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20.お揃いのパジャマ
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至君の部屋は暖かくて布団もしっかりかけてくれていた。目の前には暖かくてフワフワしたものがあっておでこを擦り寄せたら。背中に回っている手が優しく擦ってくれた。その感覚にゆっくりと覚醒する。
目を開けると光沢のある生地が見えた。目線を上げると少し髭の伸びたあごが見える。
「おはよう」
低くて柔らかい声が聞こえてくる。
「ん、おはよう」
おでこに柔らかな唇が当たる。朝起きたら目の前に至君がいる。俺は寝ぼけたふりをしてその光沢のある服にしがみついた。その腕もまた光沢のある服を着ていた。
「あれ?俺いつのまにか着替えてるんだけど…」
唇が頬に降りてきた。ふっと鼻に抜けるように笑う。
「俺からのクリスマスプレゼントだよ」
言われて見ればショッピングモールでお揃いで買ったくれたやつだ。白いパイピングが施された濃いグレーのパジャマ。
「ありがとう、至君」
「どういたしまして」
そう言ってもぞもぞと動いて俺の正面に来ると、朝にするには濃厚なキスをされた。手がパジャマの裾から入って来てお腹を撫でられると高い声が出た。
「あぁ、可愛い」
ちゅっと、唇の端を吸われてぎゅっと抱きしめられる。
「至君、朝から元気だねってか、もしかして見た?」
これを見ないで着せるなんてできないよなと思い至君を見上げた。
至君はニコニコ俺の前髪を梳きながら。
「洋服のままだと寝苦しいと思ったから、嫌だった?」
俺は悩む。嫌ではないが至君ばっかりズルいと思った。
「ズルイ、俺も見たい…」
至君が音が聞こえるくらいピキっと固まった。
「あ、聞かなかったことにしてごめん」
俺はしっかり起き上がると至君の前に座る。至君も起き上がって俺の正面に座った。
「透が脱がせてくれるなら見ても良いよ?」
今度は俺がピキっと固まる番だった。どうぞと言う感じで手を広げている。でも、至君のこの厚みのある筋肉を見たい。その欲望に正直になってパジャマのボタンに手をかけた。上から二つはずしたところで至君を見るとこちらをじっと見ていた。急に欲望まみれの自分の行動が恥ずかしくなって顔が赤くなった。至君が今度は俺のパジャマに手をかける。お互い無言ですべてのボタンをはずし終わった。至君は勢いよく下に着ていたTシャツも脱いだ。
ここまで来たらもう、意を決して至君の肩から首へ手を滑らせる。肌は張っていて滑らかだった。筋肉は思ったほど硬くなくむしろ柔らかだ。そのまま鎖骨から腹筋までを両手でなぞる。
腹筋は硬かった。俺の軟弱な体とは違う鍛えられた男の体だ。背中にも手をまわす。しっかり張っていて滑らかな感触に気をよくした、ねぎらうように顔を寄せてキスをしてみた。
俺が夢中になって触っていると。頭上でふぅっと熱い息がもれた。見上げると目元を赤くした至君が俺を見ていた。目が合うと首を支えられ押し倒された。そのまま唇を合わせると性急に舌が入ってくる。舌の裏を舐められ。頬の裏を舐められ拙く舌に舌をからませると吸われる。相変わらず、至君は甘くて夢中で啜った、舌を甘噛みされると痺れが走る。
はだけた前合わせから裸の至君の肌が直に当たる。なめらかで重い至君の体が俺を囲うように抱きしめていた。
おばあさまはどこから聞いていたのだろう。はっとした時にはふすまが控えめに叩かれていた。
「あのね、そろそろ朝ごはんをと思ったんだけど」
おばあさまが控えめに向こうから声をかけていた。至君と目を合わせて俺は急いではだけていた前のボタンを閉じて身なりを整えた。
また目が合うと笑い合ってしまった。そうすると、至君が控えめにちゅっと唇にキスをくれた。
着替えはカバンに入っているけど待たせるのも悪くて、パジャマに至君のカーディガンを借りてダイニングに行った。
朝ごはんはほぼできあがっていた。しかも朝はおじいさまが作っているらしい。
もうおばあさまは座っていて、見たことが無い人と、なぜか航兄がいる。
3人はもう食べ始めようとしていて、おじいさまがよそってくれているご飯を受け取って元気に挨拶していた。
「おはようございます…航兄?」
「おう!透。久しぶり!」
やっぱり航兄だった。そしてもう一人の人に目線を合わせると会釈をされた。俺も慌てて頭を下げた。
「穣も来たのか」
至君がその子に声をかけた。みのるくん?みのるさん?年齢は航兄と同い年だそうだ。至君の弟だった。俺は航兄と話がしたくて隣に座った。
