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第76話 バレちゃった!
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◇ ―― クソ雑魚銀髪お嬢様Side ―― ◇
ユウコちゃんが買って来てくれたチャーハン弁当を食べながらベッドで絡み合う二人を見つめる。……このチャーハン弁当美味しいですわね。鶏の唐揚げが最高ですわ~。
抱き合ったままキスをする二人は、もう15分はあのままだ。ユウコちゃんが腰を動かそうとモゾモゾと動くけど、桜ちゃんがギュッと抱き締めて動けないようにしている。桜ちゃんの中でユウコちゃんの逞しいものがトロトロに溶かされているのだろう。
さっきは寝た振りをしながらコッソリと見ていたのだ。横になる桜ちゃんの無防備な穴にユウコちゃんの逞しいものが挿入される瞬間を。今まで使ってきたブルブルスティックよりも太くて長い凶悪なフォルムは、まさに女性を虜にさせる悪魔の杖だった。
実は桜ちゃんも寝た振りだったのだ。ユウコちゃんが帰って来るギリギリまで勝負をしていたけど、お互い負けず嫌いだったようで決着が付かなかった。このまま寝た振りをしてどっちが先にユウコちゃんに起こされるかで決着を付けようと決めていたのだった。
結果、私の負けだった。まあ桜ちゃんはお嫁さんだし、この結果は予想していた事だった。でもまさか寝ている相手にデスサイズを突っ込み、ましてや自分のモノまで使うとは思ってもみなかった。やりますわねユウコちゃん!!
3本勝負とか言っていたけど、もう桜ちゃんもどうでも良くなっていそうですわね。
目の前で始まった実際の行為を見て、ユウコちゃんが本当に男性だったのだと確信出来た。あんなに可愛くて綺麗で優しくて、でも下半身には凶悪なモノを隠していたのだ。桜ちゃんの言っていた素敵な男性というのも嘘じゃなかった。
「……ん゛う゛っ」
ユウコちゃんの甘い声が響いたと思ったら、桜ちゃんの脚がユウコちゃんをギュッと締め付けた。ユウコちゃんのモノをより奥へ導き、逃がさないように……。
ユウコちゃんは今まで見て来た男性とは全く違う生き物だった。ラブラブな二人を見ていたら、お腹がキュンとしてきた。私の中の雌の本能が覚醒した。男性は嫌いだったけど、ユウコちゃんなら良いかもしれない。いや、ユウコちゃんが欲しい。桜ちゃんみたいにラブラブしたいと心から思ってしまった。
「ちょっと二人とも、私も居る事忘れてませんこと!?」
嫉妬してしまった私は、二人の仲に強引に割り込んでしまった。私も愛して欲しいと思ったのだ。桜ちゃんからは任せておけと言われたけど、ユウコちゃんは今ので精液が空っぽになってしまったはずだ。次は1週間後くらいだろうか……。お母様から男性は1週間に数発しか射精出来ないと聞いていた。もうユウコちゃんは空っぽかもしれない。そう思ったらついつい割り込んでしまったのだ。
◇ ―― ユウコちゃんSide ―― ◇
ラブラブだいしゅきホールド大作戦により、桜さんのご機嫌がV字回復しました。でもその代償は大きく、アリスさんにボクが男であることがバレてしまいました……。
だいしゅきホールドが解除されて桜さんから抜け出すと、ボクの愛棒がアリスさんに見つかってしまったのだ。そして桜さんのダンジョンから溢れるソウルを指摘され、もう言い逃れも出来ないのである。
あの男嫌いなアリスさんにバレてしまい、これからボクはボコボコに殴られてしまうのだろうか。桜さんは大丈夫って言ってたけど、どうやって説得するのだろうか……。
そんな事を考えていたら、アリスさんに怒られてしまいました。
「ダメですわユウコちゃん、しっかりと手を頭の後ろで組んでおきなさいな!」
「は、はいぃ~」
世紀の一戦ファーストステージで二人がやっていたように、今度はボクが下品なポーズを取らされています。この体勢って脚にきますね……。
「おーっほっほ! 良いポーズですわユウコちゃん! 絶対に手を降ろしちゃダメですわよ?」
「はいぃ」
もうボクはアリスさんに逆らえません。今まで男という事を黙って弄んでいたのだ。チャットしながらブルブルで遊ぶ動画を要求したり、ブルブルを装着して映画を見たり……。もう殺されても仕方ないと思うよね。
不安になり桜さんを見れば、ソファーに座りながら優雅にお昼ご飯を食べていた。チャーハン弁当も美味しそうですね。
「ふふ……良いポーズですねユウコちゃん。写真撮ったので先生に送っておきましたよ」
「ええぇぇ! 桜お姉ちゃん酷いです……」
こんな恥ずかしい恰好を夏子さんに見られちゃったのか。……ちなみに、今日の夏子さんは経営者会議があるらしくお出掛けしています。
「酷いのはユウコちゃんですわ! 女だと嘘を吐いて私を弄んでいたのでしょう!?」
「ひぃ、ごめんなさ~い!」
返す言葉もございません。アリスさんとの出会いはお買い物中に話しかけられたのが切っ掛けだ。それから連絡先を交換して、いやらしい動画を何度も送り付けられたのだ。基本的に桜さんがエッチな指示をしていたし、良く考えたらボクは被害者じゃないかな!?
