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第179話 エロ親父なユウタと天使な千代ちゃん
しおりを挟む千代ちゃんのお着替えで別室に行っていた桜さん達が戻ってきましたけど、ボクは全裸になってしまったのでした。ミウちゃんがあんなにポッチーゲームが強かったなんて知らなかったのです。でもいっぱいチュッチュ出来て嬉しかったのは内緒です。
戻って来た千代ちゃんの装備はメイド服にお着替えしていたのでした。ゴスロリチックな黒いワンピースタイプのメイド服で、頭には白いヘッドドレスまで装備しています。髪型もツインテールになってるし、ボクはもう大興奮ですよ!
「ユウタさんジロジロと見過ぎですよ?」
「うへへ、千代ちゃんが可愛すぎてビックリしちゃいました」
「はわわわ、恥ずかしいっす」
桜さんに言われるまでジッとメイド千代ちゃんを凝視していました。顔を伏せて恥ずかしがる千代ちゃんにボクのテンションはアゲアゲですよ。何ですかこの小さくて可愛い女の子は!?
「ユウタ様、その……裸になってますけど、ポッチーゲームやるっすか?」
「えっ、あ、うん。試しに一回やってみよっかー。千代ちゃんは負けても服なんて脱がないで良いからね」
「えへへ~。失礼しまっす」
満面の笑みを浮かべた千代ちゃんにズキューンと心臓を撃ち抜かれたボクですが、モソモソとボクの膝の上に乗っかって来る千代ちゃんを見て、もう心臓の鼓動が激しくてヤバイ状態になってしまいました。……これが恋?
「えへへ、ずっとモニター越しで見ていたユウタ様が目の前に居るっす。めっちゃカッコイイっすね!」
目の前に可愛い女の子が居ます。幼さと美貌を兼ね備えた美少女です。そんな女の子がボクの膝の上に座って『好きです』って言ってくれました。どうしますか?
そんなのギュッと抱き着くに決まってるだろー!!
「はぁ……はぁ……千代ちゃん!!」
「きゃっ! ダメっすユウタ様っ、あんっ、ギュッとしちゃ恥ずかしいっす! あれっ……何かお尻に硬いのが当たってるっす……」
こ、この柔らかさは何ですか? ボクのお嫁さん達とは違う柔らかさを感じます。このまま力を入れたら折れちゃいそうな腰に小さな顔、そして恵美さん以上に大きなおっぱいがボクを誘惑してくるのです。
千代ちゃんから漂って来る甘い香りがボクの理性を破壊した。
「はぁ……はぁ……千代ちゃん良い匂いがするっ。ああ、クンカクンカして良い? 我慢出来ないよー!」
「ちょっ、髪に顔を埋めてクンカクンカしちゃダメっすよ! あんっ、お尻触らないで下さいっす!!」
綺麗な首筋に口を当ててクンカクンカしてみると、甘い花のような香りが胸いっぱいに広がりました。
コッソリと千代ちゃんのお尻に手を当ててモミモミしちゃいました。小柄な千代ちゃんですが、お尻には程よいお肉が着いてて最高でした。
もう愛棒が臨戦態勢になっています。このまま押し倒しちゃおうかな!? そう思った瞬間、隣のメイド長である桜さんから『ピピー♪』という笛の音が聞こえて来ました。
「ユウタさん落ち着いて下さい。千代ちゃんが困ってますよ?」
「えっ!? ……あっ、ごめんなさい!」
ボクは正気に戻って千代ちゃんの首筋から撤退しました。ふと周りの見渡せば女性陣の冷ややかな視線が突き刺さります。
「ユウタ今のはダメだと思うなー。あーしの時と違ってオヤジ臭い感じだった」
くっ、ミウちゃんにもオヤジ臭いって言われてしまいました。他の女性達も呆れ顔です。ううぅ……。
「ユウ君ったら小さい女の子が好きなのね~♪」
恵美さんだけは何故か嬉しそうでした。べ、別にボクはロリっ子が好きって訳じゃありませんからね!? その、大好物なだけです。はい。
「ごめんね千代ちゃん。千代ちゃんが可愛くて我慢出来なくなっちゃったよ」
「あわわわわ、べ、別に問題ないっす。こんなウチを可愛いって言って貰えて嬉しいっす!」
くっ、千代ちゃんは天使か!? いや、千代ちゃんばっかり構っていると桜さんに刺されそうなので一旦落ち着きましょう。
えっと、今はポッチーゲームだよね。よし、さっさとやっちゃおう。ボクの口にポッチーをセットして千代ちゃんにスタートを任せます。
