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ありきたりな学園生活の予定でした

フラグを踏んだらサヨウナラ

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ここはスプレンドーレ学園全ての貴族の子息や裕福な平民、優秀な平民の特待生の学び舎
貴族の半分近くが貴族科(女性は淑女コースが多い、稀に跡取り娘の場合は貴族コースも可)
で学び騎士の家柄の者や騎士になりたいものは騎士科で学ぶ 平民の為の教養科 芸術分野を高める芸術科
一番数が少ない学科は魔法科である。生活魔法は殆どの人間が使えるが専門的な分野になるととたんに

人数が減ってしまう。多い魔力を持つ人間は滅多にいない。秘められた力を宿す人は少ないのだ。
だからこそ特待生制度がある 優秀な人材を埋もれさすのは勿体無いからだ 

どのコースで学ぶかは本人のバックグランドと資質次第。まあぶっちゃけどの男性を落とそうとするかによって
学ぶ事が違うゲームである。自分のスペック高めて高感度あげてフラグを打ち立てる
そしたら色々な恋愛イベントが待っている。でもね、フラグ立てるのが細かい作業が有り過ぎて大変なんだなこれが・・・・。だから余り、売れなかったんじゃないかと思っている

そんな時、ヒロイン エレオノーラ・ダオーリオは入学してくる 
没落した子爵家の庶子であった。 顔立ちは平凡ながら可愛らしく髪色は ピンクブラウンの女の子だ

さあて、最初はこんな始まりでしたね。でもヒロイン様はどのコースを選んだんだろう?
王子狙いの時は貴族コース(あっ、逆ハーの時もか)やるべき事が多すぎてかなり大変だった

私の婚約者殿を狙うと騎士コース 体力馬鹿まっしぐら  かと思いきや頭余りお馬鹿では務まりません
このさじ加減が意外と難しかったのよ!!

宰相の令息狙いはえーと、貴族コースと騎士コースのミックス
大商人の息子は教養コース で一番チョロかったはず。

意外と面倒くさいのは双子で魔術団長官の息子達・・・
王道の「「僕はどちらでしょう??」」ゲームやらされたよ  
別にどっちがどっちでもいいじゃん。黒子と髪の跳ね具合が決めてさ!って気がつかないよ!!

芸術コースはこれまた宮廷楽団長の子息で芸術の女神ミューズ に愛された(笑)若き天才児
これを選ぶと音ゲーモドキをする羽目になる。 これなんて実技でやらされた。苦手だったな

最後に学園の先生・・・・これを落とすのは王子とは別の意味で苦労した
どのコースでもいいけど満遍なくスペックを上げていき、他の攻略者と付かず離れずを貫かなければならない
嫌われ過ぎても駄目だし高感度上げ過ぎても駄目だった。みんな仲良し?一歩手前がベスト
しかし、良く考えると駄目じゃん 生徒に手を出しちゃ。捕まるのも時間の問題だな こりゃ。

さあ・・・ゲームの舞台は整った・・・よね?
私は貴族の娘らしく貴族科ですのよ。ホホホ・・・・悪役令嬢(仮)のモルガーナ様と一緒ですよ
婚約者殿のコースは絶対無理です。  只でさえ体力無いのに鬼籍の人になる自信があります

コースは事前通達されているはずなので逸る気持ちを抑えて教室に向かいましょう





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