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第17章 魔王軍との戦い

第590話 劇団猫屋敷R

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 マーベラスな絶景を眺めながらケビンが余韻に浸っていると、次のお相手を決める前に声をかけてくる者がいた。

「カシャ、カシャ。撮っちゃったにゃ。女子生徒に乱暴する体育教師にゃん」

「ね、猫屋敷!?」

 とりあえずケビンは、猫屋敷がスマホを持っているかのようなポーズを取っているので、たとえアドリブが急遽入ってきたにしても、見事それに対応して見せて驚いた表情を浮かべる。

「これをネットでばらまかれたくにゃかったら……わかるにゃ?」

「くっ……いくらだ? いくら欲しい?」

「とりあえず金貨10枚にゃ」

「な、なんだと!? そんな大金――!」

「払えにゃいなら仕方がないにゃ。先生のスキャンダルがネットで拡散されるだけにゃん」

「…………わかった。払おう」

「先生がお利口さんで助かったにゃ。お金を持ってきた時にスマホの画像データを消してあげるにゃん」

 それからヒラヒラと手を振ってベッドから立ち去る猫屋敷は、自ら「数日後……」とナレーションを入れる徹底ぶりで、再びベッドの上に戻ってくる。対してケビンは、それっぽくするためにわざわざ服を着直して立っていた。

