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第三章

マリエール、若僧を見直す

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 木にぶら下がった強盗団は、生皮が剥がされた状態で、そのままぶら下がっていた。

「二人、先住民だったって話ですよね」

 フランソルがマリエールに聞く。

「うん。レクサス・レンジャーの過激派は、先住民が嫌いなんだ」

 ユスク砦の戦いは、連合国の移民の一部が独立騒ぎを起こした紛争である。独立を支持したほとんどが、連合国から逃げてきた先住民だった。

 じっさいは、連合国の工作員だったのだ。

「レクサス地方の白人住民を虐殺しだしたんですよね。フォレスト砦の要塞司令官ユスクが白人を避難させて、マッチラ族たちと踏ん張った。おかげで今のレクサス州はある」

 フランソルが何かを思い出すように目を閉じ、ポツポツと棒読みで補足しだした。

 たまにこんな感じになるのはなんなんだろう、マリエールはそんな彼を不思議そうに眺める。

「うん。だからレクサス・レンジャーの中でも、こんな風におかしなことをやるやつらは、先住民に恨みを抱いてるっていう話だ。レンジャーの元締めは、人種なんて関係なく使えるメンバーを選ぶ。過激派はそれに反発して犯罪に走ったりする」

 このように残酷な私刑リンチを遂行したり──痛ましそうに木の上を見上げる。

「こいつらも、先住民が仲間に居たから、レンジャー過激派に敵と見なされたのかも。犯罪者は犯罪者なわけだけど、ここまでする必要はあるのかな。強制労働とか鞭打ちとか、色々と刑がある意味が無い。これでは西部はいつまでも未開のままだ……」
「もうね、悪さをしているレンジャーは、南部の先住民への恨みとかどうでもいいんですよ」

 そう言うと、フランソルは身をかがめた。

「正義を遂行しているつもりなだけ。アウトローと一緒。ただの悪者なんです」

 ひょいと跳躍しロープを切る。ドサッドサッと遺体が下に落ちた。

「あ、一人まだ息がありました。かわいそうに」

──サクッ──

 フランソルはナイフで強盗団の一人の息の根を止めた。

 苦しまないように、というのは分かるが、まったくためらいが無い。坊っちゃんぽいのに、殺しに慣れている?

 それに──

「すごい跳躍力だな、マーシャル。もしかしてあなたって、土蜘蛛の力が?」
「え? どうなのかな。なんかやけに身は軽いですけど。──保安官シェリフにはありませんか?」

 意外そうに言われて息を呑む。

「ない。私は、やたら視力がいいくらいで──」
「それは母方の血ですよ、たぶん」

 フランソルの瞳が懐かしそうに細められる。マリエールはその薄情そうな美形に浮かんだ優しげな表情に、ドキッとなる。

 こういう顔もするのか。でも──。

 マリエールに首を傾げさせた。

「祖母の視力がいいこと、よく知ってるな。晩年老眼に苦しんでいたみたいだけど。ああ、ミシェルさんからの情報か」

 マリエールはフランソルの持っていたナイフを見て、今度はそれに言及する。

「金色の刀身。カッタ族の隕鉄?」

 ナイフというにはあまりにも小さく、柄が無い。

「そうです、父は金玉剣って言ってました。あ、すみません、下品でした」

 なんだよ金玉剣って──とフランソルは恥じ入る。金の玉鋼でできた刃物は、今では貴重である。しかしこのネーミングはどうにかならなかったのか。前世の自分が「この私としたことが、レディの前で……」と呟いている。

「これ本当は、投げて使うんです。拾いに行くのが面倒でつい。父が言うには、クナイってやつらしいです」
「すごいな。金玉クナイか」

 やめなさい。大佐の顔でなんてことを……。

「お恥ずかしながら、父方の祖母が名付けたようです。──パッチラ族ってやつは、まったくはしたないですね」

 しかしマリエールは上の空で、もう一度ぽつりと言った。

「すごいな」
「え?」

 フランソルが聞き返した。金玉剣が欲しいのだろうか。

「私たちは、母体が孕んだことすら奇跡だったと言うよ? 力なんて普通、継承しないだろう? マッチラ族やパッチラ族の血を引くものたちのほとんどが、何の力も無いって聞いた」
「ああ……そっちか」

