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新たなる出会い
チート、新たなる出会いへ-4-
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アオサイド
さてさて、久しぶりに月華との戦闘だけどどこまで強くなってるか楽しみだね。
「避けてんじゃねーぞ!この詐欺師が!」
「あはは、当たらないよ~」
僕は、月華の攻撃を空を舞うようにヒラヒラと避けまくっていた。
「遅いんだよね」
僕は、月華の拳をしゃがんで避け腹に蹴りを叩き込み吹き飛ばす。
「んの、野郎!」
昔から変わらないね、すーぐ怒るんだから。
「ほらほら、僕に技を見せてみなよ」
「上等!【乱れ桜】」
乱れ桜…桜属性のレーザーを放つ技で、枝分かれするんだよ。
僕は、ピンクのレーザーを避けレーザーから飛び出て来た、棘を手で弾く。
これ、当たっても痛いし避けても痛いから破壊するのが一番手っ取り早い、まあ、初見じゃ避けれないと思うけど…。
「チッ、やっぱり当たらないか」
「当たり前だよね、さあ、次は僕から行くよ?」
僕は、片手を前にもう片方を上に出した。
「【乱れ桜】【枝垂れ桜】」
月華の奴とは比べ物にならない程のでかさのレーザーと、無数の斬撃が雨のように降り注ぐ。
「【桜盾】
月華の周りに桜の花びらが舞い上がり僕の技を消しとばした。
あれ?僕の知らない技だ…。
「独自で見つけた感じかな?」
「昔とは、違うんだよ。」
そりゃそうだね、僕が月華の前から姿を消して2年になるもんね。
月華は、地面を強く蹴り俺に向かって突っ込み蹴りを放つが、その蹴りは空を切る。
「なんで、当たんないかな!」
「忘れた?僕は、視線と筋肉の動きで次の動き予想出来るんだよ?ほら、また隙だらけ」
月華の頭に手をつき、反動をつけ膝蹴りを顔に叩き込む。
弱い弱い、まだ僕には勝てないのかな?期待はずれだったかもね。
「ぐっ!やっぱり、強いな」
僕も、今まで遊んでた訳じゃ無いからね。
「そうだ!いい技を見せてあげるよ」
「あ?」
僕の周りに桜吹雪が、巻き起こりその花びらが、月華に向かって行く。
「ただの、桜吹雪なんて効かない!」
「このタイミングで普通の桜吹雪なんてやる訳無いよね」
花びらが月華に当たると当たった箇所に切り傷が入って行く。
「いたっ!なんだ、これ!」
「月華のギルドの名前だよ。【千本桜・斬】」
花びら一枚一枚が、斬撃だと思ってくれればいいよ。
「そんなの、教えてもらってないぞ!」
「当たり前だよ、これ最近作ったんだもん」
作ったと言うよりは、覚えたって言った方が正しいかな。
「もう、ギブアップ?」
だと、したら本当に期待はずれだし、時間の無駄だったね。
「…あまり、調子に乗らない方がよくってよ?」
「なにその口調気持ち悪いよ?」
「…ッ!やっべ!!」
と、呟き夜空が観客席に何重もの強固な結界を張り巡らせて居る。
観客席に目を向けると、ミコト、夜空、後ツインテールの女の子以外が気絶していた。
「どう言うことだろう」
「フフフ、ししょ~?あんまり、私を舐めてると痛い目にあいますわよ?」
ッ!この殺気はまずい!!
「【桜蘭】」
月華に纏わり付いて居た、花びら達が消し飛び黒色の桜が月華の周りに咲き誇った。
「行きますわよ?」
と、言った瞬間僕の身体が空中に吹き飛ばされ、目を開けると上から月華のかかと落としが決められた。
「ガハッ!!見えなかっ…」
そして、言い終える前に再度宙を舞った。
くそ!こんな月華知らないよ!
