181 / 200
閑話
男達の恋バナ
しおりを挟む
お茶会から戻った一行は、そのままグレースの部屋へと
入ろうとしたが、都に止められ廊下に締め出された。
「大隊長、マルゴー様との婚約、解消してなかったんですか?」
「したにきまってんだろ。両家合意の元、制約の解除をしてる。」
「なら、なんで、、こんな事に。」
「俺が知るかよ。アイツが自殺を図ったのだってさっき知ったんだ。」
「あーーー!クソ。グレース怒らせちまった。」
「はぁぁ。都様もめちゃくちゃ怒ってましたよ。あれ。」
サリザンドがアガットに同意を求めた。
するとルーナが意外にも入ってきた。
「いや、都は怒って無かったよ。何にも思ってなかった。」
皆振り返りルーナをみる。
「都?」
ルーナは床を見つめながら何かを考えていた。
「何ですか?」
「いや、いつの間にそんなに都様と仲良くなったんだ?」
アガットが珍しく興味を示した。
「この前、帝都に魔獣出て皆んな出払った時からです。」
「俺が魔粒子の補給をしました。本当に危なかったんです。」
「魔粒子核の一つを空にする程に。その日都と沢山話をしたんです。」
ルーナは医療記録を見ながら別の事を考えていた。
「なんだ兎、あの時から都と番っておったのか?」
朱雀がルーナの首をクンクンと匂いを嗅いだ。
「グレースの匂いはせぬがな。」
ルーナは医療記録で朱雀の顔を押し戻すとうんざりした。
「そんな関係ではないです。皆さんみたいにヤレれば良いって関係じゃ無いんですよ。都が心をやっと見せてくれたのに。」
ため息をついて部屋へ戻ろうとした時、ビクトラ達に腕を掴まれ
アガットの部屋に連れ込まれた。
「な、何ですか!俺は明日の診療準備があるんですよ!」
「こい!隊長命令だ。」
そして酒盛りが始まった。
アビクトラ、リャーレ、アガットはどんどんボトルを空けていく。
「グレースは、、俺達をどう思ってるんだろうな?」
ビクトラは空のグラスに酒を並々と注いであおっていく。
「さぁ?ただの性欲解消の相手とでも思ってるんじゃ無いですか?」
ルーナはヤケになって嫌味を言う。
「そうかもな。俺は本気なんだがな。」
「そんなの私やアガット隊長とて同じですよ。それにグレース様は正直な方だ。お心が無ければお側に居る事を善とはされないでしょう。」
リャーレはグレースの付けた指の傷を見つめた。
「俺はグレースが俺達との未来を想っていないとは思わない。それを信じている。しかしルーナ。都様とどうなるつもりだ。」
アガットはソファに寝そべるルーナを見た。
「どうって。そりゃ落としますよ。都はグレース様を大事に思ってるし、グレース様だってそうだ。だから、旅が終わったら俺はグレース様専属の医務官になって着いていくつもりです。そりゃ、隊長達みたいにやりたい時にやり放題になれれば良いですけど。」
「都様と言うと、何というかグレース様と全く似てませんよね?同一核を有して存在する二つの人格ならば似たところもあって良さそうですがね。」
サリザンドは酒の肴に神殿調査結果を読んでいる。
「都が言ってた。グレースは私の心の声だって。心の中では私は粗野なんですよ?って凄い優しくて綺麗な顔して笑ってた。」
ニヤけるルーナにアガットは笑いだし、リャーレは羨んだ。
「で?どんな話をなさるんだ?都様は。」
「内緒ですよ。二人の秘密です。まぁ、特別な話をするなら」
「お?なんだ?」
「都は基本みんなの顔面偏差値が高すぎて萎縮するって。」
「なんだそれ?都様に言われてもなぁ?嫌味かよって思うだろ」
「俺も、俺以上に可愛い男なんていないって思ってたけど、都には負けたと思いましたね。あの時の顔思い出すだけで!!!可愛かったーー!」
ドン引きする上司に目もくれず、ひたすらにルーナの惚気は続く。
「知ってます?グレース様って、魔粒子が減るとすっごい短気になって、こっちの魔粒子を丸飲みする勢いじゃないですか?」
うんうんと、皆が頷く。
「でも、都は違うんですよ。」
サリザンドが珍しく興味を持って話に食い付いた。
「選んでるんですよ、色を。無意識に。」
「選ぶ、、、それはまた偏食ですね。」
「違うんですよ。注がれた魔粒子の中で色の多い物を選んで、減ってきたら別のを選ぶ。」
「そして色のバランスが悪くならない様に吸収してるんです。だから時間がかかるんですけど、こっちの負担はグレース様に比べたら1/10程度にも軽減されてるんです。それに、終わった後こっちの色の濁りが無くなってて、疲労はあるんですけど苦しくは無いんですよね。」
皆顔を見合わせて驚いていた。
