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ありきたりな学園生活の予定でした
類(モブ)は友を呼ぶ
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見てる エラルド様がこっちを見てる。昨日の本(野獣の騎士団長~長いので割愛)見られたのか?
あの目は多分 見られたな~。軽蔑されてるのだろうか?あれじゃあな~(野獣の 以下略)
あんたなんか追加ディスク版だと野獣その物じゃないか!と一人心の中で毒吐いた
追加ディスク版の事を思い出して一人赤くなったり青くなったりしていた。
朝までアンアンコース 抱き潰される 恐怖しかない
私なんて妄想と煩悩しかしてないもん。 【エラルドも朝まで妄想と煩悩の住人だった事をアリーナはまだ知らない】
ある意味お似合いのカップルだったりする。
「アリーナさっきのはやっぱり?」モルガーナが少し高揚した顔で囁く
「ええ、モルガーナ 十中、八九 間違いないわ どうしましょ?」
「まさか、こんな身近に?なんて事」女子の間で不穏な会話が続いている
堪らずにエドモンド王子が二人に聞いた
「一体、さっきから如何したと言うんだ?モルガーナ?アリーナ?私達に言えないのか?」
王子様が静かに怖い・・・・でもアリーナ達は個人情報があるので口が裂けても言えなかった
(この時代に個人情報が守られるとは思えないけど・・・言えない・・・さっきの事は言えないよ!!!)
「エドモンド様ご無礼を失礼します。どうしても今は言えないのです。私達を信じてくださいまし」
モルガーナは潤んだ眼つきで王子を見た 手を取り強く握ったエドモンドに会心の一撃 クリティカルヒット!
王子はやられてしまった。100ポイントの経験値を獲得 モルガーナはレベルが3上がった!
モルガーナは潤んだ流し目を覚えた・・・・
ってとこかな? 私・・?うん、倒せないな 如何しようか?
モルガーナの様な美貌もボン!キュ!ボン!も無い 憂い顔も似合わない こうなりゃ自棄だ
「エラルド様・・・・(ニッコリ)」言いながら顔をツン と突いた
アリーナの攻撃 しかしエラルドは固まってしまった
エラルドにニッコリは効かなかった? エラルドは顔を背けた
しかし赤くなっているが アリーナには見えない
誘惑・・・駄目だ、端から習得してないし もともと私じゃ習得できん
本当はエラルドに攻撃は効いていた 隠れ経験値30を密かに手に入れた モブのレベルは5上がった
しかし隠れ経験値なだけに アリーナは気がつかない(エラルド限定の隠れ経験値だった)
モブの王子守り隊はこのシュールな光景を目の前で見させられていた
((なんだこれ?))不思議な光景過ぎた 婚約者同士の謎のじゃれあいに眩暈がした
何時も何考えているのか解らないアリーナ嬢は納得できるが
(何考えているのか解らないじゃなくて 多分何も考えていない)
淑女の鏡と言われているモルガーナ嬢まで王子といちゃついているのはある意味
悪夢の光景だった。オマケに豪胆な騎士候補NO1のエラルドが顔を赤らめて動揺している 王子に至っては何時もの俺様はなりを潜め 随分と腑抜けた顔になっている
両者共に珍しい物を見てしまった。 これを口に出せば自分達は消されるかも知れない
し・か・し 自分達の存在意義は?何かいない者として扱われてないか? 俺達は背景なのか?
