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第161話 答え合わせ

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 琴音さんに愛棒が飲み込まれてグッポグッポと激しい責めを耐え切ったと思ったら、今度は何か良く分からない米粒のようなものを愛棒の先端から埋め込まれてしまったのです。ううぅ……こんな体験初めてなのでどうしたら良いのか分かりません。

「うふふ、そんな怯えないでも大丈夫よ~。次の入れるわよ~」

「あ、あうう……」

 さっき入れられたものを押し込むように、遠慮なくグイっと入れられてしまったのです。これで2個目を入れられてしまいました。

「も、もう止めて下さい……。こ、怖いですよ~」

「あらあら、そんな怯えたエッチな顔で見ちゃダメよ~。もう興奮しちゃってグチョグチョになっちゃうわ~」

 くっ、そもそもこの米粒みたいなものは何なのでしょうか? もしかして精力剤ですか!? こんなものを使わなくても愛棒は元気いっぱいですよ!!

「そうね~、じゃあこれで最後にしましょうか。はい、いくわよ~」

「あっあーっ、……ううぅ、何か違和感が凄いです。あのあの、これって取れるんでしょうか!?」

「うふふ、心配しないで大丈夫よ。この後ゆっくりと説明してあげるわ……チュッ」

 ビクビクと震えて不安なボクにチュっとキスしてくれる琴音さんですが、そんな事でボクは騙されませんからね! この愛棒の先っぽに装着された米粒みたいなのは何ですかー!?

 そんな内心で激おこなボクを無視した琴音さんは、布団に仰向けに寝転がり、足を大きくM字に開いて誘惑して来ました。

「さて、始めましょうか。私達の『絆の儀』を……。さあいらっしゃい、ユウタさん。あなたの逞しいペニスを奥まで挿入れるのよ」

「ご、ゴクリ……」

 汚れ一つない真っ白な布団の上で大きく足を広げてボクを待つ美女がいます。こ、ここまでお膳立てされたら行くしかないっしょ!!

 ボクはゆっくりと琴音さんに近付くが、自分の息がハァハァと荒くなっているのに気が付いた。このお嫁さんの前で浮気エッチする状況に興奮してしまいます。

 愛棒の先端をダンジョン入口にセットした時、ふと前回のダンジョンアタックの事を思い出した。あの時は果敢にダンジョンアタックを仕掛けたが、魔王様の弱点であるダンジョンコア前まで辿り着けなかったのである……。今回も戦いにならないんじゃないかと一瞬考えてしまったが、あの時から愛棒もレベルアップしてるはずだ!!

「いきますよ!!」

「ええ、早く来て~。んっ……んんっ……あんっ」

 琴音さんも興奮しているのだろうか、ダンジョン内部はスライムで溢れてローパーがウニョウニョと纏わりついてくるのである。でもなんだろう、前回のダンジョンよりも余裕を感じてしまう。愛棒を絞め殺そうとダンジョン壁がギュッと迫って来るけど、致命傷にはならないのである。

 前回のダンジョンアタックの時は全く歯が立たなかったのにどういう事だろうか? 今日は少し余裕を持って愛棒がダンジョンを攻略しています。これならいける……魔王様に手加減なんて必要ない、やられる前にやるんだ!!

 一度愛棒をダンジョンから脱出させ、一気に根元までズチュっと押し込んだ。

「ああああーっ、きた、きたわーっ、お゛お゛お゛お゛っ……こ、このまま、ん゛お゛っ、……すこし、ああっ、このままよっ……」

「ううううっ……」

 琴音さんの大きなおっぱいを鷲掴みにして、体重を描けるように腰を打ち出した。少しでも愛棒を奥に進ませてダンジョンコアを狙うのです。

 そして愛棒を根元まで押し込んだ瞬間、琴音さんにだいしゅきホールドで捕まってしまったのです。

「う、動けないです……、も、もっとパコパコしたいですぅー」

「ん゛ん゛っ、ごめんねユウタさん、でもペニスの感触を良く感じて見て、ほら、前と違うでしょ?」

「感触……?」

 愛棒を激しく出し入れしてグチョグチョに犯したくなる衝動を耐え、愛棒を通じてダンジョン内部の様子を探ってみる。……こ、これは!?

「こ、これっ、もしかして奥まで入ってる?」

「ええそうよ。ほら、よ~く味わって頂戴。ユウタさんのペニスの先っぽに私の子宮口がチュッチュってキスしてるでしょう? ユウタさんの精子が欲しくて欲しくて仕方がないのよ~」

「あっあっ……チュッチュされてる……、先っぽをギュッとされてチュッチュされてますっ!」

 愛棒の先端にコリコリとした硬いものを感じる。前回のダンジョンアタックでボロ負けした時には感じた事の無い感触です。前回は琴音さんの弱点であるダンジョンコアに攻撃が届かなかったのだ。

 これはレベルアップした愛棒の力なのかと思ったけど、あの時の琴音さんの言葉を思い出した。




『祝福日になると子宮が降りて来るのよ』




 つまり……。

「もしかして琴音さん……、危険日祝福日ですか?」

「うふふふふ、大正解♪ ユウタさんの精子が欲しくて欲しくて、待ちきれない私の子宮がお迎えに来ちゃいました♡」

「え、ええええっ!?」

 つまり、このままダンジョンコアに向けてピュッピュしてしまったら、受精してしまうのだろうか?

