女性だらけの世界に迷い込んだショタが、年上のお姉さん達に色々されてドロドロに溶かされるまで

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第98話 浄化の儀式再び……(※閲覧注意ですが、たぶん問題ありません……)

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 そして遂に、運命の日がやって来たのである。『つぶやいたー』で夜の9時から生配信をする事を告知したところ、凄い勢いで拡散されてしまいました。ああ、やはりこの世界の女性は男性に飢えているのかもしれない。

 運命の時間まであと4時間と迫った時、玄関チャイムが鳴り響いた。緊張してブルブルと震えているボクは過敏に反応してしまい、ビクンと大きく体を震わせたのでした。ううぅ……ミウちゃん助けて~。

「こんばんは、ユウコちゃん。お邪魔しますわ」

「えっと、いらっしゃいませ~。その、今日はお手柔らかにお願いします……」

「うふふ、沢山勉強して来ましたのよ。ああ、楽しみですわ~」

 ウットリとした笑みを浮かべてボクを見つめるアリスさんは、まさに獲物を見つけた女豹のように見えた。そして何やら大きなバッグを持っているのでした。……きっとお泊りセットだよね。変な道具じゃないよね!?




「アリスちゃんいらっしゃ~い。うふふ、夏子です。宜しくね~」

「こんばんは夏子お姉様、宜しくお願い致します」

「……」

 ボクは二人の会話をポカーンとした顔で見つめていた。そうか、もしかしたら二人が直接会うのは初めてなのかも? やけに余所余所しい感じでお話をしていますね。ボクとしてはみんなフレンドリーで仲良くして欲しいですね。そうか、今日はボクのお尻を通じて仲良くなる親睦会なのか……。

 そんな感じで眺めていたら、桜さんが二人に合流して何か打ち合わせをしていた。きっと夜の内容を話しているのだろう……。



   ◇



 軽い夕飯をみんなで食べた後、ボクは一人でお風呂に入った。そして入念に体を洗い、配信に備えるのであった。スマン愛棒、今日は死ぬかもしれない……。ピクリともせずに縮こまる愛棒に優しく声を掛けるのであった。

 お風呂から出たところ、夜の姿に様変わりした3人の美女がいました。赤いナイトドレスがセクシーな夏子さん、ピンク色のエッチなナース服を着た桜さん、そしてエッチなバニーガール姿のアリスさんが待ち構えていたのでした。やはり今回も全員が怪しいマスクで目元を隠している。

 みんなやたらとスカートが短かったり、スリットが深く刻まれていたりと、愛棒を刺激する過激な衣装だったのである。特に初めて見るアリスさんのバニーガール姿は素敵です。大きなお胸がプルンと露出していて、黒い網タイツとセットで興奮してしまうのでした。何よりもウサ耳が可愛いですね!

 そして何故か桜さんがボクに向けて撮影カメラを構えていたのでした。

「ふふ……さあユウタさん、本番前の準備を始めましょう」

「え、えっとぉ、その……浄化ですか?」

「ええ、そうです。しっかりとキレイにしましょう」

「でもでも、撮影するのは良くないんじゃないかな~って思いますよ?」

「安心して下さい。これは編集してメイキング映像として別に投稿します。もちろん閲覧注意にしておきますので、苦手な方は遠慮して貰いますよ」

「ううぅ……」

 どうやらボクに逃げ場は無かったようでした。そうだ、これも全てボクの企業案件でしくじった事が原因なのだ。次の案件が貰えるかもしれないし、こうなったら全力でビッチな男を演じて見せよう!! 演技力には自信があります!

 そうしてボクは、せっかくお風呂から出たのにまたお風呂場へ連れて行かれてしまったのでした。






「は~い、ユウタ君は力を抜いてリラックスしてね~」

「ううぅ……わかりました」

 ボクはお風呂場にビニールのマットを敷かれて四つん這いになったのです。前回はマットが無かったけど、今回は撮影なのでクレーム対策としてマットが導入されました。地べたは痛いですからね。

 桜さんが撮影カメラでボクを撮り、夏子さんが大きな注射器を構えています。そしてアリスさんはコードネーム『バニーさん』と呼ばれ、先生のアシスタントをしているのでした。

「先生、聖水の準備が出来ましたわ」

「あら、ありがとねバニーちゃん。さあユウタ君、覚悟は良いかしら?」

 アリスさんが持つ桶には、薬剤が溶けた液体せいすいがたっぷりと入っていた。それを夏子さんが注射器でチュ~っと吸い上げて行くのだ。どんどん注射器が黄色い液体で満たされていく……。