「お金は持ってきたにゃん?」

「これだ」

 ケビンはとりあえず現実感を出しておこうかと思ったのか、本当に金貨10枚を手のひらに出して猫屋敷に見せると、それを猫屋敷が受け取るのだった。

 それからケビンの目の前でエアスマホを操作して、画像データを消したことをケビンに見せたあと、また最初と同じように手をヒラヒラとさせながら立ち去ろうとする。

「あっ、思い出したにゃん。パソコンにバックアップを取ってたから、次もよろしくにゃん」

「なんだとっ!? 話が違うじゃないか!」

「違わないにゃん。スマホの画像データは確かに消したにゃん。まぁ、私もそこまで酷い猫ではにゃいから、次は金貨5枚でいいにゃ」

 そう言い放った猫屋敷が勝ち誇った顔をしてベッドから下りると、「数日後……」というナレーションがまた猫屋敷の口から出てきて、ベッドに舞い戻ってきた。

「お金は持ってきたにゃん?」

「…………ない」

 ケビンは俯きながら長い沈黙の後にそう答えた。

「ん? よく聞こえなかったにゃん。もう1度言うにゃ」

「お金はない。この前金貨10枚を支払ったばかりなのに、すぐに金貨5枚を用意できるわけないだろ!」

「……残念にゃ。先生とはいい関係が築けそうだったのに。せいぜい婦女暴行罪でニュースになるといいにゃ」

 嫌らしい笑みを浮かべる猫屋敷を見たケビンは、『寧子ねねって女優になれるんじゃ……』とふと思ってしまうほど、堂に入った演技を見せている。

 だが、ケビンとて猫屋敷にイメプレで負けていては、称号持ちの名が廃るというもの。

 それ故にケビンは寸劇のおかげで余韻から回復していた月見里に対して、密かに念話で指示を出していた。

「さようならにゃん、先生。もう会うことはないにゃ」

 猫屋敷がそう言い残して立ち去ろうとした時、猫屋敷の背後から忍び寄った月見里が猫屋敷を羽交い締めにする。

「な、何するにゃ!?」

 驚く猫屋敷に月見里は何も答えない。だが、ケビンが月見里の代わりに答えた。

「クックック……俺が何も用意せずにお前を待ち構えていたとでも? 残念だったな、お前が写真を撮って立ち去ったあと、俺も同じようにして月見里の写真を撮ったのさ」

「きょ、脅迫したのかにゃ!?」

強請ゆすりをしたお前に言われたくはないが、それをネタに月見里の体を堪能したのさ。言うなれば調教だな」

「……調教?」

「わからないか? 月見里、教えてやれ」

 ケビンが月見里にそう言うと、アドリブのきかない月見里が不安そうにケビンを見つめていたら、念話にてケビンからセリフが送られてきた。

「わ、私はもう先生の……ち……ち……」

 その念話のセリフ内容を喋ろうとする月見里が一気に顔を赤く染め上げると、ケビンは場をシラケさせないために、月見里へ催促の念話を送る。

「……ちんちんなしじゃ生きていけないのぉぉぉぉ!」

 やけっぱち気味に絶叫した月見里によって、猫屋敷は『耳元でうるさいにゃ……』と顔を顰めてしまうが、そこは猫屋敷。何とか耐えて言葉を返した。

「ま、待つにゃ! 今ならまだ先生を追い込めて、画像データを消せるにゃ!」

「ダメ……ダメなのよ……私、もう先生を愛してしまったの……ライクじゃなくてラブなの」

「……は?」

 猫屋敷としては自分を追い詰める悪役っぽいセリフが返ってくると思っていたのだが、なんと月見里から返ってきたのは、「それ何てラブロマ?」と言わんばかりのシリアスさを出していて、下手したら勘違いを起こしてしまいそうなよくわからないセリフだった。

 こればかりは猫屋敷も意味がわからずケビンに視線を向けるが、ケビンは額に手を当てて天井を仰ぎ見ていた。

(ケビンさんも想定外にゃ? すると、さっきのはうさぎちゃんのアドリブ? ズレてるにゃ、ズレまくって大根役者にゃ……)

 さて、この勘違い出演者をどうしようかと猫屋敷は考えつつも、どう軌道を修正しようか思考をめぐらせていたら、何か策を思いついたのかケビンが先に口を開く。

「どうだ? これが俺の力だ。催眠術をかけたことによって、月見里は既に俺を愛する人だと思っているんだ。そして、俺に尽くすように暗示をかけている」

(ナイスにゃ! うさぎちゃんの訳のわからないセリフを催眠術のせいにするなんて、ケビンさんは機転が利くにゃ! これは乗っとかないと修正が厳しいにゃ)

「さ、催眠術!? まさか私にもその催眠術をかけるつもりにゃ!?」

 ケビンの軌道修正に猫屋敷が乗ってきたことによって、ケビンは心の中で安堵するとともに、表面上では悪役らしく悪い笑みを浮かべていた。

「まだ催眠術をかけるつもりはない。嫌がるお前を抱く方がきっと楽しいと思ってな」

「や、止めるにゃ! は、離すにゃ、月見里さん!」

 猫屋敷はピンチを演出するかのようにして、月見里からの羽交い締めを抜け出そうと藻掻くが、実際は派手に動いているというだけで、ほとんど体に力を入れていない脱出である。

「月見里、そのまま押さえておけ」

 ケビンがそう言いながら猫屋敷に近づくと、ブレザーの上着のボタンを外してブラウスを触れるようにした。

 そして、猫屋敷がちゃんと意識できるようにゆっくりと時間をかけて、ブラウスのボタンを外していく。

「や、止めるにゃ! が、画像データはバックアップも含めて消すにゃ! だから止めるにゃ!」

 だが、ケビンから返ってくるのは関係のない言葉だった。

「ほう……不良のくせに下着は可愛いのをつけてるじゃないか」

「み、見るにゃ!」

 ケビンの視界に入ったのは、今日【パロナプ】で買った上下セットのブラの方で、青と白のボーダーのやつだ。

「それにしても、小さめだな。月見里の方が大きいか」

「お、お前には関係ないにゃ!」
(胸のことは気にしてるから、たとえ演技でもちょっと傷つくにゃ……)

