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第13章 出会いと別れ
第418話 女性騎士団入団式兼発足式R
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数日後、新人騎士たちが生活に慣れてきた頃、当初の予定であった入団式典を行うことになり、ケビンは今更感がとても強く取りやめたかったのだが、任命式も兼ねているので是非やって欲しいとターニャからお願いされて仕方がなく式典を開くことにした。
「書類上はもうウチの騎士なのに……」
そして式場は訓練場を使うことになり、やりたくないケビンがその準備で追われてしまう。
わざわざ壇上を作ってはそこで騎士へと任命するため幅広な設計で作られており、溜息をつきつつも着々と作業を進めていく。
そのケビンが嫌々ながらも作業を続けられているのは、ひとえに監視役兼指示出し役のターニャが傍で見張っているからだ。
「ケビン君、両サイドに階段を作ってね。上がる時と下りる時は別々にするから」
「はぁぁ……はいよ」
「もうっ……そこまで嫌な顔をしなくてもいいじゃない」
「だってねぇ……先月即位式典をやったばかりだってのに……今月もまた式典だよ……」
「今回のは女性騎士団発足の意味もあるからちゃんとしたいの」
「女性騎士団ならターニャたちを迎え入れた時点でできてんじゃん」
「私たちは5人だったから女性騎士団じゃなくて女性騎士班よ。名ばかりの女性騎士団だったから今回のはちゃんとしたいの」
「それにしても自由に決めていいとは言ったけど、新規で50人も必要なの? そんなに仕事はないよ?」
「これでも少ない方よ。本当は100人くらいの規模にしたかったけど、私たちが5人だから先ずは1人で10人くらいの面倒を見れる割合でいこうって話し合いで決めたの」
「へぇーということは、慣れたら増やすんだ」
「将来的には増やしたいけど帝国にいる限り戦争は皆無っぽいから、ケビン君が言った通りで仕事が帝城にいる女性たちの護衛くらいしかなさそうなのよね」
「そうだね」
「とりあえずさっさと式場を作りましょう。今日中に式典は終わらせたいから」
「作りましょうって作ってるのは俺なんだけど。しかも式典の参加も俺なんだけど」
「もうっ、わかったわよ。ちゃんとできたら夜にサービスするから。ね? だから頑張ろう?」
「よっしゃっ! 俄然ヤル気が出てきた。ターニャ、どんどん指示を出してくれ!」
「もう……現金なんだから」
夜のサービスというご褒美で嫌々やっていた作業を見る見るうちに終わらせてしまうケビンを、ターニャはご褒美で態度が変わるその子供っぽさに呆れながらも、可愛げのある部分に顔を綻ばせていた。
それから式場を完成させたケビンは午後一で行う式典の準備のため、昼食後は儀礼服へ着替えることとなる。
そして迎えた女性騎士団入団式兼発足式は、進行役のケイトの手によって開始される。
「それではこれより女性騎士団入団式兼発足式を開始します。先ずは今年騎士へと入団した新人の任命式を行います。皇帝陛下、ご登壇」
ケイトの指示が出たことでケビンは壇上へ上がっていく。ケビンが位置について辺りを見渡すと、騎士鎧に身を包んだ女性たちが整然と並び膝をついて頭を垂れていた。
その最前列にはターニャたち第1班の面々が膝をついており、その後ろから第2班、第3班と列を成してそれが第6班まで続いている。
(こうやって見ると壮観だな……)
ケビンがその眺めに感嘆としていると、小さな声でケイトから早く進めろ的な指示が飛んでくる。
(え……何をすればいいんだ?)