「ねぇ、なんでいるの?」
「透が急に泊まることになったろ。だから今日挨拶に来たんだ。そしたら朝ごはんに誘われて。ついでにいっくんに勉強を教わることにしたんだよ」
航兄はがつがつ食べているが家で食べて来たんじゃないのかと思いながら見ていると。
「お前ら起きてきてないんだもんな。仕方ないからさっきまでみーくんと勉強してたんだ」
俺を半目でにらんでくる。俺は恥ずかしいのをごまかすようににらみ返してみた。
「年末まで俺もいっくんちでみーくんと合宿するから」
航兄はさっそくみーくん呼ばわりしている。俺は至君を見ると至君はうなずいていた、その隣に座る穣君もコクコクとうなずいている。航兄はそれにニコニコと返していた。いつの間に仲良くなったんだろう。って航兄のコミュ力に慄いていると。
「お揃いのパジャマとかいやらしいなー、お前ら相変わらず仲いいんだな」
俺は思わずカーディガンの前合わせをぎゅっと握って至君を見た。至君は同じパジャマでニコニコとして嬉しそうだった。俺は机に手を置いてふっと息を吐いた。
「クリスマスプレゼントで貰ったんだよ」
航兄はもっと揶揄いたいって顔だったが、俺は眉間に力を入れて目の前のご飯に集中することにした。お味噌汁、お漬物、ご飯。焼き魚は白身のお魚、それに目玉焼きにてんこ盛りのウィンナー、それとお豆腐。机の真ん中にゆでられたブロッコリーがどんと置いてあった。すごい量だと思ったけど、男6人で瞬く間に食べていった。
航兄たちが食べ終わった食器をキッチンに運んでいたのでそれに倣う。昨日の夜も手伝ったので俺はそのまま昨日借りたエプロンを付けておばあさまの隣で手伝うと、航兄が俺のところに来て袖を上げてくれた。
「このパジャマちょっと大きいんじゃないか」
航兄はため息をついて至君を見た。至君はわざとらしく視線を逸らした。
俺は答えずおばあさまが洗い終わった食器を受け取って濯ぐ。濯ぎ終わった食器は穣君が拭いてくれていた。おばあさまが最後の食器を洗い終わって俺に手渡す。
「いっくんとみーくんとわたるんはお勉強でしょ。だったら、とおるんはこの後は僕とお菓子作ろうよ」
俺はコクリとうなずく。それにしてもまさか、航兄もわたるんと呼ばれていた。
「じゃあ、先にとおるんはお風呂いただいちゃいな、昨日入れなかったでしょ?」
言われてみれば昨日はあのまま寝てしまっていた。ありがたくお言葉に甘えてお風呂を頂くことにした。おばあさまは俺にお風呂の場所とタオルの場所を指示して去っていった。
目を開けると光沢のある生地が見えた。目線を上げると少し髭の伸びたあごが見える。
「おはよう」
低くて柔らかい声が聞こえてくる。
「ん、おはよう」
おでこに柔らかな唇が当たる。朝起きたら目の前に至君がいる。俺は寝ぼけたふりをしてその光沢のある服にしがみついた。その腕もまた光沢のある服を着ていた。
「あれ?俺いつのまにか着替えてるんだけど…」
唇が頬に降りてきた。ふっと鼻に抜けるように笑う。
「俺からのクリスマスプレゼントだよ」
言われて見ればショッピングモールでお揃いで買ったくれたやつだ。白いパイピングが施された濃いグレーのパジャマ。
「ありがとう、至君」
「どういたしまして」
そう言ってもぞもぞと動いて俺の正面に来ると、朝にするには濃厚なキスをされた。手がパジャマの裾から入って来てお腹を撫でられると高い声が出た。
「あぁ、可愛い」
ちゅっと、唇の端を吸われてぎゅっと抱きしめられる。
「至君、朝から元気だねってか、もしかして見た?」
これを見ないで着せるなんてできないよなと思い至君を見上げた。
至君はニコニコ俺の前髪を梳きながら。
「洋服のままだと寝苦しいと思ったから、嫌だった?」
俺は悩む。嫌ではないが至君ばっかりズルいと思った。
「ズルイ、俺も見たい…」
至君が音が聞こえるくらいピキっと固まった。
「あ、聞かなかったことにしてごめん」
俺はしっかり起き上がると至君の前に座る。至君も起き上がって俺の正面に座った。
「透が脱がせてくれるなら見ても良いよ?」
今度は俺がピキっと固まる番だった。どうぞと言う感じで手を広げている。でも、至君のこの厚みのある筋肉を見たい。その欲望に正直になってパジャマのボタンに手をかけた。上から二つはずしたところで至君を見るとこちらをじっと見ていた。急に欲望まみれの自分の行動が恥ずかしくなって顔が赤くなった。至君が今度は俺のパジャマに手をかける。お互い無言ですべてのボタンをはずし終わった。至君は勢いよく下に着ていたTシャツも脱いだ。
ここまで来たらもう、意を決して至君の肩から首へ手を滑らせる。肌は張っていて滑らかだった。筋肉は思ったほど硬くなくむしろ柔らかだ。そのまま鎖骨から腹筋までを両手でなぞる。