 ほんの僅かだけ猫屋敷の表情が悲しげになったので、ケビンは慌ててフォローのセリフを急遽入れた。

「気にするな。これからは俺が揉んで大きくしてやる」

 そう言うケビンは宣言通りに猫屋敷の胸に手を伸ばすと、ブラ越しに揉み始める。

「くっ……触るにゃ変態教師!」

「いつまでその威勢が持つかな?」

 そう言ったケビンがブラを捲り上げたら、顕となった猫屋敷の胸を直に揉み始めた。そして、片方の胸には指で乳首を摘みながら刺激を与え、もう片方の胸は前屈みになって吸い始める。

「っ……」

 ケビンの攻めが始まることによって猫屋敷は声を押し殺し我慢を続けるが、ケビンの攻めは止まらない。

 しばらくケビンの吸い上げる音や猫屋敷の押し殺す声が続くと、ケビンは舌を這わせながら段々としゃがんでいき、おへその所まで到達したら一旦舌を離した。

「こっちはどうなってるのかな?」

「――ッ! や、止めるにゃ!」

 ケビンの意図に気づきハッとした猫屋敷が制止の声を上げるが、ケビンは気にせずスカートを捲りあげた。

「縞パン……更には紐パンバージョンか……これは脱がせる手間が省けたな」

「や、止めて……お願い……にゃ……」

「おいおい、心が折れるにはまだ早いぞ。まだまだ粘ってくれ」

 そう言ってケビンが紐パンの両側に手を這わせると、猫屋敷は脱がされまいとして身を捩りながら抵抗を試みる。

 だが、猫屋敷の抵抗虚しく、ケビンは紐をほどいた。

 すると、猫屋敷は最後の抵抗で股に力を入れて落ちないように試みるが、ケビンは紐パンを掴むとスルスルと引き抜いていく。

「ん? 嫌がっていた割には濡れてるじゃないか」

 ケビンは染みのできている紐パンを猫屋敷に見せつけると、猫屋敷は羞恥心からか、カッと顔を赤く染めてそれを認めたくないために反論した。

「違うにゃ! 汗にゃ!」

「そうか……なら、確かめてみるしかないな」

 すぐさま行動に移したケビンは、猫屋敷が逃げないように脚を手で固定させてからスカートの中に頭を突っ込む。そして、秘部に舌を伸ばしてぺろぺろと舐め始めるのだった。

「ひゃんっ……んっ……あっ……」

 ケビンから胸よりも感度の高い秘部を舐められたことによって、猫屋敷は声を押し殺すこともできずに嬌声をこぼしてしまう。その声を耳にするケビンは、もっと声を出させてやろうと思い念入りに秘部を舐め回す。

「ダメにゃ……これ以上は……んんっ……あっあっ、イ、イク……んあっ、あんっ……イクぅぅぅぅ――!」

 絶頂した猫屋敷がガクガクと脚を震えさせると、ケビンはもう拘束の必要はないだろうと判断して、拘束していた月見里を下がらせる。すると、拘束のなくなった猫屋敷は、そのまま崩れ落ちると横になって絶頂の快感を味わい続ける。

 それからケビンがパパっと【無限収納】の中に着衣をしまったら、いきり立つ愚息を猫屋敷の秘部に宛てがうが、絶頂の最中である猫屋敷は何をされているのか正確に把握できていない。