 フランソルは、金の短剣をジャケットの内側にしまう。それは特注のベストに何本も刺してあった。

 父カールは戦輪チャクラムも訓練してくれようとしたが、基本はチンコに引っ掛けておくらしいぞ、と教えてくれたので断った。

「強すぎる種は、母親の子宮も特殊じゃないと、ってやつですか?」
「逆もね。でも私はなんとか生まれた。母方の血が濃かったからだろう、って祖父は言っていたけれど」

 フランソルは苦々しく思う。

 移住前の国の支配者。皇帝の一族の黄金の血。マリエールの一族に流れる血は、高貴さを保つために濃くなっていた。皇族は、かつて近親婚を繰り返していたのだ。

 純血の土蜘蛛ユスクの種が育ったのは、マリアの娘だったから──。

(ああ、やはり──もしかしてこれは、両家の願いなのか)

 おそらく自分が転生したなんて騒がなくても、最初からマリエールとくっつける気だったに違いない。もしかして自分たちが生まれた時、祖父同士で最初から話し合われていたのかもしれない。

 兄とケツ顎の同情。さらに彼らの、ひ孫欲しさゆえの願望。そう思えて、とても不快だった。

 ふざけんなよ。

「混血なのに、マーシャルは力の片鱗を持っている。誇りを持っていい」

 横から嬉しそうに言われ、思わずマリエールの黒の筋の入ったプラチナの髪を握っていた。

「マーシャル?」
「あ、えっと」

 土蜘蛛の少女を思い出す。逆だけど、メッシュの入った髪だった。彼女もまだ生きていて、技術開拓省の大臣の妻兼ボディガードだ。

「混ざっていると思いますよ。貴女も……」

 二人はしばらく見つめ合っていた。沈黙が続き、マリエールの方が先に俯いた。

 白い頬に朱色が上っているのを見て、フランソルは眉を顰める。

 あ、しまった、つい。イケメン力を発揮してしまった。これは……まずいやつだ。

 彼女はお互いの祖父によって、自分たちが踊らされているのに気づいていないのだ。

 慌てて髪の毛を放し、きっぱりと言った。

「僕は、貴女とどうこうなるつもりはありませんよ」

 マリエールは整った顔立ちに、動揺の色を浮かべる。

「え?」
「あ、別に告られたわけじゃないのに、僕は何を言ってるんですかね」

 これじゃあ自信過剰野郎だ。まあ、そう思われても構わない。

「ほら僕、かっこいいでしょ? モテるんですよ。だから勘違いされる前に、いつも先に言っておくんです」

 まるきりすごく嫌なやつである。だが、構うものか。だって、あいつらがひ孫の顔を見たさに仕組んだ相手だ。

 上官へのこの気持ちは、そんな単純なものじゃない。

 マリアに対して失礼だし、とにかくあのケツ顎のニヤついた顔が浮かび、腹が立って仕方ない。

 あっちがダメならこっちだなんて、そんなわけがあるか! そうとも誰がくっつくもんか。見た目が似ているだけで好きになるとか、バカだろまるきり。

 申し訳ないが、ちゃんと心でつながった相手──愛した相手を伴侶に迎えたい。

(まあ、自分に他人が愛せるか分からないけれど)

「でもマーシャル、貴女となら、私は子を持てるのかもしれない」

 マリエールが沈んだ声で呟いた。フランソルは目を見開く。

(あれ、落ち込んでるのか?)

「たとえばマーシャル。貴方がいずれ選ぶ伴侶には、子が出来るのだろうか。能力が無いのはぜんぜん構わないけど、出産の時にもし奥さんが──」
「──っ!」

 マリエールはハッとなって口を押えた。フランソルがぐっと相手を睨みつける。

 フランソルが一番気にしていたことだ。

 自分の種が育たないのは別にいい。子供なんて要らない。だけど、相手が欲しがったら? 

 奇跡的に妊娠したとして、無理して産んで、力つきて死んだら? 母フランチェリーナのように──。

「ごめん……仮説の話だ。たまに考えるんだ。もし愛する人が普通の男だった場合、私は子を孕めるのかなって。マッチラ族もパッチラ族も一度滅びかけたって──」
「僕の母は、元から体が弱かったんです。貴女も僕も混血だし、大丈夫です。それにマッチラやパッチラの子孫だって、力を継承してない者が普通に生まれている。そのために血族婚をやめ、わざと外部の血を取り入れたんだ」
「うん、そうだね。ごめんなさい」

