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第64話 クソ雑魚銀髪お嬢様 VS 桜さん
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フリーな一日を堪能した翌日、今日は桜さんと一緒にお出掛けです。どうやら昨日の子猫ちゃんプレイで夏子さんも安心してくれたようでした。ボクも二人の事がもっともっと好きになってしまった。またやってもらおう。あれは良いものです。
そして現在、桜さんと二人で電車に乗って百合の園駅へ向かっているのでした。デートみたいで楽しいけど、これから修羅場にならないと良いけど……。
電車は空いていて、桜さんと二人で並んで座れました。
「今日はどんな感じでお話するんですか?」
「特にありません。アリスさんの出方に合わせます」
「だ、大丈夫ですかね……」
「ふふ……ユウコちゃんは心配しないで大丈夫ですよ」
妖しい笑みを浮かべる桜さんを見たら、ちょっと心配になってしまった。
「あの、そのバッグ大きいですけど何が入っているんですか?」
「お楽しみです」
大丈夫だろうか……。
そして百合の園駅に到着した。駅前の広場には百合の花が咲き誇り、甘い香りが漂って来る。
「ここって良い香りがしますね。百合の花が綺麗ですし、都会とは思えませんね」
「百合の街ですからね。ユウコちゃんも一人で来る時は気を付けてくださいね」
「……? わかりました」
どういう意味か良く分からなかったけど、とりあえず頷いておいた。百合の花を見に来る人が多いから、女装してるのがバレないように気を付けろってことかな!?
そして駅前の喫茶店へ入っていった。ここが集合場所の『百合の隠れ家』という喫茶店です。モダンな感じがオシャレなお店で、落ち着いた雰囲気が気に入りました。お客さんも沢山いるけど、女性ペアが多いですね。
店員さんに後から1人来ることを告げて4人席に案内されたので、ボクと桜さんが並んで座る事にした。モーニングメニューがあったのでそれにしようかなー。
「ボクはこのパンケーキセットにしようかなー」
「じゃあ私は『百合ノワール』にしますね。有名なので一回食べて見たかったんです」
「……ほほう?」
百合ノワールってどんなメニューなんだろう。このお店も有名なんですね。そう言えばリスナーさんから美味しいラーメン屋があるって聞いたよね。お昼に行こうかな?
そして注文が終わり、少ししたらアリスさんがやってきた。アリスさんの前では女性っぽい喋り方をしてバレないように注意しなければ! つまりメスガキ作戦です。
「おまたせしましたわ。ちょっと準備に手間取ってしまいましたの」
「いえいえ、全然大丈夫ですよ~」
「初めまして。ユウコちゃんの姉の桜です」
「まあまあ! ユウコちゃんにそっくりで可愛いですわ!! ……うへへ、ユウコちゃんが二人……」
アリスさん大興奮である。後半は何て言ってたのか聞こえなかったけど、だらしない顔になっているから変な事でも考えているのだろう。
今日のアリスさんは初めて会った時と同じ黒いゴスロリドレスです。銀髪お嬢様なアリスさんがフリフリのドレスを着ていると、貴族のお嬢様みたいで素敵です。
「先に注文しちゃったので~、アリスさんも何か注文してくださ~い。カツパンがお勧めらしいですよ?」
「分りましたわ。……モーニングセットにしましょう」
無難なメニューを選んでいた。さっき調べたら、カツパンがボリュームがあって凄いらしい。ちょっと見て見たかったな。
しばらくしてメニューが届いた。ボクは小さなパンケーキにアイスティー、アリスさんはスクランブルエッグにトースト、アイスコーヒーでした。そして……。
「桜お姉ちゃんの料理すごーい」
「これが百合ノワールですのね……」
「……想像以上でした」
大きな丸いデニッシュの上にソフトクリームが乗っている。そしてシロップがふんだんに掛けられていた。デニッシュは温かいのか、ソフトクリームが少し溶けていますね。美味しそうだけど、ボリュームが凄いな!
ボクはスマホを取り出し、写真をパシャリと撮ってしまった。これは凄いぞ!!
「いただきま~す!」
切ったパンケーキを口に運べば、フワフワなパンケーキとメープルシロップの甘味が口いっぱいに広がった!
「おいひぃ」
「……はぁ……はぁ……ユウコちゃん可愛いですわ」
幸せな顔をしていたら、アリスさんが変態さんになってしまった。うん、この人は放置ですね。桜さんを見たら、黙々と巨大な百合ノワールを食べていた。あれも美味しそうですね。
ボクが見つめていたからだろうか、桜さんが小さく切ったデニッシュを掬ってくれました。
「ユウコちゃん、あ~ん」
「えへへ、あ~ん」
ボクは遠慮なく頂きました。うん、サクサクで熱々なデニッシュにソフトクリームとメープルシロップが最高にマッチしてて美味しいです!