「そんな事普通出来るのか?吸収ってある意味一方的に流されたものを受け入れる以外ないだろ?サリザンド、お前は出来るか?」
ビクトラは干し肉を齧りながらサリザンドの様子を見る。
「出来なくはないが、枯渇した状態では強制的に身体が吸収するから抑えるのは困難だろうな。」
「ルーナや皆んなの苦しい顔を見る方が、辛いって涙溜めて、赤らんだ顔がさ!ヤバいんですよーーー!あーー都に会いたくなりましたよ。」
「良いなぁ、それ。でも都様は私達の事、苦手にされてますよね?」
リャーレがドライフルーツをグラスに入れてワインを注ぎ羨んだ。
「でも、都いってましたよ?大隊長の髪の色と目が好きで宝石みたいって。あと、アガット隊長の考え込んでる時の目と体のバランスが良くて渋い!って興奮してたし、リャーレ副隊長の笑顔に癒されるって。けど美人過ぎて直視できないって照れてた。」
その言葉に3人はまんざらでも無い顔をみせて、酒を煽った。
「サリザンドさんの呪法とか見てる時の姿見ると泣きたくなるとも言ってた。」
「泣きたくなる?」
報告書から顔を上げたサリザンドは不思議そうにルーナを見た。
「憧れるって言ってた。夢中になれる物があって真っ直ぐな姿が眩しいって。」
「おや、それは光栄ですね。いつか神核について調べさせては貰えないかなぁ」
「で、俺も腹が立つんだけど、ソレスが一番好きだって!!」
「「「はぁぁぁーー?」」」
みんなうつらうつらと船を漕ぐソレスに視線が集まった。
「ぬいぐるみみたいで可愛い過ぎるってさ!」
「ペット枠」
「わ、我は無いのか?」
「……。ごめん、、聞くの忘れた。」
「兎!貴様、焼いて食ってやろうか!!」
わちゃわちゃと騒いで飲んで、今日の都とグレースの怒りを忘れようと
男達は酒に呑まれた。
その頃。
「へっっっぶしっっっ!あ゛ーーーー誰?噂してんの。ヤルダか?」
鼻をかみながら、都もグレースと愚痴りながら酒を呑んでいた。
入ろうとしたが、都に止められ廊下に締め出された。
「大隊長、マルゴー様との婚約、解消してなかったんですか?」
「したにきまってんだろ。両家合意の元、制約の解除をしてる。」
「なら、なんで、、こんな事に。」
「俺が知るかよ。アイツが自殺を図ったのだってさっき知ったんだ。」
「あーーー!クソ。グレース怒らせちまった。」
「はぁぁ。都様もめちゃくちゃ怒ってましたよ。あれ。」
サリザンドがアガットに同意を求めた。
するとルーナが意外にも入ってきた。
「いや、都は怒って無かったよ。何にも思ってなかった。」
皆振り返りルーナをみる。
「都?」
ルーナは床を見つめながら何かを考えていた。
「何ですか?」
「いや、いつの間にそんなに都様と仲良くなったんだ?」
アガットが珍しく興味を示した。
「この前、帝都に魔獣出て皆んな出払った時からです。」
「俺が魔粒子の補給をしました。本当に危なかったんです。」
「魔粒子核の一つを空にする程に。その日都と沢山話をしたんです。」
ルーナは医療記録を見ながら別の事を考えていた。
「なんだ兎、あの時から都と番っておったのか?」
朱雀がルーナの首をクンクンと匂いを嗅いだ。
「グレースの匂いはせぬがな。」
ルーナは医療記録で朱雀の顔を押し戻すとうんざりした。
「そんな関係ではないです。皆さんみたいにヤレれば良いって関係じゃ無いんですよ。都が心をやっと見せてくれたのに。」
ため息をついて部屋へ戻ろうとした時、ビクトラ達に腕を掴まれ
アガットの部屋に連れ込まれた。
「な、何ですか!俺は明日の診療準備があるんですよ!」
「こい!隊長命令だ。」
そして酒盛りが始まった。
アビクトラ、リャーレ、アガットはどんどんボトルを空けていく。
「グレースは、、俺達をどう思ってるんだろうな?」
ビクトラは空のグラスに酒を並々と注いであおっていく。
「さぁ?ただの性欲解消の相手とでも思ってるんじゃ無いですか?」
ルーナはヤケになって嫌味を言う。
「そうかもな。俺は本気なんだがな。」
「そんなの私やアガット隊長とて同じですよ。それにグレース様は正直な方だ。お心が無ければお側に居る事を善とはされないでしょう。」
リャーレはグレースの付けた指の傷を見つめた。
「俺はグレースが俺達との未来を想っていないとは思わない。それを信じている。しかしルーナ。都様とどうなるつもりだ。」
アガットはソファに寝そべるルーナを見た。
「どうって。そりゃ落としますよ。都はグレース様を大事に思ってるし、グレース様だってそうだ。だから、旅が終わったら俺はグレース様専属の医務官になって着いていくつもりです。そりゃ、隊長達みたいにやりたい時にやり放題になれれば良いですけど。」