(そうだよな、元助手で幼馴染属性のアーヴァインは普通の男だったもんな! そいつとの子供ができるか心配だったろうよ! そんなに子供が欲しかったらマッチラ族と結婚すればいいんだ)

 フランソルはグチャグチャな頭のまま、硬い声で吐き捨てていた。

「僕には、生涯の伴侶なんて必要ないので」

 これは、どちらの気持ちなのだろう。フランソル・ヴァチスト・リュミエールなんだっけ……の方の思考なのか、それとも──。

 マリエールが困ったようにクスッと笑った。

「牽制しなくて大丈夫だよ。自惚れ君。私は貴方に惚れない。私もすごくモテるんだ」

(だから知ってるってば。心に居るもんな、恋人が。一生そいつを想っていやがれ!)

 フランソルは、若く未熟な今の自分がすごく嫌だった。ちょっとしたことで不快になる。前世の自分は、こんなじゃなかった……。

 いや、若い時も、女一人に振り回されたことは無かったはず。




 なんとなく気まずいまま、二人は無言でゴーストタウンの探索にでかけた。

「井戸は枯れてるんですかね?」

 井戸水を引き上げる風車はあるが、水は出て無さそうだ。レクサスレンジャーの姿は一人も見えない。

 強盗たちもここを拠点にしていたわけではなく、ここまで連れてこられて始末されたのだろうか。

「こちらも追跡隊パシを募って、人海戦術で行きますか?」

 フランソルの言葉に、マリエールはふるふると首を振る。

(しぐさがいちいち可愛いな。これで男のふりしているつもりか)