よし、ボクのパンケーキもお返しにあげよう。
「パンケーキお返しです。はい、あ~ん」
「……あ~ん。ユウコちゃんの味がします」
「もう、桜お姉ちゃんったら~」
二人でキャッキャウフフしていたら、店内がシーンと静まり返っていた。辺りを見渡せば、お嬢様方がこっちを見つめていた。あれ、ボク達何かやっちゃいました?
『素敵なカップルですわね』
『てぇてぇ』
『どっちがお姉様かしら?』
何やらみんながボク達の事を噂している。てぇてぇって何ですか?
「も、もしかして二人はそういう関係ですの!?」
「えっ!?」
何やらアリスさんが反応している。そういう関係ってどういう関係ですか?
「ユウコちゃんこっち向いて下さい」
「何ですか桜おね……んぅ!?」
桜さんに呼ばれて隣を向いた途端、キスされてしまった。唇を合わせるだけのキスだけど、次第にボクの唇が食べられてしまった。桜さんの甘い蜜は、ソフトクリームとメープルシロップが合わさっているからか、いつも以上に素敵な味でした。まるでアリスさんに見せつけるかのような熱いキスに、少し興奮してしまったのだ。
チラッとアリスさんを見れば、顔を真っ赤にしてボク達を見つめている。そして周りのお姉様達もザワザワしていた。
『キマシタワー!』
『キマシタワー!』
『真昼間から見せつけてくれるじゃない……』
『これ食べ終わったら、ホテルいこっか?』
店内が騒がしくなったけど、ボクはそれどころじゃありません。
「……んっ。そうです、私達は愛し合っています」
「な、なななな……何ですってー!?」
キスが終わり真っ赤になっていたら、桜さんがアリスさんを挑発していた。……大丈夫なのだろうか?
「……ふふ、ユウコちゃんは私のものですよ」
「ゆ、ユウコちゃんは私と結婚するのですわ!! 桜ちゃんには渡しませんわ!!」
「えええぇぇぇ!?」
店内に響き渡るアリスさんの告白は、周りのお客さんに丸聞こえだった。
『修羅場ですわ』
『これが三角関係』
『テレビドラマより素敵ね……』
桜さんに任せていたけど、不安になってきた。ボクを取り合う修羅場ですか!? というかアリスさんって有名人ですよね? こんなスキャンダル大丈夫ですか!? もうボクにはいっぱいいっぱいです。誰か助けて~。
「アリスさんは本当にユウコちゃんの事を愛しているのですか?」
「も、もちろんですわ! ユウコちゃんの為だったら何だって出来ますわ!!」
「ふふ……そうですか。じゃあこれから勝負しましょう」
「しょ、勝負ですの?」
あれ、何やらボクを賭けて勝負をするようですね。じゃんけんとかかな!?
そう思ったら桜さんは大きなバッグから小袋を取り出してアリスさんに渡したのだった。
「こ、これは!?」
小袋の中を覗き込んだアリスさんがビックリしていた。ここからじゃ見えないけど、あの驚き様を見る限りだとすごい物が入っていたに違いない。
「アリスさんならこれが何だか分かりますよね? 今日一日それを付けて、一度も達しなかったらユウコちゃんをあげます」
「ほ、本当ですの!?」
「ええ、約束です。さあ、準備をして来て下さい」
「わ、分かりましたわ!」
アリスさんが小袋を片手に化粧室に行ってしまった。椅子から立ち上がる時のアリスさんの顔は高揚していて、何かを凄く期待した顔だった。何を渡したのか分からないけど、不穏な雰囲気ですよ……。
「何を渡したんですか?」
「ふふ……お楽しみです」
聞いても教えてくれそうになかったので、パンケーキをモグモグして待っていたところ、アリスさんが少しぎこちない動きで戻ってきました。
「ちゃ、ちゃんと入れてきましたわ!」
「下着も変えましたか?」
「も、もちろんですわ!!」
二人とも顔を赤くして笑顔になっている。ボクにはサッパリ分からないので、アイスティーをチューチューしちゃいます。
そして桜さんがポケットから何かを取り出した。見ると手のひらに収まるサイズの長方形の何かです。中央にスイッチがありますね。何でしょうか?