でもアリスさんの純真な乙女心を弄んでしまったのは否定できない。さっきまでのエッチなゲームは楽しかったのです。こんな美人モデルのお姉さんの大事なところを触っちゃったし、動画撮影までしてしまった。もう責任を取るしかない。
「ぼ、ボクが出来る事だったら何でもしますから許してくださ~い!」
「……本当ですの?」
「も、もちろんです! ボクがアリスさんを傷付けてしまったのは事実ですし、責任取ります!!」
「……責任ねぇ。本当かしら?」
「は、はい! アリスさんは美人で可愛くて素敵だし、一緒に居て楽しいです。だから責任取って結婚しましょう! ……あれ、でもボクには経済力が無いから責任取るって言わないかも?」
良く考えたらボクは家事手伝いの専業主夫でした。夏子さんの話だと搾精の報酬が入るらしいけど、みんなを養って行く程じゃないと思う。それにお嫁さん達はみんなお金持ちなのでした。これって責任取るって言わないかもしれないよね。
「……こんな事を言ってますけど、桜ちゃんは良いのかしら?」
「ええ、良いですよ。アリスさんなら仲良く出来そうですし、先生も賛成しています。……言い方が悪くなってしまいますけど、誤解しないで下さいね。正直に言うとユウタさんを守るためにアリスさん、そして西園寺家の力が欲しいのです」
「うちの力……?」
何やら難しい話になってきました。ボクとしては素敵なお嫁さんが増えるのは良いのだけど、体が持つのだろうかという心配しかありません。この世界に迷い込んでからというもの、性欲が高まっているけど体力的に持ちそうにありません。ボクってこんなに性欲強かったっけ? この世界には何か不思議な事があるのでしょうか……。
「私達の愛するユウタさんが予想以上に人気になりすぎてしまいました。つまり……」
ふむふむ、桜さんが事情を話してくれました。どうやらボクの動画1本で知名度が急上昇してしまったようです。自己紹介動画を入れたら2本だけど、それだけで大騒ぎになっているらしい。この前のライブ配信も入れたら3本か。これから動画を増やしていけば、もっと人気になるそうです。
お嫁さん達からしたらボクの精液が世に認知されれば良いと考えたけど、予想以上に騒がれてしまったそうです。そして上流階級の怖いお姉様から守るためには、同じ上流階級の力が必要との事でした。うん、ロイヤルなお姉様に迫られたら断れないね!
「良く分かりましたわ。うちの家は日本においてかなり影響力がありますから問題ないでしょう。私にもメリットがありそうですわ」
「メリットですか?」
アリスさん程の人なら男性だって選びたい放題だろう。そんなアリスさんがボクと一緒になるメリット……愛棒か!? まだアリスさんとエッチした事ないけど、愛棒の姿を見ただけでメロメロにしちゃったのか!!
「ええ。ユウコちゃんと結婚すればお母様や親戚を黙らせる事が出来ますわ。早く結婚しろ、もしくは跡継ぎを作れってずっと言われていましたのよ」
「ほほう……」
愛棒じゃなかった。……なるほどね。つまり良家のお嬢様の宿命ってやつですね。きっと今まで何度もお見合いとかがあったのだろう。そしてどんどん男嫌いが進んで行ったと。つまりボクとアリスさんは政略結婚か!?
