時限信管付きの砲弾だ。ゆっくり燃えて、一定時間経ったら、中に詰めた火薬に引火して爆発する。火がつかない場合もあるけどね」
もうひとつの箱の中も見せる。こちらには椎の実型の長細い鉄の塊が並んでいる。
「着発信管付きの砲弾。周りに柔らかい銅の覆帯を巻いてある。これが砲口内のライフリングに食い込んで回転しながら飛んでいく。何かに当たると衝撃で爆発するんだ。不発もあるけど」
ヘンリーは少し青ざめた顔で続けた。
「こっちは射程距離も、従来のものと比べ物にならない。マスケット銃にもこれを施して改造したものが出回りだした。君の話を聞く限り、ラムリム市の不動の砦を壊したのは、まず間違いなく僕が作ったもののせいだ」
苦しそうに言うと、リンファオの肩に手をやった。
「ごめんよ。君を匿っていてくれた城塞都市を……僕が考えた武器で──」
リンファオは微笑んだ。この人は、いつもそんなことを気にして、武器を作っているのだろうか。
火薬を扱うなら花火職人になりたかった、と前につぶやいていたのを聞いたことがある。人を傷つける道具なんて作りたくない、と。
冴えない眼鏡の奥には、胸が痛くなるほどの優しさがあふれている。それはシショウと似ていると思ったけれど、ぜんぜん違う。
この人の優しさは、自らの精神すら摩耗させている。
リンファオは、彼を守ってやりたかった。
ふと、彼がまだ何か言いたそうなのに気づいた。
「──実は……僕は最近シショウと会った」
凍りつくリンファオを見て、ヘンリーは迷った。
彼女を傷つけると分かっているから、ずっと苦悩していた。
しかし意を決して試作室の戸棚に行くと、鍵を外す。中から取り出したのは、リンファオの剣だった。
まるで鞘から飛び出しそうなほど、リンファオに引き寄せられる感じがする。不思議な刀だと思った。ヘンリーは少女にそれを渡した。
「正直に言う。シショウは君のことを死んだものと思いたいようだ。もっと大事な人ができた、そう言っていた」
喉に何か詰まったような感覚。リンファオは困ったように首をかしげる。感情をどう表していいか分からずに、目を閉じた。
「君の処刑命令が出たら、おそらく遂行すると、そうも言っていた」
つるっ、と頬を何かが滑る。驚いて、頬を触った。
あ、まただ。
土蜘蛛のくせに、簡単に涙が出るようになってしまった。
ふとヘンリーを見ると、真っ青な顔でこちらを見ている。
「ご、ごめんよ。君を傷つけることばかりして。だけど、シショウに囚われていてはいけない。というか、僕の願望なんだけど」
「……え?」
「卑怯を承知で、今言わせてもらう。僕は君が好きなんだ。いなくなって初めて気づいた」
リンファオは涙を拭って、まじまじとヘンリーを見つめた。今なんて?
「ケッケツケッケーッ……コッコッコ」
鶏のモノマネ? いぶかしげなリンファオ。
ヘンリーは自分の頬っぺたをひっぱたき、やっとどもらずに、大事な言葉を伝えた。
「結婚してくれ」
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
シャオリーの首の据わりは早かった。小柄な赤ん坊だが、脆弱なところは何一つ無い。
リンファオの乳の出がいいからだろう、周囲はそう言った。だが、やはり土蜘蛛の血を引いている。母のオッパイを頻繁に欲しがらず、昼夜関係なくスヤスヤ眠った。
夜泣きや、疝痛による癇癪も無い。人が見たらだいぶ手のかからない赤ん坊に映っただろう。
それでも、リンファオは不安に苛まれていた。
ラムリム市で感じた、気の放出。あれ以降、シャオリーから何も感じない。
(この子に気功は使えるのだろうか)
気を封印された母親から生まれた子供。その影響を受けていることは、あるのだろうか。
女ならば巫女の素質がある。つまり、気力は強いはずだ。何か修行を……。
そこまで考えて、はっとなる。
(そもそも土蜘蛛として育てるべきなのだろうか)
父親は、蛟と北方のクラーシュの民の血を引いている。どんな子になるのか未知数だった。
「僕が父親になるんだから、きっと女の学者になるよ」
ヘンリーは必死に食い下がった。リンファオの夫、つまり、シャオリーの父親になる気でいるのだ。
リンファオは困っていた。
突然のプロポーズ。返事はまだしていない。
正直、ヘンリーのことをそういう目で見られるのか分からなかった。大好きで、一緒にいて和むのだが、シショウを求めていたほどのトキメキが無い。
血族に惹かれるのかもしれない、そう思ったが、単純にヘンリーの、学者ぜんとした見てくれのせいなのかもしれない。
というか、いきなりプロポーズなん? 付き合ってくれじゃないの?