「……んん゛っ」
桜さんが長方形の何かを操作したと思ったらアリスさんが小さく呻き声を上げた。もしかして……。
「偉いですねアリスちゃん。今日は一日楽しみましょうね」
「ユウコちゃんの為ですわ。これくらい……ん゛っ、何てことありませんわ!」
どうやらボクの知らないところでアホな勝負が始まってしまったのだった。
そして現在、桜さんと二人で電車に乗って百合の園駅へ向かっているのでした。デートみたいで楽しいけど、これから修羅場にならないと良いけど……。
電車は空いていて、桜さんと二人で並んで座れました。
「今日はどんな感じでお話するんですか?」
「特にありません。アリスさんの出方に合わせます」
「だ、大丈夫ですかね……」
「ふふ……ユウコちゃんは心配しないで大丈夫ですよ」
妖しい笑みを浮かべる桜さんを見たら、ちょっと心配になってしまった。
「あの、そのバッグ大きいですけど何が入っているんですか?」
「お楽しみです」
大丈夫だろうか……。
そして百合の園駅に到着した。駅前の広場には百合の花が咲き誇り、甘い香りが漂って来る。
「ここって良い香りがしますね。百合の花が綺麗ですし、都会とは思えませんね」
「百合の街ですからね。ユウコちゃんも一人で来る時は気を付けてくださいね」
「……? わかりました」
どういう意味か良く分からなかったけど、とりあえず頷いておいた。百合の花を見に来る人が多いから、女装してるのがバレないように気を付けろってことかな!?
そして駅前の喫茶店へ入っていった。ここが集合場所の『百合の隠れ家』という喫茶店です。モダンな感じがオシャレなお店で、落ち着いた雰囲気が気に入りました。お客さんも沢山いるけど、女性ペアが多いですね。
店員さんに後から1人来ることを告げて4人席に案内されたので、ボクと桜さんが並んで座る事にした。モーニングメニューがあったのでそれにしようかなー。
「ボクはこのパンケーキセットにしようかなー」
「じゃあ私は『百合ノワール』にしますね。有名なので一回食べて見たかったんです」
「……ほほう?」
百合ノワールってどんなメニューなんだろう。このお店も有名なんですね。そう言えばリスナーさんから美味しいラーメン屋があるって聞いたよね。お昼に行こうかな?
そして注文が終わり、少ししたらアリスさんがやってきた。アリスさんの前では女性っぽい喋り方をしてバレないように注意しなければ! つまりメスガキ作戦です。
「おまたせしましたわ。ちょっと準備に手間取ってしまいましたの」
「いえいえ、全然大丈夫ですよ~」
「初めまして。ユウコちゃんの姉の桜です」
「まあまあ! ユウコちゃんにそっくりで可愛いですわ!! ……うへへ、ユウコちゃんが二人……」
アリスさん大興奮である。後半は何て言ってたのか聞こえなかったけど、だらしない顔になっているから変な事でも考えているのだろう。
今日のアリスさんは初めて会った時と同じ黒いゴスロリドレスです。銀髪お嬢様なアリスさんがフリフリのドレスを着ていると、貴族のお嬢様みたいで素敵です。
「先に注文しちゃったので~、アリスさんも何か注文してくださ~い。カツパンがお勧めらしいですよ?」
「分りましたわ。……モーニングセットにしましょう」
無難なメニューを選んでいた。さっき調べたら、カツパンがボリュームがあって凄いらしい。ちょっと見て見たかったな。
しばらくしてメニューが届いた。ボクは小さなパンケーキにアイスティー、アリスさんはスクランブルエッグにトースト、アイスコーヒーでした。そして……。
「桜お姉ちゃんの料理すごーい」
「これが百合ノワールですのね……」
「……想像以上でした」
大きな丸いデニッシュの上にソフトクリームが乗っている。そしてシロップがふんだんに掛けられていた。デニッシュは温かいのか、ソフトクリームが少し溶けていますね。美味しそうだけど、ボリュームが凄いな!
ボクはスマホを取り出し、写真をパシャリと撮ってしまった。これは凄いぞ!!
「いただきま~す!」
切ったパンケーキを口に運べば、フワフワなパンケーキとメープルシロップの甘味が口いっぱいに広がった!
「おいひぃ」
「……はぁ……はぁ……ユウコちゃん可愛いですわ」
幸せな顔をしていたら、アリスさんが変態さんになってしまった。うん、この人は放置ですね。桜さんを見たら、黙々と巨大な百合ノワールを食べていた。あれも美味しそうですね。
ボクが見つめていたからだろうか、桜さんが小さく切ったデニッシュを掬ってくれました。
「ユウコちゃん、あ~ん」
「えへへ、あ~ん」
ボクは遠慮なく頂きました。うん、サクサクで熱々なデニッシュにソフトクリームとメープルシロップが最高にマッチしてて美味しいです!
