156 / 186
141.成敗③
しおりを挟む 「三代子ちゃん場所決まったの?」
「伊豆南端の別荘だってコレよ」
「うひょー!すげ~絶景だわ。
あ、これ最後にドッカーンのやつだ」
「断崖絶壁ね夕陽を観ながら洋一君に突かれたいわウフフ」
コレに関しては全くブレないかなえだと皆んなが思ってる。
「三代子さん私ついて行ってもいいですか?」
奇跡の十人の青沼美紅が名乗り出た。
「良いけど状況分かっている?」
「分かってますよ美味しい料理は猛毒入り小さな仕掛けが幾つもあり最後には
ドッカーンですよね。それでも私色んなところへ行って色んな体験をしてみたいのです!」
「美紅ちゃん普通はこの様な事は一生ないからね。……あれ?私狙撃されたよね反社に廃墟ビルに連れ込まれて全員返り討ちにして皆殺しにしたよね?」
「普通にあるわ」
流石天然キャラ?のかなえさん説得力があります。
「いんじゃね多分面白いはず。最後に口の中にウンコの転送忘れないように」
ヒマリの一言で美紅の付き添いが決まったようだ。
☆
出発当日
美紅はジーンズに白の半袖Tシャツ。
勿論洋一ブランドの雄犬だ左袖にワッペン風で雌犬と入っている。そしていつもの白いローブの夏バージョン半袖パーカーを着ている。コレも雄犬ブランドで製作している。
ローブは大変着ごごちが良く温度調整も完璧なのだが見た目が暑苦しいとこの時期は敬遠されている。そこで完成したのが半袖パーカーだ機能はローブとほぼ同じになっている。
じつはオーリ王国ではアパレルの工房が既に稼働している女の子ばかりの国だ
ファッションに関しては最重要課題なのだ。デザインを持って行けばその場で制作してくれいるし今は少しずつだが輸出もしている人気ブランドなのだ。
オーリ王国のIDカードさえあれば無料で手に入る。
「さあ、美紅行こうか!」
「えっ!その格好でいくの?」
「ちょっと待ちなさい三代子さん」
「え、どうした裕子よ」
カーキ色のタンクトップにジーンズのホットパンツ、素足にサンダル、そして白のローブ。
「どうしてブラを着けないのですか?」
裕子は三代子の後ろに回り胸を揉みしだきだした。
「くっ、何ていう大きさ!何ていう揉みごごちの良さ洋一さんで無くてもクリクリしてしまうわ!」
「あん、止めるのだ裕子よ」
「あー!リリーちゃんがいる!」
瑞穂が大声を上げた。
「ほほ~裕子も目覚めたか?」
「亜希子!違うわよ!三代子さんがこの格好で出掛けるって言うから注意をしてたのよ!」
「コリャ酷いね洋一さんが見たら泣くわね号泣よ」
「えっ!旦那様に嫌われる!」
タンクトップの両脇から生巨乳を引き出されたままオロオロしだした。
「どうしよう、どうしよう裕子助けて」
「ふっ私に任せなさい!」
「裕子ありがとう!!」
涙と鼻水の泣き顔の洋一が突然現れ
裕子の胸下に縋り付く。
ブチ切れる裕子。
手加減なしの渾身のヘッドバットが炸裂する!
ドッゴーン!!
「ウゲッ!」
洋一は床にめり込むんだ。
「うっひょー!最近皆んな洋一さんに容赦ないよね~」
「最近はウザいし、忘れていたけどハーレムキングだし、性獣王だし、セクハラ大王だったよね洋一さんそれに独占欲も強くなったしね」
「だよね」
「それじゃ着替えますよ三代子さん」
「あい」
三代子は奥の部屋に連行された。
☆
「相変わらず日本は蒸すわね」
「そうですねでもこのパーカーさえ有れば快適ですよ」
「私もこのワンピースには温度調整が付与してあるけどねぇ」
美紅は白のキャップを被りメンズのショルダーバッグを肩にかけている。
三代子はフワッとした軽めの白のワンピースに先日ビンゴで当たった手提げ鞄を腕に掛けて日傘をさしている。
二人とも濃いめのサングラスを掛けている。
二人が並んで歩くと後妻で入ったうら若きマダムと旦那の連れ子のちょっと反抗期の女の子のような出で立ちに見える。
普段であれば姉妹にしか見えないのに服装で見方が変わるのか。
「さあ、新幹線でゆっくり行きましょう」
「新幹線って熱海に止まるんですか?」
「ヒカリとコダマが止まるはずね迷ったらロロちゃんがいるから心配ないわ」
「そうですね」
車窓から景色を観ながらお弁当をたべる二人。
「うわー本当にゆっくりですね。
三代子さん私きて良かったです!