まあ土蜘蛛は、いきなりセックスから始まるけれどさ。あ、そもそも始まりもしねーわ。
「夫にするにはね、気の抜けるような男がちょうどいいんだよ」
古くからの使用人の女たちは、寄ってたかってリンファオをけしかける。
「そうそう。そのうち、お互いオナラで挨拶とか返事とかするようになるわけだし」
土蜘蛛はオナラ出ませんが? リンファオは曖昧に頷く。なにげにアイドル体質である。
「ドキドキするような相手は、恋愛止まり。モテる男はいつ浮気されるかヒヤヒヤさ。安寧な生活なんて望めない。その点、ヘンリー坊ちゃんは素晴らしいと思うわよ。私だって話していると眠くなってくるもの」
それいいの? そう思ったが、黙っていた。
皆は、ヘンリーびいきだ。エドワードに対しては、はいはい、と適当に流してる気がする。
ふと、最近エドワードが出てこないことを思い出した。
どちらかというと、あの偏屈で意地悪で残忍そうな彼の方に、男を感じてしまうのはなぜだ。
実は自分は、癒し系より俺様系が好きなのだろうか?
ヘンリーは好意は見せてくるが、特にしつこくはしてこなかった。
そういう性分というか、やはり研究第一らしくて、特に今は、薬学科の研修生たちとの医薬品の開発に忙しい。
こちらは関連の製薬会社から急かされている。
「今まで新型の大砲を作らされていたから、開発中だった新薬が出来てないんだ」
ヘンリーは迷惑そうに第四施設に目をやり、ため息をついた。
「ネズミじゃ効果がいまいち分からないから、死刑囚を被験者として借りられないか頼んでいるんだけど……ニコロスのやつ、軽犯罪やその家族まで死刑にするからな。そんな人たちを劇薬の人体実験に使えないよ」
極悪人は間違って殺しちゃっても、そんなに罪の意識は感じないんだけどね、とサラッと恐ろしいことを言う。
そう、ヘンリーは優しいが、研究のためにはたまに猟奇的になる。
なるほど、大変そうだ。だからエドワードは出してもらえないのだろうか。
基本的にヘンリーとその開発チームの研究員たちは寝不足状態で、食事中テーブルに突っ伏して寝ている者もみかける。
オカズに顔が埋まってても気づかないほど、皆疲れきっていた。
新薬開発中は、エドワードが出てくる暇なんて無いのかもしれない。
「あと食料の新規保存方法も、食品会社から急かされてる。外洋に遠征するには、保冷石だけじゃダメなんだ。軍隊の人数分は入れられない。もっとこう革新的なのを考えなきゃ」
「息子がこれまた天才だってばれたら、また刺客が来るかもしれませんね」
リンファオは研究室をくまなく掃除しながら呟いた。
雑用しながら護衛する、こちらの方が本来のスタイルより効率がいい。
目立つ面を付けて、隠れているなんて、まったくもってばからしい。
前に、ホウザンに「なんでこんな格好で護衛しなきゃならないの?」と聞いたことがあるが「さあね、格好いいからじゃん?」と答えが返ってきたっけ。土蜘蛛はアホだ。
せめて顔を見られないようにとか、敵に脅威と恐怖を植え付けるためとか、答えてほしかった。
ヘンリーが大きな眼鏡を上げる。
「何を今更。先週も技術を盗みに来た奴が、護衛にふんじばられたよ」
「そういうのじゃなくて、貴方を誘拐しようとしたり、殺そうとしたり。あなた自身に価値があると気づかれた場合のことですよ。前に蛟を遣わした奴は、ウィリアムさんが亡くなった後は、特に新たな刺客を送ってきませんけどね」
ウィリアムの死後に来たのは、その後継者ではなく土蜘蛛が目当てだった。ケンは自己判断で、この施設を監視していたのだろう。
ヘンリーはデスクに肩肘をついて顎を支え、嬉しそうにリンファオを見つめた。
「心配してくれてるんだね」
「そりゃあ、あなた……鈍いしとろいから」
「ちぇ」
ヘンリーは鼻を鳴らしてフラスコをふり始めた。
いい青年になってきたが、まだ子供らしいところも残っている。可愛いな、とリンファオは思った。
少しずつヘンリーと居るのが当たり前になってきた。ずっと一緒にいて、家族愛のようなものが生まれてきたのである。
それは、シャオリーを本当の娘のように可愛がってくれることも一因だし、ラムリム市に居たときのような、平穏をくれたことに対する恩もあった。
あらためて、好きだなぁ、と思った。こういうのを恋というのかは分からない。
だけどヘンリーを失ったら、自分の一部を失ったかのような気持ちになる、そう思った。
昔、メイルンとシショウがリンファオの全てであったかのように、こんな自分でも大切な人間を増やすことが出来ると知った。
それを教えてくれたのは、ラムリム市での生活だったのかもしれない。
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