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第四章
吉田エリザベス再び
しおりを挟む気が済むまでやればいい。私はアッサールにそう言った。
たとえリュディガーが私の傘下に入ったところで、私は人間とは戦わない。やっぱり私には、人との共存を諦めることはできないからだ。
アッサールを見送った後、私は魔王城──いや、ドロン城に戻る前に、再び勇者一行の元に行くことにした。
今度は魔王として、彼らと真摯に向き合おう。
でも、さすがに魔力を全開放して近づくのは、驚かせたあげくに、いきなり攻撃されそうだわ……。
考えたあげく、やはり転移直後すぐに魔力を封じ込める方法にした。
自分は魔王であることを口頭で述べ、信じてもらえなければ、攻撃しないことを約束させ、魔力をチラ見せする。
っしゃああああ! やるぞ!
私は心を決め、テオフィルをイメージし、彼のもとに転移した。
そして、棒立ちになる。
近くに転移しすぎたというか──。
想像を越えた衝撃が私を襲った。
まだ昼間の日差しが入る、どこかの民家だった。
絡み合う肌色の塊。
目の前で、テオフィルとアレクシアが裸で抱き合っていた。
「アレクシア、アレクシア、俺のアレクシア」
「テオフィル、大好きよテオフィル」
そう、にゃんにゃんの真っ最中だったのだ。
私の中の聖女の記憶が、目の前の光景を受け入れられず立ち尽くしてしまう。
テオに愛されていたすべての記憶が、私を内側から破壊した。
そしてその奥から、転生前のお手軽女──過去の私がむき出しにされてしまう。
好きな人が、別の女と寝ているところを見るのは、実はもう三回ほどある。
なんでそんなに多いのかというと、たぶん私が遊び相手だから。
本命がいるわけだから、私に対しては雑になる。一度目は姉、二度目はストーカーぎみの元カノ、三度目は保険のセールスとして処理され、部屋から追い出されたっけ。
「ちょ、お前さ、空気読めよ」
と、訝しむ彼女の目から私を隠しそう告げられた時、やっと気づくのだ。こっちはセフレのつもりなんて、なかったのよ?
……私はただ、大事にしてほしかっただけ。
だからこんな都合のいいWEB小説なんかに、はまってしまっていたんだ。
勇者たちが聖女を愛するように、私のことも愛してほしかった。唯一無二の女として、愛されたかった。
なんで一番に選ばれないんだろう。
そんな思いが、派手な見た目の割に、私を卑屈で自己肯定感の低い女にしていた。
モテてちやほやされていたなんて、聞こえはいい。実際は、声をかければすぐ落とせそうだったからに他ならない。だから、清楚系が現れれば私は捨てられるんだ。
そうなれば次は「こんな私なんかと付き合ってくれるなんて」って、ろくでもない男に引っかかってしまうチョロい女に成り下がる。見た目通りのね。
……負の連鎖だった。
聖女アレクシアは私の憧れ。国民の希望で、みんなから愛された、ゆるふわうるきゅん清楚系美少女。
必要とされている女なのだ。
こうやって、本命が別の女を抱いているところを見せつけられるのは、私の業なのかもしれない。
生まれ変わっても、逃れられない運命。
私はじわじわと後ずさる。私に向けられていたはずの、やわらかい笑顔も、嫉妬に潤んだ瞳も、激しくぶつけるような愛情も、全部、聖女アレクシアのもの。
私には、過ぎた配役だったのだ。だから、魔王にされた。ヒロインにはなれない。
身をひるがえし、民家から飛び出した。ちょっとだけ、時間が欲しい。まだダメだ。忘れるための時間を──。
テオフィルを諦めるための心の準備を。
溺れる者が空気を求めるように、正常に息ができる場所を探して走る。
その時、頭の中で声が響いた。
『逃げちゃだめだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだっちゃぁああああああ!!』
次の瞬間、私の視界は反転し、天地の境をなくしてまった。
※ ※ ※
気づくと、どこかで見たことがある真っ白な異空間。
私は涙と鼻水でぐちゃぐちゃな顔のまま、そのぼんやりと光る白い空間に座り込んでいた。
「せっかくヒロインに転生させてやったのに、YOUロマンス小説を舐めてるっちゃか!?」
憤慨したような声がして、そちらに目をやる。
炬燵……ああ、日本の誇り、コタツ。
じゃない、なんだこれ。
コタツには、汚れた丸眼鏡にボサボサの髪、それから「南中 吉田」とロゴの入った、ヨレヨレジャージの中年女が座っている。
「あなたは──」
「ふん、戻ってきたっちゃか? なんかあっちで転生前の嫌なこと思い出したようだっちゃね? おかげで、上手いこと引っ張ってこられたっちゃ」
そう言われて、よけい転生前の自分の意識が強まる。
「あれ?? 私ったら、なにをして……そうか、あなたは──」
「その小説の神とも言える作家本人、ベスだっちゃ!」
「そうだ……吉田さん、ですよね?」
ベスだっちゃあぁああ! と叫ぶ吉田エリザベス。夢から醒めたように、彼女を見つめた。
自分が小説の魔王ではなく、転生者であることを完全にはっきり思い出した。いや、今までも分かってはいたんだけど、転生者のつもりではあったんだけど……? あれ?