「ふふ、でもユウコちゃんなら文句ありませんわ。可愛いし良い匂いがします。あとはここの具合だけですわね……」
「ひゃー!」
「ダメですわユウコちゃん! 動かないでっ」
「はいぃ」
ワンピースの上から愛棒をナデナデされてしまった。アリスさんに触られるのは初めてかもしれない。でもさっき桜さんにドピュドピュしちゃったので元気がありません。愛棒……。
「……やっぱりダメそうですわね。もう桜ちゃんったら私を差し置いて自分だけ楽しんでズルいですわ!」
「ふふ……ユウコちゃんをそこら辺の男性と一緒にしないで下さい。5発はいけますよ」
「ご、5発ですの!?」
ここ最近、本当にタフな愛棒になってきたのです。弱弱だけど回数でカバーしようと頑張っているのかもしれません。でもこんなに性欲強くなかったはずだから、何か薬でも盛られているのだろうか……?
「ユウコちゃんは特別です。毎日3発は普通ですよ。今日だってもう3発出してますけど、まだ大丈夫です」
「3発も!? でも、普通の男性は週に数回が限界だって聞いてますわよ。……それより今日は3発って、デート前に2発もしてましたのね!?」
「映画館のトイレで2回しちゃいました。ね、ユウコちゃん?」
「うぇっ!? そ、その……はぃ」
そうです。映画館のトイレの個室で2回も絞られちゃいました。ちょっと桜さんを発情させ過ぎちゃったのです。テヘペロ!!
「あの時ですのね! 全然出て来ないから心配してましたのに、二人でお楽しみだったなんて酷いですわ!!」
「ふふ……ごめんなさいアリスさん。でもユウコちゃんならまだ大丈夫ですから、任せて下さい」
ソファーに座っていた桜さんが立ち上がり、ボクに近づいてきた。そしてボクのワンピースをペロッと捲り上げた。
「ユウコちゃんは咥えたまま離しちゃダメですよ?」
「モゴモゴー!」
口の中にワンピースの裾を詰め込まれた。そしてボクのセクシーパンツを脱がされてしまい、しょぼくれた愛棒がお目見えです。小さく縮こまってしまい、まるで今日の出番はお終いと言っているようだ。
「アリスさんはしっかりと見てて下さいね。これからユウコちゃんの可愛いおちんちんをカッコ良くしてあげます」
「ご、ゴクリ……ですわ」
妖艶な笑みを浮かべた桜さんの顔が愛棒に迫る!!
ユウコちゃんが買って来てくれたチャーハン弁当を食べながらベッドで絡み合う二人を見つめる。……このチャーハン弁当美味しいですわね。鶏の唐揚げが最高ですわ~。
抱き合ったままキスをする二人は、もう15分はあのままだ。ユウコちゃんが腰を動かそうとモゾモゾと動くけど、桜ちゃんがギュッと抱き締めて動けないようにしている。桜ちゃんの中でユウコちゃんの逞しいものがトロトロに溶かされているのだろう。
さっきは寝た振りをしながらコッソリと見ていたのだ。横になる桜ちゃんの無防備な穴にユウコちゃんの逞しいものが挿入される瞬間を。今まで使ってきたブルブルスティックよりも太くて長い凶悪なフォルムは、まさに女性を虜にさせる悪魔の杖だった。
実は桜ちゃんも寝た振りだったのだ。ユウコちゃんが帰って来るギリギリまで勝負をしていたけど、お互い負けず嫌いだったようで決着が付かなかった。このまま寝た振りをしてどっちが先にユウコちゃんに起こされるかで決着を付けようと決めていたのだった。
結果、私の負けだった。まあ桜ちゃんはお嫁さんだし、この結果は予想していた事だった。でもまさか寝ている相手にデスサイズを突っ込み、ましてや自分のモノまで使うとは思ってもみなかった。やりますわねユウコちゃん!!
