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第二章 盾と剣

18 姉と弟 〜ユミエールナという名の女

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 まぁ、あいつが俺の言葉を聞いて大人しくしていられるなんて期待もしていなかったし、審問会で刑罰の裁定を受けるとも思っていなかった。どうせあの馬鹿は、ハカナームト神を日を置かずにバンバン呼び出す事など最初はなから分かっていた事だ。

「あー。やっぱりな」

「……フローってばまた!あぁっ、もうっ」

 お前は子供のデビュタントでオロオロする母親か?
俺の隣でうるさくガチャガチャと手枷を鳴らすハリィを見ながら俺は溜息を吐く。しかしなんだ、陛下もハカナームト神を前にして肝が据わってらっしゃる。それだけ腹に据えかねていたのだろうか。

「どう見るよアル坊」

「まぁ、結局フロリアの我儘をハカナームト神が聞いて審問会は裁定を下せずに終わる。そんな所ではないですか」

「俺はよ、フォートーンでも思ったけど……あの嬢ちゃんやっぱり愛し子なんだな」

 何を今更。あいつの言動を、愛し子でなければ誰が許すと言うのだ。言葉遣いも身に付いていなし、立場を分かっていない。それを俺が許しているのもあいつがハカナームト神の調愛を受けているからだ。そうでなければあのヤーセムの様な頬を思い切りつね上げて、張り倒している所だ。

「はぁ、フローってば言葉が戻って来ているではないですか」

「期待するな。その分落胆するだけだぞハリィ」

「師団長!フローはやれば出来る子です。ただ、彼女の目には全てが平等なんです神も、王も、神徒でさえもね」

「よく言えば分け隔てねぇ良い子だが、悪く言やぁ腹芸出来ない馬鹿って感じか?」

「たった2日でよく見抜きましたね」

「はっ!あんな単純なガキ、穿ったこっちが馬鹿らしいぜ」

 審問会だというのに、なんでこの3人はこうも落ち着いているのだろうか、背後に控える護衛騎士達は跪いたまま顔を見合わせた。
ハカナームト神と国王の話はまだまだ続いている様で、アルバートはどう着地するのだろうかと目を瞑る。そしてフロリアの脳内を覗いていた。

—フェルダーン家?アルバートさんと何か関係するのかな?でも怒られるから何も言わんとこ。

—アルバートさんまだ怒ってるよねぇ。普通にお兄ちゃん達呼び出したけど、これも激おこ案件なんじゃ?また余計な事しやがってって言われそう。

—あぁ、他人の未来や過去を見るのってこんな感じかぁ。お兄ちゃん達やアルバートさんもこんな感じなのかな?

「どうやら、あの馬鹿……神眼使ってる様だぞ」

「は?えぇっ?いつの間に自在に使える様になったのでしょうか」

「いや、自分でコントロール出来ないようだな。見たく無いと言っている」

 あぁ、あいつの目にはこんな過去すら見えているのか。まさか、ユミエールナの事まで見えているとは。

「何を今見てんだろうな?この国の未来か?」

「……ユミエールナの捕縛を見ています」

「「⁉︎」」

 ユミエールナ。俺の7つ離れた腹違いの姉だった。……俺が7歳の頃屋敷に親父が連れて来た所謂いわゆる私生児で、彼女の母親を俺は知らない。だがとてつもない魔力を持っていた。加護も祝福の数も教皇に引けを取らない恵まれた人間で、頭の回転が早く機転の利く才女だった。俺とあいつの仲はそこそこ良かったと思う。2人で野駆けに出たり、教会へはいつも2人で行っていた。あいつの初恋の惚気話を聞かされた事もあった。馬鹿にした俺を抱きしめながら貴方もいつか、そう言っていた。

「まさか……陛下が神々と距離を置こうとしたのはユミエールナお嬢様が原因なんですか?あれを……フローは見ていると言うのですか⁉︎そんな……あぁっ!どうしよう、きっと私に幻滅してしまう」

「また何であれを見ちまうかなぁ?俺達の消したい過去ナンバーワンじゃねぇかよ」

 本当にその通りだ。何故今更……あの過去を見る。しかし、保護された時のユミエールナのあの姿、酷かったろうと思っていたが、想像以上に酷い。家族として受刑者の面会に行った時、あいつの顔は原形を留めておらず、酷い有様で……俺は騎士団に入りたてのまだ子供で、彼女に手を差し伸べる事が出来なかった。

 俺の初仕事。それは逃亡した姉を親父と一緒に捕まえる事だった。

「あいつの神経どうなってんだかな」

「え?」

「ユミエールナが暴行を受けていた過去も見えているが、意外としっかりしている。混乱はしているが……なんだ?映画とやらを見ている様だと思っている」

「「映画?」」

 俺にもよく分からん。だが、俯瞰してその光景を見ている様だ。一先ずはその心が乱されていない事に俺は安堵する。
俺じゃ無くて、聖があの場に居たならユミエールナは今もまだ生きていたのだろうか?

