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第260話 ピンチヒッター
しおりを挟むイケメンユウタなボクですが、いまは千代ちゃんの赤ちゃんにクラスチェンジしております。ママのおっぱいをチュパチュパと吸う健気な赤ちゃんです。でもチュパチュパするのはおっぱいじゃなくてクリちゃんですけどね!
立派に育ったクリちゃんをキャンディに見立ててチュパチュパチュッチュと味わっているのです。でも少し塩気があるキャンディですねぇ……ペロペロ。
「ぁ……ぁぇ……ぁ…………ぁぅ」
どれくらいの間チュパチュパしていたか分からないけど、あれだけ元気だった千代ちゃんがクタクタになってしまった。やばい、やり過ぎたか!?
「それくらいでお終いにしましょう。ユウタさん、お疲れ様でした」
「チュパチュパ……はーい、分かりましたー」
千代ちゃんの股の間から顔を上げて新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んだ。千代ちゃんの淫匂に肺を犯されていたからだろうか、愛棒がバキバキに勃起しているのである。JKフェロモンは効果抜群だったようだ。
ぐったりとした千代ちゃんを見下ろしてみる。美少女にあるまじきアヘ顔を惜しげもなく晒し、桜さんにイジメられていたであろう乳首は痛々しいほどに勃起していた。
真っ白だったベッドシーツは色が変わり、ダンジョンからは止めどなくクリアスライムが流れ出ていたのである。しかもレアなホワイトスライムまで出ています。しゅごい……。
「千代ったら変な遊びを覚えてしまったのですね……酷いメス顔」
自分の娘の醜態を見てそう呟いた紅亜さんが小人のおしゃぶりを引っこ抜いた。かなり食い込んでいたようで、キュポンと音が聞こえたような気がした。ふむ、チョロチョロと黄金水が零れていますけど大丈夫ですかね?
桜先生の仰る通りに頑張ってみたのは良いものの、こんなぐったりとした千代ちゃんを見て心配になってしまった。真っ赤に充血したクリちゃんがピーンと尖っています。まさにクリトリスキャンディってやつです。
「あのあの、桜さん。千代ちゃんアヘアヘになっちゃいましたけど性教育はお終いですか?」
「ふふ……千代ちゃんの性欲を舐めちゃダメです。目を覚ましたら直ぐにおねだりして来ますよ」
「おねだりですか……?」
桜さんは自信満々なようだけど、このアヘ顔千代ちゃんはもうダメな気がする。でもあの動画を撮影した翌日には直ぐにおねだりして来たし、あながち間違っていないのかもしれない。
千代ちゃんは意識を失った状態でも快楽を貪っているのか、時たま『クリちゃん……もっとぉ、最高っすぅ~』という寝言が聞こえます。
「では千代ちゃんが目を覚ましたら紅亜さんとユウタさんのセックスを見せます。そして我慢出来なくなった千代ちゃんの処女を奪いましょう」
「紅亜さんとエッチ……ゴクリ」
千代ちゃん攻略作戦は続行中なようだ。既にやる気満々な愛棒は涎を垂らして獲物を探していた。これからセックスと言われて視線は紅亜さんに釘付けです。
この色気ムンムンな人妻を愛棒で骨抜きにしているところを千代ちゃんに見せつけるんですね。そして我慢出来なくなった千代ちゃんが『ウチの処女を貰って欲しいっすー!』っておねだりして来ると……。愛棒さん、出番ですよ?
紅亜さんと二人で最高のエチエチを見せつけてあげましょう! ……と意気込んで紅亜さんを見たら、何やら申し訳なさそうな顔でボクを見つめているのでした。ボク、何かやっちゃいました?
「ごめんなさいアナタ……」
「ど、どどど、どうしたんですか紅亜さん!?」
美人人妻の目に薄っすらと涙が浮かんでいた。突然の事でボクはどうしたら良いのか分からなくなってしまった。
顔色はそんな悪くないような気がする。さっきまでイチャイチャしていたし、薄っすらと頬を赤く染めて発情が見られた。おっぱいは言うまでもなくツンツンとボクを誘惑している。チュパチュパしたいです。
視線を下に移動させて行くと女の子座りをした紅亜さんの股にタオルが敷かれている事に気付いた。最初はエチエチスライムが大洪水で大変なのかなーと思ったけど、何やら赤色が見えましたよ?
