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物語は急激に加速して息切れをする
人生は選択肢の連続
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人生には色々な岐路がある。あの時こっちに行けばよかったとか あの学校を受験してたらとか
後になって後悔する事いっぱいある。でも人生はゲームじゃないからリセットボタンなんか無い
これはゲームだったんだよね? ヒロインどこいった?仕事しろ
!最初は婚約破棄を阻止する為だけだったのに
物語が違う方向に進んでる気がする
あれー?如何 如何してしてこうなった?
話はお昼前に遡る
アリーナとモルガーナは食堂に行く為に急いでいた あくまで優雅冷静に【注 モルガーナのみ】
ある一人の男子生徒とぶつかってしまう 恋は始まらなかったが その時に彼が袋の中身をぶちまけた
「うわっ」
「痛い!御免なさい 」散らばった物を渡そうとした時 見てしまった
何冊かの本と原稿用紙
ん・・・ん・・ん?? この本は今 巷で密かな話題になっている書籍ではないか!!!
つい、原稿用紙に見入ってしまう これは・・・・書きかけの生原稿・・・って凄いーーーー
あれ? これって先日出たばっかりの〔白銀の悪戯王子は砂漠の残酷皇帝の執着愛から逃れられない〕じゃないか!!
この世界でこれだけのBL小説が拝めると思わなかった 至極の一品 なんでこの男子が・・・・
(前世の腐った友達が泣いて喜びそうな物語だった・・・うん。)
それにこれは続編だ・・・
モルガーナも本に気がついていたが何が何だか分からなかった。
三人模様の絶対絶命・・・・・
「あの、見ました?」そこで本当は見てないと言うのがお約束なのだろうが アリーナは馬鹿だった
「見ました 貴方が何故 入手が難しい john・ doe の小説の最新作 おまけに生原稿これって・・・」
「大きい声出さないで お願いだから」男子生徒は狼狽している こいつ誰だったけ? 確かに知っているんだけど 顔も分かるけど 名前と顔が一致しないな
《アリーナは自分の事を棚に上げて悩んだ》
「ア、アリーナ。お昼に遅れてしまうわ。エドモンド様たちを御待たせする訳にはいきませんわ。 ハッキリ言って私も非情に気になりますが 私の愛してやまない ジョン・ボー先生の原稿とか・・」
そうだった モルガーナはジョン・ボーの小説 処女作を読んでから物凄く嵌っている。
「こんなに愛が深くて エロティックで 泣けるなんて 偉大すぎますわ」エドモンド王子には一寸見せられないな ここまで感情を露わにする モルガーナは・・・。
未来の王妃様をBLの世界に誘った罪は軽くないだろう
やばい 自分で断頭台の道を選んでしまっている。 後悔先に立たず
「モルガーナ様は先に行って 取り合えず誤魔化しておいて」
「了解ですわ 後で私にちゃんと教えてよ」
「Yes ma am」 モルガーナが去っていき 二人きりになった
人通りがあるとは言え 婚約者でもない男女が二人っきりだと有らぬ噂を呼んでしまう
「取り合えず 私 食堂に行きますが 歩きながらお話しても宜しくて?」
「はあ、了承しました」力なげに男子は頷いた。
「ところで何故あの小説を?」
「ああ、姉が、そう姉です 姉の持ち物で そう です」
「書きかけの原稿も?お姉様?」
「いやあ~叔母、そう、叔母です」埒が明かない
食堂についてしまった エラルド達が此方を見ている。
「放課後、談話室で ジョン・ボー先生?」
「あっ、はい」男子生徒は返事をしてしまい 一瞬、シマッタ!と言う顔したのも見逃さなかった
ふ・ふ・ふ名探偵 アリーナちゃんを舐めてもらっては困るわよ
流石 頭脳は子供 身体は大人である《違う!!》
食後、エラルドに裏庭に連れて行かれた 何だろう? さっきの悪ふざけを怒っているのかな?
それとも例の『野獣の騎士団長(以下略)』の事かしら?
あれを見られたのは一寸拙かった。嫁入り前なのに~
しかし裏庭人いないな~。絶好のイベントスポットだね ここは 王子だか脳筋だかがここで・・・
いきなり壁ドン! れっ?今された なんで私?ヒロインじゃないぞ? 相手が違うぞ?
