家族で異世界転生!!

arice

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学園へ!

チート、学園へ

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さてと、着いたのはいいが校長室ってどこだ?

  俺は、月華に着いたら校長室に行くように言われていた為、絶賛校内をウロウロ中。

そして、俺が歩いていると校長らしき人が歩いて来た。

あの、歩き方熟練の武術の達人とかの歩き方だな。

「あの、すいません」

  俺は、一瞬戸惑ったがこの辺でウロチョロしていても仕方ないので、校長らしき人に話しかけた。

「うぬ?お主、見ぬ顔だな」

「はい、今日からお世話になる夜空です」

と、俺が自己紹介をするとじーさんが、ふうむとか言いながら、俺を見た。

「おお!キリサキの嬢ちゃんが言ってたのはお主だったか。さて、それなら早速校長室へ行くとするかの」

じーさんが俺の肩を持ったと思ったら、いつのまにか校長室らしき所に、移動していた。

「転移か」

「正解じゃ。まず、自己紹介しとこうかの
ワシの名前は、アースじゃ。校長でもおじいちゃんでも好きなように呼ぶといいわい」

「了解しました。」


「硬いのぉ。おっと、そんな事より早速制服に着替えてきんしゃい。その間に、担任呼んどくからの」

と、言われて渡されたのは真っ黒で二の腕の所一筋の白い線が、入ったブレザーだった。


「ブレザーか…どうせなら、学ランがよかったな」

後、胸の所に白い星が描かれているのは何かあるのか?


そして、俺は用意されていた部屋に入りブレザーに着替えた。

「おお!にやっとるの!そう思わんかライノ先生や」

「まあまあ、ですかね」


まあまあとは、なんだコラ。

「夜空君紹介しよう、こちらがお主のクラスのシルバークラスの担任ライノ先生じゃ」

「ライノ・スカーレットだ、よろしく」

ガチガチのオールバックの男は手を出して握手を求めて来た。

俺はそれを無視し、アースへと向き直った。

「シルバークラスって?普通はSクラスとかじゃないのか?」

「そうか、お主には説明が必要じゃったな」

と、言われて説明されたのが以下の通りだ。

クラスは、実力によって振り分けられるらしい。

一番上がプラチナクラス、次がゴールド、それでシルバー、ブロンズてな感じで分けられるそうだ。

知識があるからわかるんじゃ無いかって?

