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※我事において、後悔せず。※
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R18 表現があります。
苦手な方はご注意下さい。
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黙想三分、心を整え立ち上がる。
摺足で道場十周、踏み込み足で素振りを五分。姿見で型を整え正面素振り、左右素振り、上下素振りをそれぞれ十分。面打ち追込み、小手面追込み、小手面胴追込みを門弟と流して身体を平す。
掛かり稽古三分10セットに地稽古五分を回す。稽古が終われば道場に通う生徒の指導をして、道具を片付け、道場の清掃をする。
全てを終えた後、一人黙想して振り返る。
私の剣は何のためにあるのか、突き詰める先が見えない不安。
私の人としての未熟さ。その未熟者に教えを乞う哀れな生徒。師範となるも、何を示せるのか考えても出ない答えに諦める事を覚えた。何にも執着出来ぬ面白味も無い人生。
大晦日の道場は静まり返って私を無にする。
私は剣道の指導をこことは別の道場でもして、暇な時は協会の仕事をする。
偶に頼まれる剣道雑誌の記事を書き、モデル紛いの仕事を受ける。
どの仕事にも満足感は無く、家と道場の往復の毎日。
後どれほど私はこの生活を送るのだろう?剣の道を極めて何に活かすのか…そんな事に漠然とした不安と行動を起こす先も見えず、一人、見えぬ先人の型をなぞる。
誰か私を形作ってはくれないか?
私を私に留め置いて欲しい。打ち込めば打ち込むほど、身体から自身が乖離する。
私が憶えているのはここまでだった。
目が覚めて、私は漆黒の毛皮を纏い微睡の朝を迎えた。未だ眠る愛しの獣を横目に刀を握る。その刀の重さに我事と剣の道が違えた事を知った。涙は出ず、そっと刀を下ろして外を見る。
窓を開けると南国らしい熱風と、刺す様な日差しに自身が生まれ変わったと感じた。言い得ぬ充足感。あぁ、私は彼に影縫いされてこの身体で生きて良いと証明して貰ったのだと知る。
答えを待たせる気は毛頭無い。彼が目を覚ましたならば、すぐに伝えよう。
「生涯を共に」
ロードルーに入って三日。満月が来て、彼が発情期に入った。互いに薬は飲まず、あるがままを受け入れた。腕を噛まれ、腹を噛まれる。痛みを感じる為に慣らさず受け入れ、激しい抽送に声を上げる。背を爪で引っ掻かれる度に吐き出される快楽。血塗れの身体が獣を濡らす。あぁ、その漆黒の肉体に何度溺れただろう?その柔らかな毛皮が私をくすぐり、鼻腔に香る太陽の匂いがこの身体を昂らせる。
「ファロ、ファロ、もっとだ。もっと強く私の奥の奥まで来てくれて」
意識は冴え渡り、彼が私の内臓を嬲る感覚に全身が震える。
「ナナセ、気持ち良いのか?こんなに強く痛みを与えているのに」
「あ…あ…すごく良いんだ。すごく。はぁ、君がここにいる、それだけで、私は何度も快楽を味わうんだ。信じられる?」
「ククッ。そりゃ良かった。俺もお前の中に居ると思うだけで堪らない気持ちになる。そろそろいいか?」
ファロは私の答えなど、知っているはずなのに聞いてくる。
「あぁ、いつでも待っているんだよ…ファロを」
そこから、彼は瘤を捻じ込みグポッと音がしたのと同時に激しい抽送で私を愛でる。止まらない痙攣に絶頂。もっと、もっとだファロ。さぁ、君の精を私にくれよ。
「あっ、あっ、ん、はぁっ!そこ、良い、あぁぁ気持ちいい!出してっ私もイキそうだ!」
中がブルブルっと痙攣した瞬間、ファロは私の頸に歯を突き立て顎に力を入れる。彼の吐精による快感と頸に広がる鈍い痛みに声も出せずにからだが揺れる。その瞬間、身体中の血管から血が噴き出す様な、熱が身体から一気に放たれる様な解放を感じた。ファロの香りが鼻から入った途端に全身が性感帯の様になり、快楽の波が脳天を突き抜けた。