『サナ、緊急事態だ! 何をするか忘れた!』
『「面をあげよ」です!』
『うわっ、偉そうな物言いだな。「面をあげぽよ」じゃダメなのか?』
『奥さんたちからのジト目を浴びたければそうしてください。ちなみにギャル発信でもギャル語じゃありませんからね。元々は鹿児島弁で鹿児島人が使いますから。今でも使っている方がいるかは存じませんが』
『!?』
『早くしないとケイトさんが睨んでますよ。既にジト目1号となってます』
『いや、それよりも鹿児島弁の方が凄く気になる! なに、そのトリビアネタは!?』
『さて、何へぇ獲得するでしょうか?』
『へぇへぇへぇへぇへぇ――』
ケビンがサナのこぼしたトリビアネタにもの凄く関心を示して盛り上がっていると、ケイトはとうとう我慢の限界がきたのかケビンへ最小限の声の大きさで注意した。
「ケビン、先に進めなさい! 皇帝でしょ!」
思わぬところでケイトからきた叱責に、ビクッと反応したケビンが慌てて声を出す。
「お、面をあげぽよ!」
「……」
「あ……」
やってしまったケビンがその間違いに気づいても後の祭りではあるが、幸いなことに「あげぽよ」が通じるのはソフィーリアかサナくらいしかおらず、この場にいる者たちは意味がわからなくてただケビンが勢い余って噛んだくらいにしか思っていなかった。
だが、ケビンにとっては痛恨のミスで、式場が静まり返っているのはとても痛々しいものでもある。
『ここで間違うとかマスターって実はギャル男ですか? ぷーくすくす。あげぽよ、ウェーイ!』
『くっ……サナが変な情報与えるからだぞ!』
『まぁまぁ、そう落ち込まずに。ケビっち、あげぽよー』
『くそー、サナのくせにー!』
地団駄を踏みたくなるサナからの揶揄いに対して、ケビンは何とかしてひと泡吹かせてやりたいと思ってしまうが、式典は続いているので再度ケイトから注意が飛んできてケビンはサナへの逆襲を保留にするのだった。
「面をあげよ」
今度は間違えずにちゃんと言えたケビンの言葉で、騎士たちは面をあげると壇上のケビンを見て新人たちがザワザワとし始める。
「静まれ、不敬であるぞ!」
ミンディからの一喝で新人たちが静まり返ると辺りは再び静寂に包まれてケビンは居ても立っても居られないが、針のむしろを避けるためにそそくさと進行していく。
「ミンディ、大目に見てやるが良い。此度は女性騎士団入団式兼発足式である。多少の羽目くらい外そうと気にするでない」
『おいっ、この喋り方っておかしくないか?』
『威厳ある喋りでいいじゃないですか』
『はぁぁ……』
「陛下の御心のままに」
ケビンがサナに物申しているとも知らずにミンディは返答するが、ケビンの耳に入っているかどうかは不明である。
「新人諸君らがこの度我が帝国に属してくれたことは、大いに喜ばしいことである。よって諸君らを騎士へと任じ、今後は騎士として我が国へ貢献することを期待する。これにより、女性騎士のみの編成とした女性騎士団の設立をここに宣言する。騎士団長ターニャ」
「はっ!」
「規律を維持し、練度を高め、団の維持に努めよ」
「謹んで承ります」
「副騎士団長ミンディ」
「はっ!」
「騎士団長を補佐し、第2班以下、班長を指導し騎士の育成に努めよ」
「謹んで承ります」
「第2班から第6班班長」
「「「「「はい!」」」」」
「規律を維持し、練度を高め、班の維持に努めよ」
「「「「「御意!」」」」」
「第2班から第6班副班長」
「「「「「はい!」」」」」
「班長を補佐し、班員の育成に努めよ」
「「「「「御意!」」」」」
「騎士諸君らに告ぐ。騎士たることに誇りを持ち、日々己を高め、民草を案じ、滅私奉公に努めよ。以上を持って、女性騎士団入団式兼発足式の閉会を宣言する」
(決まった……)
『いや、ドヤっているところ悪いのですが、勝手に終わらせるのはどうかと思いますけど……』
『え……ダメなのか?』
『それはケイトさんの仕事でしょう。ほら、口を開けてポカンとしていますよ』
『ヤバいな……』
『しかも、騎士たちを登壇もさせずにその場で指示出ししていましたよね? 何のために階段を作ったと思っているんですか』
『でも、ターニャたちとか普通に返事をしていたぞ』
『それはマスターがアドリブで暴走したから合わせてくれたんですよ。臨機応変に対応したっていうやつです』
『もういいや。過ぎてしまったことは仕方がない』