「ば、バッチコイです!!」

「うふふ、冷たいかもしれないけど我慢してね~」

 ボクの秘密の穴隠しダンジョンにプラスチックの硬い感触が伝わって来る。そしてダンジョン内部に薬剤が溶けた液体せいすいがどんどん流し込まれて行くのだった。この感じは何度やっても慣れませんね……。

「うっ……もういっぱいですー! やめて~っ」

「はぁ……はぁ……ユウコちゃん素敵ですわ」

「ちょっとアリスさん、ユウコちゃんって呼んじゃダメです。今はカットするから良いですけど、生配信では絶対にユウコちゃんって言ったらダメですからね?」

「ご、ごめんなさい桜ちゃん。気を付けますわ」

 興奮したアリスさんがユウコちゃんって呼んでしまった。そう、ボクがユウコである事は秘密なのです。バレたらお外行けないじゃないですか!!

「あらあら、しょうがないわね~。じゃあ一回抜いてもう一度撮り直しね。ユウタ君、我慢してね~」

「ええぇ!? ちょ、待って下さいヤバいですぅ~」

 くっ、アリスさんのせいで撮り直しだ。かなり薬剤が溶けた液体せいすいが入っているから下腹部に違和感を感じる。この状態で倍プッシュですか!? 漏れちゃいますよー!

 そうしているうちに、夏子さんがセッティングを終えていた。

「うふふ、冷たいかもしれないけど我慢してね~」

「うっ……」

 そしてまた、最初と同じセリフで始まり、最後まで注入されたのだった。

「じゃあバニーちゃん、栓をお願いね~」

「はい、先生。うふふ、行きますわよユウタちゃん!!」

 チュポンと音を立てて注射器が抜かれたと思ったら、今度は冷たいもので秘密の穴隠しダンジョンが封印されてしまった。これはプラグ封印のオーブか!? ダンジョン内部では聖水による悪いスライムブラックドラゴンの浄化が始まっているのだろう。下腹部をドラゴンが暴れて大変な事になっています。

「ううぅ……と、トイレに行かせて下さい~」

「うふふ、まだダ~メ♪」

「ユウタちゃんが悶える姿も堪りませんわ~」

 ボクが四つん這いになって悶える姿とか、どこに需要があるのだろうか? ボクは許可が下りるまで必死に歯を食いしばって我慢していたのであった。そしてそれを撮影する桜さんが生き生きとしている。ドアップでボクの苦痛に歪む顔を撮影しているのでした。

 ……そしてしばらく経った後、やっとトイレに行く許可が貰えたのであった。ボクの名誉のため、トイレの中までは撮影されませんでした。




 合計5回も浄化されてしまった。撮影は3回までで終わったのだけど、興奮した桜さんとアリスさんが自分もやりたいと駄々をこねてしまいました。もう3回だろうと5回だろうと変わらないと思ったボクは、二人の愛を受け入れたのでした。

「ふふ……これ楽しいです。ユウタさんまたやりましょうね」

「はぁ……はぁ……堪りませんわね~」

「……」

 たぶんボクの目のハイライトが消えかかっていると思います。



   ◇



 そして本番開始まで15分となった時、ヤリ部屋に全員集合です。本当はもう少し余裕を持って集合するはずでしたが、浄化回数が増えてしまったのが原因ですね。

 事前ミーティングを行った結果、今回も桜さんは撮影係りで良いそうです。

「ふふ……私が映ったらユウコちゃんがバレてしまう可能性がありますからね。その代わり、撮影が終わったら沢山愛して下さいね?」

「は、はい……」

「あらあら、良いわね~」

「私もユウコちゃんとイチャイチャしたいですわ~!」

 こんなやり取りがありました。本番では夏子さんがメインでアリスさんが補助に回るそうです。ううぅ……耐えられるのだろうか。

 今日のボクはバスローブ姿ではなく、アリスさんと同じようなウサギさんのような姿になっています。手には肘上まである黒いレースの手袋を装備して、足にも同じようなニーソックス、そしてブーメランパンツのような際どい下着を装備しています。

「あのあの、このウサ耳と尻尾は必要なんですか?」

「うふふ、似合ってるわよ」

「写真も撮りましたから、後でつぶやいたーにアップしましょう」

「はぁ……はぁ……ユウコちゃん最高ですわ!!」

 ボクの頭にはアリスさんと同じようなウサ耳ヘアバンドが装備され、尻尾も付いているのでした。アリスさんとお揃いですね!! あとアリスさん、名前間違っちゃダメですよ!

 そして遂に、生配信が始まったのでした。
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