「司令官、何でしょうね。こう、一連の出来事を夢で見ている様な……不思議な感じですね。映画とやらは」

「へー。そりゃ嬢ちゃんには辛かろうな」

「えぇ。ですがハカナームト神がいるからでしょう。感情のコントロールは出来ている様です」

 





 ユミエールナは17歳で文武官僚共通試験を一発合格した天才。幼い頃より誰に師事していたのか魔法の扱いに長け、その知識量は宮廷官僚主宰よりも上だった。試験を受けたと聞いた時、俺は彼女に聞いた。

「どっちの宮廷官僚を目指すんだ?官僚希望書は?試験に受かったんだろ。早くどの局に入りたいのか希望を出さないとただ試験を受けただけになるぞ」

「アル、私は教会に入りたくないの」

「教会?何故教会が出てくる」

「神託が下されたの」

「は?いつだ」

「この家に引き取られたのはその為よ。お父様は教会に私を行かせたいみたいだけれど、私はただ神に祈りを捧げるだけの毎日は嫌なの」

「それで神託の内容は」

「汝祝由しゅくゆう受けし年、神の門をくぐれ。女神の嘆きを聞け」

 祝由しゅくゆうとはこの国で成人して初めてその術法を授けられる祈祷の1つ。それは20歳になったら教会に行けと言われたと言う事だった。

「女神の嘆き?なんだそれは」

「分からないわ。多分、聖女候補になれと言われているのだと思うの」

「……親父はなんて言ってるんだ」

「お父様は、教会に行けと。だから20までは好きに生きて良い、何をしても咎めず、許すと仰ってくれたわ」

 ユミエールナは目を瞑り溜息を吐いた。この女は淑女の手本の様な女だが、俺は知っている。その内に秘めた獣の様な強さを。

「私は万人ばんにんの為に命を捧げるつもりはないの。国の為に働いて捧げるのは大歓迎なのだけどね」

「ユミエールナ、神託に背く事がどういう事なのか分かっているのか」

「……ごめんなさい。アル、家族を犠牲にしても譲れない物があるの」

「それはなんだ。俺達の家名とそれに連なる無数の命よりも大切な物とは」

「10歳の貴方が知るにはまだ早いわ」

「命が掛かっているのに、その理由を教えられない原因が年齢ならば、俺は永遠にそれを知る事は出来なさそうだな」

 俺だって貴族の子弟。社交界に溢れる女子供の盛り上がる話の1つくらい知っている。女が命を簡単に掛ける物。どうせ色恋なのだろう。

 俺は酷く冷めた心でユミエールナを見ていた。この女はそんな物の為に俺や親父、お袋を殺そうと言うのだから、冗談の上手い奴だ。普段から嬉しそうに「家族っていいわね」なんて事を言っていたのに、簡単にその細くしなやかな手を返せる物なのだな……俺も騙されていたよ。俺はお前を家族だと、唯一の姉だと思っていた。

「アルッ……そんな酷い事を言わないで。お願い、私に幸せを掴ませて」

「同じ事を言って良いか姉さん」

「え?」

「姉さん、そんな酷い事を言わないでくれ。頼む、俺達を殺さないでくれ」

「……そんな、事になんてならないわきっと」

 頭が良いのか悪いのか分からないな。神託を拒否したらどうなるのかなんて、赤子でも分かる道理だ。

「分かっている筈だろ。神学の学位取得は官僚には必須なんだから」

「……そうよ。だから抜け道も分かっているわ」

「抜け道?」

「えぇ」

 その抜け道がなんなのか。俺は考えたく無かった。どうせ犯罪まがいの事だろうからだ。恋?愛?ふざけた物と天秤にかけられた物だ。

「もしも神託に背くなら、俺達のいない所で死んでくれ。巻き込むな」

「……え?」

「俺は俺の為に生きるつもりは無い。この国の民と、一族を守る為に生を受けた。その義務から逃れたいと思わないし、探らなければ見つけられない他の者に比べて何と恵まれた境遇かと家門に感謝もしている。その中にお前も入っていたが、和を乱す者を俺は対象にしない」

「人生は何かの犠牲になる為にあるわけじゃないわ。歩む先にその選択肢が現れるだけで、選ぶのは自分自身よ……義務では無いわ」

「俺はそれを義務にしている。姉さんがその人生を俺の生き方に嵌め込むなと思うのと同じで、俺も姉さんの生き方に嵌め込まれたく無いと言っているんだ。嫌なら家名を捨てて名無しとして市井に降れば良いじゃないか」