「都様と言うと、何というかグレース様と全く似てませんよね?同一核を有して存在する二つの人格ならば似たところもあって良さそうですがね。」
サリザンドは酒の肴に神殿調査結果を読んでいる。
「都が言ってた。グレースは私の心の声だって。心の中では私は粗野なんですよ?って凄い優しくて綺麗な顔して笑ってた。」
ニヤけるルーナにアガットは笑いだし、リャーレは羨んだ。
「で?どんな話をなさるんだ?都様は。」
「内緒ですよ。二人の秘密です。まぁ、特別な話をするなら」
「お?なんだ?」
「都は基本みんなの顔面偏差値が高すぎて萎縮するって。」
「なんだそれ?都様に言われてもなぁ?嫌味かよって思うだろ」
「俺も、俺以上に可愛い男なんていないって思ってたけど、都には負けたと思いましたね。あの時の顔思い出すだけで!!!可愛かったーー!」
ドン引きする上司に目もくれず、ひたすらにルーナの惚気は続く。
「知ってます?グレース様って、魔粒子が減るとすっごい短気になって、こっちの魔粒子を丸飲みする勢いじゃないですか?」
うんうんと、皆が頷く。
「でも、都は違うんですよ。」
サリザンドが珍しく興味を持って話に食い付いた。
「選んでるんですよ、色を。無意識に。」
「選ぶ、、、それはまた偏食ですね。」
「違うんですよ。注がれた魔粒子の中で色の多い物を選んで、減ってきたら別のを選ぶ。」
「そして色のバランスが悪くならない様に吸収してるんです。だから時間がかかるんですけど、こっちの負担はグレース様に比べたら1/10程度にも軽減されてるんです。それに、終わった後こっちの色の濁りが無くなってて、疲労はあるんですけど苦しくは無いんですよね。」
皆顔を見合わせて驚いていた。
「そんな事普通出来るのか?吸収ってある意味一方的に流されたものを受け入れる以外ないだろ?サリザンド、お前は出来るか?」
ビクトラは干し肉を齧りながらサリザンドの様子を見る。
「出来なくはないが、枯渇した状態では強制的に身体が吸収するから抑えるのは困難だろうな。」
「ルーナや皆んなの苦しい顔を見る方が、辛いって涙溜めて、赤らんだ顔がさ!ヤバいんですよーーー!あーー都に会いたくなりましたよ。」
「良いなぁ、それ。でも都様は私達の事、苦手にされてますよね?」
リャーレがドライフルーツをグラスに入れてワインを注ぎ羨んだ。
「でも、都いってましたよ?大隊長の髪の色と目が好きで宝石みたいって。あと、アガット隊長の考え込んでる時の目と体のバランスが良くて渋い!って興奮してたし、リャーレ副隊長の笑顔に癒されるって。けど美人過ぎて直視できないって照れてた。」
その言葉に3人はまんざらでも無い顔をみせて、酒を煽った。
「サリザンドさんの呪法とか見てる時の姿見ると泣きたくなるとも言ってた。」
「泣きたくなる?」
報告書から顔を上げたサリザンドは不思議そうにルーナを見た。
「憧れるって言ってた。夢中になれる物があって真っ直ぐな姿が眩しいって。」
「おや、それは光栄ですね。いつか神核について調べさせては貰えないかなぁ」
「で、俺も腹が立つんだけど、ソレスが一番好きだって!!」
「「「はぁぁぁーー?」」」
みんなうつらうつらと船を漕ぐソレスに視線が集まった。
「ぬいぐるみみたいで可愛い過ぎるってさ!」
「ペット枠」
「わ、我は無いのか?」
「……。ごめん、、聞くの忘れた。」
「兎!貴様、焼いて食ってやろうか!!」
わちゃわちゃと騒いで飲んで、今日の都とグレースの怒りを忘れようと
男達は酒に呑まれた。
その頃。
「へっっっぶしっっっ!あ゛ーーーー誰?噂してんの。ヤルダか?」
鼻をかみながら、都もグレースと愚痴りながら酒を呑んでいた。
0
お気に入りに追加
280
あなたにおすすめの小説
王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜
・不定期
腐男子(攻め)主人公の息子に転生した様なので夢の推しカプをサポートしたいと思います
たむたむみったむ
BL
前世腐男子だった記憶を持つライル(5歳)前世でハマっていた漫画の(攻め)主人公の息子に転生したのをいい事に、自分の推しカプ (攻め)主人公レイナード×悪役令息リュシアンを実現させるべく奔走する毎日。リュシアンの美しさに自分を見失ない(受け)主人公リヒトの優しさに胸を痛めながらもポンコツライルの脳筋レイナード誘導作戦は成功するのだろうか?