しょうがない…。
「【リミットブレイク】」
僕は、花びらを足場にしリミッターを外した。
「やっとですの?」
「ああ、もう遊びは終わりだ」
月華の周りには黒い桜、俺の周りには赤い桜が咲き誇った。
「綺麗だな」
「夜空さんでも、そんな事おもうんですね」
おい、ミコトそれは失礼だぞ…。
この桜の色にも一応理由があるんだよ。
お互いの強さを示してる感じだな、黒が一番強くて、二番目が赤色だ。
つまり、俺より月華の方が強いって事だ。
「考え事とは、余裕ですわね!」
月華の蹴りを、腕で受け止めカウンターで蹴りを月華の腹に叩き込むが、手のひらで逸らされ態勢が崩れてしまう。
ダメだな、勝てねーわ。
俺は、地面を強く手のひらで押し後ろに飛ぶ。
「最後の足掻きだ。顕現せよ【姫真刀】」
周りの桜が俺の手に集まり、桜が散るとピンク色の薙刀が握れていた。
「あら?魔武器ですの?なら、わたくしも」
おいおい、勘弁してくれよ。
「顕現せよ【桜刀】」
月華の手に二本の刀が現れたと思った瞬間、俺の薙刀を持ってる方の腕が、無くなった。
「チッ…化け物め」
こうして、師弟対決は月華の勝利で幕を閉じた。
夜空サイド
やっと、俺の番だな。しかし、観客少なすぎないか?
ミアは、スカルのお見舞いに星羅は仕事でギルドに戻ったし、ホムラはセイさんの手伝いに行ったし。
ここに居るのは、リリィと氷翠、サーニャとリンだな。
「なんともまあ、寂しいな」
「そんな事より、早くやりましょう」
やる気満々かよ…こっちは、めんどくさくてやる気出ないってのに。
こんなテスト方法にした奴を心底恨むよ…あ、俺か。
適当に負けようかね。
とか、思っているとミコトから魔力が溢れ出し殺気を俺に向けて放っていた。
「最初っから本気で行くので、適当に負けるとかは勘弁してくださいね?」
おう?なんで、バレたの?
「口に出てましたよ!」
と、ミコトが俺に向かって突っ込み蹴りを腹に放って来る。
ほぉ!なかなか、スピードあるじゃん。
俺は、感心しながらも体を横にして避けた。
「やはり、貴方相手だとノーマルじゃ勝てないですか」
「んー、ま、そだな。やるんだったら早くしな?待っててやるから」
俺は、ふわぁっとあくびをしながらその場に座った。
「人を馬鹿にして…後悔しないで下さいね?【リミットブレイク】」
ミコトの目に黒い線が入り、周りの重力が重くなった。
魔武器は、あれか。いつの間に出したのやら。
ミコトの、手には長いランスと盾が握られて居た。
よしよし、なら俺も出すとするか。
「顕現せよ【雪代】」
ミコトサイド
なんか、嫌な予感がするから離れておこう。
私は、夜空さんから目を離さず後ろに後退した。
「あり?こねーの?なら、俺から行くぞ?」
と、夜空さんが腰を低くした瞬間姿が消えた。
ッ!速い!やっばい、見失った…。
上に気配がし盾でガードしたが、痛みが走ったのは後ろからだった。
「な!?」
何故後ろから?気配がしたのは上だったのに。
「今、何しましたか?」
「なーいしょ♪」
完璧に馬鹿にされてるねこれは。
私は、蹴りを放つが上を飛び越えられ外した。そして、ランスを構え夜空さんに向かって突撃した。
まあ、かわされるだろうけど保険は用意してあるから大丈夫。
「ふむ、ただの突進では無いな。なら、こうだな」
夜空さんが取った行動は刀を前に突き出し棒立ちで、立って居た。
避けないの?なら、貫く!