 そのような中でケビンが一気に猫屋敷の膣を貫くと、朦朧としていた猫屋敷の思考が覚醒する。

「いたっ! 痛い!」

 何故か感じている痛みに困惑しながらも、猫屋敷がその痛みの走る部位へ視線を向けると、そこでは腰を振り続けているケビンの姿があった。

「いやっ、止めて! 痛いの!」

「ん? 不良のヤリマンビッチかと思ったら処女だったのか。これは思わぬ誤算だな。お前の初めての相手は俺ってことか」

 そのようことを返すケビンだったが、依然として腰は振り続けている。

 そして、その時は訪れた。

 嫌がり続ける猫屋敷に対して、ケビンがあることを告げる。

「そろそろ出そうだ」

「まさか……」

 それを聞いた猫屋敷は愕然とし、腰振りを止めようとしないケビンを見てしまい、慌てて止めようとする。

「そ、外に出すにゃ! 中に出さないでにゃ!」

「仕方がない……」

 ケビンがそう告げたことにより猫屋敷が安堵すると、続く言葉で絶望する。

「……そんなに中に出して欲しいなら、たっぷりと中出ししてやるからな」

「いやっ、止めて……止めてにゃ! 先生の赤ちゃんなんて産みたくないにゃ!」

「あっ、出る!」

「いやああああぁぁぁぁ――!」

 猫屋敷の言葉など全く気にも止めないケビンは、気持ちよさそうな顔で宣言通りにたっぷりと中出しするのだった。

「ふぅ……出た、出た」

「……ぐすっ……酷いにゃ……初めてだったのに……」

「初めてのセックスで中出しとか、猫屋敷は好き者だな」

「絶対に許さないにゃ……警察にレイプされたって言うにゃ!」

「まだ反抗的なようだ。それでこそ調教のしがいがある」

 そう言ってケビンが愚息を抜き取ると、どろりと溢れ出したものを潤滑剤代わりに使い、猫屋敷のもう1つの穴に愚息を宛てがい貫いた。

「かはっ……そこは入れるところじゃ……」

「お前の穴という穴を全て調教してやる」

 猫屋敷に向かってそう宣言したケビンは、容赦なく猫屋敷のアナルでストロークを開始する。

「ふぐっ……がっ……ぬ……抜いて……」

 猫屋敷が懇願するもケビンのストロークは止まらず、結局のところそのまま中出しするのだった。

「いいケツ穴だったぞ、猫屋敷」

「酷い……酷いにゃ……」

 そして、泣いている猫屋敷を他所に、ケビンが愚息を抜けば当然のごとく白濁液が流れ出てきて、それを見たケビンはふと思い至ったことを実行に移した。

「せっかく出してやったものを吐き出すとは、躾のなってないメス猫め」

 そう言うケビンがサクッとアナルプラグを創ってしまうのだが、それはただのアナルプラグではなく、ネコしっぽ型のアナルプラグだ。それをケビンは猫屋敷のアナルに差し込み、異物がまたアナルに入ってきた猫屋敷はくぐもった声をこぼす。

「お似合いじゃないか、猫屋敷。それを抜くことは禁止だからな。抜けばまんこに中出しする」

「ひ、卑怯にゃ!」

「カシャ、カシャ。これで記念撮影もできたし、お前が肉便器に墜ちる時が楽しみだ」

「この外道!」

「お前に言われたくはないな」

 それからケビンが服を再度着直して「数日後……」と語り始めたら、猫屋敷の真似をしてナレーションを演じていき、月見里や猫屋敷は体操服を着せられてしまう。ちなみに、猫屋敷のブルマーはしっぽが出せるように穴あきである。