「アリーナ、さっきの男は誰だ?」
さっきの男?さっきの・・・ああ、 ジョン・ボー先生の事か・・
「えーっと特に知り合いって程じゃないです。私が彼の荷物をぶち撒けちゃったので拾って序に食堂までご一緒しただけですよ」
余計な事は言わない アリーナは出来る子なのだ。
「それにしては何か深刻そうな様子だったが」
「よく、知らないのは本当ですよ。只、彼の持っていた本が貴重本だったので後でモルガーナ様と一緒に見せて貰いに行きますが」概ね合っている 筈だ
「あの男に会いに行くのか?」
「はあ、モルガーナ様の事が心配なんですね。エドモンド様ったら心配性なんだから 私も一緒で けして二人っきりににはならないので大丈夫ですよ」 分かっていないのはアリーナのような気がする。
「俺は御前の事を束縛しようとは思わない。只、他の男と二人っきりとかは止めて欲しいと思うのは束縛している事になるのだろうか?」
知らんがな~~モブなんぞ男と二人でいたって思い切り背景に溶け込むわっ!!
誰も気に留めないと思うよ
「最近の御前は眩しい位だ 側にいるとドキドキが止まらないのはどうしてだろう」
ドキドキが止まらないってまさか心臓が悪くなった・・・とかじゃないだろうね?
私に言うより病院に行った方がいいよな 相変わらず好みでは無いが無駄に良い男だよな
身長差も結構だよね~ この顔だから野獣で朝までアンアンコースでも許されるのか
~但しイケメンに限るってやつだね うんうん 何処まで行ってもアリーナはアリーナであった。
ふと視界が暗くなる 少し屈んだエラルドの顔が目の前にある
「??!!」
いきなり抱きしめられた
(え?えっ?)
「アリーナ・・」
キス・・・?キスされてるの・・私ーーーーーーーー。時間にすればたいした長い時間では無いだろう
唇をなぞるだけの口付けそれから無理に口をこじ開けて舌を絡ませられる
「む、むふぅ」
生娘の私になんて事しやがるんだ。 こっちとら一応深層の令嬢だぞ!!
そして冒頭に戻る
「すまん、アリーナお前の顔を見ていたら押さえが利かなくなった。」漸くエラルドが謝る
アリーナは涙目になっていた。くっそー私のファースト・キスが 野獣に貪るように食べられてしまった
何で私がエラルドとキスなんてしちゃったの? どうせ最後はアリーナ何か ポイッのくせに
何のかんの言ってヒロインを選ぶくせに
「エラルド様の馬鹿ーーーーー」
走って逃げた 顔見れないよ 何処で如何間違えた?間違ってないの?リセットボタンはどこだ?
モブの癖に調子に乗ったから? 地味子がリア充グループに間違って入っても碌な事にならないの分かった
私には攻略者の婚約者なんて最初から無理だったんだ。一抜けよう・・・。
と言う時に限って 午後は貴族科(淑女コース)騎士科 合同のダンスの教科
出たくない 仮病を使おう そうしましょ 暫くエラルドの顔は見たくない
後になって後悔する事いっぱいある。でも人生はゲームじゃないからリセットボタンなんか無い
これはゲームだったんだよね? ヒロインどこいった?仕事しろ
!最初は婚約破棄を阻止する為だけだったのに
物語が違う方向に進んでる気がする
あれー?如何 如何してしてこうなった?
話はお昼前に遡る
アリーナとモルガーナは食堂に行く為に急いでいた あくまで優雅冷静に【注 モルガーナのみ】
ある一人の男子生徒とぶつかってしまう 恋は始まらなかったが その時に彼が袋の中身をぶちまけた
「うわっ」
「痛い!御免なさい 」散らばった物を渡そうとした時 見てしまった
何冊かの本と原稿用紙
ん・・・ん・・ん?? この本は今 巷で密かな話題になっている書籍ではないか!!!
つい、原稿用紙に見入ってしまう これは・・・・書きかけの生原稿・・・って凄いーーーー
あれ? これって先日出たばっかりの〔白銀の悪戯王子は砂漠の残酷皇帝の執着愛から逃れられない〕じゃないか!!