そんな心の叫びが木霊する。 モブ護衛その① フェルモ・アルバーニはのちにそう語った
モブ護衛その② ルキーノ・コロンネッティは単純に羨ましかった
何故なら彼にも婚約者はいるのだが だが
彼の婚約者は僅か7歳だった。親戚の子みたいで可愛いが流石にスキンシップは出来ない
と言うかしてしまったら犯罪である。 王子の護衛で もしかしたら側近候補になれるかもしれない
そんな未来を手放し出来るほど馬鹿じゃない でも彼だって健全な青少年である
目の前で繰り広げられる光景を見て只、只、羨ましくてしょうがなかった。
(後、10年か~辛いな色々と・・・)
相変わらずの近づけない 近づきたくないテーブルである その光景を一人の男子生徒が見ていた
(あー、さっきは拙かったな。学園に持ってきちゃった自分が悪いけど ベルトロット嬢にばれた。 ・・・さっきの態度からするとその リッカルディ嬢も知っている気がする
これが広まったら 俺は破滅だ 如何しよう? でも如何する事も出来ない このまま知らん振りを決め込むか
いや、ベルトロット嬢はさっきの物 で確信していた。逃げれないのか・・・)
あの目は多分 見られたな~。軽蔑されてるのだろうか?あれじゃあな~(野獣の 以下略)
あんたなんか追加ディスク版だと野獣その物じゃないか!と一人心の中で毒吐いた
追加ディスク版の事を思い出して一人赤くなったり青くなったりしていた。
朝までアンアンコース 抱き潰される 恐怖しかない
私なんて妄想と煩悩しかしてないもん。 【エラルドも朝まで妄想と煩悩の住人だった事をアリーナはまだ知らない】
ある意味お似合いのカップルだったりする。
「アリーナさっきのはやっぱり?」モルガーナが少し高揚した顔で囁く
「ええ、モルガーナ 十中、八九 間違いないわ どうしましょ?」
「まさか、こんな身近に?なんて事」女子の間で不穏な会話が続いている
堪らずにエドモンド王子が二人に聞いた
「一体、さっきから如何したと言うんだ?モルガーナ?アリーナ?私達に言えないのか?」
王子様が静かに怖い・・・・でもアリーナ達は個人情報があるので口が裂けても言えなかった
(この時代に個人情報が守られるとは思えないけど・・・言えない・・・さっきの事は言えないよ!!!)
「エドモンド様ご無礼を失礼します。どうしても今は言えないのです。私達を信じてくださいまし」
モルガーナは潤んだ眼つきで王子を見た 手を取り強く握ったエドモンドに会心の一撃 クリティカルヒット!
王子はやられてしまった。100ポイントの経験値を獲得 モルガーナはレベルが3上がった!
モルガーナは潤んだ流し目を覚えた・・・・
ってとこかな? 私・・?うん、倒せないな 如何しようか?
モルガーナの様な美貌もボン!キュ!ボン!も無い 憂い顔も似合わない こうなりゃ自棄だ
「エラルド様・・・・(ニッコリ)」言いながら顔をツン と突いた
アリーナの攻撃 しかしエラルドは固まってしまった
エラルドにニッコリは効かなかった? エラルドは顔を背けた
しかし赤くなっているが アリーナには見えない
誘惑・・・駄目だ、端から習得してないし もともと私じゃ習得できん
本当はエラルドに攻撃は効いていた 隠れ経験値30を密かに手に入れた モブのレベルは5上がった
しかし隠れ経験値なだけに アリーナは気がつかない(エラルド限定の隠れ経験値だった)
モブの王子守り隊はこのシュールな光景を目の前で見させられていた
((なんだこれ?))不思議な光景過ぎた 婚約者同士の謎のじゃれあいに眩暈がした
何時も何考えているのか解らないアリーナ嬢は納得できるが
(何考えているのか解らないじゃなくて 多分何も考えていない)
淑女の鏡と言われているモルガーナ嬢まで王子といちゃついているのはある意味
悪夢の光景だった。オマケに豪胆な騎士候補NO1のエラルドが顔を赤らめて動揺している 王子に至っては何時もの俺様はなりを潜め 随分と腑抜けた顔になっている
両者共に珍しい物を見てしまった。 これを口に出せば自分達は消されるかも知れない
し・か・し 自分達の存在意義は?何かいない者として扱われてないか? 俺達は背景なのか?
そんな心の叫びが木霊する。 モブ護衛その① フェルモ・アルバーニはのちにそう語った
モブ護衛その② ルキーノ・コロンネッティは単純に羨ましかった
何故なら彼にも婚約者はいるのだが だが
彼の婚約者は僅か7歳だった。親戚の子みたいで可愛いが流石にスキンシップは出来ない
と言うかしてしまったら犯罪である。 王子の護衛で もしかしたら側近候補になれるかもしれない
そんな未来を手放し出来るほど馬鹿じゃない でも彼だって健全な青少年である
目の前で繰り広げられる光景を見て只、只、羨ましくてしょうがなかった。
(後、10年か~辛いな色々と・・・)
相変わらずの近づけない 近づきたくないテーブルである その光景を一人の男子生徒が見ていた
(あー、さっきは拙かったな。学園に持ってきちゃった自分が悪いけど ベルトロット嬢にばれた。 ・・・さっきの態度からするとその リッカルディ嬢も知っている気がする
これが広まったら 俺は破滅だ 如何しよう? でも如何する事も出来ない このまま知らん振りを決め込むか
いや、ベルトロット嬢はさっきの物 で確信していた。逃げれないのか・・・)
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