なんだろ、どちらかと言うと、こちらの方が夢であったかのような非現実的な感じがしていた。これが転生というものなのだろうか。
「えっと、まだいたんですか? 成仏したんじゃなかったの?」
「現実の神様に、この小説が完成するまでは、ぜ~ったいに成仏しないと、脅してやったっちゃ」
それから吉田エリザベス八世は、イライラとボッサボサの頭を掻きむしる。
「YOU、勘違いしてるっちゃ」
「え?」
私はドキドキする胸を押さえて、やっと自分を落ち着かせた。
だめだ……読み手である私と、体感した自分の間でまだ揺れている。
映画やお芝居を観た後、しばらくぼうっとしている感じに似ているだろうか。
「ハッピーエンドにするんですよね?」
私は頬に残っていた涙を行儀悪く手で拭いながら、それだけ聞いた。
「だから魔物と人間の共存を──」
「アホかぁあああ……だっちゃ!」
吉田さんは、こたつのテーブルに散らかっていた、蜜柑の皮を投げつけてくる。
「ベスの書いている小説は、R18女性向き恋愛物だっちゃ」
確かに、掲載サイトは性表現有りのロマンス小説サイト『ワンナイトトラブル』だ。
「YOU、今のところ本命以外としか、エロくなってないっちゃ」
私は聖王に強姦されそうになったことを思い出し、赤面した。
「み、未遂だもの」
吉田エリザベスは鼻白む。
「そうか、ノーカンにするために、YOUの記憶いじったの忘れてただっちゃ。モブ魔物との媚薬にゃんにゃんをYOU忘れてるっちゃね」
と、訳の分からないことを呟くと、私に指を突き付ける。
「とにかく! 恋愛物なんだっちゃ! 何がテオフィルを諦めるだっちゃか! YOUにそんな権利無いっちゃ! とっとと聖女から奪うっちゃ!!」
私はきょとんとして、吉田エリザベスを見つめる。
「だって、吉田さんが私を聖女に転生させなかったんじゃない」
「ベスって呼ぶっちゃ!」
吉田エリザベスは炬燵から飛び出し、天板の上に乗って胡坐をかいた。
「仕方ないっちゃ、お前みたいなモテ女が、死んでからさらにゆるふわ美少女聖女に転生なんて、羨ましすぎて不条理すぎて、できなかったっちゃ!」
たんなるワガママじゃん!? それでどうやってハッピーロマンスになれと!?
「だから、代わりに女魔王にさせてやったっちゃ!」
「……えっと? どういうこと?」
「聖女をブリブリあざとい嫌な女にしてやってるんだから、YOUがヒロインなんだっちゃ!」
私はポカンと口を開けた。
「わたし? 魔王様がヒロイン?」
「そうだっちゃ。ほれ、悪役令嬢みたいなものだっちゃ」
あんまり読んだことないんだけど……。乙女ゲームのヒロインが現れて婚約破棄された、いびり役のはずの悪役令嬢が主役になるやつ?