この世界でこれだけのBL小説が拝めると思わなかった 至極の一品 なんでこの男子が・・・・
(前世の腐った友達が泣いて喜びそうな物語だった・・・うん。)
それにこれは続編だ・・・
モルガーナも本に気がついていたが何が何だか分からなかった。
三人模様の絶対絶命・・・・・
「あの、見ました?」そこで本当は見てないと言うのがお約束なのだろうが アリーナは馬鹿だった
「見ました 貴方が何故 入手が難しい john・ doe の小説の最新作 おまけに生原稿これって・・・」
「大きい声出さないで お願いだから」男子生徒は狼狽している こいつ誰だったけ? 確かに知っているんだけど 顔も分かるけど 名前と顔が一致しないな
《アリーナは自分の事を棚に上げて悩んだ》
「ア、アリーナ。お昼に遅れてしまうわ。エドモンド様たちを御待たせする訳にはいきませんわ。 ハッキリ言って私も非情に気になりますが 私の愛してやまない ジョン・ボー先生の原稿とか・・」
そうだった モルガーナはジョン・ボーの小説 処女作を読んでから物凄く嵌っている。
「こんなに愛が深くて エロティックで 泣けるなんて 偉大すぎますわ」エドモンド王子には一寸見せられないな ここまで感情を露わにする モルガーナは・・・。
未来の王妃様をBLの世界に誘った罪は軽くないだろう
やばい 自分で断頭台の道を選んでしまっている。 後悔先に立たず
「モルガーナ様は先に行って 取り合えず誤魔化しておいて」
「了解ですわ 後で私にちゃんと教えてよ」
「Yes ma am」 モルガーナが去っていき 二人きりになった
人通りがあるとは言え 婚約者でもない男女が二人っきりだと有らぬ噂を呼んでしまう
「取り合えず 私 食堂に行きますが 歩きながらお話しても宜しくて?」
「はあ、了承しました」力なげに男子は頷いた。
「ところで何故あの小説を?」
「ああ、姉が、そう姉です 姉の持ち物で そう です」
「書きかけの原稿も?お姉様?」
「いやあ~叔母、そう、叔母です」埒が明かない
食堂についてしまった エラルド達が此方を見ている。
「放課後、談話室で ジョン・ボー先生?」
「あっ、はい」男子生徒は返事をしてしまい 一瞬、シマッタ!と言う顔したのも見逃さなかった
ふ・ふ・ふ名探偵 アリーナちゃんを舐めてもらっては困るわよ
流石 頭脳は子供 身体は大人である《違う!!》
食後、エラルドに裏庭に連れて行かれた 何だろう? さっきの悪ふざけを怒っているのかな?
それとも例の『野獣の騎士団長(以下略)』の事かしら?
あれを見られたのは一寸拙かった。嫁入り前なのに~
しかし裏庭人いないな~。絶好のイベントスポットだね ここは 王子だか脳筋だかがここで・・・
いきなり壁ドン! れっ?今された なんで私?ヒロインじゃないぞ? 相手が違うぞ?
「アリーナ、さっきの男は誰だ?」
さっきの男?さっきの・・・ああ、 ジョン・ボー先生の事か・・
「えーっと特に知り合いって程じゃないです。私が彼の荷物をぶち撒けちゃったので拾って序に食堂までご一緒しただけですよ」
余計な事は言わない アリーナは出来る子なのだ。
「それにしては何か深刻そうな様子だったが」
「よく、知らないのは本当ですよ。只、彼の持っていた本が貴重本だったので後でモルガーナ様と一緒に見せて貰いに行きますが」概ね合っている 筈だ
「あの男に会いに行くのか?」
「はあ、モルガーナ様の事が心配なんですね。エドモンド様ったら心配性なんだから 私も一緒で けして二人っきりににはならないので大丈夫ですよ」 分かっていないのはアリーナのような気がする。
「俺は御前の事を束縛しようとは思わない。只、他の男と二人っきりとかは止めて欲しいと思うのは束縛している事になるのだろうか?」
知らんがな~~モブなんぞ男と二人でいたって思い切り背景に溶け込むわっ!!
誰も気に留めないと思うよ
「最近の御前は眩しい位だ 側にいるとドキドキが止まらないのはどうしてだろう」
ドキドキが止まらないってまさか心臓が悪くなった・・・とかじゃないだろうね?
私に言うより病院に行った方がいいよな 相変わらず好みでは無いが無駄に良い男だよな
身長差も結構だよね~ この顔だから野獣で朝までアンアンコースでも許されるのか
~但しイケメンに限るってやつだね うんうん 何処まで行ってもアリーナはアリーナであった。
ふと視界が暗くなる 少し屈んだエラルドの顔が目の前にある
「??!!」
いきなり抱きしめられた
(え?えっ?)
「アリーナ・・」
キス・・・?キスされてるの・・私ーーーーーーーー。時間にすればたいした長い時間では無いだろう
唇をなぞるだけの口付けそれから無理に口をこじ開けて舌を絡ませられる
「む、むふぅ」
生娘の私になんて事しやがるんだ。 こっちとら一応深層の令嬢だぞ!!
そして冒頭に戻る
「すまん、アリーナお前の顔を見ていたら押さえが利かなくなった。」漸くエラルドが謝る
アリーナは涙目になっていた。くっそー私のファースト・キスが 野獣に貪るように食べられてしまった
何で私がエラルドとキスなんてしちゃったの? どうせ最後はアリーナ何か ポイッのくせに
何のかんの言ってヒロインを選ぶくせに
「エラルド様の馬鹿ーーーーー」
走って逃げた 顔見れないよ 何処で如何間違えた?間違ってないの?リセットボタンはどこだ?
モブの癖に調子に乗ったから? 地味子がリア充グループに間違って入っても碌な事にならないの分かった
私には攻略者の婚約者なんて最初から無理だったんだ。一抜けよう・・・。
と言う時に限って 午後は貴族科(淑女コース)騎士科 合同のダンスの教科
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