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第三章 魔法と神力と神聖儀式
6 それは夫婦仲を取り持つこと 2
しおりを挟むダダフォンのおじちゃんとサーシャベルさんは目に見えて距離が近付いていた。そしてそんな2人を祝福するよな豪華なお料理が運ばれてきて、私達は和やかに食事をした。そして生クリームの様でいて、生クリームじゃないメメの実という果物から取れた、レモンとクランベリーを混ぜた様な味のもったりとしたクリーム状の物にビスケットを添えたデザートが出てきた頃だった。
「フロリア!」
「フロー!」
急に怒号が聞こえて、私は思わずメメクリームを吹き出した。
「あ、あるまーとしゃん?パパ?」
顔中をクリームまみれにした私は、あまりにも怒り心頭な2人の顔を見て、何故か逃げたいという本能に駆られた。慌てふためき落ちる様に椅子から降りると、サーシャベルさんとダダフォンのおじちゃんの背後に隠れた。
「まぁ、まぁ!フロリア様、如何なさったのです?あなたっ、」
「嬢ちゃん、どうした。アルとハリィと喧嘩でもしてんのか?」
2人は何事かと、フロリアの顔を見る。フロリアは目をまんまるにして、ビクビクしながらアルバート達から目が離せないでいた。
「おいっ!探したんだぞっ!何でロアを連れて行かない!」
「フローっ!もしもまた覚醒したらどうするんですか!貴女はまだ公になっていないのですよ?あぁっ、司令官!勝手に娘を連れ出さないで頂きたい!」
何で?何でここまで怒られるの?っていうか、私にだって自由な時間が欲しいんだけど……良い加減……パパやアルバートさん以外の人とも遊んだりしたいのに。
「おい、フロリア。来いっ!」
あまりの怒りに、アルバートはズカズカと近付くとフロリアの首元をぐっと掴んだ。その恐怖にフロリアはダダフォンの首元にしがみついて暴れ出した。
「やーーー!おじちゃんの所がいい!いや!まだ祝福してないからまだ行かない!」
「フロリアッ‼︎」
何故ここで私は怒られているんだろう?何をした?ただダダフォンのおじちゃんに連れられて食事をしに来ただけなのに。ラナさんとロアさんが付いてこなかったのはおじちゃんが2人で良いって言ったから。私が悪いの?
「司令官、今こいつは微妙なんです。王家の意見が割れたんですよ!貴方は出ないといけない会議をすっぽかして何をしているんですか!」
「……嬢ちゃんを連れ出したのは悪かった。俺の都合で振り回した、それは謝る。だが、俺が側に居るのに何故そこまで慌てる必要がある。言っておくがお前ら2人がかりで俺に勝てると思ってんのか?王家の意見が割れたからって俺から嬢ちゃんを奪えるとでも?」
「「……」」
泣きながらダダフォンにしがみつくフロリアを抱き上げると、サーシャベルに渡し、着替えさせてやってくれと言って部屋から出した。
「さ、フロリア様。お顔をお拭きしましょうね」
「うん。うえっ、うぇっ、怖いよアルバートさん」
「何かあったのかも知れませんね。大丈夫ですよ、ダダフォンはあぁ見えて子供好きですから、無理やりお父さんに返すなんて事しませんよ」
「……アルバートさんもハリィさんもパパ違う。ハリィさんはパパって呼ばせてくれるけど違うの」
「え?」
「フローに本当のパパとママいないの」
「まぁ……さ、取り敢えずお召し替え致しましょう?」
「ん」
サーシャベルのふくふくとした手を握り、フロリアは項垂れながらトボトボと足取り重く廊下を歩いた。
「司令官、王妃が動き出したんです」
「で?」
「で?じゃありませんよ!ヤーリスの毒皇女ベリエリィ様ですよ?ユミエールナの時同様に闇者を放ったんです!」
「で?俺がそいつらに遅れをとると?」
「分からないでしょう?いつ、どこでどう仕掛けられるかも、伯爵夫人にも手が回るかも知れないではありませんか!」
ハリィは声を荒げ、ダダフォンの胸ぐらに手を掛けた。しかし、ダダフォンはそれを捻り返し席を立つと魔力を放ち2人を突き放した。
「だから、それが何だって言うんだ。嬢ちゃんをあそこまでビビらせる理由になんのか?あ?オメェの子だと言うなら何故まず話を聞いてもらう姿勢を取らない!急に脅せば怖がるに決まってんじゃねぇか!」
「くっ……」