 そして念話によってケビンの指示が月見里たちに伝えられると、月見里たちは観客となっている残り4人のうちから龍宮の傍まで近づいたら、話しかけるのだった。

「龍宮さん、ちょっと相談があるぴょん」
「体育が終わったあとだし、ちょうどいいにゃん」

 対する龍宮も今までの流れから、何かしらの寸劇が始まるのだろうと予測して、柔軟に対応して見せる。

「相談ですかわん? 次はお昼休みですから、着替える時間にも余裕がありますし問題ないですわん」

「よかったぴょん。誰にも聞かれたくないから体育倉庫に行こうぴょん」
「人に聞かれると恥ずかしいにゃん」

「そういうことでしたら体育倉庫に行きましょう」

 それから3人が体育倉庫という名のベッドに移動すると、そこで座り込んで話し合いを始める。

「実は相談っていうのは嘘で、龍宮さんをここに連れてくるのが目的だったぴょん」

「はい?」

 戸惑う龍宮を他所に猫屋敷は龍宮が逃げられないようにするため、後ろから羽交い締めにして拘束する。

「ね、猫屋敷さん!?」

「先生、準備が整ったにゃん」

「えっ!?」

 龍宮は更に加速する困惑の中で、ベッドの端で待機していたケビンが近づいてくるのを見た。

「せ、先生!? 倉庫の中に隠れていたんですかわん!?」

「ようこそ、体育倉庫へ」

 ニヤニヤとした表情のケビンが3人のところに到着する。

「マットの座り心地はどうだ? この日のために2人が綺麗に体育倉庫を掃除したんだぞ。俺も“脅威の嚥下力”が売りである、吸い込む力が強いパイソンの掃除機を持参して掃除したんだ」

 その言葉を聞いた龍宮は視線を巡らせると、確かに今まで見てきた体育倉庫が埃っぽくないことを感じ取る。だが、今は悠長にそのようなことをしている場合ではない。

 そのことに気づいた龍宮は、後ろにいる猫屋敷に対して声を上げる。

「猫屋敷さん、離してください!」

「無理にゃ。先生の言うことは聞かないと悪い生徒になるにゃん」

 不良という設定をつけていた猫屋敷がぬけぬけとそう言った。それを聞いた龍宮は猫屋敷に頼るのをやめて、月見里に矛先を向ける。

「月見里さん、あなたは真面目な生徒だったはずだわん。どうしてこのようなことに加担するのですかわん!?」

「先生を愛してしまったから……」

 今回に限っては場の流れにより月見里のアドリブも活きたのか、特に違和感なく享受されていた。

 そのようなやり取りをしている中でケビンが龍宮に近づこうとすると、龍宮は抵抗のために、まだ自由である脚をばたつかせてケビンの接近を妨害しようとする。

「面倒だな。確かロープがあったはず」

 そう言うケビンが龍宮に背を向けてから、物探しのパントマイムを披露しつつ【無限収納】の中からロープを取り出すと、さもありましたと言わんばかりの演技をした。

「おっ……これだ、これ」

 そのロープを見た龍宮が戦慄する中で、ケビンは月見里に龍宮の脚を押さえつけさせたら、猫屋敷によって上手く動かせない龍宮の両手を、後ろ手にはせず体の前で縛り上げる。

「よし、これで手の自由は奪った」

 そして、ケビンは【無限収納】の中に着衣をしまうと、いきり立つ愚息を龍宮に見せつけた。それを見させられている龍宮は、顔を青ざめさせて後ずさりをしようとしたのだが、龍宮の後ろに控える猫屋敷によってそれは阻まれる。

「これから撮るお前のいやらしい画像を、ネットで拡散されたくなかったら無駄な抵抗はやめるんだな。まずは俺のちんぽを舐めてご奉仕しろ」

「なっ!? 何を言っているんですかわん!」

 あからさまに嫌悪感を抱く龍宮に対して、ケビンは駆け引きとも言える、とある提案をした。

「もし上手くできたらそれ以上の行為をやらないで、お前の身を解放することも考えないでもないぞ」

「ほ、本当ですかわん?」

「それはお前の頑張り次第だ」

 疑いと怯えの目を向ける龍宮はケビンから言われたことを真に受けて、おずおずと目と鼻の先でビクビク脈打つ愚息に視線を向ける。そして、覚悟を決めた龍宮が舌先を出し、恐る恐る舐め始めるのだった。

 だが、龍宮の設定上はそういう知識や経験がない生徒ということにしており、ただ舐めているだけという拙いものになってしまう。

 それを見ているケビンも、龍宮の意図を察したのか言葉を口にする。

「なんだ、こういうことをしたことがないのか? 頑張るってのはこういうことを指して言うんだよ!」

 そう言うケビンが龍宮の頭を掴むと、腰を振る勢いのまま龍宮の口に愚息を突き入れて、容赦なくストロークを開始した。

「ふごっ……ごほっ……お"えっ……」

 いきなりのことで何が何だかわからなくなり、混乱する龍宮が涙目になっているとケビンはSっ気を刺激されてしまい、気持ち良くなるためにどんどん腰を振り続ける。

 やがて、その行為でケビンが達しようとすると、龍宮に対して吐き出さないで飲み込むように指示を出す。だが、いざケビンが龍宮の口の中にたっぷりと放出したら、愚息を抜き取ったあとに龍宮は堪えきれず飲み込む前に吐き出してしまう。

