女性だらけの世界に迷い込んだショタが、年上のお姉さん達に色々されてドロドロに溶かされるまで

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第19話 ドキドキするー!

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 昨日はあれから何事も無かったかのようにお寿司屋さんを後にして、無事にマンションへ着く事が出来ました。帰りの車は後部座席に座ったので、桜さんの攻撃を食らう事もなかったのです。ふふ……ボクが夏子さんと腕を組んで後部座席に座った時に向けられた鋭い視線は、受けてて気持ち良かったですね!

 後部座席で夏子さんに甘えるように寄り掛かったら、ボクの甘々な気分を察してくれたのか、ボクの頭を夏子さんの大きなお胸に埋めてギュッとされていました。……ああ、幸せでした。駐車場に着いた後、桜さんから感じる視線が人を殺せるくらいに鋭かったけど、大丈夫だよね……?

 そして女装を解除し、桜さんにお化粧を落として貰ってから一人でお風呂に入りました。途中で何かイベントがあるのかと思ったけど何もなく、大きなお風呂でリラックスする事が出来ました。今日はずっと桜さんにイジメられていたから、ちょっとムラムラする。明日は精液検査って言ってたし、我慢しよう……。

 お風呂を上がったところ、桜さんに化粧水とかをパシャパシャして貰いました。ブラック桜さんは鳴りを潜めたようで、優しいお姉さんモードでした。そして夜のケアが終わり解放されたボクは、何と個室を与えられたのだった!!

「この部屋をユウタ君の個室としますので、どうぞ遠慮なく使ってね~」

「わー、ありがとうございます!」

 個室に入ってみると、10畳くらいのお部屋でした。ベッドに液晶テレビ、小さいソファーとテーブルがあって、数日前まで住んでいたワンルームを豪華にした感じのお部屋ですね!!

「あとこれ、私の名義でスマホを契約してきたから使って頂戴ね。私と桜ちゃんの連絡先は入れてあるから、ちょっとした連絡はこのチャットアプリでお願いね」

「わーい! ありがとうございますー」

 手渡されたスマホは、夏子さんや桜さんと同じカボチャのマークがあるやつでした。これでちょっとした暇つぶしとか出来るぜ!

「あと念のため言っておくけど、そのスマホは一部情報が制限されています。ユウタ君はこの世界の事で知らない方が良い事とかあるから、そういうマズイ情報は出て来ないようにしています。ごめんなさいね」

「いえいえ! 全然大丈夫です!! でも、知らない方が良い情報ってどんなのですか? ちょっとだけでも教えて下さい」

「うーん、そうねぇ。例えば男性の待遇っていうのも色々あってね。悪い女性に騙されて強制的に結婚させられたりとか、変なお酒を飲まされて気が付いたら犯されていたとか、怖い話がいっぱいあるのよ。そんなの知らない方が良いでしょう?」

「ひぃ! そんな情報知りたく無かったです。でも、ボクには関係無さそうですし、全然オッケーです。ふふ……そんな風に騙されるような男性はダメダメですね。ボクは騙されませんので大丈夫ですよ!」

「うふふ……そうね」

 夏子さんが生暖かい目で見つめてきた。それにしても世の中には危機管理のなってない甘っちょろい男性もいるんですねぇ。きっと過去の事件とか沢山あって、ボクが怯えないように配慮してくれたのだろう。正直なところ、この世界の男性の情報とかどうでも良いので関係ありませんね! どんな技術が使われているのか知らないけど、特に不便を感じることは無いのだろう。

「じゃああんまり夜更かししないようにね。あと、明日は9時に出発するから寝坊しないようにお願いね」

「はい分かりました。お休みなさい」

 ボクは個室に一人になったので、部屋を探索してみる事にした。ふむふむ……テレビも見れるしスマホもあるし、暇つぶしグッズは問題なさそうだ。あとゲーム機でもあったら最高だね! 窓のカーテンを開けると、綺麗な夜景が見えた。大パノラマな夜景は美しく、キラキラ光る宝石みたいだった。

 よし、この夜景を撮影しておこう。スマホのカメラアプリを起動して窓を開けて写真をパシャリ。このカメラは凄い性能だ。良い思い出が出来たな。ツウィッターみたいなSNSもあるのかな。今度聞いてみよう。

 明日は検査だし、そろそろ寝ようかな。

「お休みなさい……」




   ◇



 翌朝、スマホのアラームで目が覚めた。時刻を見ると、朝の7時だった。ふと左右を見渡したがベッドにはボク一人だった。ふぅ、昨日みたいに隣に誰か寝ているんじゃないかと思ったけどそんな事はなかった。

 部屋を出て洗面所へ向かい、歯磨きをする。少し寝癖が付いているけど、どうせこの後は女装するし良いか~って思ってしまった。

 バスローブ姿のままリビングへ行くと、パリッとしたスーツ姿で珈琲を飲む夏子さんが居た。

「おはようございます」

「あら、おはよう。ぐっすり眠れた?」

「はい、元気いっぱいです!」

「うふふ……本当に元気そうね」

 夏子さんの視線がボクの愛棒に釘付けだ。ボクは下を向いて見てみると、ギンギンになっていた。ヤバい、元気いっぱいだった! 急いで手で隠すけど、中々治まりそうにないよ……。

