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第13章 出会いと別れ

第428話 冒険者とは

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 エンプレスソフィーリア号でのんびり航海をしながら家族旅行を始めて2週間が経過し、ケビンはプライベートビーチへ入港するため岸壁を創り出すと、そこへエンプレスソフィーリア号を横付けして旅行の終了を告げる。

 この2週間は皆が楽しく満喫できたようであり、特に子供たちは旅行の終わりを名残惜しんでいた。

 本来の旅行期間は1週間であったのだが、1週間増えた2週間となったことには理由があった。

 その理由とは航海中の終盤でケビンのいる寝室に嫁たちがなだれ込んできたので、空間魔法で大寝室に拡張すると全員を相手取るハッスルフィーバータイムへ突入して、その間の子供の世話はソフィーリアや成長した子供たちが面倒を見ている用意周到な嫁たちの襲撃を受けたのだった。

 それもひとえに水着の日焼け跡があるとケビンが激しく愛するという情報が嫁会議で出回ってしまい、嫁たちはソフィーリアに頼むのではなく自然な形で人それぞれの日焼け跡を披露するため、思いのほか準備に手間取ったということもある。

 そして襲撃されたケビンは水着姿で現れた嫁たちに手を出さないということはないので、煩悩に従って手を出してみたら日焼け跡というオプション付きであり、萌に燃えまくってしまったことは言うまでもない。

 だが、人数が人数なのでそれがたったひと晩で終わるわけもなく、ソフィーリアもそれを見越していたのかお腹が減らず排泄の必要もない耐久空間を大寝室に創り出したとケビンへ伝えたら「あとはごゆっくり」と言い残して去っていったので、ケビンは時間を気にせずハッスルしまくって野獣と化したのだ。

 結局のところソフィーリア以外の嫁たちが全員で協力プレイをしてもケビンを討ち取るまではいかず、逆に1人、2人と次々に脱落者を出してしまっては最終的に全員が討ち取られるが、最初に相手をした嫁が回復しているとすぐさまケビンによって襲われてしまい、脱落と覚醒を繰り返されてしまうのだった。

 ケビンが全員を何度も討ち取っては更なる討ち取りへと取り掛かっていき、フィーバータイムを終わろうかと思って久しぶりに寝室を出た時には既に1週間が経過していたことをソフィーリアから知らされて、耐久レースの新記録を樹立してしまう。

「……えっ!? マジで?」

「マジよ。さすがに私もここまでのことは想像していなかったわ。あの人数だから遅くても4日くらいで出てくると思っていたもの。体力のある子は冒険者組しかいないし、ほとんどは一般の人たちでしょ。あなたが回復させれば別だけど」

「うわぁ……嫁たちにあとで謝っておこう」

「大丈夫よ、耐久空間の中だったから。あの子たちの身体的な負担はあなたの与える快楽だけで他はないのだから」

「あぁぁ……快楽堕ちしてた嫁が何人もいたな。快楽に堕ちてしまって逆に嫁たちから襲われてエンドレスになったし……」

「まぁ、いいんじゃないの? あなたと肌を重ねれば自然と体力も増えていくから」

「嫌な鍛練だな」

「あの子たちはそう思わないわ。あなたと少しでも愛し合っていたいから進んで鍛練に参加するわよ」

 そしてその間の子供の世話は、ソフィーリアや成長した子供たち以外にも女性騎士団が手伝っていたことをケビンが知るとそのことでケビンはお礼を伝えるが、今までケビンが何をしていたのかソフィーリアが耐久レース開始の翌日の朝には話していたため、それを聞いていた騎士たちは顔を赤らめてチラチラとケビンの下半身へ視線が向いてしまっていた。

「みんな、ありがとな」

「滅相もないです!」

「お礼に何かするけど何がいい? 俺にできる範囲なら何でもいいよ」

「「「「「……(ゴクリ)……」」」」」

「まぁ、すぐには思いつかないだろうから、みんな一緒でも個別でもいいからそのうち言ってくれればいいよ」

 そのようなことがあったためケビンは予定よりも大幅に旅行期間が過ぎていたということを知り、入港するためにプライベートビーチへと針路を向けて帰港用意に取り掛かったというのが事の顛末であった。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 夏休みが終わり子供たちが学園へ通い始めてからしばらくすると、学園長を任されているハイエルフのセシリーがケビンの元を訪れる。