「ゴホッゴホッ……お"えっ……」

「吐き出したな? 猫屋敷、月見里、押さえつけろ」

 ケビンからの指示を受けた猫屋敷たちはえずいている龍宮を押し倒すと、そのまま猫屋敷が龍宮の腕をバンザイ状態で固定し、月見里は龍宮の両脚を伸ばした状態で固定した。

「さて、走る度に揺れていたおっぱいのお披露目といこうか」

「い、いやっ! やめてくださいわん!」

 嫌がる龍宮を前にしてケビンは一切気にせずに、体操服の上を捲りあげた。

「紫色の下着とは、女子高生のくせにエロ過ぎだな」

 そう感想をこぼしたケビンはそのままブラも捲りあげてしまい、龍宮のたわわな胸を露わにすると、今度は胸を使ってパイズリを始めてしまう。

 その行為に龍宮が拒否の言葉を口にしても、ケビンが一切構わず続けていくと、やがて達したケビンは龍宮の胸に向けて大量に放出し満足感を得る。

 そこまでやったケビンは本番に移行する際に、ブルマーをショーツごとずらして挿入するか、それとも脱がして挿入するかで考えていた。そして、ケビンが考えた結果は、龍宮が気合を入れた勝負下着を身につけていたので、それを見ずにずらしてやるのは良くないだろうという解答にいきつく。

 その解答にいきついたケビンはまずブルマーをずり下げ、龍宮のショーツを鑑賞すると、それを堪能した後にショーツもずり下ろすのだが、クロッチ部が糸を引いているところを見てしまいニヤリとする。

「おいおい、口では嫌だの何だのと言っておきながら、興奮してるじゃないか。だらしなくヨダレを垂らしやがって、とんだ淫乱だな」

「う、嘘です! 私は淫乱なんかじゃありませんわん!」

「じゃあ、この液体は何だ?」

 そう言うケビンは指で秘部から愛液を掬い取ると、龍宮に見えるようにして指を引っ付けたり離したりしながら、糸を引く愛液を見せつける。

「……ぁ…………汗……だわん……」

 その事実を受け入れられないのか、龍宮は顔を横に向けて視線を逸らしてから弱々しく答えたのだった。

「ほう……それなら体育の後でもあるし、汗の手入れをしておかないとな」

「な、何を?!」

 戸惑う龍宮を他所に、ケビンはブルマーとショーツを片足に引っかけたままで残すという、よくある光景を実行したら龍宮の脚を強引に開かせて丹念に舐め始める。

「いやっ、止めてわん! 舐めないで!」

 嫌がり続ける龍宮だったが、ケビンの舌技によって強制的にイカされてしまうと、荒い呼吸を繰り返し息を整えていく。

 だが、そのような状態の龍宮を待つこともなく、ケビンは愚息を龍宮の秘部に宛てがい処女を散らすのだった。

「痛いっ! 痛いの、動かないで!」

「予想通り清楚な優等生は処女だったか。初体験の相手が俺なのが泣くほど嬉しいのか?」

「ぐすっ……酷いわん……痛いよぉ……」

「そのうちこれが病みつきになるさ」

 そのままストロークをやめることもなくケビンが動き続けていたら、やがてその時が訪れる。

「龍宮、中にたっぷりと出してやるからな。初生中出しをしっかりと堪能しろよ?」

「いやっ、いやっ! お願いします、中には出さないで! 赤ちゃんができちゃうわん!」

「ほう……性知識があまりないのに、子供がどうやってできるのかは知っているのか。まぁ、保健体育で習うしな。当然と言えば当然か……ほら、受け取れ。俺の子種だ」

「いやああああぁぁぁぁ――!」

 ケビンが1番奥まで突き入れると、そこで大量の白濁液を噴射する。それを感じ取る龍宮は涙を流しながら茫然自失となるのだった。

「ぁ……ぁ……」

「ふぅ……次はこっちを調教するか」

 その後は龍宮のアナルにも同じように挿入しストロークを開始するが、絶望に染まった龍宮は反応を返さず、糸の切れた人形のようにされるがままと成り果てていた。

 そして、龍宮の体を堪能したケビンは猫屋敷と同じようにアナルプラグを用意して、イヌしっぽを龍宮に装着すると、1人だけしっぽをつけていない月見里に視線を向ける。

「月見里、課外授業だ」

 そう言ったケビンが月見里を四つん這いにさせると、月見里は普通に勘違いをして、ただのセックスをするのだろうと思っていたが、ケビンはブルマーとショーツを膝まで下ろした状態で、月見里のアナルに愚息を突き入れた。

「んぐぅぅぅぅ!」

「おおっ、いい締まり具合だ」

 呻く月見里を他所に、ケビンはひたすらストロークを続ける。すると、月見里に変化が訪れる。

「先生、先生! お尻が変なの! 気持ち良くなってきてるぴょん!」

「初アナルセックスで感じるなんて、月見里は素質があるな。俺もそろそろ出そうだし、そのままイカせてやろう」

 そう言うケビンは月見里がイキやすいようにクリトリスに指を這わせると、自分の絶頂に合わせて刺激していく。

「あんっ、あんっ、んんっ……気持ちいい、気持ちいいよ先生ぇ……」

「そのままイケ! 出すぞ!」

「んあっ、はぁ、あっあっ……イ……イクぅぅぅぅ――!」

 そして、月見里のアナルに中出ししたケビンが、月見里にもウサしっぽ型アナルプラグを取り付けて余韻に浸っていたら、猫屋敷が自発的に行動してブルマーとショーツをズラすとケビンに跨った。

「んあっ……先生のおちんちんが入ってきたにゃ。おまんこの中でピクピクしてるにゃん」

「欲しがりめ。好きなだけ腰を動かして構わんぞ。たっぷりと中に注いでやる」

「んはぁ、あんっあんっ、んんっ……嬉しいにゃ、先生の赤ちゃん産むにゃ。孕ませて、孕ませてにゃあ」

「脅してきた頃とはえらい違いだな」

「先生が私におちんちんの気持ちよさを教えたのがいけないにゃ。先生のおちんちんなしじゃ、生きていけない体にされちゃったにゃ」

 その後、騎乗位で腰を振り続ける猫屋敷にケビンが中出しすると、そこへ乱入者が現れる。

「バタンッ! そこまでだぴょん!」
「先生の悪事はここまでにゃん!」
「龍宮さん、今助けるわん!」

 体育倉庫という名のベッドに上がってきたのは、今まで観客に徹していたジェシカたちだった。

 そのジェシカたちは劇に合わせるためか、着ていた衣装を脱いで体操服に着替えている。

「龍宮さんが連れていかれるのをたまたま見たから探していたら、こういうことだったのかぴょん!」
「もう既に手遅れだけど、これ以上は酷い目に合わせないにゃん!」
「今すぐ助けを呼んでくるわん!」

 そう言った3人のうち、ウルリカが助けを呼ぶために動き出そうとした瞬間、ケビンが先に行動に移した。

「そうはさせるか! くらえ、催眠術!」

「「「なっ!?」」」

 なんちゃって催眠術を発動したケビンに合わせてジェシカたちが驚愕すると、そのまま体が動かせない演技をし始める。

「俺の催眠術にかかった気分はどうだ? 体が自由にならないのはさぞ不安だろう」

 悪い笑みを浮かべながらにじり寄ってくるケビンに、ジェシカたちは戦々恐々としてしまう。

「くくくっ……お前たちも抱いてみたいと思っていたんだ。まさかお前たちから来るとはな。飛んで火に入るなんとやらだ」

 そのままケビンはジェシカたちを押し倒していき、本能の赴くままにジェシカたちの体を蹂躙していく。

「ヤダ、ヤダぁぁぁぁ! もう中に出さないでぴょん! 赤ちゃんができちゃうぴょん! あっあっ、んんっ、イクぅぅぅぅ――!」

「もうイキたくないにゃ、おかしくなるにゃあ……ひゃんっ、んっ、んあっ……またイクにゃああああ――!」

「絶対お前なんかに屈するものか! あっ、ダメ! ケツまんこを弄らないでぇ……イッちゃう、イッちゃうわん……んひゃっ、はぁんっ、あんっ、イグぅぅぅぅ――!」

 それからもケビンは月見里たちに加え、ジェシカたちも心ゆくまで抱いていき、いつもの朝までコースを激しく燃え上がらせ、6人が6人とも足腰立たなくされてしまうのであった。
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AIイラストあり! 追放された世界最強の勇者が、ハーレムの女の子たちと自由気ままなスローライフを送る、ちょっとエッチでハートフルな異世界ラブコメディ!! 国内最強の勇者パーティを率いる勇者ユーリが、突然の引退を宣言した。 幼い頃に神託を受けて勇者に選ばれて以来、寝る間も惜しんで人々を助け続けてきたユーリ。 彼はもう限界だったのだ。 「これからは好きな時に寝て、好きな時に食べて、好きな時に好きな子とエッチしてやる!! ハーレム作ってやるーーーー!!」 そんな発言に愛想を尽かし、パーティメンバーは彼の元から去っていくが……。 その引退の裏には、世界をも巻き込む大規模な陰謀が隠されていた。 その陰謀によって、ユーリは勇者引退を余儀なくされ、全てを失った……。 かのように思われた。 「はい、じゃあ僕もう勇者じゃないから、こっからは好きにやらせて貰うね」 勇者としての条約や規約に縛られていた彼は、力をセーブしたまま活動を強いられていたのだ。 本来の力を取り戻した彼は、その強大な魔力と、金貨1,000万枚にものを言わせ、好き勝手に人々を救い、気ままに高難度ダンジョンを攻略し、そして自身をざまぁした巨大な陰謀に立ち向かっていく!! 基本的には、金持ちで最強の勇者が、ハーレムの女の子たちとまったりするだけのスローライフコメディです。 異世界版の光源氏のようなストーリーです! ……やっぱりちょっと違います笑 また、AIイラストは初心者ですので、あくまでも小説のおまけ程度に考えていただければ……(震え声)

死んだら男女比1:99の異世界に来ていた。SSスキル持ちの僕を冒険者や王女、騎士が奪い合おうとして困っているんですけど!?

わんた
ファンタジー
DVの父から母を守って死ぬと、異世界の住民であるイオディプスの体に乗り移って目覚めた。 ここは、男女比率が1対99に偏っている世界だ。 しかもスキルという特殊能力も存在し、イオディプスは最高ランクSSのスキルブースターをもっている。 他人が持っているスキルの効果を上昇させる効果があり、ブースト対象との仲が良ければ上昇率は高まるうえに、スキルが別物に進化することもある。 本来であれば上位貴族の夫(種馬)として過ごせるほどの能力を持っているのだが、当の本人は自らの価値に気づいていない。 贅沢な暮らしなんてどうでもよく、近くにいる女性を幸せにしたいと願っているのだ。 そんな隙だらけの男を、知り合った女性は見逃さない。 家で監禁しようとする危険な女性や子作りにしか興味のない女性などと、表面上は穏やかな生活をしつつ、一緒に冒険者として活躍する日々が始まった。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
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校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

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