女性だらけの世界に迷い込んだショタが、年上のお姉さん達に色々されてドロドロに溶かされるまで

ポリエステル100%

文字の大きさ
上 下
141 / 304

第141話 雑談配信 中

しおりを挟む

 配信開始早々にボクとミウちゃんの関係を追及されてしまった結果、サンガリー食品との企画について全く説明出来ていないのでした。まずは『マジカルバイアグーラ』についてみんなに説明しましょう。

「みんなこれ知ってるー? サンガリー食品から発売中の『マジカルバイアグーラ』ですよ~」

 カメラに商品をドアップで映してアピールしちゃいますよ。今回の案件はステマじゃないので堂々と宣伝しちゃいます。



『知ってるー!』

『生理痛に効くから愛用してます』

『箱買いしましたー』

『ユウタ様とコラボ中だったよねー』



 やっぱりみんな知ってるようですね。そして双子ちゃんが言っていたように、生理痛に効果があるから女性も好んで使っているようです。

「企画について知らない人が居ると思うので説明しま~す。今回はサンガリーのグループ会社であるサンガリー食品とのコラボになります。まず……」

 ボクは夏子さんから聞いた内容を説明しました。昨日から始まった『ユウタ君ピュッピュチャレンジ』ですね。次のピュッピュまで『マジカルバイアグーラ』を食べてタマタマをマッサージして、そのままお預け状態からの禁欲生活を送るという鬼畜なプレイなのでした。もう昨日の段階でピュッピュチャレンジしてもクリア出来そうな予感がします。

「……という事です。今日も夕飯のレビューとマッサージ動画を投稿するのでお見逃しなく~。あと、明日の夜は生放送で搾精しますのでみんな見て下さいね。あ、搾精はプレミアム会員限定になっちゃいます。ごめんなさい~」



『把握した!』

『説明助かる』

『今回は私達が協力できる事ないんだねー』

『あれ、記録更新したらCMデビューって聞いたよ?』



 お、CMデビューまで情報解禁されているのですね。ふふふ、遂にボクもお茶の間デビューですよ。確かカレールウのCMって言っていました。余裕っしょ!!

「そして記録更新が出来た場合、カレールウのCMに出演させて貰える事になったのです!!」



『きっとセリフは決まってるね』

『カレー食べて、あのセリフ言うんでしょ?』

『うん、美味しいです!!』

『うん、美味しいです!!』

『うん、美味しいです!!』



「そ、そんな事ないですー。きっと凄い壮大なCMになるはずです!」

 ううぅ、みんなしてボクの演技がダメダメだって言ってるけど、ボクは壮大でドラマチックなCMを希望します。例えばエロエロなお姉さんとイチャイチャして、カレーをあ~んして貰う感じとか良いよね。期待してますよ、サンガリー食品さん?



『シコシコピュッピュに向けて今どんな感じ?』

『どうせコッソリとピュッピュして貰ってるんでしょ?』

『ヤラセを疑っちゃうよね~』



 チャットを見たら、どうせ不正だろ、とか、出来レース、とかそんなコメントが沢山あります。そう言えば配信済みの動画は見てないけど、愛棒が封印されるところは撮影されてなかったのかな? ちょっと聞いて見よう。

「あのあの、本当に不正とかそういうの無しでしっかりやってます。今だってちゃんと封印されてますよー!」


『え~?』

『どうせ撮影の時だけなんでしょう?』

『ヤーラーセ! ヤーラーセ!』



 ふむ、どうやら視聴者の皆さんは撮影の時だけ愛棒が封印されていると思っているようですね。ふふーん、今こそボクがヤラセじゃないところを証明するチャンスです!

「分かりました。ボクがヤラセじゃないって事をここで証明して見せます!!」

 椅子から立ち上がり、カメラの目の前でズボンとトランクスを勢いよく降ろしました。さあみんな見るが良い!!



『おおおおお!!』

『すげー!!』

『ユウタ様のおちんちんが銀色に覆われている!?』

『あのスリットからチューチュー吸いたい』

『ユウタくん偉い!』



 ボクはサービスとばかりにカメラを手に持ち、色々な角度から愛棒を撮影するのでした。ふふ、これでヤラセじゃない事を証明出来ましたね。

「ここにカギが付いてて自分じゃ外せないようになってます。鍵はナースさんが持っているのでボクには外せません。あと、オシッコはこのスリットから出来るし、お風呂の時は外してからナースさんに洗って貰ってるので不正出来ません!」



『え?』

『私もそれやりたい!!』

『オシッコするとこ希望!!』

『オシッコ見せて!!』



 あれあれ、何やらオシッコに興味津々ですか。ふむ、お嬢様方はお尻とかオシッコが好きなんですか? ボクはそういう趣味はありませんのでやりませんけどね!!

「オシッコはありませんので忘れてくださいね~。さて、告知も終わったから後は雑談かな。そう言えば今日ね、お友達とサンダーブレイクで狩りしたんだよねー」

 このままオシッコで視聴者さんのボルテージが上がってしまったら、公開ショーをする事になってしまいそうだ。なので強制的に雑談に切り替えました。ふふ、話題の新作であるサンダーブレイクなら食い付いて来るはずだ!