「ケビンちゃ~ん、お願いがあるのぉ~」

「ん、なに~?」

「今度ね~冒険者科が初の野営実習をするのよぉ~」

「へぇー野営実習かぁ……」

「今年で2年目だからぁ、実習の時間が増えてるのぉ~」

「まぁ、冒険者は実戦をしてなんぼだしなぁ」

「それでねぇ~野営の実習になるからぁ~ケビンちゃんにも手伝って欲しいなぁって思ってぇ~」

「護衛につけばいいの?」

「そうなのぉ~教師だけだと手が回らなくてぇ~冒険者ギルドにお任せしても人間性のいい人が来るかわからないでしょ~?」

「あぁ、それなら【ウロボロス】に指名依頼を出してくれれば【森のさえずり】に受けさせるから心配しなくていいよ。身内だし護衛任務も経験しているからちょうどいいと思う」

「りょうか~い。参加する生徒は30名だけど教師は何人がいいかなぁ~?」

「うーん……俺と【森のさえずり】で6人だから教師の引率はいらないかな」

「ケビンちゃん大丈夫ぅ~? 人数が少ないといっぱい働かないといけないよぉ~?」

「冒険者を目指す生徒なら単独行動なんて馬鹿な真似はしないだろ」

「わかったわぁ~それじゃあ、話を進めておくわねぇ~」

 こうしてケビンはセシリーのお願いで、冒険者科の野外実習へ参加することになるのであった。

 数日後、冒険者科の野外実習の日を迎えると、ケビンは入学式兼開校記念式典ぶりの2度目の訪問となる学園へと足を運んだ。そして学園へついたケビンはそのままトコトコと冒険者科の教室に向かって歩き出す。

 今回は冒険者科の2年1組が野外実習となり、ケビンがその教室へ入ると今日の野外実習の注意事項を説明している最中だったようで、全員の視線がいきなり現れたケビンへと向く。

「おは~」

「……」

 ケビンの軽い挨拶に生徒たちは沈黙を持ってして返すが、担任は恭しくケビンへ挨拶を返す。

「おはようございます」

「おはよう」

 担任へ挨拶を返したケビンは生徒たちを見渡すが、どう数え直しても聞いていた人数より1人足らないのだった。

「あれ、1人足らないよね?」

「ああ、それは――」

 担任がその理由を伝えようとしているところへ、遠くから返事のする声が段々と近づいてくる。

「……ぃ、……ーぃ、……はーい!」

 その声と同時にドアを開けて入ってきたのは、ボーイッシュな格好をした赤髪のショートカットで赤色の瞳が特徴的な女子生徒だった。

「ネーボただ今登校しました!」

「はぁぁ……ネーボ君、今日が何の日かわかっているかね?」

「昨日からすれば翌日だと思います! 今日からすれば当日で、明日からすれば昨日です!」

 担任からの質問へ元気よくぶっ飛んだ回答をするネーボに対して、ケビンは唖然としてしまう。

 そして先程の続きを話し始めた担任によると、この生徒はよく遅刻をする常習犯なのだが、それ以外では特に悪い所はなく成績もそこそこな生徒でもあるらしいことをケビンは説明される。