「そうだっちゃ! やり直し人生したら、聖女が現れて元恋人を最初から奪われている大魔王様! それがYOU!」
グーグラ神に会ったところからではなく、最初の滅亡ENDの話込みで、私がヒロインなのね。……複雑だわ。
「しかも逆ハータグ入れてるから、魔導士も騎士も賢者も獣人も全部篭絡せにゃならんかったっちゃ!」
いやいやいや、バカなのか。そんなの無理に決まってるじゃん。
「大魔王は彼らにとって敵だよ? それに、全員篭絡って……。プレイしたことないけど乙女ゲームじゃあるまいし、ルートが何個もあるわけじゃないでしょ? どうやって攻略するのよ!? 小説だとifの分岐ストーリーでもつけるつもり?」
ベスはちっちっちと人差し指を振る。
「逆ハーだから、ひとつの話で複数とゴールインはオッケーだっちゃ」
ただのビッチじゃん!
「ちなみに、勇者たちがYOUに惚れるきっかけになった少女時代の聖女は、人類滅亡エンドの聖女のままだっちゃ」
ああ、日本の女子高生が転生した設定だったっけ? 最初歌で癒すとかで、ガチJPOPの歌詞載せて垢BANくらいそうになっ──
「黒歴史忘れるっちゃ!」
吉田エリザベスは顔を赤くして喚いている。話が逸れそうになった。私は考え込む。
「えーと、つまり?」
「つまり、視点が魔王様のYOUになった時点で、聖女の修行時代は割愛だっちゃ。勇者たちの中では、YOUとの修行時代の記憶のまま」
「手抜きしたってことですか?」
手抜きって言うなっちゃあああ! と蜜柑の皮を投げつけてくる。
「同じような場面を何度も書いてたら、読者が離れていくっちゃ!」
「はあ……」
作者って色々大変そうだ。
吉田エリザベスは舌打ちして、人ごとだっちゃね、YOUが一番大変だっちゃ、と呟き私を睨みつける。
「聖女の中身が変わった今なら、もう一度惚れさせることは可能なはずだっちゃ。それが宿敵大魔王でも!」
それから、空間をなぞった。靄がかかったような異空間に、派手なピンク色の文字が浮かぶ。
『転生したら美少女聖女でした。パーティーのイケメンズにモテモテで困ってます♪』
そう、このWeb小説のタイトルだ。おまえ、ぜってー困ってないだろ、っていうチャラチャラした小説。
眼鏡の奥のどろっとした目が、バナナ型に歪んだ。彼女が腕を振るうと、ぱりんっと音を立てて文字が粉々になる。
「タイトルを変えることにするっちゃ」
ぇえぇええ、そんなの今までの読者を裏切るような行為じゃないの!?
「大丈夫、タグは変更なしだっちゃ」
タグ……ファンタジー、恋愛、美少女、聖女、勇者、獣人、騎士、イケメン、逆ハー──
欲張りだな! 人気ワードばっかり詰め込んでるYO!?
「いや、ちょっと付け足してもいいかもしれないっちゃね」
それからエリザベスは炬燵の中からパソコンを取り出して、ポチポチ打ちこみ始める。
「ヤンデレ、主従、無理矢理、媚薬──あぁあああ、これ以上タグは設定できないっちゃ!」
なんか不穏なワード出た気がするけど、気のせいですか!? ヤンデレってだれ? 聖王? あいついろんな意味で変態だったけれど、もしかして魔王にぞっこんになって、追いかけてくるの!? 怖いんだけど!
「言っておくけど、このベスはプロットタイプではないっちゃ」
プロトタイプ? え、何? モビルスーツのなんか?
「プロット型! プロッターは、ちゃんと設定を作ってから書いていくタイプ!」
へぇ、小説ってそうやって書くものなんだ。
するとエリザベス吉田は、またちっちっちと指を振った。
「そういう作家もいるけど、ベスは違うっちゃ」
どや顔で宣言する。
「パンツァーっちゃ」
下着ですか?
「違うっちゃ! 本能に任せてひたすら書き進めていくタイプだっちゃ」
「つまり行き当たりばったり──」
「言うなぁあああああ」
ベスはそう言って、ノートパソコンの画面をバンッと閉じる。
「仕方ないっちゃ、確かに思う存分何も考えず大風呂敷ひろげるけれど、一応ベスのポリシーは『エタらせない』だっちゃ」
「え、エタ? 得た? エモいみたいな?」
「YOU本当にWeb小説読んでるっちゃか? 基本用語皆無だっちゃね」
吉田エリザベスはイライラしながら私を睨む。
「パンツァーの作品の一番困ったところは、物語がどう進むか分からないところだっちゃ。たとえ大まかに設定を作っても、キャラクターが勝手に行動して、まったく意味をなさない」
「つまり、思ったように話が進まず物語が崩壊──」
「させてないっちゃ!」
吉ベスは唾を飛ばしながら反論すると、パソコンを開いて何か打ちこみだした。
『逆ハー小説の聖女に転生するはずが、作者の都合で大魔王でした』
「これで行くっちゃ」
まんま今の状態ですね。
ベスはさらにカタカタと付け足す。
『逆ハー小説の聖女に転生するはずが、作者の都合で大魔王でした【R18】』
わざわざ入れたよこの人。R18のサイトに投稿してるんだから、入れなくてよくない?
