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ありきたりな学園生活の予定でした
モブになってわかるモブの有り難さ
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書きかけなのに間違って朝公開してしまいました
御免なさいデス
*********************
アリーナは貴族科、 淑女コースにこれから席を置き通う事になる。このコースは読んで字の如く立派な淑女を
目指すべく作られた機関である。基本的なダンス・礼儀作法は貴族の令嬢は殆ど幼い頃からの躾を受けているが
それ以上の教養を身につける為だ。たとえばお茶会に招かれたときの所作、受け答え
自分が招いたときにゲストにたいする話術とか、お茶の葉の種類、お花の飾り方
社交界で生き抜いていく為の戦闘 を最高の教授陣から学ぶのだ。
人の交わし方とか本当に大変だものね~~~
アリーナは本来お気楽・極楽なのだがここに通う以上気を引き占めなくてはならないな~~とひとりごちた。
ところでヒロインはどこのクラス何だろうと 辺りを見回したがそれらしい人物はいない
(淑女コースではないのかしら?)
まさかの脳筋狙いで騎士コースに行っちゃったのかしら どんどん不安は募る
そんな時モルガーナ様が声を掛けて下さって他のご令嬢達を紹介して下さった。 入学式のご縁で仲良くしていただいております。
(やっぱりモルガーナ様は良い人だ。悪役令嬢(仮)なんてさせたくない)宰相のお嬢様なのに気さくな人だ
そう言えばこの方の弟君も確か攻略者なんだよな~~お姉さまを糾弾したら駄目!絶対!
と 思っていたらひょっこり顔を出しました。 ヒロイン様です
王道の貴族科淑女コースにやっぱりいたんですねえ・・・・。王子狙いかはたまた逆ハー狙いか・・・
益々、気が抜けなくなってきちゃったわ。 面倒くさいのにな・・・
可愛い顔はしているけどやっぱりモルガーナ様とかに比べると垢抜けない印象なんでよね
これから磨かれるのかしら?あっ、王子が来た。確かこの後偶然ぶつかって名前のやり取りになるんだけど普通、護衛のご学友に囲まれた王子様にぶっかってなんて果たして出来るのだろうか?
護衛君達が止めるよね 普通に考えてさ
やっぱり上手にかわされているわ 伊達に王子様のお守り隊じゃないよね~少し感心する
エレオノーラ嬢は王子を見ているけどエドモンド様は気にも留めていない
あれ?私の知っているゲームと何かちがうな??
「って、聞いておりますの?アリーナ様?」モルガーナ様に叱られてしまった てへっ
「御免なさい 今そこにエドモンド王子様がいらっしゃったのでつい、見ていてしまったわ」
「あら、エドモンド様お見えになったのかしら?」そんな不毛な会話をしていたら
「私が何だって?」うおおお いきなりご本人登場ですか 心臓に悪いねこりゃ
こんな誓い距離で見てしまった 初めて見たよ~(ゲーム除く)
「いいえ、殿下が此方にお見えになったと友人と話をしていたところです」
チラッと此方を見るモルガーナ様 こっちに振らないでくださいませ
「君は?」声を掛けられてしまった どうしよう・・・・
「ベルトロット伯が娘 アリーナ・ベルトロットです。モルガーナ様には入学時より親しくさせて頂いております
以後、お見知りおきをお願いいたします」
どうだ15年貴族の令嬢は伊達じゃないぞ!そんなの顔にはおくびにも出さないけどな
「ああ、ベルトロット伯の娘か・・・モルガーナと親しいのだな。確か君の婚約者はエラルドだったな。
聞いていた印象と何か違う気がするが・・まあいい。モルガーナと仲良くしてやってくれ」
モルガーナ様に向かいエドモンド殿下は軽く頬を小突いて(所謂ツンツン)
ニッコリ笑い自分の席に護衛を連れて颯爽と行ってしまった。
悪役令嬢(仮)は顔を真っ赤にしてまるで金魚の様に口をパクパクさせていた。
周りを取り巻く他のご令嬢達も赤くなっている。そりゃそうだろ、空気がピンクに見えたもの
仲良いじゃんーー。普通の恋人同士に見えるよ~~
そうだ、忘れていたヒロイン様はどうなった? 此方の様子をじっと伺っていたみたいだが
隣の席の男の子と喋っている。あれ?あんな場面あったっけ?
あの男の子誰だっけ?私と一緒で背景だよな?
それになんで私がエラルド様の婚約者だって殿下知っているの?