こんなに楽しいと思いませんでした」
「楽しんでね」
あのままだったら私も直ぐに死んでいたし美紅は親睦会の時全ての臓器を摘出されて死んでいたものね。一番楽しい時に何年も脳死状態でベッドの上だった。
旦那様方には感謝しかありません聖水の事を聞いても初めは皆んな口籠っていたけどまさかカブリラさんのオシッコとは思いませんでした。
サスイセです。
「おー着きましたね」
「それじゃレンタカーでも借りてあっちこっちまわっていきましょう!」
「はい!」
しかし、免許証の写真や生年月日などで一悶着があり困った時のロロちゃんで解決して貰った。
「ロロちゃんすげ~な」
「伊豆南端の別荘だってコレよ」
「うひょー!すげ~絶景だわ。
あ、これ最後にドッカーンのやつだ」
「断崖絶壁ね夕陽を観ながら洋一君に突かれたいわウフフ」
コレに関しては全くブレないかなえだと皆んなが思ってる。
「三代子さん私ついて行ってもいいですか?」
奇跡の十人の青沼美紅が名乗り出た。
「良いけど状況分かっている?」
「分かってますよ美味しい料理は猛毒入り小さな仕掛けが幾つもあり最後には
ドッカーンですよね。それでも私色んなところへ行って色んな体験をしてみたいのです!」
「美紅ちゃん普通はこの様な事は一生ないからね。……あれ?私狙撃されたよね反社に廃墟ビルに連れ込まれて全員返り討ちにして皆殺しにしたよね?」
「普通にあるわ」
流石天然キャラ?のかなえさん説得力があります。
「いんじゃね多分面白いはず。最後に口の中にウンコの転送忘れないように」
ヒマリの一言で美紅の付き添いが決まったようだ。
☆
出発当日
美紅はジーンズに白の半袖Tシャツ。
勿論洋一ブランドの雄犬だ左袖にワッペン風で雌犬と入っている。そしていつもの白いローブの夏バージョン半袖パーカーを着ている。コレも雄犬ブランドで製作している。
ローブは大変着ごごちが良く温度調整も完璧なのだが見た目が暑苦しいとこの時期は敬遠されている。そこで完成したのが半袖パーカーだ機能はローブとほぼ同じになっている。
じつはオーリ王国ではアパレルの工房が既に稼働している女の子ばかりの国だ
ファッションに関しては最重要課題なのだ。デザインを持って行けばその場で制作してくれいるし今は少しずつだが輸出もしている人気ブランドなのだ。
オーリ王国のIDカードさえあれば無料で手に入る。
「さあ、美紅行こうか!」
「えっ!その格好でいくの?」
「ちょっと待ちなさい三代子さん」
「え、どうした裕子よ」
カーキ色のタンクトップにジーンズのホットパンツ、素足にサンダル、そして白のローブ。
「どうしてブラを着けないのですか?」
裕子は三代子の後ろに回り胸を揉みしだきだした。
「くっ、何ていう大きさ!何ていう揉みごごちの良さ洋一さんで無くてもクリクリしてしまうわ!」
「あん、止めるのだ裕子よ」
「あー!リリーちゃんがいる!」
瑞穂が大声を上げた。
「ほほ~裕子も目覚めたか?」
「亜希子!違うわよ!三代子さんがこの格好で出掛けるって言うから注意をしてたのよ!」
「コリャ酷いね洋一さんが見たら泣くわね号泣よ」
「えっ!旦那様に嫌われる!」
タンクトップの両脇から生巨乳を引き出されたままオロオロしだした。
「どうしよう、どうしよう裕子助けて」
「ふっ私に任せなさい!」
「裕子ありがとう!!」
涙と鼻水の泣き顔の洋一が突然現れ
裕子の胸下に縋り付く。
ブチ切れる裕子。
手加減なしの渾身のヘッドバットが炸裂する!