「い、行きますっ……はむっ」
まるで中学生同士が初めてポッチーゲームをしたような感じで始まりました。ボクは千代ちゃんの大きな瞳を見つめながらハムスターのようにちょっとずつポリポリと削って行きますよ。千代ちゃんの小さなお口に吸い込まれていくポッチー、ずっと見ていられそうです。
あれ、普通のポッチーゲームってどうやったら勝ち負け決まるんだっけ? 先に口を離した方が負けなんだっけ? 良く分からなくなってきたけど取り敢えずポリポリ食べて行きましょう。
咥えたポッチーの先に千代ちゃんの可愛いお口が目に入ります。ああ、あのプルンとした艶やかなお口はどんな味がするのだろうか……? 舌を入れてレロレロしたらどんな反応をしてくれるのだろうか? ああ、どんどん近づいてくる。
はい、もう我慢出来ませんでした。
「んんっ!? んんん゛ーー!!!」
千代ちゃんの小さな頭に手を回してチュっとしちゃいましたよ。こんな可愛い女の子がボクの膝の上で抱き合ってポッチーゲームをしてるんですよ? 我慢出来る訳が無いのでした。
固く閉じだ唇を舌先でツンツンして開けて貰おうと頑張ります。ふむ、プルンとした唇は甘いポッチーの味がしました。
「んんー、んんー!?」
千代ちゃんが悲鳴のような声を上げていますけど、男だったらこのまま行くっきゃないっしょ!! ここで止める方が千代ちゃんに失礼ってものですよねー!
ツンツン攻撃を再開していたところ、また『ピピー♪』という笛の音が聞こえて来ました。何ですか桜さん、今良いところだったんですよ?
「ユウタさん、無理やりはダメですよ?」
「あっ、はい……」
桜さんの冷たい視線にゾクゾクしちゃいました。周りの女性達も冷ややかな視線を送って来ます。ちょっと千代ちゃんに対してだけ判定が厳しくないですかね?
「ご、ごめんね千代ちゃん。我慢出来なかったです……」
「い、いえ、大丈夫っす。初めてなのでビックリしただけっすよ」
「は、初めて!?」
そう言えば千代ちゃんはオナニーすらした事の無い天然記念物でした。そうか、今のがファーストキスだったのか……。
夢見る美少女がポッチーゲームで変態さんのようなキスをされて喜ぶだろうか……? ま、マズイぞ!!
「ごごご、ごめんなさい。千代ちゃんのファーストキスなのに……」
「そんな謝らないで良いっすよ。ウチのファーストキスがユウタ様っていうだけで自慢出来ますっす。それに嬉しかったっていうのは本当っす。だから落ち込まないで下さいっす。……ちゅっ」
「千代ちゃん……」
ボクを慰めるようにチュっとされちゃいました。もうボクの中でナンバーワン天使は千代ちゃんに確定しました。もうずっとこのまま千代ちゃんとイチャイチャしていたい気分になっちゃいましたよ。
でも残念ながら千代ちゃんがボクの膝の上から脱出してしまいました。むむっ、愛棒にヌルヌルとした感触がありますよ。もしかして千代ちゃん……。
ボクの隣に移動した千代ちゃんの顔が真っ赤になってました。そしてチラチラとボクの顔とスライムコーティングされた愛棒を交互に見ているのです。危なかったね千代ちゃん、二人きりだったら押し倒していましたよ。
査察官の桜さんから強制終了される事も無く、普通の飲み会っぽい感じでワイワイと盛り上がっていたところ、空気の読めないインテリ秘書の綾香さんがまた暴走して来ました。
「あれあれ、ユウタ様ったらボトル空けちゃったんですね。ふふふ、お任せ下さいユウタ様。じゃじゃーん、クエスト達成したユウタ様には約束通りピンクサキュバス入りま~す!!」
そう、空になったトリガーハッピーのボトルを見た綾香さんがピンクサキュバスさんを持って来てしまったのでした。
「ちょっ、アヤちゃん!?」
「え、ユウタピンサキュ飲むの?」
「ぴ、ピンクサキュバス……。寝てるユウタ様をレイプ?」
「はわわわ、トリガーハッピーの次はピンクサキュバスっすか!?」
何やら大盛り上がりの様子です。ボクの聞き慣れない単語がありましたよ? 何でピンクサキュバスさんの後にレイプって言葉が出るんですかスミレさん。もしやスミレさんは身も心もレイプの楽しさに染まってしまったのだろうか……?