「……」

「何だ。望む物は名無しでは得られない物か?我儘だな、特権は持ちつつ義務と責務は放棄したい。そしてあわよくば望みを叶えたいのか……俺は特権とは義務、責務を果たして初めて行使を許される物だと思ってる。姉さんは何の義務を果たしている?何の責務があるんだ?」

「アル、それ以上は言わないで」

「姉さんがフェルダーンの名を得た時より生じた義務は家名を繁栄させる為に生きて、子を成す事。そして神託を授かり生じた責務は聖女になり国に安寧を齎す事なんじゃないのか」

「アルバート‼︎」

「……選択肢とはこういうのを選択肢と言うんじゃないのか姉さん。義務、責務を全うするか、捨てるのか」

「その二つは……その内容で無くては駄目なの?他に選択肢は?」

「探せよ自分で。だが、良く良く考えるんだな……神託は神からの恩寵だユミエールナ、神に背くな」

 俺はそれ以上この女と同じ空気が吸いたく無くて、騎士団へと向かった。騎士寮に部屋を移したハリィに会って、全てをぶち撒けた。そして憂さ晴らしの稽古にその日は没頭した。それから2日後、ユミエールナは何を思ったのかマリーナ皇女殿下の教育係に名乗りを挙げ、2年の期間限定で女太傅として入城した。

「久しぶりねアル。聖騎士になるなんて凄いわ。会わない内に……大きくなったのね。会えて本当に嬉しいわ」

 12歳のザザナームの季節に俺は聖騎士として聖騎士団に配属され、国王より下賜される聖剣の授与式に出席していた。煌びやかなその授与式で、皇女殿下の隣ではなく陛下の横にユミエールナは居た。

あぁ、こいつの言っていた抜け道とは王族になる事だったのか。真名縛りからの解放。

 何と浅はかで愚かなんだ。こんな女と血が繋がっているかと思うと反吐が出そうだった。俺は別に潔癖な訳じゃない、やる事さえやったなら多少の聖務(神の教えや教会の定める規則)から外れたとて気にはしない。だが、己の欲の為に王族すら利用するその性根が憎くて堪らないのだ。

「姉上もご健勝の様で何よりです。女太傅をしつつ筆頭執務管理官をこなすとは大した能力ですね。で、いつ側妃となられるご予定ですか?」

「……」

「願いは叶えられそうですか?」

「……アル」

「王族となられるのです。フェルダーン卿とお呼び下さい、ユミエールナ様」

「待って、話を聞いて!」

「……抜け道を突き進むのですよね?」

「違うわ!聞いて、私の話を聞いて!」

 何が違うと言うのだろうか。神託を受けたくないから陛下の愛人となった。いや、調愛を得る為に皇女殿下の女太傅となった。それが正解だろう。

「ユミエールナ様、私如きに言い訳や釈明は結構でございます。それでは、お幸せな日々が続きます様にお祈り致します。フェリラーデの結が正しくあります様に……失礼致します」

「アルバート!」

 抜け目が無く、何でもそつ無くこなし、家の者に愛されていた姉、ユミエールナ。俺と違って進む事が出来る道は多かった筈だ。教会に入っても、聖女になったとしても見方一つ変えるだけで多くの事が出来ただろうに。なのに、何故あんな道を選んだのか。




「アルバート、よく聞け」

 トルトレスの季節はいつも雷雨で終わる。
その日は突風と雷鳴、豪雨が窓ガラスに当たる音でとてもうるさくて、親父の声がよく聞こえなかった。聖剣授与式から3年が経っていた。その間、俺達はユミエールナに会うこともなく次第に陛下が教会と上手くやったのだろうと2人の事を気にしなくなっていた。

「ユミエールナが捕縛された」

 何を言っているんだ親父は。未だに側妃として後宮に入ったという知らせは聞かないなと思ってはいたが、捕縛?何の冗談だ。

「ユミエールナは……陛下の子を教会の承認を得ずに孕って……陛下の私邸で暮らしていた」

 くらりと体が揺れる。何故そんな事になるんだ。

「教会からの勧告状を無視して陛下と暮らしていた様だ。王妃の許可を得られず……教会へも行きたくないと孕った様だ」

「子供が出来れば側妃になれるのか?親父」

「いや……子供の有無じゃない。王妃の許可と教会の承認が必要なんだ」

「なら何で姉さんは……」

「フェルダーン本家の嫡子と認定された時にあの子と俺は登城した。その時、あの子は陛下に一目惚れしたと……そして陛下もいつかと……」

 馬鹿以上の罵詈の言葉が出てこない。あの女も、俺が忠誠を誓った陛下も馬鹿なのか?当時14歳の姉と37歳だった陛下が一目惚れ?何の冗談だ。

「腐ってる」

「アルバート!」

「親父、あいつに名を捨てさせろ!この家まで潰されてしまう!」

「既にユミエールナは名を捨てている。神罰は下らなくとも法に裁かれる。それに、あの子の後見は俺だ」

 やってくれたなあのクソ女!