「生理が始まってしまいました」
「ふぁっ!?」
生理ってアレですよ、女の子の日。ボクは男の子なので詳しい事は分かりませんが、妊娠するための準備ってやつです。
お家では夏子さん、桜さん、アリスさんの美女三人と一緒に生活をしているのでよく見かける光景ではありますが、男性としてはどう反応して良いのか難しいアレです。
我が家は女性同士でカバーし合っているからか、幸いなことにナーバスになったりヒステリックな感じにならないのです。でも夏子さんの生理が重い時はボクのお尻を執拗に狙って来るのでした。解せぬ……。
「生理が始まってしまったからにはセックスは厳しいですね……」
「ごめんなさい、桜先生」
こればっかりはしょうがないのです。紅亜さんと初セックスはまた今度ですね。ボクはちょっと残念っていう軽い気持ちだったけど、紅亜さんは見るからに落ち込んでいた。
「ううぅ……やっとアナタと逢えたのに、こんな時に生理が始まってしまうなんて……ぐすん」
「紅亜さん……」
紅亜さんの瞳から大粒の涙がキラリンと流れ落ちた。それくらいボクとのセックスを楽しみにしてくれていたのだろう。でもボク達は出逢ったのだ。あの無限に広がる電子の海を越え、こうしてリアルで出逢えた。
今日は無理でもまた会えばいい。そう思ったボクは紅亜さんを安心させるように抱き締めた。
「大丈夫ですよ紅亜さん。今日がダメでも次があります。だってボク達、こうして出逢えたんですから!」
「…………アナタ」
ふふふ、ボクのイケメンボイスでメロメロになったはずだ。ボクも罪な男になっちゃいましたねぇ……。
そんな事をしみじみと思っていたら、さっきまで涙を浮かべていた紅亜さんの顔がキリっとした。
「それじゃダメ……アナタの寵愛を千代に奪われるなんて我慢出来ない……しかも娘より処女喪失が遅い母親なんて許されません! これじゃアナタの気持ちが千代に移ってしまう、そんなの嫌っ!!」
「ぴぃ!?」
紅亜さんが豹変しちゃいました。まるで夜叉のような不気味な怖さを感じます。角とか生えてませんか?
っていうか紅亜さんは出産してる訳だし処女喪失してるんじゃ? 怖くて言えないけど……。
「落ち着いて下さい、紅亜さん」
「桜先生……」
ガクガクブルブルと震えているボクを助けてくれたのは桜さんでした。やっぱり頼りになるのは桜さんです。
逃げ出そうと思ったけど紅亜さんの胸に捕まってしまったので、ボクは大人しく見守る事にしました。チュパチュパ……。
「セックスに早いも遅いもありません。あっ、ここで言う『早い』はユウタさんが早漏という事を表している訳じゃないので勘違いしないで下さいね? 順番っていう意味です。ゴホン……つまり大事なのは愛です!!」
「愛っ……!!!」
「……」
絶対にわざと言ってますよね? わざわざボクが早漏だという情報を混ぜる必要ないですよね? ボクの目を見てニヤリと笑ったのはどうしてですか? 取り繕うように咳をするのは要らないと思いま~す!
ボクはツッコミを入れようか迷いましたが、あえてスルーしました。早漏っていうのは否定できませんからね……愛棒頼むよ?
「生理が終わったらユウタさんを派遣します。そこで紅亜さんの愛を刻み付けてあげるのです。私が協力しますので安心して下さい、ユウタさんの弱点から好みまで全部教えてあげます」
「桜先生っ!!!」
「…………」
ガシっと手を握り合う美女二人。つまりデリバリーソフィアならぬデリバリーユウタが確定したって事ですか?
いくら千代ちゃんの母親とは言え、嫉妬深い桜さんがこんなにも紅亜さんに協力的なのは何か裏がありそうですね……。
でもボクは思った。紅亜さんと二人きりなら堂々とシスター・エクレアとコスプレエッチが出来ると。優しいシスターと懺悔エッチです。『ボク、女の子を見るとおちんちんが大きくなってシコシコしちゃうのぉ~』って感じですよ。うん、良いかも♪
そして眠る千代ちゃんの前で休憩しながら作戦会議をしていた時、千代ちゃんが覚醒する兆しが見えた。『クリちゃんが寂しいっす~……もっと刺激が欲しいっす~』という寝言が聞こえたのである。
「もう、千代ったらいやらしい。私は席を外しますので、後はお願いします」
「分かりました。ではユウタさん、準備は良いですね?」
「は、はーい!」
紅亜さんが戦線離脱してしまったので代案が可決されました。紅亜さんは残念ですが、次回のお楽しみって事で許して下さい。
そうです、ピンチヒッターとして桜さんが相手です。千代ちゃんの目の前でラブラブエッチを見せつけておねだりを引き出しましょう。
さあ愛棒、出番ですよー!!
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