女性だらけの世界に迷い込んだショタが、年上のお姉さん達に色々されてドロドロに溶かされるまで

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第141話 雑談配信 中

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 配信開始早々にボクとミウちゃんの関係を追及されてしまった結果、サンガリー食品との企画について全く説明出来ていないのでした。まずは『マジカルバイアグーラ』についてみんなに説明しましょう。

「みんなこれ知ってるー? サンガリー食品から発売中の『マジカルバイアグーラ』ですよ~」

 カメラに商品をドアップで映してアピールしちゃいますよ。今回の案件はステマじゃないので堂々と宣伝しちゃいます。



『知ってるー!』

『生理痛に効くから愛用してます』

『箱買いしましたー』

『ユウタ様とコラボ中だったよねー』



 やっぱりみんな知ってるようですね。そして双子ちゃんが言っていたように、生理痛に効果があるから女性も好んで使っているようです。

「企画について知らない人が居ると思うので説明しま~す。今回はサンガリーのグループ会社であるサンガリー食品とのコラボになります。まず……」

 ボクは夏子さんから聞いた内容を説明しました。昨日から始まった『ユウタ君ピュッピュチャレンジ』ですね。次のピュッピュまで『マジカルバイアグーラ』を食べてタマタマをマッサージして、そのままお預け状態からの禁欲生活を送るという鬼畜なプレイなのでした。もう昨日の段階でピュッピュチャレンジしてもクリア出来そうな予感がします。

「……という事です。今日も夕飯のレビューとマッサージ動画を投稿するのでお見逃しなく~。あと、明日の夜は生放送で搾精しますのでみんな見て下さいね。あ、搾精はプレミアム会員限定になっちゃいます。ごめんなさい~」



『把握した!』

『説明助かる』

『今回は私達が協力できる事ないんだねー』

『あれ、記録更新したらCMデビューって聞いたよ?』



 お、CMデビューまで情報解禁されているのですね。ふふふ、遂にボクもお茶の間デビューですよ。確かカレールウのCMって言っていました。余裕っしょ!!

「そして記録更新が出来た場合、カレールウのCMに出演させて貰える事になったのです!!」



『きっとセリフは決まってるね』

『カレー食べて、あのセリフ言うんでしょ?』

『うん、美味しいです!!』

『うん、美味しいです!!』

『うん、美味しいです!!』



「そ、そんな事ないですー。きっと凄い壮大なCMになるはずです!」

 ううぅ、みんなしてボクの演技がダメダメだって言ってるけど、ボクは壮大でドラマチックなCMを希望します。例えばエロエロなお姉さんとイチャイチャして、カレーをあ~んして貰う感じとか良いよね。期待してますよ、サンガリー食品さん?



『シコシコピュッピュに向けて今どんな感じ?』

『どうせコッソリとピュッピュして貰ってるんでしょ?』

『ヤラセを疑っちゃうよね~』



 チャットを見たら、どうせ不正だろ、とか、出来レース、とかそんなコメントが沢山あります。そう言えば配信済みの動画は見てないけど、愛棒が封印されるところは撮影されてなかったのかな? ちょっと聞いて見よう。

「あのあの、本当に不正とかそういうの無しでしっかりやってます。今だってちゃんと封印されてますよー!」


『え~?』

『どうせ撮影の時だけなんでしょう?』

『ヤーラーセ! ヤーラーセ!』



 ふむ、どうやら視聴者の皆さんは撮影の時だけ愛棒が封印されていると思っているようですね。ふふーん、今こそボクがヤラセじゃないところを証明するチャンスです!

「分かりました。ボクがヤラセじゃないって事をここで証明して見せます!!」

 椅子から立ち上がり、カメラの目の前でズボンとトランクスを勢いよく降ろしました。さあみんな見るが良い!!



『おおおおお!!』

『すげー!!』

『ユウタ様のおちんちんが銀色に覆われている!?』

『あのスリットからチューチュー吸いたい』

『ユウタくん偉い!』



 ボクはサービスとばかりにカメラを手に持ち、色々な角度から愛棒を撮影するのでした。ふふ、これでヤラセじゃない事を証明出来ましたね。

「ここにカギが付いてて自分じゃ外せないようになってます。鍵はナースさんが持っているのでボクには外せません。あと、オシッコはこのスリットから出来るし、お風呂の時は外してからナースさんに洗って貰ってるので不正出来ません!」



『え?』

『私もそれやりたい!!』

『オシッコするとこ希望!!』

『オシッコ見せて!!』



 あれあれ、何やらオシッコに興味津々ですか。ふむ、お嬢様方はお尻とかオシッコが好きなんですか? ボクはそういう趣味はありませんのでやりませんけどね!!

「オシッコはありませんので忘れてくださいね~。さて、告知も終わったから後は雑談かな。そう言えば今日ね、お友達とサンダーブレイクで狩りしたんだよねー」

 このままオシッコで視聴者さんのボルテージが上がってしまったら、公開ショーをする事になってしまいそうだ。なので強制的に雑談に切り替えました。ふふ、話題の新作であるサンダーブレイクなら食い付いて来るはずだ!