 その説明の最中に我関せずでネーボが自分の席へ着席すると、隣の子から今日の予定を説明されていた。

「問題児ってわけか……」

「寝坊に関してだけはそうなります。言い訳も毎回適当ですので指導が行き届かず申し訳ありません」

「いや、気にするな。要はそれ以外がまともなら問題ない。俺の嫁にも寝坊助はいるしな」

 それから担任は注意事項の続きを話し始めて一区切りついたところで、引率役のケビンへとバトンタッチした。

「俺が今回の引率役になる冒険者のケビンだ。あと門の所に【森のさえずり】がいる。こっちも今回の引率役だな。ということで、出発するから40秒で支度しな!」

「「「「「――ッ!」」」」」

『ここへきて生徒への無茶ぶり! そこにシビれる、憧れるぅぅ!』

「というのは嘘だ。とりあえず10分で支度しろ。野外実習があるのは事前に知っていたからできるだろ? 集合場所は正門だ。よーい……ドン!」

 ケビンが号令をかけると生徒たちはバタバタと準備を始めて、それを見た担任はケビンへ生徒たちのことを頼むと職員室へ戻るのだった。

 それからケビンはのんびりと門へ向かっていき、門で待機していた【森のさえずり】と合流する。

「お兄ちゃん!」

 ケビンの姿を目にしたシャルロットは走ってケビンの元へ向かいそのまま勢いよく抱きつくと、ケビンはその勢いを流しながらシャルロットを抱き返す。

「元気だな」

「シャルはいつも元気だよ!」

「ケビン様、本日はよろしくお願いします」

 シャルロットと手を繋いでケビンがジャンヌの所へ向かうと、ジャンヌは気合いの入った状態が見て取れるくらいな表情で挨拶をする。

「そんなに固くならなくていい。あと、俺のことは“様”付けしなくていいからな。今の俺はただの冒険者だ」

「でも……」

「引率者がお偉いさんだったなんてバレたら、実習をする生徒たちがガチガチになるだろ」

「わかりました」

「まぁ、とりあえず俺のことを聞かれたらソロでAランク冒険者だと言っておいてくれ。サブカードがAランクになってるし、それでなんとか誤魔化せる」

「ねぇ、お兄ちゃん。何でサブカード持ってるの?」

「それはメインがブラックカードで悪目立ちしすぎるからだ。それに元々俺はプラチナカードが欲しかったのに、戦争が終わってランクが上がったかと思いきやプラチナカードじゃなくてブラックカードだぞ? 変えてくれって言っても、もう決まったことだからって変えてくれなかったし」

「じゃーサブカードをSランクにするの?」

「そうだな。そのうちドラゴンでも狩りに行くかな」

「シャルも行きたい!」

「んーシャルはもう少し強くなってからだな。パーティーとしてドラゴンを狩るんだから、みんなと足並みを揃えないといけないぞ」

 それからジャンヌたちと立ち話をしてケビンが過ごしていたら参加者の生徒たちがボチボチと集まり始めて、全員が揃うのに15分程かかってしまった。

 その後、ケビンはジャンヌたちへ自己紹介をさせたあとのんびりと歩いて街門まで引率していくが、引率されている生徒たちはまさか馬車も使わずに歩かされるとは思わずに、用意した荷物を抱えながら必死であとをついて行くのだった。

 そして街門を出たところで我慢ができなかったのか、1人の生徒が口を開いた。

「すみません!」

「ん、何だ? トイレか?」

「違います! どうして野外実習で外へ向かうのに馬車を使わないのですか? 非効率だと思います」

「んー……他の生徒に聞くが、この少年と同じ疑問を抱いた者は手を挙げてくれ」

 ケビンがそう告げると生徒たちの大半はその場で手を挙げるのだった。

「手を挙げなかった者は他の理由か? そこの君はどんな理由かな?」

「は、はい。あの……そういうものなんだろうって納得していました」

「ふむ……じゃあ、納得していた者は手を挙げてくれ」

 そこから更に手を挙げる者たちが出ると全員の手が挙がったところで、ケビンは手を下ろすように伝える。

「この中で冒険者を見たことのない生徒はいるか?」

 ケビンの質問に対して手を挙げる生徒はおらず、それを確認したケビンが続きを話す。

「全員が冒険者を見たことがあるということだから俺から聞くが、街中で移動するのに馬車を使っている冒険者はいたか? 例えば泊まっている宿から食事へ向かうのに馬車を使うとか、この街に到着して宿屋へ行くのに馬車を使うとかだな」

 ケビンからされた質問に対して、誰1人として「見た」と言う者はいなかった。

「つまりそれが答えだ。冒険者を目指しているなら街中で馬車を使うとか甘えた考えは持つな。自分の荷物くらい自分で持て。仲間同士で使う荷物があるなら分担して持て。それでも馬車を使いたいと言うなら自分の金で馬車を用意しろ。冒険者は自由だからな、自分の金で馬車を借りるなら文句は言わないぞ。ということで、非効率だと言った君。馬車を借りてきていいぞ。それくらいの時間ならここで待っておくから」

「い、いえ……」

「借りてこないのか? 非効率だと感じたんだろ? 1人で借りるほどお金を持ってないなら仲間を集めてお金を出し合って借りてきてもいいぞ?」

「……僕が間違ってました」

「いや、お前の考えは別に間違いじゃない。本当なら馬車を借りようかと思っていたけど、集合に遅れた時点で気が変わった」

 ケビンの言葉によって遅れてきた生徒は体を硬直させ、間に合っていた生徒は遅れてきた生徒へと非難するような視線を向けるのだった。

「今、3通りの生徒たちで分かれたな。1つ目は遅れてきたことを申し訳なく思う生徒、2つ目はその生徒を非難する生徒、3つ目は流れに任せる中立的な者たちだ」

 直接的な言葉で「非難する生徒」と言われてしまった生徒たちは、すぐさま視線を向けるのをやめてバツが悪そうにする。

「冒険者によってはソロで活動する者たちもいるが、大抵はパーティーを組む。パーティーとはお互いに助け合って欠点を補うものだ。ここにいる【森のさえずり】だってお互いに足りないところを補い合っている」

 ケビンがそこまで言うとジャンヌがケビンに耳打ちして、ケビンの代わりとなって話を進めていく。

「さっき自己紹介をしたからわかると思うけど、私は【森のさえずり】でリーダーをしているジャンヌだ。ケビンさんが何を言いたいかわかったやつはいるか? わかったやつは手を挙げてみろ」