ドッゴーン!!
「ウゲッ!」
洋一は床にめり込むんだ。
「うっひょー!最近皆んな洋一さんに容赦ないよね~」
「最近はウザいし、忘れていたけどハーレムキングだし、性獣王だし、セクハラ大王だったよね洋一さんそれに独占欲も強くなったしね」
「だよね」
「それじゃ着替えますよ三代子さん」
「あい」
三代子は奥の部屋に連行された。
☆
「相変わらず日本は蒸すわね」
「そうですねでもこのパーカーさえ有れば快適ですよ」
「私もこのワンピースには温度調整が付与してあるけどねぇ」
美紅は白のキャップを被りメンズのショルダーバッグを肩にかけている。
三代子はフワッとした軽めの白のワンピースに先日ビンゴで当たった手提げ鞄を腕に掛けて日傘をさしている。
二人とも濃いめのサングラスを掛けている。
二人が並んで歩くと後妻で入ったうら若きマダムと旦那の連れ子のちょっと反抗期の女の子のような出で立ちに見える。
普段であれば姉妹にしか見えないのに服装で見方が変わるのか。
「さあ、新幹線でゆっくり行きましょう」
「新幹線って熱海に止まるんですか?」
「ヒカリとコダマが止まるはずね迷ったらロロちゃんがいるから心配ないわ」
「そうですね」
車窓から景色を観ながらお弁当をたべる二人。
「うわー本当にゆっくりですね。
三代子さん私きて良かったです!
こんなに楽しいと思いませんでした」
「楽しんでね」
あのままだったら私も直ぐに死んでいたし美紅は親睦会の時全ての臓器を摘出されて死んでいたものね。一番楽しい時に何年も脳死状態でベッドの上だった。
旦那様方には感謝しかありません聖水の事を聞いても初めは皆んな口籠っていたけどまさかカブリラさんのオシッコとは思いませんでした。
サスイセです。
「おー着きましたね」
「それじゃレンタカーでも借りてあっちこっちまわっていきましょう!」
「はい!」
しかし、免許証の写真や生年月日などで一悶着があり困った時のロロちゃんで解決して貰った。
「ロロちゃんすげ~な」
948
お気に入りに追加
5,154
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結保証】領地運営は私抜きでどうぞ~もう勝手におやりください~
ネコ
恋愛
伯爵領を切り盛りするロザリンは、優秀すぎるがゆえに夫から嫉妬され、冷たい仕打ちばかり受けていた。ついに“才能は認めるが愛してはいない”と告げられ離縁を迫られたロザリンは、意外なほどあっさり了承する。すべての管理記録と書類は完璧に自分の下へ置いたまま。この領地を回していたのは誰か、あなたたちが思い知る時が来るでしょう。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
妹がいなくなった
アズやっこ
恋愛
妹が突然家から居なくなった。
メイドが慌ててバタバタと騒いでいる。
お父様とお母様の泣き声が聞こえる。
「うるさくて寝ていられないわ」
妹は我が家の宝。
お父様とお母様は妹しか見えない。ドレスも宝石も妹にだけ買い与える。
妹を探しに出掛けたけど…。見つかるかしら?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結保証】ご自慢の聖女がいるのだから、私は失礼しますわ
ネコ
恋愛
伯爵令嬢ユリアは、幼い頃から第二王子アレクサンドルの婚約者。だが、留学から戻ってきたアレクサンドルは「聖女が僕の真実の花嫁だ」と堂々宣言。周囲は“奇跡の力を持つ聖女”と王子の恋を応援し、ユリアを貶める噂まで広まった。婚約者の座を奪われるより先に、ユリアは自分から破棄を申し出る。「お好きにどうぞ。もう私には関係ありません」そう言った途端、王宮では聖女の力が何かとおかしな騒ぎを起こし始めるのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結保証】第二王子妃から退きますわ。せいぜい仲良くなさってくださいね
ネコ
恋愛