「そんなんだからアイツは未だに祝詞の一つも覚えて無いんじゃないのか?何でいつも大人の顔色伺ってんのかって思ったけどよ、お前らが嬢ちゃんの意見も聞かねぇならあぁなるわな?1人は押さえつける事しかしねぇ、親父だと吐かす奴は飴ばかり与えて依存させるよう仕向けてりゃ世話ねぇよな。誰でも親になれんだったら俺でも良いよな?お前らより強ぇんだしよ」
ダダフォンに睨まれ、怒りに火の付いていた2人は息を吐いた。
「司令官、私達にとってあの子は何よりも大切なんです。何処を探しても見つからず、ユミエールナお嬢様の二の舞になるかも知れないと恐れた私達の気持ちも分かって下さい」
「俺が居て、そんな事を2度も許すと思ってんのか」
「1度あれば不安にもなりますよ。司令官」
アルバートは目元を手で覆い溜息を吐いた。ユミエールナが襲われた時、護衛の名にダダフォンが連なっていた。当時ダダフォンはユミエールナの頼みで買い物に出ていて、襲われた時側には居らず、その事を彼は後悔していた。
「……2度はねぇよ」
「そうだと良いですが」
「着替えが終わったら嬢ちゃんの判断に任せろ。あのままじゃ怯えて2度と笑っちゃくれねぇかも知れねぇぞ」
「「……」」
2人は席に座ると、はぁ、と大きな溜息を零した。
ダダフォンはメメクリームをスプーンで掬うとパクリと口に入れ、食うか?とアルバート達に勧めた。しかし、2人は首を横に振ると水の入った水差しを取りグラスを空けた。
「フロリア様、生憎サイズが少し大きい物しか無く、お身体に合うドレスがございませんから、私と隣の仕立て屋に参りませんか?」
「……ん」
「では、トルソン様達に一言入れて参りますので、暫くお待ち下さいね?」
「行っちゃうの?」
フロリアはサーシャベルの腕を掴むと、腰にしがみついた。ぎゅうぎゅうとしがみつくフロリアを見て、サーシャベルはもしも娘がいたらこんな風に甘えてくれていたのだろうか?そして、ダダフォンに似た不器用な優しさを自分に向けるのだろうか。そんな事を考え、ぎゅっと胸が苦しくなった。
「大丈夫ですよ。ダダフォンがお二人を近付けさせたりしませんから」
「ごめんね、フロー我儘して」
「我儘?どこがですか?」
「だって、パパと帰ってたらサーシャベルさん、ダダフォンのおじちゃんとラブラブ出来たでしょ?」
「まっ!ふふっ、おませさんですこと。大人には大人の距離の詰め方と言う物がございますのよ?今の今ですぐに私達の距離が変わる事はございませんわ。心配して下さったのですね、優しいお嬢様だこと」
そうかな?それにしては結構イチャイチャしてたと思うんだけど。まぁ、2人には2人のやり方があるんだろうね。
サーシャベルはフロリアの頭を撫でながら「一緒に行きますか?」と聞いた。
「うん。パパにごめんする。これ以上嫌われたらフロー……誰もパパって呼べなくなっちゃう」
「……フロリア様」
「パパが聖を嫌いでも、フローは聖でもあるから……フローまで嫌われたら聖が可哀想」
「ヒジリィ?どなたですか?」
「もう1人のフローだよ。私の中にはフェリラーデで出来た私と、人間の私がいるの。でも、パパは人間の私は嫌いみたい……」
「良くわかりませんが、トルソン様が貴女様を娘にすると決めるのにはそれなりのご覚悟があった筈。簡単にフロリア様に関わる物を嫌ったりしませんわ」
「したの」
「え?」
「パパ困ってた。聖がパパを好きって思ってるのが分かったら……パパ嫌な顔してたの」
「……こんなに可愛いお嬢様を嫌がるなんて、そんな大人がいる事に驚きですわ。もしもトルソン様がフロリア様を手放すのでしてら、私の養女になられれば宜しいですわ。フロリア様はダダフォンがお嫌いですか?」
「んーん。好きだよ?面白いし」
「ふふっ、さようでございますか。ならばトルソン様が諦めて下さると良いですのに。私も娘が欲しかったんです」
「本当?フロー大分面倒くさいけど、ママになってくれる?」
「えぇ、トルソン様次第ですわね」
やった!万が一があればサーシャベルさんの家の子になろっ!ダダフォンのおじちゃん聖騎士辞めるって言ってたし、あ、でもサーシャベルさんと上手く行ったから辞めないのかな?ま、それでもアルバートさんの上司だし、文句は言わないよね?ダダフォンのおじちゃんが上司なら、私は上司の娘⁉︎くくくっ、使いっ走りしてやろ!