『私もやってるよー!』

『ひと狩り行こうぜ!』

『ゲーム配信見たいよー』

『よし、今から配信しようぜ!!』



 おお、さすが今話題のゲームですね。雑談配信からゲーム配信にチェンジしようかな。双子ちゃん達と練習した成果を見せるときが来た!

 ここでボクが大活躍したらゲーム実況のお仕事が舞い込んで来るかもしれませんね。よし、頑張ってみましょう!

「えへへ、じゃあちょっとだけゲームやりましょうか。ふふふ、ボクの超絶華麗なテクニックを見せてあげますね!!」

 そうしてボクは『Smitch』を起動させて配信を開始したのでした。






『ユウタ様下手くそwwww』

ージャン相手にフルボッコwwww』

『ああ、やっぱりユウタ様はサークルの王子様ポジションなんだねww』

『手伝ってあげようか?w』

『つまり接待プレイですね!!』



 うう、こんなはずじゃないのです。そう、言い訳をさせて貰うとこのキャラだと装備が貧弱なのです。さっきまで双子ちゃんとプレイしていたキャラを使ったら、双子ちゃんにユウコの正体ばバレちゃうと思ったので、新しくイチから作り直したのでした。キャラネームユウコでプレイするのも変だしね。

 まずい、このままじゃボクがゲーム下手くそっていうレッテルを貼られてしまう。サンダーブレイクの販売元であるカプコーン様からゲーム配信のオファーが無くなってしまうぞ!!

「い、今のはちょっと油断していただけですー。そこまで言うなら次負けたら罰ゲームしますよ。もう何だってします!!!」

 ボクは咄嗟に言ってしまったのでした。



『罰ゲーム!?』

『何でもするって言った!?』

『よし、オシッコ配信ね』

『お尻クチュクチュ配信希望』

『視聴者とエッチしよう!!』

『ユウタ様と会いたいなー』



 今日一番の盛り上がりを見せてしまいました。うう、もうこうなったらージャンを倒すしかない!!

「分かりました。今から5分間、匿名メッセージサービスを外部サイトで受け付けますので送って下さい。まあボクが負ける訳ないですが、万が一にもクリア出来なかったらその中から1個選びますね」



『急げ―!!』

『おしっこー!!』

『露出プレイー!!』

『お尻クチュクチュー!!』

『カテーテル~』



 あの、わざわざコメント残してから投稿しに行かないでも良いですからね?

 そして5分後、投票を締め切りました。まあ、負ける事は無いですし、ささっとージャンを倒して配信を終わらせましょう!!

「ふふふ、じゃあサクッとージャン倒して来ますね。つまり、罰ゲームなんてありませーん」

 クエスト開始ボタンを押し、市街地を順調に進んで行きます。ふふ、もう何度もやったので慣れたものですよ。黒服さんをサクッと倒して部屋の奥に居るージャンさんとご対面です。あ、あれ、何かおかしいぞ?

「え、ナニコレ? ージャンの全身が真っ赤なんだけど!?」



『特殊個体キター!!』

『勝ったな』

『わーい、罰ゲーム決定!!』

『さすがユウタ様、引きが強いですね!!』

『激昂したージャン、特殊個体で遭遇率3%のレア個体。通常よりも凄く強いのでした』

『説明助かる』




「え、攻撃くらったらHPが半分減ったんだけど!? あ、ちょ、ダメ、やめてー!」

 攻撃速度も速いし、ガードしても一瞬にしてHPが減って行くのでした。ハチミツドリンコを飲んでHPを回復したけど、あっという間にドリンコが無くなっちゃいました。ちょっと粘ってみたけど、ボクは全く歯が立たずにボロ負けしてしまったのでした……。



ージャンないすー!』

『罰ゲーム♪』

『神配信だった~』

『切り抜き動画作って来るー!』



「はぁ……という事で罰ゲームしますね。まずは匿名メッセージ投稿を見て見ます~。どれどれ……」

 モニターに映る罰ゲーム一覧を見て見ると、お尻クチュクチュとかオシッコ配信という要望が多かった。いや、さすがに罰ゲームとはいえこれは辛いです。ボクがオシッコしてるところなんて見ても楽しくないよね。こうなったら一番マシなやつを選びましょう。……これだ!!

「良し決めました。握手会にしますー!!」



『おおー!!』

『ユウタ様と会えるの!?』

『神だ』

『でもどうやるの? 全員集まるのは無理だよ?』


「あ、そうですね。さすがに全員と握手会なんて無理ですし、どうしましょうか……」

 うう、一番マシそうな罰ゲームを選んだつもりだったけど、握手会って会場の用意とか色々と必要だよね。どうしよう……。


『姫子:お困りですねユウタ様』

『颯爽と現れた姫ちゃん先輩』

『姫ちゃん先輩キター!』



 いつの間にやら姫ちゃん先輩が登場したのでした。あの、お仕事は大丈夫なのでしょうか?


しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

処理中です...