「あぁ、ナナセ。俺の番。番の片割れはお前だったんだ」
「俺がそう求めたんだ」
「さぁ、もっとお前を感じさせてくれ」
背中にファロを感じながら、噛みつかれたまま激しく腰を打ちつけられて、グチャグチャ、パンッパンッと音が部屋に響く。ビューッという吐精の音までも聞こえる程にファロが私に興奮している。その事に私も興奮して、もう彼の抽送以外では達する事が出来ないこの身体をもっと愛して欲しい。
もう何度互いに達したか分からなぬ程、ただ貪りあって私の腹があり得ないほど膨らんだ。苦しくて、嘔吐きながらもさらに彼の子種を受け入れ、瘤で栓をされ、気を失う様に眠りに落ちた。未だ膨らんでいる腹をそのままにする為、彼は回復魔法のかかった魔石を埋め込んだ。私は腹がファロの魔力で熱を帯びているのを感じ、立ち上がる自身に手を掛け扱いて慰める。
「苦しいか?」
「いや、まだファロがほしくて仕方ない。もうこっちでは満足にイク事も出来なくなったけど、ファロが後ろを慰めてくれないのなら仕方がない。これで我慢する」
膨れた腹が邪魔をして、自身を思う様に扱けない。ファロの太腿に跨り腰を振る。そんな私を愛おし気に見つめる彼の青い目に、私はまた惹かれていく。
「はっ、あっ、、ん。はぁ、腹がタプタプする。気持ちいい」
丸二日、彼の物を腹に咥え込み、飲み込んだまま私達は部屋から一歩も出ずに居た。次第に凹んでいく腹に驚きつつも魔石を外したが、殆ど体内に吸収されてチョロチョロと残滓が垂れるのみ。
「孕んでいるといいな。これで、ナナセは逃げられない」
笑いながら膝に頭を乗せて、ぺたんこになった腹に鼻頭をくっつける。それが可笑しくて、笑いが止まらなかった。
「何が可笑しいんだ?」
ファロも、笑いながら私の頬に手を当てる。
「いや、私が捕まったんじゃ無い。君が私に捕まったんだ。番の片割れを捨てさせてね。悪いね相棒…私の愛しい狼」
私は冒険者を一時休業して、料理で商売を始めた。そしてファロはソロの冒険者として、ロードルーで頑張って働いている。私が冒険者を休業したのは、子が出来たからだ。まさか、人間の男の身体で子が出来るとは思いも寄らなかったが、こちらの世界にある身体は、こちら仕様になってしまったのか、もしかしたら番になった事でそうなったのかは分からない。けれど、日に日に膨れる腹にはファロの子供が居る。子供が産まれたら、三人で旅に出て剣を教えてみよう。あの頃の、剣と自身に意味を見出せなかった私ではもうない。
私は私の進む道が誤っても、振り返らず、後悔しない。
私の番が側にいるから。
苦手な方はご注意下さい。
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黙想三分、心を整え立ち上がる。
摺足で道場十周、踏み込み足で素振りを五分。姿見で型を整え正面素振り、左右素振り、上下素振りをそれぞれ十分。面打ち追込み、小手面追込み、小手面胴追込みを門弟と流して身体を平す。
掛かり稽古三分10セットに地稽古五分を回す。稽古が終われば道場に通う生徒の指導をして、道具を片付け、道場の清掃をする。
全てを終えた後、一人黙想して振り返る。
私の剣は何のためにあるのか、突き詰める先が見えない不安。
私の人としての未熟さ。その未熟者に教えを乞う哀れな生徒。師範となるも、何を示せるのか考えても出ない答えに諦める事を覚えた。何にも執着出来ぬ面白味も無い人生。
大晦日の道場は静まり返って私を無にする。
私は剣道の指導をこことは別の道場でもして、暇な時は協会の仕事をする。
偶に頼まれる剣道雑誌の記事を書き、モデル紛いの仕事を受ける。
どの仕事にも満足感は無く、家と道場の往復の毎日。
後どれほど私はこの生活を送るのだろう?剣の道を極めて何に活かすのか…そんな事に漠然とした不安と行動を起こす先も見えず、一人、見えぬ先人の型をなぞる。
誰か私を形作ってはくれないか?