2人は手を繋ぎ、ニコニコと笑い合いながら部屋へと向かった。だが、扉を前にした時、フロリアはサーシャベルの腰に抱き付いて顔を隠した。
怖い。また怒られたらどうしよう?怒られたら理由も分からないけど、怒るって事は私がまた失敗したんだよね。パパさん困らせたのかな……どうら謝ったら正解?ダダフォンのおじちゃんを信用した事を謝ればいいのかな。
「失礼しますわ」
サーシャベルは扉を開けると、フロリアの背を押した。しかし、フロリアはぐいぐいと体を捩り背中に隠れてしまった。
「フロー……」
ハリィは立ち上がり、近付こうか、どうしようか迷っている。そんな2人にサーシャベルは声を掛けた。
「このままですと、ダダフォンがフロリア様の父上になってしまいますが、宜しいのですか?」
「……」
「はぁ。トルソン様、お嬢様に合うドレスが当店にはございませんので、お嬢様をお借りしても?隣の仕立て屋で既製品を幾つか見繕って参りますわ」
その言葉に、ハリィは慌てて声を上げた。
「わ、私がフローと行きます!フ、フロー?パパにお洋服を選ばせてくれませんか?貴女に似合う物を私が選びたいのです」
「……」
フロリアは、歩み寄るハリィの姿を見ても、以前の様に甘えてはいけないとぐっと堪えてサーシャベルのドレスに顔を埋めていた。
「フロー、説明させてください。何故私や師団長があんなに慌てていたのか。ちゃんと理由があるのです、先程は説明もなく怒ってしまって申し訳ありませんでした。お願いです、話を聞いて下さい」
「ぐすっ、ぐすっ。いいっ、聖の記憶が見せたパパの顔を思い出しちゃう。フロー、サーシャベルさんとお買い物行く」
その言葉に、ハリィはショックを受け口元を手で覆い愕然としていた。だが、サーシャベルは笑いながらしゃがんでフロリアの涙を拭う。
「ふふっ、今ここで嘘を吐くと私とダダフォンの様になってしまいますわよ?本当は何を言っても我儘になってしまいそうで、それがトルソン様に嫌われる原因になりそうで怖いのですよね?」
「ふえっ、えっ、だって。パパ、フローの事大好きって言ったのに、聖は嫌いって。えっ、えっ、聖もっ、私なのにっ。分かんないっ、フローは良くて、聖が駄目な理由、分かんないんだもん。何をっ、ヒック、言ってもっ、間違ってるみたいでっ、怖いんだもん!」
「フロー!そんな事無いんです、ヒジリィ様も私にとっては大切なんです!あの時、ヒジリィ様には……娘では無いのだと線引きされた様で、どうして良いか分からなかったんです。本当にそれだけなんです!嫌うだなんてある訳が無いではありませんか!」
暫く沈黙が続き、ハリィはフロリアに触れたいが触れられず、アルバートは面倒臭いとそっぽを向いた。ダダフォンはそんな彼等に耐えきれず席を立つと、フロリアを抱き上げた。
「嬢ちゃん、俺とカミさんとで服買いに行くか!まだ素直になれねぇんだろ。俺と居たら大抵の事は心配いらねぇよ?」
「ひっく、うん。パパ、フローちゃんとっ、うぇっ、ごめんするからっ、お買い物おじちゃんと行ってもいい?うっ、うぇっふぇぇぇ」
ハリィはこれ以上は追い詰めてしまいそうだと、眉を下げ困った様に笑い頷いた。
「今日は私と共にアルバートの屋敷に戻ってくれますか?」
「……うん」
「あなた、宜しいの?」
「良いんじゃねぇの?ガキ2人がませやがって、親の真似事なんか簡単にするからこうなるんだ。ちったぁ反省しろ!いくぞ、サーシャ」
「え、えぇ」
残された2人。アルバートはダダフォンの言葉に、お前に俺達の苦労の何が分かると憤ったが、ハリィはただ不安そうに3人の背中を見送った。
「さーて、何買うかねぇ。そうだ、隣と言わずにペセイマーケットにでも行くか?服も揃えられるし、面白れぇ出店もある。久しぶりに行かねぇか?サーシャ」
「あなた、浮かれないでくださいな。またトルソン様達を不安にさせたいの?」
「いいんだよ。これ位の灸を据えなきゃわかんねぇんだよ。あの馬鹿2人は!なー?嬢ちゃん」
「……」
シュンとして、ダダフォンの首にしがみついたまま、フロリアは首を振る。そしてぽつりと「お洋服買ったらお散歩したい」と言った。
「……なら、キングズガーデンに行くか。あそこには前聖女様の残した花があるんだ。見てみるか?」
「聖女?」
「あぁ。お前の生みの親が残した花だ。見ておいて損はねぇと思うぞ?」
「ねぇ、あなた。フロリア様のお母様は聖女だったのよね?」
「生みの親はそうらしいが、こいつ自身はフェリラーデ様の神魂の欠片と神力で出来てる。良い言い方じゃねぇが人間じゃねぇんだ」