聞いていた印象と違うって一体何なのよ~~~
解せぬ色々と・・・・
御免なさいデス
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アリーナは貴族科、 淑女コースにこれから席を置き通う事になる。このコースは読んで字の如く立派な淑女を
目指すべく作られた機関である。基本的なダンス・礼儀作法は貴族の令嬢は殆ど幼い頃からの躾を受けているが
それ以上の教養を身につける為だ。たとえばお茶会に招かれたときの所作、受け答え
自分が招いたときにゲストにたいする話術とか、お茶の葉の種類、お花の飾り方
社交界で生き抜いていく為の戦闘 を最高の教授陣から学ぶのだ。
人の交わし方とか本当に大変だものね~~~
アリーナは本来お気楽・極楽なのだがここに通う以上気を引き占めなくてはならないな~~とひとりごちた。
ところでヒロインはどこのクラス何だろうと 辺りを見回したがそれらしい人物はいない
(淑女コースではないのかしら?)
まさかの脳筋狙いで騎士コースに行っちゃったのかしら どんどん不安は募る
そんな時モルガーナ様が声を掛けて下さって他のご令嬢達を紹介して下さった。 入学式のご縁で仲良くしていただいております。
(やっぱりモルガーナ様は良い人だ。悪役令嬢(仮)なんてさせたくない)宰相のお嬢様なのに気さくな人だ
そう言えばこの方の弟君も確か攻略者なんだよな~~お姉さまを糾弾したら駄目!絶対!
と 思っていたらひょっこり顔を出しました。 ヒロイン様です
王道の貴族科淑女コースにやっぱりいたんですねえ・・・・。王子狙いかはたまた逆ハー狙いか・・・
益々、気が抜けなくなってきちゃったわ。 面倒くさいのにな・・・
可愛い顔はしているけどやっぱりモルガーナ様とかに比べると垢抜けない印象なんでよね
これから磨かれるのかしら?あっ、王子が来た。確かこの後偶然ぶつかって名前のやり取りになるんだけど普通、護衛のご学友に囲まれた王子様にぶっかってなんて果たして出来るのだろうか?
護衛君達が止めるよね 普通に考えてさ
やっぱり上手にかわされているわ 伊達に王子様のお守り隊じゃないよね~少し感心する
エレオノーラ嬢は王子を見ているけどエドモンド様は気にも留めていない
あれ?私の知っているゲームと何かちがうな??
「って、聞いておりますの?アリーナ様?」モルガーナ様に叱られてしまった てへっ
「御免なさい 今そこにエドモンド王子様がいらっしゃったのでつい、見ていてしまったわ」
「あら、エドモンド様お見えになったのかしら?」そんな不毛な会話をしていたら
「私が何だって?」うおおお いきなりご本人登場ですか 心臓に悪いねこりゃ
こんな誓い距離で見てしまった 初めて見たよ~(ゲーム除く)
「いいえ、殿下が此方にお見えになったと友人と話をしていたところです」
チラッと此方を見るモルガーナ様 こっちに振らないでくださいませ
「君は?」声を掛けられてしまった どうしよう・・・・
「ベルトロット伯が娘 アリーナ・ベルトロットです。モルガーナ様には入学時より親しくさせて頂いております
以後、お見知りおきをお願いいたします」
どうだ15年貴族の令嬢は伊達じゃないぞ!そんなの顔にはおくびにも出さないけどな
「ああ、ベルトロット伯の娘か・・・モルガーナと親しいのだな。確か君の婚約者はエラルドだったな。
聞いていた印象と何か違う気がするが・・まあいい。モルガーナと仲良くしてやってくれ」
モルガーナ様に向かいエドモンド殿下は軽く頬を小突いて(所謂ツンツン)
ニッコリ笑い自分の席に護衛を連れて颯爽と行ってしまった。
悪役令嬢(仮)は顔を真っ赤にしてまるで金魚の様に口をパクパクさせていた。
周りを取り巻く他のご令嬢達も赤くなっている。そりゃそうだろ、空気がピンクに見えたもの
仲良いじゃんーー。普通の恋人同士に見えるよ~~
そうだ、忘れていたヒロイン様はどうなった? 此方の様子をじっと伺っていたみたいだが
隣の席の男の子と喋っている。あれ?あんな場面あったっけ?
あの男の子誰だっけ?私と一緒で背景だよな?
それになんで私がエラルド様の婚約者だって殿下知っているの?
聞いていた印象と違うって一体何なのよ~~~
解せぬ色々と・・・・
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