 お嫁さんと結婚するためのリハーサルでお嫁さんのお母さんを妊娠されるとか……ヤバイわよ!?

 この背徳的な状況に愛棒さんはやる気満々ですが、動けずに窮屈そうにしています。ボクは無理やり動くことをせずに、フカフカなおっぱいに顔を埋めて休憩する事にしました。うむ、良いおっぱいですねぇ。

「そのまま腰を左右に動かして子宮口をグリグリして頂戴……お゛っお゛っ、いいわっ、もっとよ!」

「くっ、凄い締め付けです……」

 言われた通りに腰をグリグリして愛棒の先端を擦り付けます。これは気持ち良いですけど、もっと激しく出し入れしたいです!

 そしてしばらくの間、グリグリと子宮口をイジメていたところ、琴音さんが笑顔で囁いた。

「んっ……そのまま腰を動かしながら聞いてね。お゛っ……さっき私がオシッコして……ん゛っ……浮かび上がった模様を……あんっ……んっ、覚えているかしら……?」

「は、はいっ……綺麗なバラのような文様ですよねっ」

 そう言えばあの儀式は何だったのだろうか? てっきり占いかと思ったけど、何か意味がありそうだ。

「うふふ、あんっ……あれはね……ん゛……祝福日を調べるための……お゛っ……儀式なのっ……。あれで家紋が浮かび上がったら……ん゛っ……祝福日よ。つまり……んっ……みんなに……これから妊娠する事を……宣言する儀式よ……ん゛ん゛」

「…………なっ!?」

 つ、つまり皆にこれから子作りを行いますって宣言した事になるのか! いや、落ち着け。これはリハーサルです。あっそうだ!! さっき愛棒の先端に入れた米粒って、もしかして精子を殺す避妊薬かっ!!

「じゃ、じゃあ米粒みたいなアレは何ですか!?」

 ボクが確信を持って尋ねた時、琴音さんの目がキュピーンって感じで光りました。そしてだいしゅきホールドの力が強くなり、愛棒の先端がより深くダンジョンコアに埋まってしまったのです。ふふっ、大正解ですね!!

「あれはね……排卵を促進して着床を補助するお薬なの。ほら、ユウタさんのペニスが子宮口とチュッチュしてるでしょう? 今頃は薬も全部溶けて、排卵してるんじゃないかしら? 想像してみて? 子宮の中で卵子が待ってるのよ? ユウタさんの元気いっぱいな精子が来るのを出待ちしてるのよ~?」

「エッッッッッ!?」

 そう言えばセックスを始めてからだいしゅきホールドされてしまい、ずっとダンジョンコアに愛棒の先端をグリグリしていたのだ。これは先っぽに装着した米粒のような薬を直接子宮へ送るためだったのか……。愛棒は興奮してダラダラと涎を垂らしていた。つまり……。

「も、もしかして……このまま出しちゃったら……?」

「ええ、元気な男の子が欲しいわ~。宜しくね、パパ♡」

「だ、ダメですよっ! ボクはアリスさんと結婚するんですっ! そんな裏切るような事……」

「大丈夫よ、アリスちゃんだって分かってくれるわ。ほら、アリスちゃんを見て?」

「ううぅ……」

 娘の目の前でその母親に種付けとかヤバイでしょ! こんなのが許されるのはエロ本だけだと思います!

 ボクはビクビクしながら後ろを振り返り、アリスさんと目が合った。アリスさんの表情はニコニコの笑顔です……。逆に怖いんですけど。

「ユウタさん……今回だけですわよ? それ以上は許しませんわ。だからこの1発が最初で最後のチャンスですわ。そう、お母様を孕ませる最初で最後のね……」

「ひ、ひぃ!?」

 アリスさんがニコニコの笑顔なはずなのに目が全然笑っていません。渋々ながら了承してくれている感じです。くぅ、オッケー貰ったけど複雑な心境です。

「うふふ、アリスちゃんの許可も出た事だし……始めましょうか、子作り♡」

「は、はい……!」

 どうやらこれからボクは、アリスさんの前でお母さんである琴音さんに種付けをすることになりました……。
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作者の別作品も良かったら見てくださいー!『本当にそれ、鑑定ですか?』https://www.alphapolis.co.jp/novel/841552199/951647142※真面目に書いた作品です。作者はラブコメだと思っています!『本当にそれ、ダンジョンですか?』https://www.alphapolis.co.jp/novel/841552199/883739784※本作の主人公であるユウタ君のIFストーリーです。『姫様がメイドさんに開発されちゃう話(仮)』https://www.alphapolis.co.jp/novel/841552199/209716727※『ドロドロ~』の中で起こった場面を切り取った短編小説です。R18なのでご注意ください!
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