『私もやってるよー!』

『ひと狩り行こうぜ!』

『ゲーム配信見たいよー』

『よし、今から配信しようぜ!!』



 おお、さすが今話題のゲームですね。雑談配信からゲーム配信にチェンジしようかな。双子ちゃん達と練習した成果を見せるときが来た!

 ここでボクが大活躍したらゲーム実況のお仕事が舞い込んで来るかもしれませんね。よし、頑張ってみましょう!

「えへへ、じゃあちょっとだけゲームやりましょうか。ふふふ、ボクの超絶華麗なテクニックを見せてあげますね!!」

 そうしてボクは『Smitch』を起動させて配信を開始したのでした。






『ユウタ様下手くそwwww』

ージャン相手にフルボッコwwww』

『ああ、やっぱりユウタ様はサークルの王子様ポジションなんだねww』

『手伝ってあげようか?w』

『つまり接待プレイですね!!』



 うう、こんなはずじゃないのです。そう、言い訳をさせて貰うとこのキャラだと装備が貧弱なのです。さっきまで双子ちゃんとプレイしていたキャラを使ったら、双子ちゃんにユウコの正体ばバレちゃうと思ったので、新しくイチから作り直したのでした。キャラネームユウコでプレイするのも変だしね。

 まずい、このままじゃボクがゲーム下手くそっていうレッテルを貼られてしまう。サンダーブレイクの販売元であるカプコーン様からゲーム配信のオファーが無くなってしまうぞ!!

「い、今のはちょっと油断していただけですー。そこまで言うなら次負けたら罰ゲームしますよ。もう何だってします!!!」

 ボクは咄嗟に言ってしまったのでした。



『罰ゲーム!?』

『何でもするって言った!?』

『よし、オシッコ配信ね』

『お尻クチュクチュ配信希望』

『視聴者とエッチしよう!!』

『ユウタ様と会いたいなー』



 今日一番の盛り上がりを見せてしまいました。うう、もうこうなったらージャンを倒すしかない!!

「分かりました。今から5分間、匿名メッセージサービスを外部サイトで受け付けますので送って下さい。まあボクが負ける訳ないですが、万が一にもクリア出来なかったらその中から1個選びますね」



『急げ―!!』

『おしっこー!!』

『露出プレイー!!』

『お尻クチュクチュー!!』

『カテーテル~』



 あの、わざわざコメント残してから投稿しに行かないでも良いですからね?

 そして5分後、投票を締め切りました。まあ、負ける事は無いですし、ささっとージャンを倒して配信を終わらせましょう!!

「ふふふ、じゃあサクッとージャン倒して来ますね。つまり、罰ゲームなんてありませーん」

 クエスト開始ボタンを押し、市街地を順調に進んで行きます。ふふ、もう何度もやったので慣れたものですよ。黒服さんをサクッと倒して部屋の奥に居るージャンさんとご対面です。あ、あれ、何かおかしいぞ?

「え、ナニコレ? ージャンの全身が真っ赤なんだけど!?」



『特殊個体キター!!』

『勝ったな』

『わーい、罰ゲーム決定!!』

『さすがユウタ様、引きが強いですね!!』

『激昂したージャン、特殊個体で遭遇率3%のレア個体。通常よりも凄く強いのでした』

『説明助かる』




「え、攻撃くらったらHPが半分減ったんだけど!? あ、ちょ、ダメ、やめてー!」

 攻撃速度も速いし、ガードしても一瞬にしてHPが減って行くのでした。ハチミツドリンコを飲んでHPを回復したけど、あっという間にドリンコが無くなっちゃいました。ちょっと粘ってみたけど、ボクは全く歯が立たずにボロ負けしてしまったのでした……。



ージャンないすー!』

『罰ゲーム♪』

『神配信だった~』

『切り抜き動画作って来るー!』



「はぁ……という事で罰ゲームしますね。まずは匿名メッセージ投稿を見て見ます~。どれどれ……」

 モニターに映る罰ゲーム一覧を見て見ると、お尻クチュクチュとかオシッコ配信という要望が多かった。いや、さすがに罰ゲームとはいえこれは辛いです。ボクがオシッコしてるところなんて見ても楽しくないよね。こうなったら一番マシなやつを選びましょう。……これだ!!

「良し決めました。握手会にしますー!!」



『おおー!!』

『ユウタ様と会えるの!?』

『神だ』

『でもどうやるの? 全員集まるのは無理だよ?』


「あ、そうですね。さすがに全員と握手会なんて無理ですし、どうしましょうか……」

 うう、一番マシそうな罰ゲームを選んだつもりだったけど、握手会って会場の用意とか色々と必要だよね。どうしよう……。


『姫子:お困りですねユウタ様』

『颯爽と現れた姫ちゃん先輩』

『姫ちゃん先輩キター!』



 いつの間にやら姫ちゃん先輩が登場したのでした。あの、お仕事は大丈夫なのでしょうか?


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