まあ、色々あるんだよ。

  それで、年に二回テストがあって、そのテストで上位三名が上のランクに行けるらしい。

「上のランクに行くと何か得でもあんのか?」

「さっきから、お前校長に対してなんだその口の聞き方は!」

え?いや、だって硬いって言われたから。

「いいんじゃよ、ライノ先生。勿論、得はあるぞ。プラチナクラスは学費、寮代、学食代免除、ゴールドクラスは寮代と学食代免除、シルバークラスは学食代免除。じゃ」

ふーん。プラチナに上がると働かなくても生きていけるって事か。


「校長、そろそろ」

「そうじゃったの。それでは、夜空君楽しい学園生活をの」

「りょーかい」

  俺は、ライノの後に続くように校長室を後にした。

「貴様、さっき俺の挨拶無視したな?」

「したよ?だって、政府と関わるつもりは無いもん」

「な!?」


ライノがいきなり振り向き、鬼の形相で俺を見ていた。

「あんた、雷帝だろ?」

  帝は、この国の中で最も強い人達が集まっている組織みたいなもんだ。

「なぜわかった?」

「歩き方と気配かな?」

じーさんも帝で多分土帝とかじゃねーかな。

「お前、何者だ?」

「なーいしょ。それより、教室まだ?」

  ライノは曇った表情をしていたが、すぐにキリッとした顔をなり、指差した。

「ここだ。いいか?俺が呼んだら入って来いよ?」

「はいはい」

  ライノは、扉を開け中に入ると今まで騒がしかった教室が静寂包まれた。

「今日は、このクラスに新入生が来たぞ。」

  ライノがそういうと、少しざわめいた後に質問が飛び交った。

「先生!男ですか?」

「イケメンですか?可愛いですか?」

「強いんですか?」

「うるさい!自分達で聞け!おい、入って来い」

呼ばれたので入るとしますか。

「今日から、お世話になる夜空だ。まあ、適当によろしく頼む」

さてさて、強そうなのは4人かすくねーな。

「お前の席はあそこな」

俺は指差された席へ向かった。

窓際じゃん!ラッキー!しかも、強そうな奴らに囲まれてんじゃん。

「よ、ミア。よろしくな」

「よろしくー」

「さて、今日はお前らがやらせろやらせろうるさかった魔武器召喚と使い魔召喚だ。10分休みの後すぐに、闘技場へ集合だ!それじゃ、解散」

と、ライノが教室を出て行くと俺の周りにクラスの奴らが群がった。

「ねぇねぇ、属性何持ってる?」

「闇と雷だ」

なんか、めんどくさそうだから全属性使えるのは隠すことにした。

「体術得意か?」

「まあ、お前よりは強いかな」

など、質問に答えていると俺の周りに群がっていた奴らが、ばらばらと散っていった。

それで、最後に残ったのが

「私の名前は、リリィにゃ。よろしくにゃ♪」

猫語の奴と

「俺の名前は、スカルだ。」

黒髪イケメン

「俺は、ホムラだ!よろしくな」

赤髪バカだった。


「俺は、夜空よろしく」

「色々、聞きたいこともあるだろうけどそろそろ行かないと、怒られるわよ?」

と、ミアの声に時計を見ると授業開始まで残り2分しかなかった。


あ、完璧遅刻だな。

「遅刻確定だから、のんびり行こうぜ」

  俺達は、特に焦ることも無くのんびり歩いて向かった。

闘技場

「お前ら!遅刻だぞ!ボケぇ!」

「すいませんでしたぁ」

  俺は、手をひらひらとさせ口だけの謝罪をした。


ライノが小さく、あの野郎…とか呟いていたけど無視無視。

「んん!全員揃ったな?それでは、これから武具石を配る!五人グループ作ってくれ!」


「俺、ミア、リリィ、スカル、ホムラでいいだろ?」


全員が、頷いたのでとりあえずは安心した、ボッチとか嫌じゃん?


「組んだな?じゃあ、誰でもいいから武具石取りに来い!」

「ホムラー任せたぁ」

俺は、欠伸しながらその場で横になった。


「俺かよ!別に、いいけどよ」

  ホムラが、武具石を取りに行ってる間に俺はリリィ達の話に耳を傾けた。

「魔武器たのしみだね」

「あれ?ミアちゃん持ってなかったにゃ?」

「あれは、魔武器じゃ無いわよ?家に置いてあったのを持ってただけ」

「スカルも魔武器は楽しみにゃ?」

「まあ、それなりには。まあ、俺は使い魔の方が興味あるな」

と、ミア達が話しているとホムラが武具石を持って帰ってきた。


「戻ったぞ!」


「うむ、ご苦労」

「いや、お前何様だよ!」

俺は、ははっと笑いながら武具石を受け取った。

「んじゃ、各自作ってもう一回ここに集合な」

「了解」

全員が、別々の場所に移動したのを確認して俺は、武具石をみた。


うむぅ、やはりというか何というか不純物混ざりまくってるな。

除去の仕方は確か、こうだっけか?


俺は、本に書いてあった方法を実行した。


これ、普通の奴がやると武具石砕けるんだってさ。


「よし、これで純度100パーセントだな。さーてと、なにが出てくるかな?」

  俺は、魔力を全開に放出し武具石にありったけ注いだ。


俺の魔力に当てられた奴が何人か吐いたりしていたがしーらないっと。

「なるほどね」

  黒い光が晴れると、俺の手の中に真っ黒な死神が、持っているような鎌が保たれていた。

名前つけるんだよな…ネーミングセンス絶望的に無いけど適当に

「名を授ける、お前の名前は【黒亜】」

  俺がそう唱えると黒亜が一瞬黒く光り俺の頭の中に、言葉が流れた。

名前【黒亜】形状【大鎌】

能力
・絶対切断
・対象指定
・属性解放
・侵食

はぁ、だよな。チートだよな…。

  俺は、その場でしゃがみながら他の奴らが来るのを待った。

  数秒待っていると全員が、それぞれの武器を持ちながら歩いてきた。


「遅い!」

「え、えぇ…」

ミアが困惑の声を上げたのを無視して俺は、立ち上がった。

「さて、誰から行く?」

「なら俺から」

先に手を上げたのは、バ…ホムラだった。

「こいつは、翔炎。見ての通り、飛翔剣だ。能力は…」

はいめんどくさいので、ダイジェスト~。

ホムラ

名前【翔炎】形状【飛翔剣】
能力
・消費魔力半減
・火属性吸収
・攻撃力上昇
・ホーミング

ミア

名前【希剣】形状【レイピア】
能力
・消費魔力半減
・スピード上昇
・幻属性と光属性吸収
・攻撃力上昇

リリィ

名前【月光】形状【グローブ】
能力
・身体能力上昇
・消費魔力半減
・一定以下の打撃無効
・風を吸収

スカル

名前【零】形状【銃剣】
能力
・身体能力上昇
・ホーミング
・貫通
・魔法弾作成
・危険察知
・隠密

てな訳だ、おそらくスカルの武器の能力が多いのは、運良く不純物の少ない石に当たったんだろうな。

「夜空のはなんにゃ?」

「俺のはこれ、名前は黒亜。能力は絶対切断、侵食、対象指定、属性解放だ」

「なんだ、その反則能力」

「お前、本当に人間か?」

とりあえず、ホムラは後でどつく!


「んじゃ、次は使い魔召喚に移るから各自魔法陣の前に集合」

  ライノの言葉を聞き、俺達は武器を直し魔法陣へと移動した。











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