3本勝負とか言っていたけど、もう桜ちゃんもどうでも良くなっていそうですわね。
目の前で始まった実際の行為を見て、ユウコちゃんが本当に男性だったのだと確信出来た。あんなに可愛くて綺麗で優しくて、でも下半身には凶悪なモノを隠していたのだ。桜ちゃんの言っていた素敵な男性というのも嘘じゃなかった。
「……ん゛う゛っ」
ユウコちゃんの甘い声が響いたと思ったら、桜ちゃんの脚がユウコちゃんをギュッと締め付けた。ユウコちゃんのモノをより奥へ導き、逃がさないように……。
ユウコちゃんは今まで見て来た男性とは全く違う生き物だった。ラブラブな二人を見ていたら、お腹がキュンとしてきた。私の中の雌の本能が覚醒した。男性は嫌いだったけど、ユウコちゃんなら良いかもしれない。いや、ユウコちゃんが欲しい。桜ちゃんみたいにラブラブしたいと心から思ってしまった。
「ちょっと二人とも、私も居る事忘れてませんこと!?」
嫉妬してしまった私は、二人の仲に強引に割り込んでしまった。私も愛して欲しいと思ったのだ。桜ちゃんからは任せておけと言われたけど、ユウコちゃんは今ので精液が空っぽになってしまったはずだ。次は1週間後くらいだろうか……。お母様から男性は1週間に数発しか射精出来ないと聞いていた。もうユウコちゃんは空っぽかもしれない。そう思ったらついつい割り込んでしまったのだ。
◇ ―― ユウコちゃんSide ―― ◇
ラブラブだいしゅきホールド大作戦により、桜さんのご機嫌がV字回復しました。でもその代償は大きく、アリスさんにボクが男であることがバレてしまいました……。
だいしゅきホールドが解除されて桜さんから抜け出すと、ボクの愛棒がアリスさんに見つかってしまったのだ。そして桜さんのダンジョンから溢れるソウルを指摘され、もう言い逃れも出来ないのである。
あの男嫌いなアリスさんにバレてしまい、これからボクはボコボコに殴られてしまうのだろうか。桜さんは大丈夫って言ってたけど、どうやって説得するのだろうか……。
そんな事を考えていたら、アリスさんに怒られてしまいました。
「ダメですわユウコちゃん、しっかりと手を頭の後ろで組んでおきなさいな!」
「は、はいぃ~」
世紀の一戦ファーストステージで二人がやっていたように、今度はボクが下品なポーズを取らされています。この体勢って脚にきますね……。
「おーっほっほ! 良いポーズですわユウコちゃん! 絶対に手を降ろしちゃダメですわよ?」
「はいぃ」
もうボクはアリスさんに逆らえません。今まで男という事を黙って弄んでいたのだ。チャットしながらブルブルで遊ぶ動画を要求したり、ブルブルを装着して映画を見たり……。もう殺されても仕方ないと思うよね。
不安になり桜さんを見れば、ソファーに座りながら優雅にお昼ご飯を食べていた。チャーハン弁当も美味しそうですね。
「ふふ……良いポーズですねユウコちゃん。写真撮ったので先生に送っておきましたよ」
「ええぇぇ! 桜お姉ちゃん酷いです……」
こんな恥ずかしい恰好を夏子さんに見られちゃったのか。……ちなみに、今日の夏子さんは経営者会議があるらしくお出掛けしています。
「酷いのはユウコちゃんですわ! 女だと嘘を吐いて私を弄んでいたのでしょう!?」
「ひぃ、ごめんなさ~い!」
返す言葉もございません。アリスさんとの出会いはお買い物中に話しかけられたのが切っ掛けだ。それから連絡先を交換して、いやらしい動画を何度も送り付けられたのだ。基本的に桜さんがエッチな指示をしていたし、良く考えたらボクは被害者じゃないかな!?
でもアリスさんの純真な乙女心を弄んでしまったのは否定できない。さっきまでのエッチなゲームは楽しかったのです。こんな美人モデルのお姉さんの大事なところを触っちゃったし、動画撮影までしてしまった。もう責任を取るしかない。
「ぼ、ボクが出来る事だったら何でもしますから許してくださ~い!」
「……本当ですの?」
「も、もちろんです! ボクがアリスさんを傷付けてしまったのは事実ですし、責任取ります!!」
「……責任ねぇ。本当かしら?」
「は、はい! アリスさんは美人で可愛くて素敵だし、一緒に居て楽しいです。だから責任取って結婚しましょう! ……あれ、でもボクには経済力が無いから責任取るって言わないかも?」
良く考えたらボクは家事手伝いの専業主夫でした。夏子さんの話だと搾精の報酬が入るらしいけど、みんなを養って行く程じゃないと思う。それにお嫁さん達はみんなお金持ちなのでした。これって責任取るって言わないかもしれないよね。
「……こんな事を言ってますけど、桜ちゃんは良いのかしら?」
「ええ、良いですよ。アリスさんなら仲良く出来そうですし、先生も賛成しています。……言い方が悪くなってしまいますけど、誤解しないで下さいね。正直に言うとユウタさんを守るためにアリスさん、そして西園寺家の力が欲しいのです」
「うちの力……?」
何やら難しい話になってきました。ボクとしては素敵なお嫁さんが増えるのは良いのだけど、体が持つのだろうかという心配しかありません。この世界に迷い込んでからというもの、性欲が高まっているけど体力的に持ちそうにありません。ボクってこんなに性欲強かったっけ? この世界には何か不思議な事があるのでしょうか……。
「私達の愛するユウタさんが予想以上に人気になりすぎてしまいました。つまり……」
ふむふむ、桜さんが事情を話してくれました。どうやらボクの動画1本で知名度が急上昇してしまったようです。自己紹介動画を入れたら2本だけど、それだけで大騒ぎになっているらしい。この前のライブ配信も入れたら3本か。これから動画を増やしていけば、もっと人気になるそうです。
お嫁さん達からしたらボクの精液が世に認知されれば良いと考えたけど、予想以上に騒がれてしまったそうです。そして上流階級の怖いお姉様から守るためには、同じ上流階級の力が必要との事でした。うん、ロイヤルなお姉様に迫られたら断れないね!
