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心の枷編
※悪魔のキス with ビクトラ&アガット ※(1)
しおりを挟むR18表現があります。
苦手な方はご注意下さい。
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神核の中で眠る都を確認して、グレースは風呂に入り身体を清めた。
そして、最後の仕上げに取り掛かる。
恥も外聞も投げ捨てて、快楽に身を堕とさせる。
そうして初めて、皆を受け入れ、受け入れられる。そう思っていた。
とりあえずの所、ルーナ、リャーレ、サリザンドは成功している。
あとは、ビクトラとアガットだが、この二人は我が強く意志を
曲げない。命令であっても受け入れないかも知れない。
ビクトラに関しては都を神聖化してる節もあるし、アガットに至っては
他人と思ってたりもする。故にこちらも準備を怠れなかった。
「スイッチ療法だ。」
夕飯は部屋で食べたいと、ビクトラとアガットに酒と食事を
持ってくる様に頼んだ。
「失礼します。都様、お食事です。」
二人は真っ暗な部屋に入ると、その暗さに驚きながらも、
入り口側にあるスタンドの灯を付けた。
「ありがとう、ビクトラさん、アガットさん。」
「こんなに部屋を暗くして、大丈夫ですか?」
「ええ、お二人もご一緒に如何ですか?」
ビクトラとアガットが顔を見合わせた。
「我々は先に頂いておりますので、ルーナをお呼びしましょうか?」
「いえ、お二人とお話しがしたいので、良ければお酒にお付き合い頂きたいのですが、お願い出来ますか?」
二人は少し考えて、「では、」と席についた。
「都様、お加減如何ですか?苦しい所はありませんか?」
ビクトラが都の顔色を伺い、アガットは頷いて瞳を覗き込んだ。
「えぇ、大丈夫。心配かけてごめんなさい。」
二人はほっとして、席に座り直した。そして、気を許した時点で二人は
都の振りをしたグレースの罠にかかり、その猛攻が始まった。
グレースは都の振りをして、前世の話しや天界での話をして二人の
興味を持たせ、ガンガンに酒を飲ませた。そして二人を寝台に連れ
込むと、天蓋に吊るした手錠を二人に着けて立たせた。
そして、おもむろに服をナイフで切り裂き全裸にした。
「「み、みやこさまぁ?らん、、れ?」」
ニヤリと笑ったその顔は、二人が見知った悪魔の笑みだった。
「「グっ、グレースゥ!?もろれたのかぁ?らんでぇ?」」
「はっはぁ!!馬鹿供め!警戒がぬるいわ!おら!これ付けろ!」
「「えぇ?」」
二人の下半身には根元を縛るリングがつけられてた。
そしてグレースは二人の弱点を刺激し始めた。そして自尊心を奪う様に
二人の後口を刺激しだした。
「やめ、ちょっ!グレース!おれはそこじゃれぇから!」
「お、おれも、らめれすよ?後ろは、うぇっ‼︎」
散々いじられ続けて二人してシコリを刺激されて、出したいが出せず
空イキを三度も食い、酔いも覚め出しキレ始めた。
ガッ!!!!バキッ
「おぃ、いい加減にしろよぉ?おれたちゃなー。よってても、おまえよりはつよいんらぞ?」
「そうだぞぅ!」
獣体化した二人が仁王立ちで、鎖も枷も外してグレースに迫ってきた。
「なぁ、二人とも明後日から巡行だ。だから、今までやった事ない事をして俺を堕としてみせろよ?ビクトラ、お前にゃ借りがあるだろ?」
ビクトラとアガットはニヤリと笑うとポーションと強壮剤を引き出しから出して飲み干した。
「あぁ、こっちも我慢ばっかだったんだ。一回で済むと思うなよ。」
「さぁ、地獄へ行こうぜ?」
獣体化した二人のモノには、細くてしなやかな棘がありそれを扱いて
勃たせると、いつもよりも数段大きくなった。