ランスの先っちょが刀に当たると、金属音と共に私の突進がピタリと止まった。
私が、後ろに跳びのき夜空さんを見ると
「ニヤ(・∀・)ニヤ」
と、していた。
ムカつくわ…あの顔。
緊張のせいか右手も冷たいし…。
「あ、右手凍るぞ?」
私が、右手を見ると肘のあたりまで凍っていた。
私は慌てて、右手の氷を砕くが力が全く入らなくなってしまった。
「あり?ちと、冷気が低かったかな?」
あの刀の能力かな?まあ、どっち道もうランスは持てないしここからは体術で行くしか無いかな。
「体術に切り替えたか、なら俺もそうしよう」
夜空さんは、魔武器を消し首をポキポキならしこちらを見つめた。
見た感じ、身体強化してないね。
「身体強化はしないんですか?」
「いいのいいの、ほらおいで」
夜空さんは、手を招きニヤリと笑った。
「負けた時の言い訳にしないで下さいね!【タイムストップ】」
私以外の時間が止まった…筈だった。
「へぇ、時属性かレアなもん持ってんじゃん」
は?止まってない?冗談でしょ…。
「なんで、止まらないのですか!?」
「んー、まあ、何でだろうな」
イラっとくるわ本当に。
「これならどうですか?【グラビティ】」
さて、これで夜空さんの体感重力は100倍まで上がって、まともに歩けない筈…何だけどなぁ。
「ふむ、少し重いな」
とか、言いながら腕を回していた。
「化け物ですか?」
「人間だ馬鹿野郎。さて、そろそろ満足したか?終わらすぞ?」
夜空さんはにっこりと笑いながら私に向かってゆっくり歩いて来る。
「まだ、終わらせないですよ!」
「俺が飽きたわ」
私が、魔法を唱える前に夜空さんの手によって空へと打ち上げられる。
「速すぎでしょ!」
「こんなの、まだ1割も出してないぞ?」
後ろからの声に振り向く間も無く地面に叩きつけられ、いつ出したか分からない刀を首に突きつけられる。
「まだやるなら、このまま首を飛ばす」
「はぁ、降参」
そして、なんともまあ呆気なく私の負けが確定した。
さてさて、久しぶりに月華との戦闘だけどどこまで強くなってるか楽しみだね。
「避けてんじゃねーぞ!この詐欺師が!」
「あはは、当たらないよ~」
僕は、月華の攻撃を空を舞うようにヒラヒラと避けまくっていた。
「遅いんだよね」
僕は、月華の拳をしゃがんで避け腹に蹴りを叩き込み吹き飛ばす。
「んの、野郎!」
昔から変わらないね、すーぐ怒るんだから。
「ほらほら、僕に技を見せてみなよ」
「上等!【乱れ桜】」
乱れ桜…桜属性のレーザーを放つ技で、枝分かれするんだよ。
僕は、ピンクのレーザーを避けレーザーから飛び出て来た、棘を手で弾く。
これ、当たっても痛いし避けても痛いから破壊するのが一番手っ取り早い、まあ、初見じゃ避けれないと思うけど…。
「チッ、やっぱり当たらないか」
「当たり前だよね、さあ、次は僕から行くよ?」
僕は、片手を前にもう片方を上に出した。
「【乱れ桜】【枝垂れ桜】」
月華の奴とは比べ物にならない程のでかさのレーザーと、無数の斬撃が雨のように降り注ぐ。
「【桜盾】
月華の周りに桜の花びらが舞い上がり僕の技を消しとばした。
あれ?僕の知らない技だ…。
「独自で見つけた感じかな?」
「昔とは、違うんだよ。」
そりゃそうだね、僕が月華の前から姿を消して2年になるもんね。
月華は、地面を強く蹴り俺に向かって突っ込み蹴りを放つが、その蹴りは空を切る。
「なんで、当たんないかな!」
「忘れた?僕は、視線と筋肉の動きで次の動き予想出来るんだよ?ほら、また隙だらけ」