新人さん達がはしゃぐ傍らで桜さんの様子がおかしいです。真剣な表情で恵美さんとコソコソと内緒話をしているのでした。
内緒話が終わった桜さんが立ち上がり、ボクの手を引いてリビングから遠ざけようとしています。ちょっと手の力が強いです……。
「あのあの、桜さん……?」
「ちょっとユウタさんに確認があります。大事な話ですからあっちで話しましょう」
有無を言わせぬ真剣な桜さんを見て、ボクはビクビクしながら着いて行くのでした。
キッチンに連れて行かれたボクは腰に手を当ててお冠なメイドさんとご対面です。怒られると思った愛棒さんもシナシナになっちゃいましたよ。ボク、何かやっちゃいました?
「ユウタさん、お家以外でピンクサキュバスはダメって言いましたよね?」
桜さんの雰囲気がちょっと怖い感じになりました。もしかしてブラック桜さんですか!?
「え、えっとぉ、これは綾香さんが勝手に用意したピンクサキュバスで~、ボクは悪くないと思いまーす!」
そう、これは綾香さんが勝手に用意したピンクサキュバスなのです。ボクは欲しいなんて一言も言ってません。なので怒られるのは筋違いで~す!
「でも綾香さんは『クエスト達成したユウタ様には約束通り』って言っていましたよ。どんな約束したんですか?」
「うぇっ、その、あの、えっとぉ……トリガーハッピーが全部飲めたらピンクサキュバスを飲ませてくれるって……言ってました。凄い高いお酒だから要らないですってボクは断ったんですけど、綾香さんが自腹で買って来たから是非飲んで欲しいって……」
正直にゲロったところ、桜さんは納得の表情になりました。
「はぁ……そういう事なんですね。やっぱりお外でピンクサキュバスを飲んでいたんですね。これは先生に報告する必要がありそうですね……」
「ひ、ひぃ!?」
もしかして桜さんの査察はボクがお外でピンクサキュバスを飲んでいないかという抜き打ちチェックだったのか!?
そう言えば随分昔にお外でピンクサキュバスを飲んじゃダメって言われたような気がします。
……ピンクサキュバスはお家以外で禁止、ユウタ覚えた。次からはしっかりと断りましょう。
夏子さんは桜さんより甘いのでピンクサキュバスくらい許してくれるはずだ。
『あらあら、ユウタ君ったらダメじゃな~い。もう次から気を付けてね? ちゅっ……』
きっとこんな感じだろう。
桜さんから怒られなかったから優しい夏子さんなら大丈夫だと余裕を見せたボクですが、そんなアホ面を見た桜さんが後ろから抱き着いてきた。そしてボクの耳元に甘く恐ろしい言葉を言ったのである。
「私は許してあげますけど……先生が悪い子にはしっかりとおしおきが必要だって言ってましたよ? ほら、これから産まれて来る赤ちゃんのためにもしっかりと教育は必要だって」
「へ、へぇ……」
嫌な予感がします。桜さんに抱き着かれているのに全く嬉しくないのでした。
「ですからユウタさん、もしかしたらおしおきがあるかもしれませんので頑張って下さいね?」
「ひぃ!? お、おしおきって何ですか!?」
「ふふ……痛いおしおきなんてしませんから安心して下さい。とっても気持ち良いおしおきですよ?」
「気持ち良いおしおき……?」
も、もしかして……あれですか!? ガーゼ、ローション……うっ、頭が。ボクの脳の深い部分に封印された記憶が破られようとしている。おしおきと言う言葉を聞くと頭痛と共にガーゼとローションという単語が出て来るのだ……。
「さて、みんなが待っているので戻りましょうか。あんまり飲み過ぎちゃダメですからね?」
き、きっと大丈夫だよね……頼んだぞ、未来のボク!!
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