よし、ボクのパンケーキもお返しにあげよう。
「パンケーキお返しです。はい、あ~ん」
「……あ~ん。ユウコちゃんの味がします」
「もう、桜お姉ちゃんったら~」
二人でキャッキャウフフしていたら、店内がシーンと静まり返っていた。辺りを見渡せば、お嬢様方がこっちを見つめていた。あれ、ボク達何かやっちゃいました?
『素敵なカップルですわね』
『てぇてぇ』
『どっちがお姉様かしら?』
何やらみんながボク達の事を噂している。てぇてぇって何ですか?
「も、もしかして二人はそういう関係ですの!?」
「えっ!?」
何やらアリスさんが反応している。そういう関係ってどういう関係ですか?
「ユウコちゃんこっち向いて下さい」
「何ですか桜おね……んぅ!?」
桜さんに呼ばれて隣を向いた途端、キスされてしまった。唇を合わせるだけのキスだけど、次第にボクの唇が食べられてしまった。桜さんの甘い蜜は、ソフトクリームとメープルシロップが合わさっているからか、いつも以上に素敵な味でした。まるでアリスさんに見せつけるかのような熱いキスに、少し興奮してしまったのだ。
チラッとアリスさんを見れば、顔を真っ赤にしてボク達を見つめている。そして周りのお姉様達もザワザワしていた。
『キマシタワー!』
『キマシタワー!』
『真昼間から見せつけてくれるじゃない……』
『これ食べ終わったら、ホテルいこっか?』
店内が騒がしくなったけど、ボクはそれどころじゃありません。
「……んっ。そうです、私達は愛し合っています」
「な、なななな……何ですってー!?」
キスが終わり真っ赤になっていたら、桜さんがアリスさんを挑発していた。……大丈夫なのだろうか?
「……ふふ、ユウコちゃんは私のものですよ」
「ゆ、ユウコちゃんは私と結婚するのですわ!! 桜ちゃんには渡しませんわ!!」
「えええぇぇぇ!?」
店内に響き渡るアリスさんの告白は、周りのお客さんに丸聞こえだった。
『修羅場ですわ』
『これが三角関係』
『テレビドラマより素敵ね……』
桜さんに任せていたけど、不安になってきた。ボクを取り合う修羅場ですか!? というかアリスさんって有名人ですよね? こんなスキャンダル大丈夫ですか!? もうボクにはいっぱいいっぱいです。誰か助けて~。
「アリスさんは本当にユウコちゃんの事を愛しているのですか?」
「も、もちろんですわ! ユウコちゃんの為だったら何だって出来ますわ!!」
「ふふ……そうですか。じゃあこれから勝負しましょう」
「しょ、勝負ですの?」
あれ、何やらボクを賭けて勝負をするようですね。じゃんけんとかかな!?
そう思ったら桜さんは大きなバッグから小袋を取り出してアリスさんに渡したのだった。
「こ、これは!?」
小袋の中を覗き込んだアリスさんがビックリしていた。ここからじゃ見えないけど、あの驚き様を見る限りだとすごい物が入っていたに違いない。
「アリスさんならこれが何だか分かりますよね? 今日一日それを付けて、一度も達しなかったらユウコちゃんをあげます」
「ほ、本当ですの!?」
「ええ、約束です。さあ、準備をして来て下さい」
「わ、分かりましたわ!」
アリスさんが小袋を片手に化粧室に行ってしまった。椅子から立ち上がる時のアリスさんの顔は高揚していて、何かを凄く期待した顔だった。何を渡したのか分からないけど、不穏な雰囲気ですよ……。
「何を渡したんですか?」
「ふふ……お楽しみです」
聞いても教えてくれそうになかったので、パンケーキをモグモグして待っていたところ、アリスさんが少しぎこちない動きで戻ってきました。
「ちゃ、ちゃんと入れてきましたわ!」
「下着も変えましたか?」
「も、もちろんですわ!!」
二人とも顔を赤くして笑顔になっている。ボクにはサッパリ分からないので、アイスティーをチューチューしちゃいます。
そして桜さんがポケットから何かを取り出した。見ると手のひらに収まるサイズの長方形の何かです。中央にスイッチがありますね。何でしょうか?
「……んん゛っ」
桜さんが長方形の何かを操作したと思ったらアリスさんが小さく呻き声を上げた。もしかして……。
「偉いですねアリスちゃん。今日は一日楽しみましょうね」
「ユウコちゃんの為ですわ。これくらい……ん゛っ、何てことありませんわ!」
どうやらボクの知らないところでアホな勝負が始まってしまったのだった。
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