「へぇ、やるじゃん。そんなの隠し持ってたのかよ?」
二人はニヤリと、笑うと目の前に近寄り口の中に強引に含ませた。
「んんー、んっんっ」
グレースは夢中で舐め上げ喉奥まで其々を交互に飲み込んだ。
「あー、いい、グレース、やっぱりお前が一番だ。愛してるぜ」
腰を使い奥の奥までビクトラはグレースを犯した。
アガットも、柔らかく締まったグレースの尻を掴んで叩いて刺激する。
「んっ、んん、ぱあっ、はっ、」
グレースは自分の指を差し入れ、抽挿する。
「あ、気持ちぃ、はぁ、ん、ん。アガットは見てろ!」
ビクトラの物を咥えなが、自分で慰める姿をアガットはクッションに
身体を預けながら眺めて、自身を扱いた。
「良い眺めだ。」
「はぁっ、そろそろ起きたかな?なぁ、アガット、ヴィク、俺の事好き?」
ビクトラはキスをしながら首筋を甘噛みして、その低く身体に響く声で囁いた。
「愛してる。喰い殺したい程。」
アガットも、腰に噛みつきながら唸った。
「お前への愛しかない。」
「そう、なら俺の全てを同じように愛せるよね?」
そして二人はトラップに嵌る。
「「あぁ、お前の全てを愛するよ。」」
「さぁ、注いでくれよ。お前らの愛を」
グッと後口に入れていた指を開いて、ヒクヒクとした穴を見せつける。
ゴクリとアガットの喉がなり、ズンッと勢い良く入ってきた。
そしてビクトラも、喉奥に一気にそれを突き入れた。
その瞬間、グレースは都と入れ替わった。
急に押し出された都は状況が読めず、慌てて口を離そうとするも
ビクトラに頭を掴まれ動かせず、喉奥を刺激され嘔吐き
ながら耐えた。そして、後ろからはアガットが首筋を思い切り噛みつき
血を滴らせながら激しく突いた。
「んーーー!んーーーー!」
都は手でペチペチとビクトラの太腿を叩くが、それでも喉奥への刺激は
止まらない。
「鼻で息しろ!窒息するぞ?ほら、頑張れ、唾飲み込むみたいに喉締めな。まだまだ行くぞ?」
喉の刺激の度に後ろがヒクつき、アガットがその度に尻肉を
叩き上げる。「堪え性の無い口だ。」ククッと笑うと更に奥をこじ開け
自身を進めた。その瞬間、都は身体を震わせ痙攣しながら身体を前後に
揺らして叫んだ。
「んーーーーーーー!!」
あまりの強い刺激に、涙目でビクトラを見上げ目で許しを乞う。
そして、優しい手付きでビクトラの腹や胸に手を這わせ、か弱い力で
グッと押し退けようとした。いつもの反応とは違うグレースに
ビクトラは口から自身を引き抜いて、顎に手を当て顔を上に
あげさせた。
「グレース?」
「はっ、ん、ん、気持ちいい、あっ、アガットさ、ん、やぁ、もっと」
長い髪の隙間から、七色に煌めきながら涙を零し、恥じらいながらも
興奮に身を任せ、求め縋る瞳がアガットを捕らえた。
その瞳にアガットの獣体はブワリと魔粒子が溢れて熱風が身体を
包んだ。「アガット?」ビクトラは慌ててアガットの方へ向かおうと
したが、都の手がビクトラを掴んだ。
「グレース?」
「キス、キスして下さい。」
アガットに打ち付けられ、ガクガクと動きながらビクトラの胸に額を
を擦り付けて、赤く小さな舌を差し出した。
潤んで輝く瞳はビクトラを見つめ、キスを強請った。訳が分からぬ
まま、ビクトラはキスをして食らいつく様な激しいキスをした。
「あっ、ああっ、キスもっんん、後ろも、気持ちいい、はぁ、ズルい、、」
「何がだ?」
アガットは、ひたすら奥の絞り口で自身の細い雁首を出し入れしながら
聞いた。
「グレースは、いつもっ、こん、、なきもち、いぃこと、して、る」
その言葉の瞬間、二人は都の身体から離れて慌てた。
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