「親父!あの女は俺が殺してやる‼︎俺は止めたんだ!神託に従うべきだと!」

 俺と親父は陛下への謁見を申し出た。しかし、そこに現れたのは王妃ベリエリィ様だった。

「フェルダーン侯爵にそのご子息までお越しとは、如何されました?」

「この度は我が娘がご迷惑をお掛けしました事、大変申し訳ございません」

「貴方の娘?あら、貴方には娘は居ませんでしたわよね?」

 さも不思議そうに王妃は首を傾げ、その一見穏やかで女神の様な顔で俺と親父を見下ろしていた。

「……陛下と、その名無しの娘につきまして……」

「あぁ!貴方が後見をしていましたわね。しかしそれだけの事で貴方が一体なぜ登城したのですか?もう名が無いのに」

「……」

 関わるな。お前とあの女は無関係だと言えと無言の圧力が俺と親父にのしかかる。

「確かにあの娘の才には目を見張る物がありますものね。貴方の後見がなければ陛下も執務に、皇女の教育に苦労したでしょう。あの娘を陛下の側付きとしてくれた事、感謝していますよ。ですが、あの娘が名を捨てた時点で後見の有無は意味を無くしました。わかりますね?この意味が」

 名を捨てること。それは全ての関わりを断ち、その存在を世界から抹消し、人としては見られ無くなる事を意味している。俺達が登城した所で何が出来るでも無かったのだ。

「王妃様のお慈悲に感謝致します」

「これからも変わらずにフェルダーン家の忠誠は揺るぎなき物と信じています」

「有難き幸せにございます」

 結局俺と親父は何も出来ずに城を後にした。自業自得だと見捨てるつもりだったし、殺してやりたいと思うのに……無情の世界に、神の慈悲が許す救済を与えたいと俺の魂が叫ぶ。目を瞑っても、笑顔のユミエールナが俺に微笑みかける。


「親父、助けられないのか?」

「……一族会議を行う。お前も参加しろ」


 一族会議での結論は、フェルダーン家としてユミエールナを切り捨てるという物だった。俺はそれが正しい事だと理解していたが、何故か耳元にあの女の「話を聞いて」と言う声が残っていて、イライラしていたのを覚えている。ハリィを家に呼んで話をした。ハリィは名無しの過酷さを知っている、真名の縛りを逃れたかったとしてもそんな選択を普通は死んでもしないと言い、それでも陛下との子供を欲したのは純粋に陛下を一人の男として愛していたからだろうと言った。

「分からない」

「聖女になれば結婚は出来ないし、陛下と会う事も簡単じゃないでしょう」

「なら真っ当な方法で側妃を目指せば良かったじゃないか」

「あの王妃がそれを許すとでも思いますか?」

「陛下を落とすならまずは王妃を落とすべきだったんだ」

「落とせなかったんじゃないですか?」

「何故子供を作った」

「……家族が」

「?」

「ただ愛する人と、その子が居る……家族が欲しかったのだと思います」

「俺やお袋、親父じゃ駄目だったのかよ」

「自分だけの、家族がきっと欲しかったんですよ」

「俺達を殺してまでもか?自分の家族を作る為に俺や親父、お袋が死んでも構わなかったのかあいつは!」

「だから、名前を捨てたのでしょうね。守る為に人である事を捨てた」

 何故だ。ならば陛下への愛を秘め事にすれば良かったじゃないか。聖女なら理由を付けて二人で会えただろう。恨まれる覚悟も、綺麗さっぱり切り捨てる事も出来ないのに、愛を選んだのか?

「俺は絶対に求めない、抱かない、与えない……愛なんてクソ喰らえだ」

「……その点については私も同感です。愛なんてまやかしですからね。人を惑わせ狂わせる。その被害はいつだって力無き子供と相場は決まっています」

「ハリィ、俺達は上を目指すぞ。下らない感情に左右されず、神への忠誠の元、国民のために生きるんだ」

「神への忠誠は分かりませんけど、貴方に着いていきますよ。どこまでも」

 涙を流したのは初めてだった。親父の厳しい扱きにだって泣いた事は無かった。これは自分の弱さを知った悔し涙だ。死に行く姉への涙なんかじゃ決して無い。







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