月華の頭に手をつき、反動をつけ膝蹴りを顔に叩き込む。
弱い弱い、まだ僕には勝てないのかな?期待はずれだったかもね。
「ぐっ!やっぱり、強いな」
僕も、今まで遊んでた訳じゃ無いからね。
「そうだ!いい技を見せてあげるよ」
「あ?」
僕の周りに桜吹雪が、巻き起こりその花びらが、月華に向かって行く。
「ただの、桜吹雪なんて効かない!」
「このタイミングで普通の桜吹雪なんてやる訳無いよね」
花びらが月華に当たると当たった箇所に切り傷が入って行く。
「いたっ!なんだ、これ!」
「月華のギルドの名前だよ。【千本桜・斬】」
花びら一枚一枚が、斬撃だと思ってくれればいいよ。
「そんなの、教えてもらってないぞ!」
「当たり前だよ、これ最近作ったんだもん」
作ったと言うよりは、覚えたって言った方が正しいかな。
「もう、ギブアップ?」
だと、したら本当に期待はずれだし、時間の無駄だったね。
「…あまり、調子に乗らない方がよくってよ?」
「なにその口調気持ち悪いよ?」
「…ッ!やっべ!!」
と、呟き夜空が観客席に何重もの強固な結界を張り巡らせて居る。
観客席に目を向けると、ミコト、夜空、後ツインテールの女の子以外が気絶していた。
「どう言うことだろう」
「フフフ、ししょ~?あんまり、私を舐めてると痛い目にあいますわよ?」
ッ!この殺気はまずい!!
「【桜蘭】」
月華に纏わり付いて居た、花びら達が消し飛び黒色の桜が月華の周りに咲き誇った。
「行きますわよ?」
と、言った瞬間僕の身体が空中に吹き飛ばされ、目を開けると上から月華のかかと落としが決められた。
「ガハッ!!見えなかっ…」
そして、言い終える前に再度宙を舞った。
くそ!こんな月華知らないよ!
しょうがない…。
「【リミットブレイク】」
僕は、花びらを足場にしリミッターを外した。
「やっとですの?」
「ああ、もう遊びは終わりだ」
月華の周りには黒い桜、俺の周りには赤い桜が咲き誇った。
「綺麗だな」
「夜空さんでも、そんな事おもうんですね」
おい、ミコトそれは失礼だぞ…。
この桜の色にも一応理由があるんだよ。
お互いの強さを示してる感じだな、黒が一番強くて、二番目が赤色だ。
つまり、俺より月華の方が強いって事だ。
「考え事とは、余裕ですわね!」
月華の蹴りを、腕で受け止めカウンターで蹴りを月華の腹に叩き込むが、手のひらで逸らされ態勢が崩れてしまう。
ダメだな、勝てねーわ。
俺は、地面を強く手のひらで押し後ろに飛ぶ。
「最後の足掻きだ。顕現せよ【姫真刀】」
周りの桜が俺の手に集まり、桜が散るとピンク色の薙刀が握れていた。
「あら?魔武器ですの?なら、わたくしも」
おいおい、勘弁してくれよ。
「顕現せよ【桜刀】」
月華の手に二本の刀が現れたと思った瞬間、俺の薙刀を持ってる方の腕が、無くなった。
「チッ…化け物め」
こうして、師弟対決は月華の勝利で幕を閉じた。
夜空サイド
やっと、俺の番だな。しかし、観客少なすぎないか?
ミアは、スカルのお見舞いに星羅は仕事でギルドに戻ったし、ホムラはセイさんの手伝いに行ったし。
ここに居るのは、リリィと氷翠、サーニャとリンだな。
「なんともまあ、寂しいな」
「そんな事より、早くやりましょう」
やる気満々かよ…こっちは、めんどくさくてやる気出ないってのに。
こんなテスト方法にした奴を心底恨むよ…あ、俺か。
適当に負けようかね。
とか、思っているとミコトから魔力が溢れ出し殺気を俺に向けて放っていた。
「最初っから本気で行くので、適当に負けるとかは勘弁してくださいね?」
おう?なんで、バレたの?