 フランソルは鼻の下が伸びそうになるのを堪えた。やっぱりそっくりすぎるんだよ。

「強盗を私刑にかけたのがレンジャーだったら、元々この地域の住民ってことだ。住民同士で撃ち合いになるのは避けたい」

 マリエールの言葉に、フランソルは頷いた。それから腰をかがめて足跡を調べる。

 キャトルドライブの通った後はもうめちゃくちゃだろうから、レンジャー──だったとして──の足跡は、この廃村から追うしかない。

「散ってるみたいですね。自分たちの村に帰ったようです」
「そうなるともうね……。一応、近くの町に報告だけしていこう。まだ動ける? 朝ごはん食べ損ねただろ?」

 マリエールは携帯していた麻袋から、年間を通して高温多湿な地域でしか育たないような、大きなバナナを取り出した。

「え、なんでそんな高級そうな輸入果物持ってるんですか?」
「ん? 何言ってるの? 品種改良品で荒野でも育つやつだよ」

 フランソルは額を抑えて目をつぶった。もうこの仕草は癖になっている。そうだっけ? なるほど、どうせアターソン社の研究か何かだろう。

 リボルバーやライフルのような武器だけではなく、医療、交通、農業、さまざまな分野の発展に貢献している。昔からそうだった。

 現代のフランソルの記憶では、ミシェルの義手義足もアターソン社の社員のやりすぎで、ドン引きするくらい未来型になっていた。

 いきなり伸びたり、銃が仕込んであったり、酒が出てきたり、普通の人間の手足よりいろいろすごい。

 爺にそこまで必要なのか? と思ってしまっている自分がいる。

 マリエールはひょい、と馬から降りて一本手渡す。

「コーヒーも沸かすよ」
「えーと、はい。お願いします」

 フランソルは、小ぶりな岩を集めてきて石を積み上げた。マリエールは麻袋からコーヒー豆を取り出し、バンダナに包んで岩で叩き潰しだした。

「ワイルドですね……」

 マリエールは微笑を浮かべ、粗びきのコーヒー豆を出し、水筒の水を入れて沸かしたポットの中に放り込む。それから卵の殻も放り込んで、上澄みをカップに取った。

 カウボーイと同じコーヒーの入れ方だ。見た目が繊細なマリエールが飲むには、いささか合わないような気がする。

 そう言えば、ほっそりとした白い指は、傷だらけだ。荒っぽい仕事はしてないはずなのに、生傷が絶えないのだろうか。西部の生活は過酷だ。

「いいパーコレーターをプレゼントしますよ」
「ああ、荷物になるから要らない。眠気覚ましになればそれでいい」

 これはヘルツ元帥の血筋なのだろうか。繊細なガラス細工のような見た目に反して、ずいぶんと大雑把だ。

「パトロールの残りだけど」

 紙に包んだコーンブレッドを渡された。ベーコンが挟んである。

 自分が何も用意していなかったことに気づいたフランソル。現代の彼はいまいち気が利かず、パッとしない。若いからだろうか。

「すみません、いただきます」
「荒野慣れしてないな、マーシャルは……」

 フランソルは苦笑する。東部のお坊ちゃんだとでも思われただろうか。しかし、じっさいはこの年齢にしては、かなりえげつない仕事を請け負ってきた。

 偽造通貨組織の人間や、祖父の命を狙ってきたものは、容赦無く殺している。

 ミシェルは大統領命令で止めさせようとしたが、過保護にされるとよけい危険な仕事をしたくなる性分らしい。

 だが言われてみると、西部の荒野は管轄外だった。事務所を出る時、体長四センチほどの毒蜘蛛がブーツの中に入っていて失神するかと思った。

 ブラックウィドウだ。メスには毒がある。これだけでフランソルの心は折れ、東部に帰りたくなった。

 権謀術数渦巻く連邦政府内で、暗殺者を警戒している方がなんぼもまし。

「レクサス・レンジャーは、リーダーが複数いる。誰かも分からない」

 マリエールはバナナを食べながらぼそっと言った。

「白い帽子に、鉱山労働者が好んで着るようなリベット打ちのインディゴジーンズ。そして白いロングブーツ。白いシャツに、赤いバンダナを首に巻いている。皆一緒だ」

 フランソルは、ふっくらした赤い唇がバナナを頬張る方に目が行き、話に集中できない。

 ……エロいな。

「伝達手段は分からないが、いつの間にか同じ格好の奴らが集まってくる。そしてリーダーを筆頭に無法者を掴まえる」
「そして、こんな風にリンチですか」

 とりあえずさらしておくしかない遺体の方に親指を差し、気分が悪そうに言った。

 ウエスティア連邦国東側には、法と秩序がある。いや、西海岸ですらビースト駆除後は発展してきている。

 しかしここ中西部は、力こそが正義だ。その野蛮さは、毒蜘蛛同様フランソルの好みでは無かった。

「どんな組織にも、一定数おかしなやつはいる」

 マリエールはむすっとした声で言った。

「レクサス州の自警団すべてがこんな残酷なリンチをするわけではない。レクサス・レンジャーのメンバーは基本的にはまともな市民ばかりだ」

 フランソルは、ビーストから助けてくれたレンジャーの笛を、ポケットの中で握りしめた。助けてもらったのが、ちょっと屈辱だったのだろうか。敢えてそっけない口調で言ってしまった。

「そんな寄せ集めは、もう不要の時代になる。連邦政府は、南西部にも司法制度を確立したいんです。保安官マーシャルをもっと派遣してきますよ。素人の集まりなど、てっとりばやく解散させるべきです」

 マリエールの瞳が深くなる。いずれそうなることは分かっていたし、歓迎もしている。しかし今までの功績を無かったものにされたくない。

 彼女の声の温度は下がった。

「ずっとレクサス地方を放っておいたくせに、都合のいいことだ。マッチラや自警団がいなかったら、ここは今頃連合国だっただろう」

 だいぶ怒っているようだ。怒った顔も綺麗だな、と思いながら彼女を眺める。この保安官は、レンジャーを肯定しているらしい。

「リーダーがイケメンなんですか? やけに庇うようですが」
「……私がイケメンに弱いという認識はどこから?」

 マリエールは目に見えて憤慨した。面食いを指摘されて内心ドギマギしていた。

「すみません……土蜘蛛の血が入ってるから、僕と同じく面食いかと思ってました」
「貴方も面食いなのか。残念ながら、リーダーの御面相は拝んだことはない。州内の住民は口を割らないからな」

 二人は再び訪れた気まずい沈黙の中、黙々と遅い朝食を済ませた。

「まず隣町に行こう」

 後片づけをすまして、すぐに出発の準備をするマリエール。

市の保安官シティシェリフが居るんですよね」
「うん、本当ならね。でもこの前賞金稼ぎの流れ弾に当たって亡くなったから、今は私が兼任している」
「保安官不在の郡内のすべてを、あなたが兼任するんですか?」

 それでは忙しくて目が行き届かないだろう。

「でも私はそんなに頼りにされてないんだ。だからこそ、ユスク砦のマッチラと、自警団の存在がありがたい」

 悔しいけれど……。マリエールはそう言ってから、小さく掛け声をかけ、馬を出発させた。

 二人はまた競争するように隣町まで走った。


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