私を私に留め置いて欲しい。打ち込めば打ち込むほど、身体から自身が乖離する。
私が憶えているのはここまでだった。
目が覚めて、私は漆黒の毛皮を纏い微睡の朝を迎えた。未だ眠る愛しの獣を横目に刀を握る。その刀の重さに我事と剣の道が違えた事を知った。涙は出ず、そっと刀を下ろして外を見る。
窓を開けると南国らしい熱風と、刺す様な日差しに自身が生まれ変わったと感じた。言い得ぬ充足感。あぁ、私は彼に影縫いされてこの身体で生きて良いと証明して貰ったのだと知る。
答えを待たせる気は毛頭無い。彼が目を覚ましたならば、すぐに伝えよう。
「生涯を共に」
ロードルーに入って三日。満月が来て、彼が発情期に入った。互いに薬は飲まず、あるがままを受け入れた。腕を噛まれ、腹を噛まれる。痛みを感じる為に慣らさず受け入れ、激しい抽送に声を上げる。背を爪で引っ掻かれる度に吐き出される快楽。血塗れの身体が獣を濡らす。あぁ、その漆黒の肉体に何度溺れただろう?その柔らかな毛皮が私をくすぐり、鼻腔に香る太陽の匂いがこの身体を昂らせる。
「ファロ、ファロ、もっとだ。もっと強く私の奥の奥まで来てくれて」
意識は冴え渡り、彼が私の内臓を嬲る感覚に全身が震える。
「ナナセ、気持ち良いのか?こんなに強く痛みを与えているのに」
「あ…あ…すごく良いんだ。すごく。はぁ、君がここにいる、それだけで、私は何度も快楽を味わうんだ。信じられる?」
「ククッ。そりゃ良かった。俺もお前の中に居ると思うだけで堪らない気持ちになる。そろそろいいか?」
ファロは私の答えなど、知っているはずなのに聞いてくる。
「あぁ、いつでも待っているんだよ…ファロを」
そこから、彼は瘤を捻じ込みグポッと音がしたのと同時に激しい抽送で私を愛でる。止まらない痙攣に絶頂。もっと、もっとだファロ。さぁ、君の精を私にくれよ。
「あっ、あっ、ん、はぁっ!そこ、良い、あぁぁ気持ちいい!出してっ私もイキそうだ!」
中がブルブルっと痙攣した瞬間、ファロは私の頸に歯を突き立て顎に力を入れる。彼の吐精による快感と頸に広がる鈍い痛みに声も出せずにからだが揺れる。その瞬間、身体中の血管から血が噴き出す様な、熱が身体から一気に放たれる様な解放を感じた。ファロの香りが鼻から入った途端に全身が性感帯の様になり、快楽の波が脳天を突き抜けた。
「あぁ、ナナセ。俺の番。番の片割れはお前だったんだ」
「俺がそう求めたんだ」
「さぁ、もっとお前を感じさせてくれ」
背中にファロを感じながら、噛みつかれたまま激しく腰を打ちつけられて、グチャグチャ、パンッパンッと音が部屋に響く。ビューッという吐精の音までも聞こえる程にファロが私に興奮している。その事に私も興奮して、もう彼の抽送以外では達する事が出来ないこの身体をもっと愛して欲しい。
もう何度互いに達したか分からなぬ程、ただ貪りあって私の腹があり得ないほど膨らんだ。苦しくて、嘔吐きながらもさらに彼の子種を受け入れ、瘤で栓をされ、気を失う様に眠りに落ちた。未だ膨らんでいる腹をそのままにする為、彼は回復魔法のかかった魔石を埋め込んだ。私は腹がファロの魔力で熱を帯びているのを感じ、立ち上がる自身に手を掛け扱いて慰める。
「苦しいか?」
「いや、まだファロがほしくて仕方ない。もうこっちでは満足にイク事も出来なくなったけど、ファロが後ろを慰めてくれないのなら仕方がない。これで我慢する」
膨れた腹が邪魔をして、自身を思う様に扱けない。ファロの太腿に跨り腰を振る。そんな私を愛おし気に見つめる彼の青い目に、私はまた惹かれていく。
「はっ、あっ、、ん。はぁ、腹がタプタプする。気持ちいい」
丸二日、彼の物を腹に咥え込み、飲み込んだまま私達は部屋から一歩も出ずに居た。次第に凹んでいく腹に驚きつつも魔石を外したが、殆ど体内に吸収されてチョロチョロと残滓が垂れるのみ。
「孕んでいるといいな。これで、ナナセは逃げられない」
笑いながら膝に頭を乗せて、ぺたんこになった腹に鼻頭をくっつける。それが可笑しくて、笑いが止まらなかった。
「何が可笑しいんだ?」
ファロも、笑いながら私の頬に手を当てる。
「いや、私が捕まったんじゃ無い。君が私に捕まったんだ。番の片割れを捨てさせてね。悪いね相棒…私の愛しい狼」
私は冒険者を一時休業して、料理で商売を始めた。そしてファロはソロの冒険者として、ロードルーで頑張って働いている。私が冒険者を休業したのは、子が出来たからだ。まさか、人間の男の身体で子が出来るとは思いも寄らなかったが、こちらの世界にある身体は、こちら仕様になってしまったのか、もしかしたら番になった事でそうなったのかは分からない。けれど、日に日に膨れる腹にはファロの子供が居る。子供が産まれたら、三人で旅に出て剣を教えてみよう。あの頃の、剣と自身に意味を見出せなかった私ではもうない。
私は私の進む道が誤っても、振り返らず、後悔しない。
私の番が側にいるから。
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