 ジャンヌからの問いかけに対して聡い生徒が中にはいるようで、チラホラと手を挙げる者たちがいた。

「ほとんどの生徒は意味がわかっていないようだな。要するにお前たち2年1組は1つのパーティーなんだ。仲間の準備がもたついていたのに時間内に来た生徒はその仲間を見捨てたということだ。極論で言うなら魔物を前にした時に自分たちだけが助かりたくて仲間を見捨てて逃げたということだな」

「それとこれとは話が違います! 今回は集合時間に遅れた話です!」

 さすがに魔物を前にして仲間を見捨てると例えられたのが我慢ならなかったのか、1人の生徒が威勢よく反論してくる。

「ならお前は目の前に自分では勝てない魔物が出てきても逃げないんだな? 逃げれば助かるのに仲間とともにそこで死ぬ気があるということだぞ?」

「仲間と一緒に逃げればいいだけです!」

「なら、何故集合の時に仲間を見捨てた? 自分だけが間に合えばいいと思ったからだろ? ちなみにケビンさんは無理なことを絶対にさせない。つまり君たちが協力し合えば10分で集合できていたということだ。仮に先程の15分で集合が完了していても、全員で一緒に協力して来ていたならケビンさんは咎めはせず馬車を準備していた。君たちが来るまでにそういう話し合いを私たちはしていたからな」

「そんなのわからないじゃないか! あとからならいくらでも話を捏造できる!」

「そうか……君は冒険者を目指さない方がいいよ。君は死ぬ。確実にだ」

「何でそんなことが言い切れるんだ!」

 クラスの中では年長に入りそうな成人しているであろう少年は果敢にもジャンヌに対して反論を続けていくが、ジャンヌはその少年に憐れむような視線を向けて諭すかのように静かに語りかける。

「冒険者で早死するのは自身の力を過信している人、人の忠告を受け入れない人、仲間を仲間とも思わない非情な人、他にも色々ある。悲しいことだけど仲間思いの人も早死することがある。強敵を前にして仲間を守って勇敢に立ち向かう人だ。ちなみにうちのクロエがそのタイプで、シャルロットを守って死にかけたことがある」

 ジャンヌが語っていくのはクロエがフォレストタイガーからシャルロットを庇って深い傷を受けてしまった時のことで、その実体験に基づく話により生徒たちは真摯にその内容へ耳を傾けていく。

「あの時ケビンさんが助けてくれたから、今も私たちはこうして生きていられる。クロエが仲間としてシャルロットを守ったから、シャルロットは死なずに今も生きていられる。仲間とはそういうものだよ。君は今のままだと将来は確実に死ぬ。仲間を思いやれないのならソロとして活動するしかない。そうなれば死ぬ確率は格段に上がる。ソロ活動で上手くいくのは低ランクまでで、ノエミもソロできつくなったから途中でうちのパーティーに加入したんだ」

「中にはソロで強くなった人もいる!」

「あなたはその冒険者の仲間入りができると思っているの?」

「それを目指すことの何が悪い!」

「別に目標を持つのは悪くないわ。だけど先輩冒険者として教えてあげる。Sランクを超えるソロ冒険者はギルドで【規格外】として認定されて、皆からそう言われる人たちよ。そういった人たちはあなたの年頃には既に冒険者として高位ランクになっているの。少なくともAランクにはなっているわ。あなたは今どのランクにいるの?」

「くっ……」

「高位ランクじゃないわよね? もしそのランクなら学園に通う必要性がないし、仮に気まぐれで通っていたとしても馬車代なんて軽く払えるくらい稼いでいるもの」

 こうして少年がジャンヌに言い負かされたところで、ケビンは生徒たちへこれからのことを伝えるのだった。

「冒険者について何か知りたいことがあるならその都度質問してくれ。それと実習中は俺たちの指示には従ってもらう。それが嫌なら自分の命を対価に好きにしてくれ。冒険者はそういう職業だからな。だが、従っているうちは俺たちが全力で君たちの命を守り通す。実戦が入るから多少なりとも傷は負うだろうが死ぬことはないから安心してくれ。ということで、時間ももったいないし出発だ。歩いて森まで行くぞ、これも強くなるための鍛錬だと思って頑張ってくれ」

 ケビンの号令によってジャンヌたちが先導しゾロゾロと生徒たちが歩き出して行ったら、ケビンは長らく街門近くを占拠していたことを衛兵に詫びると、衛兵はケビンへペコペコして「滅相もないです」とひたすら繰り返して萎縮するのであった。
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