公爵家令嬢セシリアは、第二王子リオンに求婚され婚約まで済ませたが、なぜかいつも傍にいる女性従者が不気味だった。「これは王族の信頼の証」と言うリオンだが、実際はふたりが愛人関係なのでは? と噂が広まっている。ある宴でリオンは公衆の面前でセシリアを貶め、女性従者を擁護。もう我慢しません。王子妃なんてこちらから願い下げです。あとはご勝手に。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
願いの代償
らがまふぃん
恋愛
誰も彼もが軽視する。婚約者に家族までも。
公爵家に生まれ、王太子の婚約者となっても、誰からも認められることのないメルナーゼ・カーマイン。
唐突に思う。
どうして頑張っているのか。
どうして生きていたいのか。
もう、いいのではないだろうか。
メルナーゼが生を諦めたとき、世界の運命が決まった。
*ご都合主義です。わかりづらいなどありましたらすみません。笑って読んでくださいませ。本編15話で完結です。番外編を数話、気まぐれに投稿します。よろしくお願いいたします。
※ありがたいことにHOTランキング入りいたしました。たくさんの方の目に触れる機会に感謝です。本編は終了しましたが、番外編も投稿予定ですので、気長にお付き合いくださると嬉しいです。たくさんのお気に入り登録、しおり、エール、いいねをありがとうございます。R7.1/31
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結】期間限定聖女ですから、婚約なんて致しません
との
恋愛
第17回恋愛大賞、12位ありがとうございました。そして、奨励賞まで⋯⋯応援してくださった方々皆様に心からの感謝を🤗
「貴様とは婚約破棄だ!」⋯⋯な〜んて、聞き飽きたぁぁ!
あちこちでよく見かける『使い古された感のある婚約破棄』騒動が、目の前ではじまったけど、勘違いも甚だしい王子に笑いが止まらない。
断罪劇? いや、珍喜劇だね。
魔力持ちが産まれなくて危機感を募らせた王国から、多くの魔法士が産まれ続ける聖王国にお願いレターが届いて⋯⋯。
留学生として王国にやって来た『婚約者候補』チームのリーダーをしているのは、私ロクサーナ・バーラム。
私はただの引率者で、本当の任務は別だからね。婚約者でも候補でもないのに、珍喜劇の中心人物になってるのは何で?
治癒魔法の使える女性を婚約者にしたい? 隣にいるレベッカはささくれを治せればラッキーな治癒魔法しか使えないけど良いのかな?
聖女に聖女見習い、魔法士に魔法士見習い。私達は国内だけでなく、魔法で外貨も稼いでいる⋯⋯国でも稼ぎ頭の集団です。
我が国で言う聖女って職種だからね、清廉潔白、献身⋯⋯いやいや、ないわ〜。だって魔物の討伐とか行くし? 殺るし?
面倒事はお断りして、さっさと帰るぞぉぉ。
訳あって、『期間限定銭ゲバ聖女⋯⋯ちょくちょく戦闘狂』やってます。いつもそばにいる子達をモフモフ出来るまで頑張りま〜す。
ーーーーーー
ゆるふわの中世ヨーロッパ、幻の国の設定です。
完結まで予約投稿済み
R15は念の為・・
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
大好きな旦那様が愛人を連れて帰還したので離縁を願い出ました
ネコ
恋愛
戦地に赴いていた侯爵令息の夫・ロウエルが、討伐成功の凱旋と共に“恩人の娘”を実質的な愛人として連れて帰ってきた。彼女の手当てが大事だからと、わたしの存在など空気同然。だが、見て見ぬふりをするのももう終わり。愛していたからこそ尽くしたけれど、報われないのなら仕方ない。では早速、離縁手続きをお願いしましょうか。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
離縁してくださいと言ったら、大騒ぎになったのですが?
ネコ
恋愛
子爵令嬢レイラは北の領主グレアムと政略結婚をするも、彼が愛しているのは幼い頃から世話してきた従姉妹らしい。夫婦生活らしい交流すらなく、仕事と家事を押し付けられるばかり。ある日、従姉妹とグレアムの微妙な関係を目撃し、全てを諦める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる