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第16章 魔王対勇者

第508話 ケビン、人生初のナンパR

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 ケビンがリンドリー伯爵家夫人たちにお仕置きを開始してから1週間、毎日毎日体を求められる3夫人は、ケビンが視界内にいる限り自分の最愛の人だと認識するようにさせられているので、ケビンが現れると躊躇いなく体を提供することとなる。

「ジュプッ、ジュプッ……きもひいいれふか、けひんはは?」

「ああ、だいぶスタシアもご奉仕が上手くなったな」

「ジュポッ……ケビン様のためならどんなことでも致します」

 そう告げるスタシアはケビンの上に跨ると、愚息に手を添えて自らの秘部に飲み込ませていくのだった。

「んはぁ……ケビン様のおちんぽ、大きくて長くてスタシアのおまんこを占領しちゃってます……ああっ、奥にトントン当たるのぉ……これ好きぃ……」

「プルンプルンさせやがって、けしからんおっぱいだ」

 ケビンの上で腰を振り続けるスタシアの動きに連動して、その体にあるDカップの胸も同じように動き回っていると、ケビンはその胸を掴んで揉みしだいていく。

「もっと、もっとおっぱいを揉んでください……先っぽもクリクリして欲しいですぅ……」

「ケビンくん、私にも構ってぇ……」
「ケビンさん、わたくしもいますのよ?」

 ケビンの両脇で体力の回復を図っていたレメインとリゼラが復活を果たすと、ケビンに寄り添って自らの体を擦り寄せるのであった。それに対してケビンはスタシアの胸から手を離すと、レメインとリゼラを両脇でそれぞれ抱き込み、2人の胸を遠慮なく揉みしだいていく。

「あんっ、んんっ……おっぱいだけでイッちゃう……」
「乳首をクリクリされてますわ……やんっ、はぁんっ……」
「おちんぽピクピクしてます……たっぷり中出ししてください、ケビン様」

 そして3人が同時に絶頂を果たすと、ケビンもまたスタシアの中へ大量に注ぎ込んでいった。

「あ"……あ"……ケビン様の子種が子宮の中を満たしていきますぅ……」

「こんだけ中出しを続けてりゃあ、孕んだかもな?」

「孕んでもいいです……ケビン様の御子を育てますから、孕ませてください」
「私もケビンくんの御子を産みますわ」
「わたくしも孕みますわよ」

「それじゃあ全員孕むまでと言うよりも、孕んだとしても中出ししかしないからな。俺もそっちの方が気持ちいいし」

 それからケビンは3人に対して、今までと変わりなく中出しフィーバーを決めていき、3人ともヨガリ狂っていくのだった。

 そのような生活を続けていたケビンは他に何もしていなかったわけではなく、エラの行動を把握するために観察業務もしっかりやっていたのだ。決して淫蕩にだけ耽っていたわけではない。

 その行為は傍から見れば完全にストーカー行為であるものの、ケビンとしては敷地内で接触を図り不審者扱いを受けるよりも、買い出しなどでエラが敷地外に出た時に接触を図ろうと考えた末での行動である。

 そしてエラがその買い出しで敷地外に出た時を見計らって、ケビンは幾度となくエラに対して声をかけていた。

「こんにちは」

「あら、この前の……」

「ケビンという名の者ですよ」

「そうでした。ケビンさんですね」

「ええ、貴女のお名前はまだ教えていただけていませんが、今日もお見かけしたのでお声をかけさせていただきました」

「そうなのですね。私は貴族様の御屋敷で使用人をしているエラと申します」

「エラさんですか。ようやくお名前を知ることができました」

「それでは、私には買い出しの用事がありますので、これで失礼させていただきます」

 ファーストコンタクトと同様に警戒心がバリバリで、あまり取り付く島もないエラだったが、今回は名前を名乗らせることに成功していたので、ケビンはこれで良しとした。

 そして、別の日には。

「こんにちは、エラさん」

「ああ、ケビンさん。こんにちは」

「今日もお綺麗ですね」

「そんなお綺麗だなんて、ケビンさんはお口がお上手なようですね」

「いえ、本心を言ったまでです」

「そうですか。では、私は買い出しがありますので失礼します」

 最初は当然訝しられたもののその後もめげずに声をかけては挨拶を交わし、ケビンは徐々にエラの警戒心を解いていくことに成功する。

 そのようなことを繰り返していたとある日のこと、ケビンはエラの外出に合わせていつもの場所で声をかけるのだった。

「こんにちは、エラさん」

「あら、今日も会いましたねケビンさん。毎回こんなおばさんに声をかけてくるなんて、お暇なのですか?」

「エラさんみたいな美人を見るためなら、俺は毎日だってここでこうしてお待ちしますよ」

「ふふっ、おばさんをからかうものじゃないですよ。勘違いをして本気にしてしまいます」

 今となってはエラもケビンとの会話が楽しくなり、実は内心で『今日も会えるかな?』と思い至るほどまでには、ケビンに対して好意を寄せていた。

 その状態となるに至るきっかけは、まさしく今までのレメインたちによる使用人いびりが関係しており、今まで雇い先で優しくされたことがなく普通の扱いすら受けたことのないエラは、ケビンの無類の優しさに触れてしまうと、そこへ寄る辺のごとく依存してしまうのに大した時間はかからなかった。

 だからなのか、最初は挨拶だけして別れていたエラも今となっては街のベンチに腰を下ろして、ケビンとの会話を楽しむまでに至っている。

「本気にしてください。俺はエラさんのことが好きです」

「ダ、ダメよ……こんなおばさんはケビンさんのお相手に相応しくないわ」

 更には恋愛経験がないということも関係しているだろう。ケビンのように誰かからストレートに好意を寄せられた経験はなく、エラの中にただあるのは、当主から無理やりお手つきをされてしまったという嫌な経験だけだ。

 そして、それが運悪く当たってしまいカトレアを身篭ってからは、夫人からの使用人いびりが始まりだして、心の支えとなるのはカトレアの存在だけであった。

 そのカトレアも戦争でこの世を去ったという報せがエラの耳にも入り、幾度となく枕を濡らすことになる。それからは生きる気力も失い、使用人いびりをされても心を痛めることもなく、ただただ漫然と過ごす日々を送っていたのだ。

「エラさん、こっちを見て」

「ケビンさん……」

 ケビンがエラを見つめている中で、エラがケビンの言葉に応えて2人の視線が重なると、ケビンは唇が触れ合うだけのキスをする。

「ん……」

 やがて唇を離したケビンが見つめるエラの顔はポーっとしており、今起きた出来事を再確認するように自身の手で唇を触れていた。

「俺はエラさんのことが好きだよ」

「ダ、ダメよ……こんなこといけないわ」

「いけなくなんてない。エラさんは俺のこと好き?」

「それは……」

 エラがケビンの質問に対して逡巡を見せると、ケビンは更に言葉を続けてエラの本心を聞き出そうとする。

「エラさんの気持ちが知りたい。俺のこと嫌いなの?」

「……その言い方はズルいわ。嫌いなら楽しくお喋りなんてしないもの」

「じゃあ……好き?」

「……好き……です……」

 エラが顔を真っ赤に染めあげて俯いたままボソッと答えると、ケビンはエラを抱きしめて再びその唇を重ねるのだった。そして、唇を離したケビンがエラの耳元で囁く。

「エラさんが欲しい。エラさんを抱きたい」

「んっ……ダメ……耳元で囁かないで……」

「ねぇ……答えを聞かせて?」

 エラはそれを口にするのが恥ずかしいのか、僅かにコクリとだけ頷いてみせる。それを確認したケビンは抱いていた腕を離して立ち上がり、エラの手を引いて同じように立ち上がらせると、秘密基地であるダンジョンのマスタールームの寝室へと転移した。

 そして、いきなり変わった景色にエラが困惑してしまうと、ケビンは軽く説明をしただけで終えて、内に抱く抑えきれない情欲をエラに向けてぶつけていく。

「エラ……」

「ケビンさん……ぁ……んちゅ、ぬちゅ、くちゅ……はぁ……ケビンさ――はむ、じゅる、にゅちゅ、れろ……」

 ケビンはメイド服の上からエラの胸を揉みしだき、見た目よりも大きかったエラの胸に情欲が掻き立てられて、もう我慢の限界だと言わんばかりにエラの服を脱がせていくと、そのままベッドに押し倒すのだった。

「こんなおばさんの醜い体でごめんなさい」

「そんなことない。綺麗すぎる」

「それに……ケビンさんに初めてをあげられないのを許して……私はお手つきをされた使い古しだから……穢れてしまっているの……」

「それなら俺からエラに贈り物をするよ」

 そう告げたケビンはエラを生娘に戻すと自身の服を脱ぎ散らかすのだが、ケビンの愚息を見てしまったエラはボソッと感想を口にしてしまう。

「大きい……」

 その言葉を聞き漏らさなかったケビンは、エラの手を取ると自身の愚息に触れさせるのだった。 

「エラの体を見たらこうなったんだ」

「私の体で……? ……嬉しい……ケビンさん、ご奉仕をさせて……」

「やったことあるの?」

「いいえ、知識として知っているだけです。お手つきをされた時は無理やりだったので……あの時は泣くだけしかしていません。私がしてあげたいと思ったのは、ケビンさんが初めてですよ」

「それなら2人で一緒に気持ちよくなろう」

 そしてケビンは寝転がるとエラに対して反対向きになって上に乗るように伝えたら、エラは戸惑いながらも言われる通りの体勢を取る。

「これ……恥ずかしいです……ケビンさんから丸見えになっちゃいます」

「俺のも丸見えだからお相子だよ」

 こうしてシックス・ナインの体勢となった2人は、お互いの性器を舐め合うのだった。

「はむ、ジュポ、ジュポ……んはぁ、大き過ぎて全部お口に入らない……れろれろ、ちゅば、あむ、ジュボッ、ジュボッ……」

 一生懸命になってケビンの愚息にご奉仕するエラに対して、ケビンもまたエラの秘部に舌を這わせてぺろぺろと溢れる愛液を舐めとっていく。

「んんっ、ケビンさん……そんなにされてしまうと、私がおちんちんを可愛がれなくなっちゃいます……ひゃんっ……はぁ……あんっ……」

「充分気持ちいいから、俺は満足だよ」

「んあっ……はんっ……ダメ……なんかきちゃいます……はんっ、あんっ、あんっ……あっ、あっ、くる……はぁんっ、んんっ、ああっ、んぅぅぅぅ――!」

 エラが人生初の絶頂をケビンによって味わわされると、ケビンの愚息を握ったままでビクンビクンと体を震わせていくのであった。そして、絶頂の余韻に浸りながらも、健気にケビンの愚息に舌を這わせてぺろぺろと舐めていく。

 その後、ケビンが体勢を変えてエラに覆い被さると、愚息を秘部へ宛てがい少しずつ腰を進ませて、そのままケビンが処女膜を突き破る。

「いくよ、エラ」

「んっ……はぁ……広がっ……て……ッ……ぃたっ……なん……で……?」

 エラはケビンの愚息が腟内を圧迫しているのもそうだが、何十年ぶりかに味わう忘れていた痛みに対して混乱が後を絶たない。そのようなエラにケビンは贈り物の説明を、痛みが引くまで待つ場繋ぎとして語り始める。

 そのことを説明されたエラは益々意味がわからなくなってしまうが、現実に起こっている出来事なので納得をする他ない。そして、次第にケビンに対して初めてを捧げられたということが心の中を満たしていき、幸福感に包み込まれると涙を流すのであった。

「ケビンさん……ケビンさん……」

「エラ、これからはずっと一緒にいよう。もう苦しまなくていいんだ。俺がずっとエラを守る」

「ッ……私……私……ケビンさんにまだ言ってないことが……」

「娘のこと?」

 ケビンはエラの口からまだ出てきていない情報を瞬時に精査すると、思い至ったのはカトレアのことで、そのことを口にしたケビンの言葉を聞いたエラは驚きで目を見開いてしまう。

「カトレアは生きてるよ。今は妊娠6ヶ月目で、11月になったらエラと同じ母親になるよ」

「な……なんで……」

 娘がいたという事実どころか名前まで言い当てられて、更には娘が今も生きていて子供を身篭っていると聞かされたエラは、もう何が何だかわからなくなってしまい前後不覚に陥る。

「終わってから全部教えようかと思ったけど……実はエラのことをカトレアから聞いていて、今の生活から助けようと思って近づいたんだ。最初はサクッと誘拐して連れていこうとしたけど、あまりにも状況が酷かったからお仕置きをしてから助けようと思ってね。計画を変更した」

 ケビンから語られる内容の“お仕置き”という言葉に対して、エラはここ最近で自分の身に起こっていた出来事をふと思い返し、それを教えられた新情報とともに次から次へとケビンに尋ねていく。

「奥様たちからのいびりがなくなったのは……」

「ああ、俺がお仕置きしたからだね」

「カトレアが生きているのは……」

「本当のことだよ。今は帝国で暮らしている」

「妊娠しているのも……」

「俺の子を身篭っている」

「ケビンさんの……私……娘の旦那様に惚れるなんて……ああ、どうしましょう……」

「大丈夫だ。多分、こうなることはカトレアも予想していると思うし、諦めているだろうからね。俺って嫁さんが多いんだよ」

「え……カトレアだけではないのですか?」

「他にもいっぱい嫁さんがいる。こんな俺のことは嫌いになった?」

「……ズルいです。こんなに幸せなことを次から次に教えられて、しかも優しく抱いていただけている最中に聞くなんて……ケビンさんはズルい御方です」

「で、エラの気持ちは?」

「……好きです。たとえ娘の旦那様でも、ケビンさんのことを愛しています。私に再び幸せを感じさせてくれた御方に対して、嫌いになれるわけがありません」

「じゃあ、続けてもいいかな? エラの中が気持ちよくて動かずにいるのは辛いんだ」

「はい。私の体で気持ちよくなってください」

 それからケビンはストロークを開始して、エラの腟内を堪能し始める。じゅぷじゅぷという卑猥な音をバックに、痛みがある程度引いたエラも嬌声という音を奏でてハーモニーとして響かせていく。

「エラ、もう出そう」

「出してください……このまま中に出して……私もケビンさんの御子が欲しいです……カトレアに弟か妹ができてしまうけど、貴方の御子を産みたい……愛すべき人の御子を孕ませてください……」

「わかった。エラが孕むまでいっぱい抱くからな。俺の相手はしんどいらしいけど、覚悟してくれよ」

「ぃ……はい! 孕ませて、貴方の御子を孕ませて! あんっ、んんっ、はぁ……私もイキそう……一緒に、一緒にイッてください!」

「受け取れ、エラ!」

「はぁんっ、あんっ、んっ……くる……きます……んはぁっ、あっあっ、ああっ、イクッ――!」

 エラは体をビクビクと震わせながら、子宮の中にケビンの子種を受け入れていた。大量に出てくるケビンの子種が子宮を満たしていくと、エラは絶頂の中でかけられている感覚を味わい、更に幸せという快感を得て絶頂を繰り返してしまう。

「ぁ……ぁ……ケビンさんの熱い子種が……いっぱい注ぎ込まれて……」

「エラ……治まりそうにない……またしてもいいか?」

「ケビンさんが満足するまで、この体をお使いください。私もその分幸せになれますので……」

 その後、結局ケビンはずっとエラを抱き続けて、ようやくやめたのは次の日の朝である。

「ケビンさん……まだ治まりませんね」

「ごめん……エラが魅力的過ぎて全然治まらない……」

「こんなおばさんにそこまでの性欲を持たれると、まだまだお付き合いして差し上げたいのですが、さすがに1度は屋敷へ戻らないと問題になりそうなので……」

「エラはおばさんなんかじゃない。とっても綺麗な美人さんだ」

「ふふっ、そのようなことを言われては、ケビンさんをカトレアに返したくなくなっちゃいます」

「返さなくても大丈夫だ。嫁さんたちは適度に俺を独り占めする時間を取っているから、みんなやっていることだ」

 そう言うとケビンは指輪を創り出して、エラの指に嵌めていく。

「これでエラも俺の嫁さんの一員だ」

「ケビンさん……愛しています……」

「俺も愛している」

「……帰るには少し早いですから、もう少しだけ私を抱いてください。この指輪を嵌めた状態で、またケビンさんの愛を受け止めたいです」

「エラ!」

「きゃっ♡」

 こうして、せっかく朝になってやめようとしたケビンだったのに、エラがケビンを求めたことにより、結局のところエラが屋敷に帰る頃にはお昼になってしまうのであった。
 
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