人間ではない。自分が言うのと、他人に言われるとではその重さが違って聞こえ、フロリアはダダフォンの首元に回した腕に力を入れた。
「だがよ、人間でも、愛し子でも、神でも。お前はお前だ。悲しけりゃ泣くし、我儘も言うし、ガキみてぇに予測つかねぇし……他のガキと何ら変んねぇよ」
「ガキちがうもん。だってフローもう30歳なってるもん」
「は?」
「え?」
「聖は29歳で死んで、フェリラーデにその魂をこの体に入れられたから、今年で30歳」
「あはっ!はっ、あはははは!はっ、ひぃーー!」
「あなたっ!」
「何で笑うの?」
「30にもなってわかんねぇかねぇ?」
「何が?」
「あいつらの気持ち。あいつらは本気で嬢ちゃんを守り抜くつもりだ。だが、持てる手札の少なさにもがいてもいる。今日だって、きっと陛下から嬢ちゃんを寄越せと言われたに違いない。それを突っぱねるにはどうするかって、相当に考えた筈だぞ?だってなぁ、アルバートの側に居るより陛下の側の方がうんと生活は楽になるし、何よりハカナームト神といつでも会える」
「何で国王さんの側なら会えるの?」
「神との契約があるからだ」
「どんな契約?」
「なんだ、何にもしらねぇんだな」
「ん」
「神との対話を、陛下の許可があればいつでも出来る。と、まぁそんな契約だ。神との対話を許されてるのは民を統べる者、つまり陛下だけだが、お前が望めば陛下はいつでもそれを許すだろうよ」
それを聞いても、フロリアはハリィとアルバートの側よりも良いとは思えなかった。彼等が自分の為に、払わなくても良い犠牲を払おうとしているのは分かっていた。だが、抑えようの無い「不要となる」事への不安と何も知らないという劣等感でフロリアは押し潰されそうになっていた。
「なら捨ててくれればよかったのに」
「本当にそう思うか?」
「フローは聖女になるのもフェリラーデになる事も望んで無い。ただ普通にのんびり生活がしたいだけ」
ダダフォンはフロリアを降ろすと、その顔をじっと見た。
「なら、俺の娘になるか?3人で旅をしながら生きて行かねぇか。俺は良い父親になれねぇかも知れねぇが、お前の話はいつだってちゃんと聞く」
「あなたっ!待って!」
「いや、良い機会だ。俺達には子供がいねぇし、俺は聖騎士を辞める覚悟をしてた。なぁ、フロリア。俺をお前の親父にしてくんねぇか?」
しゃがみ込み、膝に肘を乗せて頬杖をつくダダフォンは優しく笑う。そして頸に手を当てるとぐっと抱き寄せた。
「……ダダフォンのおじちゃんが私を見つけてくれたら良かったのに。そしたらフェリラーデの事、知らずに生きていけたのに」
「もう遅ぇか?」
「分かんない。でも、聖女さんは死ぬ覚悟で産んでくれた。それには訳があった筈で、フローが好き勝手に生きたら……きっと困る人が出る。それがパパだったら、アルバートさんだったら、ダダフォンのおじちゃんだったら……サーシャベルさんだったら。後悔してもしきれない」
本当は、ダダフォンのおじちゃんがパパなら一番幸せになれると思う。無駄に恋愛感情を煽られる事も無い、男臭い顔だし、私の面倒臭い所を面白がって邪険にはしない。何よりきっと色んな事を隠さず教えてくれて、色んな所に連れて行ってくれるだろう。きっと楽しい。
分かってる。
それでもやっぱりパパさんが良い。側に居てキスをほっぺにしてくれて嬉しいと思うのも、抱っこしてもらってゆらゆらしてもらいながら眠れるのもパパさんだから。アルバートさんやダダフォンのおじちゃんの抱っこじゃ眠れない。大好きなアプーのクッキーのお店を知ってるのはパパさんだけ。それに、それに…あの笑顔が大好きだから側に居たい。
「パパが好きなの」
「……結が緩かったのかねぇ。仕方ねぇな、そればっかりは」
「んーん。多分、もっと強くなる」
「?」
「おじちゃんとサーシャベルさんと私はこれからもっと、沢山仲良くなるよ。だって私がそうしたいから!」
抱きついて、私は精一杯の力で抱きしめる。この前はふざけたおじちゃんだなんて思ってごめんね?サーシャベルさんが何で碌に会えもしないのに夫婦で居続けたいのか分かる気がした。
「そっか。よしっ、んじゃっ、もっと仲良くなりに出掛けるか!」
「うんっ!おじちゃん肩車!」
「まかしとけっ!」
「ちょっと、2人とも!良い加減になさいませ、ここは貴族街ですのよ?」
「だってよ。嬢ちゃんどうする?」
フロリアは身体を曲げてダダフォンと見つめあった。そしてその目に籠る感情が同じ事に気が付くと、ぷっと吹き出した。
「「きにすんな‼︎」」
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