腹筋は硬かった。俺の軟弱な体とは違う鍛えられた男の体だ。背中にも手をまわす。しっかり張っていて滑らかな感触に気をよくした、ねぎらうように顔を寄せてキスをしてみた。
俺が夢中になって触っていると。頭上でふぅっと熱い息がもれた。見上げると目元を赤くした至君が俺を見ていた。目が合うと首を支えられ押し倒された。そのまま唇を合わせると性急に舌が入ってくる。舌の裏を舐められ。頬の裏を舐められ拙く舌に舌をからませると吸われる。相変わらず、至君は甘くて夢中で啜った、舌を甘噛みされると痺れが走る。
はだけた前合わせから裸の至君の肌が直に当たる。なめらかで重い至君の体が俺を囲うように抱きしめていた。
おばあさまはどこから聞いていたのだろう。はっとした時にはふすまが控えめに叩かれていた。
「あのね、そろそろ朝ごはんをと思ったんだけど」
おばあさまが控えめに向こうから声をかけていた。至君と目を合わせて俺は急いではだけていた前のボタンを閉じて身なりを整えた。
また目が合うと笑い合ってしまった。そうすると、至君が控えめにちゅっと唇にキスをくれた。
着替えはカバンに入っているけど待たせるのも悪くて、パジャマに至君のカーディガンを借りてダイニングに行った。
朝ごはんはほぼできあがっていた。しかも朝はおじいさまが作っているらしい。
もうおばあさまは座っていて、見たことが無い人と、なぜか航兄がいる。
3人はもう食べ始めようとしていて、おじいさまがよそってくれているご飯を受け取って元気に挨拶していた。
「おはようございます…航兄?」
「おう!透。久しぶり!」
やっぱり航兄だった。そしてもう一人の人に目線を合わせると会釈をされた。俺も慌てて頭を下げた。
「穣も来たのか」
至君がその子に声をかけた。みのるくん?みのるさん?年齢は航兄と同い年だそうだ。至君の弟だった。俺は航兄と話がしたくて隣に座った。
「ねぇ、なんでいるの?」
「透が急に泊まることになったろ。だから今日挨拶に来たんだ。そしたら朝ごはんに誘われて。ついでにいっくんに勉強を教わることにしたんだよ」
航兄はがつがつ食べているが家で食べて来たんじゃないのかと思いながら見ていると。
「お前ら起きてきてないんだもんな。仕方ないからさっきまでみーくんと勉強してたんだ」
俺を半目でにらんでくる。俺は恥ずかしいのをごまかすようににらみ返してみた。
「年末まで俺もいっくんちでみーくんと合宿するから」
航兄はさっそくみーくん呼ばわりしている。俺は至君を見ると至君はうなずいていた、その隣に座る穣君もコクコクとうなずいている。航兄はそれにニコニコと返していた。いつの間に仲良くなったんだろう。って航兄のコミュ力に慄いていると。
「お揃いのパジャマとかいやらしいなー、お前ら相変わらず仲いいんだな」
俺は思わずカーディガンの前合わせをぎゅっと握って至君を見た。至君は同じパジャマでニコニコとして嬉しそうだった。俺は机に手を置いてふっと息を吐いた。
「クリスマスプレゼントで貰ったんだよ」
航兄はもっと揶揄いたいって顔だったが、俺は眉間に力を入れて目の前のご飯に集中することにした。お味噌汁、お漬物、ご飯。焼き魚は白身のお魚、それに目玉焼きにてんこ盛りのウィンナー、それとお豆腐。机の真ん中にゆでられたブロッコリーがどんと置いてあった。すごい量だと思ったけど、男6人で瞬く間に食べていった。
航兄たちが食べ終わった食器をキッチンに運んでいたのでそれに倣う。昨日の夜も手伝ったので俺はそのまま昨日借りたエプロンを付けておばあさまの隣で手伝うと、航兄が俺のところに来て袖を上げてくれた。
「このパジャマちょっと大きいんじゃないか」
航兄はため息をついて至君を見た。至君はわざとらしく視線を逸らした。
俺は答えずおばあさまが洗い終わった食器を受け取って濯ぐ。濯ぎ終わった食器は穣君が拭いてくれていた。おばあさまが最後の食器を洗い終わって俺に手渡す。
「いっくんとみーくんとわたるんはお勉強でしょ。だったら、とおるんはこの後は僕とお菓子作ろうよ」
俺はコクリとうなずく。それにしてもまさか、航兄もわたるんと呼ばれていた。
「じゃあ、先にとおるんはお風呂いただいちゃいな、昨日入れなかったでしょ?」
言われてみれば昨日はあのまま寝てしまっていた。ありがたくお言葉に甘えてお風呂を頂くことにした。おばあさまは俺にお風呂の場所とタオルの場所を指示して去っていった。
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