「良く分かりましたわ。うちの家は日本においてかなり影響力がありますから問題ないでしょう。私にもメリットがありそうですわ」
「メリットですか?」
アリスさん程の人なら男性だって選びたい放題だろう。そんなアリスさんがボクと一緒になるメリット……愛棒か!? まだアリスさんとエッチした事ないけど、愛棒の姿を見ただけでメロメロにしちゃったのか!!
「ええ。ユウコちゃんと結婚すればお母様や親戚を黙らせる事が出来ますわ。早く結婚しろ、もしくは跡継ぎを作れってずっと言われていましたのよ」
「ほほう……」
愛棒じゃなかった。……なるほどね。つまり良家のお嬢様の宿命ってやつですね。きっと今まで何度もお見合いとかがあったのだろう。そしてどんどん男嫌いが進んで行ったと。つまりボクとアリスさんは政略結婚か!?
「ふふ、でもユウコちゃんなら文句ありませんわ。可愛いし良い匂いがします。あとはここの具合だけですわね……」
「ひゃー!」
「ダメですわユウコちゃん! 動かないでっ」
「はいぃ」
ワンピースの上から愛棒をナデナデされてしまった。アリスさんに触られるのは初めてかもしれない。でもさっき桜さんにドピュドピュしちゃったので元気がありません。愛棒……。
「……やっぱりダメそうですわね。もう桜ちゃんったら私を差し置いて自分だけ楽しんでズルいですわ!」
「ふふ……ユウコちゃんをそこら辺の男性と一緒にしないで下さい。5発はいけますよ」
「ご、5発ですの!?」
ここ最近、本当にタフな愛棒になってきたのです。弱弱だけど回数でカバーしようと頑張っているのかもしれません。でもこんなに性欲強くなかったはずだから、何か薬でも盛られているのだろうか……?
「ユウコちゃんは特別です。毎日3発は普通ですよ。今日だってもう3発出してますけど、まだ大丈夫です」
「3発も!? でも、普通の男性は週に数回が限界だって聞いてますわよ。……それより今日は3発って、デート前に2発もしてましたのね!?」
「映画館のトイレで2回しちゃいました。ね、ユウコちゃん?」
「うぇっ!? そ、その……はぃ」
そうです。映画館のトイレの個室で2回も絞られちゃいました。ちょっと桜さんを発情させ過ぎちゃったのです。テヘペロ!!
「あの時ですのね! 全然出て来ないから心配してましたのに、二人でお楽しみだったなんて酷いですわ!!」
「ふふ……ごめんなさいアリスさん。でもユウコちゃんならまだ大丈夫ですから、任せて下さい」
ソファーに座っていた桜さんが立ち上がり、ボクに近づいてきた。そしてボクのワンピースをペロッと捲り上げた。
「ユウコちゃんは咥えたまま離しちゃダメですよ?」
「モゴモゴー!」
口の中にワンピースの裾を詰め込まれた。そしてボクのセクシーパンツを脱がされてしまい、しょぼくれた愛棒がお目見えです。小さく縮こまってしまい、まるで今日の出番はお終いと言っているようだ。
「アリスさんはしっかりと見てて下さいね。これからユウコちゃんの可愛いおちんちんをカッコ良くしてあげます」
「ご、ゴクリ……ですわ」
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