そしてライルの知らないところでばかり起こる熱い展開を、いつか目にする事が……できればいいな。
ほのぼのまったり進行です。
他サイトにも投稿しておりますが、こちら改めて書き直した物になります。
推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
主人公の兄になったなんて知らない
さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を
レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を
レインは知らない自分が神に愛されている事を
表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346
転生したけど赤ちゃんの頃から運命に囲われてて鬱陶しい
翡翠飾
BL
普通に高校生として学校に通っていたはずだが、気が付いたら雨の中道端で動けなくなっていた。寒くて死にかけていたら、通りかかった馬車から降りてきた12歳くらいの美少年に拾われ、何やら大きい屋敷に連れていかれる。
それから温かいご飯食べさせてもらったり、お風呂に入れてもらったり、柔らかいベッドで寝かせてもらったり、撫でてもらったり、ボールとかもらったり、それを投げてもらったり───ん?
「え、俺何か、犬になってない?」
豹獣人の番大好き大公子(12)×ポメラニアン獣人転生者(1)の話。
※どんどん年齢は上がっていきます。
※設定が多く感じたのでオメガバースを無くしました。
あの夜の過ちから
誤魔化
BL
とある仮面舞踏会の夜。
お互いの正体を知らぬままに熱い一夜を過ごした皇子と側近の2人。
翌朝に側近の男はその衝撃の事実に気づき、証拠隠滅を図ろうとするが、一方で気づかない殿下は「惚れた」と言って当の本人に正体の分からない”あの夜の人”を探すように頼む。
絶対にバレたくない側近(色男) VS 惚れた仮面の男を見つけ出したい殿下(色男)のBL。側近の男、一応転生者です。
側近「どうしてこうなったーッ!」
ちょっと待ってもらっていいですか?とりあえず、10年ぐらい。
15
BL
頭、普通。顔、まぁまぁ(当社比)。性格、普通(?)。
毎日毎日普通の生活を送っていた俺。
朝目が覚めたら、そこは森でした。…は…?
気づいたらイケメンに囲まれ、求愛され…俺もうついていけねぇよ!!
ちょっと待ってくれ!お願いだから!あと10年ぐらい!!!
とっても普通(顔は普通ではない)な青年が突然トリップする話。
ここは、ゲームの世界。でも現実。強くてニューゲーム、不可。
総愛され。
いつになるかはわかりませんが、こっちはささっと物語を進めたい。です。
少女漫画の当て馬に転生したら聖騎士がヤンデレ化しました
猫むぎ
BL
外の世界に憧れを抱いていた少年は、少女漫画の世界に転生しました。
当て馬キャラに転生したけど、モブとして普通に暮らしていたが突然悪役である魔騎士の刺青が腕に浮かび上がった。
それでも特に刺青があるだけでモブなのは変わらなかった。
漫画では優男であった聖騎士が魔騎士に豹変するまでは…
出会う筈がなかった二人が出会い、聖騎士はヤンデレと化す。
メインヒーローの筈の聖騎士に執着されています。
最上級魔導士ヤンデレ溺愛聖騎士×当て馬悪役だけどモブだと信じて疑わない最下層魔導士
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる