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第18章 新章(仮)

第642話 ケビン拉致事件!?R

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 ケビンが転移で去ってから、マリアンヌたちが次の目的地を温泉のあるタミアに定めた頃、ケビンはケビンで【携帯ハウス】に戻ってきていた。

「おかえり、ケビン君」
「おかえり」
「おかえりー」
「おかえりなさい、ケビン」

「ただいま。何か変わったことはあった?」

 ケビンは不在時の間に起こった出来事を聞き出そうとしていたが、ティナたちからは「特に何もなかった」という簡単な返答で終わる。

 すると、ティナはそれよりも向こう側で何があったのかを聞きたくてうずうずとしており、ケビンを引っ張りソファに座らせると前のめりで口を開く。

「ねぇねぇ、ケビン君。向こうであった出来事のお話を聞かせてよ」

 それに対してケビンは、転移してからのことをティナたちに語り始めるのだった。

「へぇー人族っぽいゴブリンかぁ……」
「新種発見」
「見てみたかったなー」

 新種となるゴブリンヒューマンの情報にティナたち3人は興味津々となるが、今となってはケビンが跡形もなく燃やし尽くしたので、その姿を確認することはできない。

「それで、ケビン君が王子様をした後はどうなったの?」

 そのようなことをティナから言われてしまったケビンとしては、自身が王子様行為に及んだかどうかは甚だ疑問の残るところではあるが、それを否定しようにも必ずと言っていいほど更に否定で返されてしまう経緯が、過去には幾度となくあった。

 それゆえに、最近では一般的な白馬の王子様扱いを受ける行為を無自覚にした後は、周りから何を言われようとも完全にスルーして、ケビンの中では何も言われなかったということにしているのだ。

 そして、それからも続くケビンの体験談によって、ティナたち3人は興奮を抑えきれず前のめりになって傾聴している。

 これもひとえに、せがむ子供たちに物語を読みまくり鍛えられた語り部としての能力が、いつの間にか【語り部 Lv.1】というスキルに昇華され、臨場感溢れる話し方ができるようになったからだ。

「えっ!? クキ君、片腕なくなっちゃったの!?」
「お世話係……」
「ベネットにもようやく春だねー」

 ティナたちが三者三様の反応を見せる中で、サラが核心を突いてくる質問をケビンにぶつけた。

「それで、ベネットさんはクキ君と進展しそうなのかしら?」

「んー……どうだろ? とりあえずチャンスはやったから、あとはベネット次第かな」

「頑張って欲しいところね」

 そして、ケビンの体験談が終わるとティナたちも満足し、そろそろ冒険を再開させようかという時にそれは起こった。

「ふふふ……動けないでしょう?」

 正しくケビンだけが身動きできなくなり何事かと思考を巡らせていた時に、聞き慣れた声が部屋の中に響きわたり、その声の主はケビンの前に立っていたのだ。

「あら、ソフィさん。どうかしたの?」

「お義母さん、冒険は楽しんでいますか?」

「ええ、ケビンといっぱい一緒にいられるから楽しいわ。それで、ソフィさんは?」

「私を蔑ろにするケビンにお仕置きをしようかと」

「あらあら……ケビン、ソフィさんを蔑ろにしたの? ダメよ、奥さんは大事にしなきゃいけないのよ?」

 至ってマイペースにケビンを窘めるサラだが、ケビンとしてはこれっぽっちも身に覚えがない。

「いや、何が何だか……」

 そして、身動きの取れないケビンがソフィーリアを怒らせるようなことをしたのかと記憶を辿るが、全くもって身に覚えがないのでポカンとしたままだった。

 しかし、そのようなケビンをそっちのけで、ソフィーリアがこの場にいる女性たちへ話を進めていく。

「お義母さん、ケビンを少し連れて行きたいのですがいいでしょうか?」

「私は構わないわよ。ソフィさんだもの」

「ティナたちはどう?」

「ソフィさんの決定は覆せないよ」
「うん。従う」
「楽しいことをするのなら混ぜて欲しいなー」

「ありがとう。でも、クリス。今回は混ぜてあげられないわ。それはまた別の機会にね?」

 そして、この場にいるサラたちからの了承が得られたことによりソフィーリアが動き出そうとするが、当の本人であるケビンはそうもいかない。

「いやいやいや、俺が何したの!? ソフィを蔑ろにするなんて、天地がひっくり返ってもありえないだろ?」

「あら? それじゃあ、今から天地をひっくり返そうかしら。そうしたら、ありえないかどうかがわかるわ」

「ちょ……やめて!? マジでやめて!! みんな死んじゃうから!」

「死なないわよ。そこら辺は配慮して死なないようにするわ。奇跡体験ツアーになるわよ?」

「ツアーじゃなくて神の審判だからっ! 配慮がなければ九死に一生どころじゃなくて、絶死だから!!」

「アンビリーバボー!?」

「なんでやねん!」

 ひょんなことから夫婦漫才に発展したケビンとソフィーリアのやり取りだが、この場に観客はいるものの一部言葉の意味がわからないため、爆笑の渦に包み込まれることはなかった。

 そんなこんなで夫婦漫才を終えた?ソフィーリアは、近いうちにケビンを返すとこの場にいる者たちに伝えたら、身動きの取れないケビンを連行するため、転移で消え去ってしまったのだった。

「ケビン君、何をしたんだろう?」
「予測不能」
「何かの1番をソフィさんにあげなかったとか?」

 3人がそのようなことを言っていると、クリスの発言した言葉にピンとくるものがあったのか、サラは予想の範囲内をぽつりとこぼしてしまう。

「そうねぇ……もしかしたら、この前のアレかしら?」

 すると、クリスはサラの言う“アレ”の中身を聞こうとして問い返した。

「お義母さん、アレって何?」

「みんなで昔のケビンとイチャイチャしたでしょう?」

「「「あっ……!!」」」

 サラの言葉によって、身に覚えがありまくる3人は気まづい雰囲気を漂わせるが、三者一様に責任転嫁をすることにしてこの場を収めようとする。

「アレはケビン君がいきなりしたことだし……ねえ?」
「ケビン君が悪い」
「まぁ、アレは突発的な事故みたいなものだし、私たちがお願いしたわけじゃないから……」

「ふふふ、アレは楽しかったわねぇ……またしてみたいわ。シーラがいたら発狂するでしょうね」

「あぁぁ……シーラね……」
「抱きついて離しそうにない」
「超絶ブラコンだしねー」

 本人のいないところでディスられてしまうシーラだが、仮にこの場にいたとしても「自慢の弟なんだから、当然だわ!」と言っては、全く気にしそうにない。

 そのようなケビン拉致事件の原因の予想を立てていた4人は、ケビンが戻ってくるまでのんびりと過ごすことにしたのであった。

 ところ変わってケビンが拉致された場所は、ベッド以外は何もない白い空間である。そのようなところに連れてこられたケビンとしては、【万能空間】でないことに疑問を感じていた。

「【万能空間】なわけないでしょう? あそこは、テオが仕事の合間に使ったりしているのよ?」

 それもそうかと思い至るケビンであったが、それにしてもやけに落ち着いた雰囲気を醸し出している。

 その理由としては、体の自由がきかず身動きが取れないにしろ今はベッドの上に座っていて、ベッド以外は何もないとくればやることはひとつ。そう思い至ったケビンとしては、『むしろ、ご褒美?』とタカをくくっていたからだ。

 だが、タカをくくっていたケビンにとって、思いもよらないことが起こる。

「管理者権限発動。《スキル限定封印》」

「へ……?」

 ソフィーリアがいきなり神力を行使したかと思えば、ケビンの体が光に包まれていた。

「え……ちょ……何コレ!?」

「《強制催眠》」

 続くソフィーリアの力によって、慌てていたケビンは焦点の合っていないとろんとした表情となる。

「《肉体変化》、前世の肉体を遡行」

 次には前世の健である肉体に変化させたかと思いきや、そこから更に遡行し、見る見るうちにケビンの肉体は健時代の児童体型へと変わっていく。

「さて、下準備は終わりね。ここからが本番よ、健」

 未だ虚空を見つめるケビンに対して、ソフィーリアはこれからすることへの期待が膨らんでいるのか、口元のニヤニヤが止まらない。

「《催眠開始》あなたの記憶は6歳の頃に戻る。無垢で可愛かったあの頃よ」

「……」

「さあ、答えてみて。あなたは今何歳?」

「……6さい」

「最近の楽しみは何かしら?」

「パパのおしごとがおやすみのひにね、ママといっしょにみんなでランドセルをかいにいくんだ」

「そう。それは楽しみね」


◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 成功……成功だわ! まぁ、私が力を使ったのだから成功するのは当たり前なのだけれど。それじゃあ、本格的に楽しむことにしましょう♪

「《催眠解除》」

 ふふっ、これで前世において6歳児の健とラブラブできるわ。これは私にしかできない、私だけの1番! 2番も3番も、そしてそれ以降も永久欠番よ!

 あ、健が覚醒したわね。キョロキョロして可愛い♡

「……ここどこ? パパは? ママは?」

 ここが大勝負よ! ここで間違えたら、健が怖がって泣き出してしまうわ。そうなると、この計画も失敗に終わってしまう。それだけは何としてでも回避しないと!

「ここは夢の中よ。夢の中だから真っ白な部屋で何もないの」

「……ゆめ? おばちゃんだれ?」

「っ!! お、おばっ――!?」

 ピキピキとこめかみ辺りが痙攣しているような気がするけど、怒っちゃダメよ、ソフィーリア。……落ち着いて、私は大人なのだから。そして相手は何も知らない子供の健。怒っちゃダメ、怒っちゃダメ……深呼吸よ、深呼吸……すぅぅ……はぁぁ……

「私は、お……おばちゃんじゃないのよ? 私はお姉ちゃんなの」

 気を取り直して私がそう伝えたのだけれど、健は当たり前のことを返してきた。

「ボクにおねえちゃんはいないよ。だから、おばちゃんはボクのおねえちゃんじゃないよ」

 おばっ――!? 一度ならず二度までも……!! くっ……堪えろ、私ぃぃぃぃ! 相手は無垢な健なのっ! これは仕方がないことなのっ!

 とんだ落とし穴に嵌ってしまった私は中々に先へ進めず、如何にして健に「お姉ちゃん」と呼ばせるか四苦八苦してしまう。

「あ、あのね、年上の女の人にはね、お姉ちゃんかお姉さんって呼ぶのよ? これは世界共通のルールなの」

「せかいきょうつうのるーる? よくわかんないけど、しんてきのおばちゃんはおばちゃんってよんでるよ?」

 し、神敵!? 健は神敵の女と会っているの!?

 ……って、ないない。そんなことはないわ。多分、親戚のことよね? もうっ、間違えたまま覚えちゃってて可愛い♡

「それは、“しんてき”じゃなくて“しんせき”って言うのよ。それで、親戚だからおばちゃんって呼ぶの。私は健くんの親戚じゃないから、お姉ちゃんって呼んでね?」

 そのようにお願いした私だったが、私のお願いよりも別のところに健の注意が向いてしまった。

「なんでボクのなまえしってるの? なんで、なんで?」

 これはまずい! お姉ちゃん呼びに注力するあまり、健の名前を普通に呼んでしまったわ! 何とかしないと、健に不審者扱いを受けてしまう上に、下手したら全ての計画がパァよ!

 な、何か……何か誤魔化す方法は……

「ねぇねぇ、なんでなの?」

 そ……そうよ! この手があったわ!

「あのね、驚かないで聞いて欲しいのだけれど……」

「ビックリするおはなしなの?」

「そうねぇ……もしかしたらビックリするかも?」

「ほんとう!? おしえて、おしえて!」

 もうっ、健ったら目を輝かせちゃって。そんなに驚く話が聞きたいのかしら?

「実はね、お姉ちゃんは健くんの未来のお嫁さんなのよ? だから、健くんの名前を知っているの」

「およめさん?」

 あんっ、首を傾げる健が可愛いっ!

「そうよ、お嫁さん。夢の中だから未来から逢いに来ちゃった♪」

「みらい? みらいってなに?」

「ずっと……ずうぅぅぅっと先のことよ」

「ずうぅぅぅっとさきなの!? すごいっ!」

 私の話を聞いた健が興奮しているみたいで、とてもはしゃいでいる。可愛いすぎる健を見ていると、そろそろ私も我慢できなくなってきたし、もう食べちゃってもいいよね?

「健くん、お姉ちゃんと気持ちのいい遊びをしましょう?」

「おねえちゃんとあそぶの? ボク、ヒーローごっこがいい!」

 ふふっ、ヒーローごっこがいいだなんて、健はまだまだ子供みたい。実際、子供なんだけど。それに、テレビゲームとか言い出さないあたり、この時の両親は簡単にゲームを与えたりせずにきちんと育てていたみたいね。

「さあ、健くん。ぬぎぬぎしましょうね」

 そう言って私が健の服を脱がせにかかると、健は非力ながらも抵抗をした。どうやら、何故服を脱がなきゃいけないのかわからないみたいだ。

 このままでは埒が明かないと思い至った私は、健がゴブリンヒューマンと戦っていたことを思い出すと、多少なりとも汚れているだろうと思い、お風呂に入るためだと言って脱がしてしまう。

「ポークビッツ発見♡」

 健の可愛いすぎるおちんちんを目にした時の、私の興奮は留まるところを知らない。ヤバい……鼻血出そう……

 ……コホン。いけないわ、私は女神なんだから痴女みたいな態度は慎むべきよ。

 それから、襲いたくなる気持ちをなんとか押さえ込んで、即興でお風呂スペースを追加で創り出すと私も服を脱ぎ、その場に健の手を引いて連れていく。

 その後は、我慢がききそうにない私がさっさと襲いたいがために健を素早く洗ってしまうと、体を拭いたあとはベッドの上に直行した。

 ハァハァ……もう憚るものは何もない。誰も私を止められない。

「それじゃあ、健くん。気持ちのいいことをしましょうね」

「よくわかんないけど、なにするの?」

 健がそう言ってくるので、さっそく私は健に膝枕をしてあげ、おっぱいを吸ってもらうことにした。

「ボク、あかちゃんじゃないよ」

「赤ちゃんじゃなくても、男の子はおっぱいを吸うのよ。健くんも未来では、私のおっぱいをいっぱい吸うんだから。だから、ね? お姉ちゃんのおっぱいをいっぱい吸って、ミルクを飲んで?」

「うぅぅぅ…………うん、わかった」

 了承してくれた健にテクニックなんて当然のことながらなく、本当に吸うだけのためにおっぱいを口に含むと、それからちゅうちゅうと吸っている。

「あんっ……健くん、美味しい?」

 私がそう問いかけるのだが、健は既におっぱいの虜となっており、夢中で吸い付いて母乳を飲んでいたから、私は代わりに健のポークビッツを可愛がることにする。

「ひゃっ!?」

 だけど、私が健のおちんちんに触れると思いもしなかったのか、健はビックリした声を上げておっぱいを吸うのをやめてしまった。

「なんで、ちんちんさわるの?」

「健くんを気持ちよくするためよ」

「そこはおしっこするところだよ。きもちよくなんてならないよ」

 性知識なんて欠片もない健がそう言うものだから、私はまっさらな健に対して自分が性的なことを教えていくのだと思うと興奮が抑えきれない。

 そして、興奮を抑えきれない私は健を膝から下ろすと、本格的に寝かせている健のおちんちんを弄り始める。

「ほら、おちんちんがおっきしてきた。これは気持ちいいからおっきするのよ」

「ちんちんがへんだよぉ」

 私の言った言葉で健が戸惑っているけど、何も知らない健に性教育を施すなんて昂るわ!

「もっと気持ちよくしてあげる……はむ……」

「た、たべないで! ちんちんなくなっちゃう!」

「んあ……大丈夫よ、食べたりしないわ。ぺろぺろ舐めたり、ちゅうちゅう吸ったりするだけよ。健くんも気持ちいいって感じるようになるわ……ちゅ……れろれろ……」

「ふぁっ!?」

 さっきは咥えただけだったから性的反応がなかったけど、舐めると敏感に反応を返してくれるわね。

 それにしても、皮かぶりのおちんちんが可愛い♡ ちょっと剥いてあげて、中のお掃除でもしてあげようかしら。

「ぞわぞわする、ぞわぞわするよぉ!」

 健が感じている中で、ちょこっとだけ健のポークビッツの皮を剥いてみると、やっぱりカスが溜まっていた。だけど、健のだと思うと不思議と嫌な気分にはならない。

「ちゅ、ちゅ……れろれろ……ちゅば……じゅる、じゅる……」

「あっ……あっ……」

 うふふ……健ったら、気持ちよさそうに喘いじゃって。もっとよがらせてあげるわ。

 私は健のおちんちんがポークビッツ並なら、いなりも一緒に咥えられるだろうと思って、おちんちんと玉袋を同時に攻めることにした。

 そして、口の中にあるものを舌でべろべろと舐め回すと、それに呼応して健が気持ちよさそうな声を上げてくれる。

「ふぁっ……ダメ……でちゃう……」

 あら、もう出そうなのね? それじゃあ、張り切って追い立てるわ。

 私が健のミルク欲しさに勢いを増してフェラを続けていると、とうとう我慢しきれなくなった健が決壊させた。

「で……でる!」

 だけど、私が期待して待っていたものとは違って、健のおちんちんから出たものは勢いよく私の口内を蹂躙する。

「んんっ?? んうっ!?」

 そして、健から勢いよく吹き出したものは、容赦なく私の喉奥を犯していき、私は必死になってそれを飲み干していく。

「んく、んく――」

 すると、ようやく出し終わったのか、おちんちんからはもう出てこなくなった。

「……ぐすっ……うぅぅ……」

 あら、健が泣いちゃった。泣いている健もそそるけどここは慰めてあげないと、この後のことにも支障が出てしまうわね。

「泣かないで、健くん」

「だって……だって……おもらし……」

「健くんはおもらしなんてしてないの。何処にもオシッコのあとなんてないでしょう?」

「おねえちゃんのおくちのなか……」

 お……お姉ちゃん!? 健がようやく私のことをお姉ちゃん呼びしてくれた! キュンキュンしちゃう♡

 それはそうとして、健が私の口の中に出したことを言っているので、私は口を開けて何もないことを証明してみせる。泣いている健も可愛いけど、やっぱり健には笑っていて欲しい。だから、ぐずる健を抱きしめて安心させる。

 そして、健が落ち着いた頃に私は言った。

「ねぇ、健くん。今度はお姉ちゃんを気持ちよくしてくれるかな?」

「どうするの?」

 何をしたらいいのかわからない健に教えるため、私は起き上がったあと健も起き上がらせて、その健の前で両脚を開いて見せた。そして、自らの手でおまんこを広げる。

「見て……ここがお姉ちゃんの大事なところ。健くんにとってはおちんちんみたいなものよ」

 健が私のおまんこを凝視しながら、ぽつりとこぼした。

「おもらし?」

 私のおまんこから愛液が溢れているのを見た健が“おもらし”と勘違いをしていたので、私はこれがおもらしではなく、エッチな気分や気持ちよくなると出てくる液だということを教えた。

「私が健くんにしたみたいに、ここをぺろぺろと舐めて欲しいの」

「……うん……」

 躊躇いがちに頷いた健がそろりそろりと私の両脚の間にやってきて、それからどうしたらいいのかわからずに、とりあえず考えついたのか舌を出して一生懸命に伸ばすと、私のおまんこを舐めようとしていた。

 その姿にキュンキュンとしてしまう私は、健が私に触れていいのかどうかもわからずに、舌だけ突き出している姿に思わずクスリとしてしまった。

 やがて、健の舌がぺろりと私のおまんこに触れると、私は思わずビクンと反応してしまう。

「っ!? ど、どうしたの、おねえちゃん!?」

「ビックリさせちゃったね。健くんが舐めてくれて気持ちよかったから、思わず体が反応しちゃったの。だから大丈夫よ、続けて?」

 それから再びおまんこを舐め始めてくれる健だったけど、少し舐めたあとに、また顔を離して渋そうな顔つきとなっていた。

「どうしたの?」

「へんなあじがする……これヤダ」

 どうやら健は愛液の味が苦手みたいだ。それならそれでやりようはあるので、私は自分の愛液の味を健の好きないちご牛乳の味に変えてみた。

「もう1回舐めてみて? 今度は健くんの好きな味がするはずよ」

「ほんとう……?」

「ええ、ここは夢の中だから何でもできちゃうの」

 私の言葉を不審がる健が、もう1度舌を伸ばしてぺろりと舐める。

「――っ!?」

「美味しいでしょう?」

「いちごぎゅうにゅうだ! れろれろ……じゅる、じゅるるるるる――」

「あんっ……健くんがっつきすぎぃ……あっ、あんっ……いいっ、いいよ、健くん……」

 健は無意識なのだろうが、私を逃がさないようにがっちりと脚を掴んでは、夢中になって私の愛液を吸い出していく。

「ダメ……イッちゃう……あっ、あっ……あああああぁぁぁ――!」

 愛液が少しずつしか出ずジュースみたいにゴクゴクと飲めないからか、健の吸い付きが強すぎてとうとう小さな健から私はイカされてしまった。

 すると、私がまたビクンと反応しちゃったことで驚いたのか、健の吸い付きが止まってしまうと不安そうにして顔色を伺ってきた。

「おねえちゃん、だいじょうぶ?」

「大丈夫よ。今のは気持ちいいのがいっぱいになると起こる現象だから、健くんが悪いことをしたわけじゃないのよ」

「うん」

「今度は健くんのおちんちんを、お姉ちゃんの穴に入れてくれるかな?」

「ちんちんをいれるの!?」

「そうよ。大人になるとそうやって赤ちゃんを作るの」

 そうやって説明をする私が健のポークビッツに視線を向けると、性的興奮を覚えていないからかすっかりと萎んでしまっていて、これでは先に進めない。

 だから私は健のポークビッツに手を添えると、再び刺激を与えて勃起させることにした。

「さあ、準備をしましょうね」

「うっ……おねえちゃん……」

 そうだわ、健はまだ精通していないし、力を使って精通させないと。それに、ずる剥けちんぽでもないから、痛みを感じないようにして完全に剥いてしまおう。

「健くん、今からゾウさんちんぽを、カメさんちんぽに進化させましょうね」

「うぅぅぅ……ボクのちんちん、ゾウさんじゃなくなるの?」

「そうよ。大人はみんな……とは言えないけれど、カメさんちんぽになるのよ」

 そう言った私は力を使って痛みを取り除くと、一気に健のおちんちんを剥いた。

「ふぁっ!?」

「ほら、カメさんちんぽになった♪」

 それから私がベッドに寝転がり健を誘導したら、とうとう健のおちんちんが私の中に入ってきた。

「ん……」

「ふわぁ、あったかい……」

「そのまま動いてみて。腰を前後に振るようにするのよ」

 私の言葉によって、健が恐る恐る腰をぎこちなく動かしていく。それは、ヘコヘコとした動きではなく、ヘコ……ヘコ……といった感じだ。

 ああ、何だか指マンされている感じ……大人の指と言うよりも、これは子供の指ね。物足りないけど、健の一生懸命さが伺えて愛おしくなっちゃう。

「お、おねえちゃん……ちんちんがへんだよぉ……むずむずがとまらない」

「それが気持ちいいって感覚よ。それをずっと続けているとおしっこが出そうな感覚になるから、そうしたら迷わずに出していいからね」

 それからも健のヘコヘコが続いていく。膣の浅いところを刺激されているから、とってももどかしい。でも、健のポークビッツだと奥までこないし、仕方がないかな。

「おねえちゃん……おねえちゃん……!」

 あんっ、健が私に抱きついてヘコヘコしてる……

 あまりにも可愛いすぎる健の姿にキュンキュンした私は、ギュッと抱き寄せておっぱいの海に溺れさせる。

「健くん、ぱふぱふしましょうね」

「うわぁ……やわらかい……」

 蕩けきった健の顔が可愛い……

「あう……あ……あ……うっ!」

 ――ぴゅる、ぴゅる……

 あ……健が射精しちゃった。

「お、おねえちゃん……なにかでたよ……あたまがまっしろになったの……ボク、へんになったの?」

「大丈夫よ。それは健くんがとっても気持ちよくなった証だから、変になったわけじゃないの。それにね、まだおっきしたままだから、そのまま続けてしましょうね」

 ……ふふっ、神である私に抜かりはないわ!

 実は、健のおちんちんが萎んでしまわないように、こっそりと健の持つ【精力絶倫】のスキルをオンにしてあるのよ。これによって、いつもの健がしてくれているように、ずっとハメハメしていられる。

 そして、そのようなことなどわからない健は、またヘコヘコと動き出す。

「きもちいい……きもちいいよぉ、おねえちゃん」

 それからどのくらい時間が経っただろうか。健がヘコヘコしながらピュルピュルと中出ししては、疲れたと言ってきたので攻守交代となり、私が騎乗位で攻め立てたりもした。

 もう、その時の興奮と言ったら……健が凄く気持ちよさそうに蕩けた表情をするものだから、ゾクゾクしちゃって何度も犯してしまったわ。

「健くん、健くん!」

「おねえちゃん! でる……またでるよ!」

「いいわ、そのままピュッピュして! いっぱい中出しして孕ませてぇぇぇぇ!」

「でるぅぅぅぅ!」

 ああっ、また中出しされた……健の遺伝子情報体が、私の子宮をこれでもかと埋め尽くしながら泳いでいる。もうお腹の中がたぷたぷしそう。

 ということで……名残惜しいけれど、健を元に戻そうかしら。健の恥ずかしがる顔も見たいし、今回のことは記憶に残るようにして焼き付けておきましょう。

 さあ、目覚めの時よ、愛しいあなた。
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