「口に出てましたよ!」
と、ミコトが俺に向かって突っ込み蹴りを腹に放って来る。
ほぉ!なかなか、スピードあるじゃん。
俺は、感心しながらも体を横にして避けた。
「やはり、貴方相手だとノーマルじゃ勝てないですか」
「んー、ま、そだな。やるんだったら早くしな?待っててやるから」
俺は、ふわぁっとあくびをしながらその場に座った。
「人を馬鹿にして…後悔しないで下さいね?【リミットブレイク】」
ミコトの目に黒い線が入り、周りの重力が重くなった。
魔武器は、あれか。いつの間に出したのやら。
ミコトの、手には長いランスと盾が握られて居た。
よしよし、なら俺も出すとするか。
「顕現せよ【雪代】」
ミコトサイド
なんか、嫌な予感がするから離れておこう。
私は、夜空さんから目を離さず後ろに後退した。
「あり?こねーの?なら、俺から行くぞ?」
と、夜空さんが腰を低くした瞬間姿が消えた。
ッ!速い!やっばい、見失った…。
上に気配がし盾でガードしたが、痛みが走ったのは後ろからだった。
「な!?」
何故後ろから?気配がしたのは上だったのに。
「今、何しましたか?」
「なーいしょ♪」
完璧に馬鹿にされてるねこれは。
私は、蹴りを放つが上を飛び越えられ外した。そして、ランスを構え夜空さんに向かって突撃した。
まあ、かわされるだろうけど保険は用意してあるから大丈夫。
「ふむ、ただの突進では無いな。なら、こうだな」
夜空さんが取った行動は刀を前に突き出し棒立ちで、立って居た。
避けないの?なら、貫く!
ランスの先っちょが刀に当たると、金属音と共に私の突進がピタリと止まった。
私が、後ろに跳びのき夜空さんを見ると
「ニヤ(・∀・)ニヤ」
と、していた。
ムカつくわ…あの顔。
緊張のせいか右手も冷たいし…。
「あ、右手凍るぞ?」
私が、右手を見ると肘のあたりまで凍っていた。
私は慌てて、右手の氷を砕くが力が全く入らなくなってしまった。
「あり?ちと、冷気が低かったかな?」
あの刀の能力かな?まあ、どっち道もうランスは持てないしここからは体術で行くしか無いかな。
「体術に切り替えたか、なら俺もそうしよう」
夜空さんは、魔武器を消し首をポキポキならしこちらを見つめた。
見た感じ、身体強化してないね。
「身体強化はしないんですか?」
「いいのいいの、ほらおいで」
夜空さんは、手を招きニヤリと笑った。
「負けた時の言い訳にしないで下さいね!【タイムストップ】」
私以外の時間が止まった…筈だった。
「へぇ、時属性かレアなもん持ってんじゃん」
は?止まってない?冗談でしょ…。
「なんで、止まらないのですか!?」
「んー、まあ、何でだろうな」
イラっとくるわ本当に。
「これならどうですか?【グラビティ】」
さて、これで夜空さんの体感重力は100倍まで上がって、まともに歩けない筈…何だけどなぁ。
「ふむ、少し重いな」
とか、言いながら腕を回していた。
「化け物ですか?」
「人間だ馬鹿野郎。さて、そろそろ満足したか?終わらすぞ?」
夜空さんはにっこりと笑いながら私に向かってゆっくり歩いて来る。
「まだ、終わらせないですよ!」
「俺が飽きたわ」
私が、魔法を唱える前に夜空さんの手によって空へと打ち上げられる。
「速すぎでしょ!」
「こんなの、まだ1割も出してないぞ?」
後ろからの声に振り向く間も無く地面に叩きつけられ、いつ出したか分からない刀を首に突きつけられる。
「まだやるなら、このまま首を飛ばす」
「はぁ、降参」
そして、なんともまあ呆気なく私の負けが確定した。
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