「YOUに思い知らすためだっちゃ。言っておくけど、逆ハーでR18はとても難しいっちゃ。下手したらただの可哀そうな輪姦になるっちゃ」
ひぃいいいいいい!?
「そんなことさせたら恨むからね! 吉田さん!!」
「ベスだっちゃ! YOU、もう呼ぶ気ないっちゃね!?」
それから少し気を落ち着かせるように肩で息をし、吉田エリザベスは続ける。
「分かってるっちゃ。無理矢理は人気タグのくせに、なぜか強姦輪姦は地雷という読者が多いっちゃ」
まあ、そうでしょうね。犯罪ですからね?
なんていうか無理矢理は愛が濃すぎてとか、どちらかが相手を想っていて、という前提の上でっぽいイメージ。ヤンデレ拗らせて、とかさ。
で、強姦はもう完全に同意なき暴力。しかも痛そうだし。
いや、ヤンデレも犯罪スレスーレではあるけども。
「言っておくけど、このベスには動き始めたキャラクターの行動を止めることはできないっちゃ」
「なんか、やばそうなやついましたよ? 聖王とか、聖王とか聖王とか」
「もっと近くにも思い詰めたらヤバそうなヤツがいるっちゃ……あと、これからガチヤバいやつ出すっちゃ」
「え?」
「……なんでもないっちゃ。とにかく、ここで別視点を入れようと思ったっちゃ。そうすればキャラの暴走を止められると思うっちゃ」
私はこの時初めて、私が魔王様の間、一人称で進んでいたことを知った。
「じゃあ、ヒーローであるテオフィルの視点を入れるの?」
「お前、ばかだっちゃね」
「なにぃ?」
「あのまま進んだら、テオフィルがヒーローであるとは限らないっちゃ」
「なにぃいいい!?」
ベスは眼鏡を押し上げた。
「もちろん、理想は逆ハーに持ち込みつつ、最後は勇者とハッピーエンド! でも既に制御不能状態だっちゃ。神様脅してYOUに物申しに出てきたけど、話がベスの構想通りにいくとは限らないっちゃ」
「えと、じゃあ視点は?」
「思い出すっちゃ。始まりは?」
私は、ハタと考え込む。聖女の回の時のことか。
「『転生したら美少女聖女でした。パーティのイケメンズにモテモテで困ってます♪』は、ずっと三人称だったっちゃ」
えーと、つまり三人称に戻すの?
「基本は、YOUの一人称。それから、軌道がずれそうになったら、三人称を入れるっちゃ」
なんか、よけいめちゃくちゃになりそうだな! この作者下手くそ、視点混ざってて読みにくい、って言われるヤツじゃない!?
「ていうか、大魔王ゴルゴンドロン・ジョーは──ってのが、主語になるんですか?」
「まあ……そうだっちゃね」
「長いわっ!」
「省略してジョーにするっちゃか?」
なんか真っ白に燃え尽きそうで嫌だ!
「大丈夫だっちゃ、YOUは普通にしてればいいっちゃ。それがストーリーになってくっちゃ」
それを聞いて、私は少しほっとした。今まで通り行動していればいいのね、分かったわ。
「ただし、三人称でもパンツァーであるベスには制御不能だっちゃ」
とんだポンコツ作家だな!
「輪姦地獄とか止めてくださいよ!?」
吉田エリザベスはカッカッカッとオッサンのような声で笑い飛ばす。
「安心するっちゃ。もしうっかりそうなった場合は、男性向けR18小説『ノックダウントラブル』に投稿先を変えるっちゃ!」
絶対それ、あへ顔メスイキ快楽落ちエンドじゃないの!? 理性無き魔物の集団に輪姦されて終わりじゃないの!?
文句を言おうとしたその時、ベスがパチンと指を鳴らした。
亜空間が破れた。
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