「こ、これは朝の生理現象です! 気にしないで下さい~」

「でもでも、全然治まってないわよ? 大丈夫?」

「だ、大丈夫です!」

「う~ん。今日じゃなかったら協力してあげるんだけど、精液検査があるからね。出発までには小さくしておいて頂戴ね」

「は、はい……」

 昨日から寸止めを何度もやられていたため、ボクの性欲が高まっているようだ。うう……こんな事になるなんて。







 そして朝の準備も終わり、遂に病院へ到着する事が出来ました。車での移動ですが、もちろん後部座席に座りましたよ!! もう桜さんのセクハラには懲り懲りです。さっきだってやたらとボクにちょっかいを出してきて、危うく女装出来なくなるところでした。

 病院近くのコインパーキングに車を停めて、歩いて到着した病院はまさに大きなビルですね! 正面の入り口から入るのかと思ったら、どうやら裏口から入れるようです。きっと夏子さんが関係者だから、融通が利くのでしょう。

 そして病院特有の香りを嗅ぎながら院内を進むと、ちょっと豪華な個室に案内された。どうやらここで検査をするようです。

 ボクだけが部屋に残され、夏子さんと桜さんは用事でもあるのか、部屋を出て行ってしまった。そしてしばらくするとドアがノックされ、美女二人が入って来た。

 夏子さんは白衣を纏い、桜さんは白いナース服を着ていた。でも何故か、桜さんはエッチなコスプレをしているように見えてしまうのでした。スカートが短すぎませんか?

「おまたせユウコちゃん。じゃあ準備は良いかしら? まずは身長から順番に測定していきますね」

 この部屋で全部の検査が出来るようで、身長、体重、視力、聴力、採血などを行った。特に今までと変わった項目はなく、あっという間だった。採血とか全部桜さんがやってくれたけど、特に痛みも無くて拍子抜けな感じでした。……やはり桜さんは出来る女性なのだ。セクハラばっかりだけど。

「血を抜いたけど大丈夫? 少し休憩する?」

「いえ、全然大丈夫です」

「うふふ……じゃあ次はお楽しみの精液検査しましょうか」

「は、はい……」

 ど、どうやって検査するんだろうか? 夏子さんが手で採取してくれるのかな? それとも桜さんだろうか? ボク、ワクワクします!!!

「じゃあ部屋を移動するから付いて来て頂戴ね。桜ちゃん、準備は大丈夫?」

「はい先生。部屋の予約はバッチリです」

 この部屋でやるのかと思ったけど、どうやら別室でやるようだ。まあそうだよね。きっと別室にエッチな本とかDVDがあって、それを見ながら自分でカップに採取するのかな。ちょっと期待したけど、ぬか喜びだったようだ。

 桜さんを先頭に院内を移動していく。ああ、桜さんのナース服も可愛いですね。お尻がプリプリしてて触りたくなっちゃいます。

 そんな事を考えていたら、どうやら目的地に到着したようだ。桜さんが扉を開けて中に入り、ボクも続いて入った。そして夏子さんが入室した瞬間、ガチャリとドアのカギが掛かる音が聞こえて来た。まるで刑務所の重い扉に鍵をかけたような、そんな感じがしたのだ。

 ドキッとして後ろを振り向けば、妖艶な笑みを浮かべる夏子さんが居た。

「ユウコちゃん、こっちに来てください」

 夏子さんから目が離せなかったが、桜さんに呼ばれて振り向けば、何やら大きな器具のようなものの前で待っていた。これはもしや……。

「じゃあ下着を脱いでここに寝転がって下さい」

「えっと、これってもしかして……分娩台じゃないですか?」

「そうですよ。ここで精液採取をします。さあ早くして下さい」

「は、はい!」

 おかしいと思ったけど、桜さんの鋭い視線を受けて言う通りにする事に決めた。男性が分娩台に乗るとか、おかしいよね! ……でも良く考えたら今のボクは女装しているのだった。じゃあ良いか!!

 そして寝転がってみた感想は、案外寝心地が良かったのである。寝心地を確認していたら、桜さんに両手を拘束されてしまった。そしていつの間にか近くにいた夏子さんに足を固定され、大きく股を開かれてしまったのだ!

「え、ちょっと待って下さい。全然動けないんですけど……。そもそも分娩台って手は拘束出来ないはずですよね!?」

 夏子さんと桜さんがボクを見下ろしている。二人は頬を赤く染め、楽しそうに微笑んでいた。そして脳が溶けるような甘い声で囁いた。

「これはユウコちゃんのために用意した特別製です。今みたいに足を開く事も出来ますし、ベッドのように寝っ転がることだって出来ちゃいます。……さあ、お待ちかねの精液採取の時間ですよ」

 ボクはこれから、どうなってしまうのだろうか……。
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