ケビンはさっさと気持ちを切り替えてケイトからのお叱りをどう言い訳して逃れようかと画策していたら、視界の中に1人の女性が目に入ったのでうっかりしていたことを伝えることにした。
「第2班ネア・ミリオン」
「は、はいっ!」
「先般の答えは皇帝だ。次回のクイズを楽しみにしておくがよい」
「ひゃいっ!」
伝えるだけ伝えたケビンはケイトが放心している隙に、そそくさと憩いの広場へ逃げていく。
そして、ケビンが立ち去った式場では、我に返ったケイトがふつふつと怒りのボルテージを上げながらケビンがいるであろう憩いの広場へと向かい、残された女性騎士団はターニャの指示の元で、今日はこのまま解散となり明日に備えることとなる。
このあと、結局ケビンはケイトに捕まって叱られてしまうが、ターニャたちが上手く式が終わっていたから問題ないとフォローを入れたのでケビンは事なきを得る。
そしてケビンは以前にダンジョンでGを倒した時の貸しを返してもらうのと夜にサービスをするというターニャの言葉で、とある要望をターニャたちへ伝えていく。
それを聞いたターニャたちは困惑しつつも了承したので、ケビンは悪い笑みを浮かべて計画を練っていくのであった。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
その日の夜、ケビンはターニャたちへあることを頼んで部屋へ来るように伝えていた。
そして部屋へ訪れたターニャたちは何も知らされていないので、こうなることは露ほども想像していなかったのだ。
「ケビン君、何で手と足が縛られたんですの!?」
手と足の自由を奪われ転がされているターニャたちが藻掻くと、ケビンに頼まれて着込んできた騎士装備がガチャガチャと音を奏でる。
「“くっころ”……人はそれを女騎士の宿命だと言う……」
いきなり語り始めたケビンにターニャたちは困惑顔で耳を傾けた。
然るにその内容とは、早い話がターニャたち本物の女騎士にくっころを言わせたいケビンの思惑が隠されていたのだ。
そして、新人騎士たちが入団したことで今やケビンを止められる者はいない。そう、ケビンはくっころを満喫しつつターニャたちを孕ませようと考えついたのだった。
「君たち女騎士は今から凌辱を受けるのだ。いでよ、《触手くん》!」
パチンと指を鳴らしたケビンの部屋の床に魔法陣が現れると、ピンク色の触手くんたちがうにょうにょとその姿を現していく。
「な、何ですの、それはっ!?」
出現した触手くんたちがターニャたちを絡めとると、どんどん宙吊りにしていくのだった。
そして今回の触手くんはなんと媚薬成分配合で、以前のものよりバージョンアップされている。これを使われた女性は「天にも昇る快感」(※個人の感想によるもので効果を保証するものではありません)と言わしめるほどの出来栄えである。
「き、気持ち悪いですわ!」
ケビンは触手くんたちによってターニャたちが拘束されたのを確認したら、手足を縛っていた縄を解いて触手くんたちを操り身動きが取れないように操作するのだった。
「んんっ……何だか変な気分に……」
「これは……」
「ヤバいっス……」
「あそこがキュンキュンするー」
「逃げられないです」
「さぁ、触手くんたちによる狂宴を開催しようではないか!」
ケビンの宣言とともに触手くんたちは与えられた指示の元、ターニャたちの体をまさぐり始める。
「い、いやっ! 入ってこないで」
「このようなことになるとは……」
「これ無理っスよー」
「気持ちいいよー」
「耐えられないです」
「では、私は少し用事があるのでしばしのお別れだ」
ターニャたちが必死に行かないよう呼びかけるが、ケビンは一旦その場から帝城の屋根へと転移したら、いそいそと次の準備に取りかかる。
「とりあえず、同じままだとバレるから服は変えるとして……あとは姿と声か……よし、これで俺だとバレないかな」
ケビンが別人に変装して問題ないか再確認したら、そのままターニャたちの待つ部屋へと行くためにドアの前へ転移するとそのまま中へと入っていった。
部屋の中では蕩けた顔で喘いでいるターニャたちの姿があり、ケビンは『ちょっと媚薬が効きすぎたかな?』と反省はするが後には活かされない。
「これは極上の騎士様たちだな」
聞き慣れぬ声でターニャたちが侵入者の存在に気づいて、ハッとした表情となる。
「な、何で男の人がここに……んんっ……」
「これは由々しき事態です……あんっ……」
「ヤバいっス~知らせないと……」
「やめてぇー疼いちゃうー」
「はうぅ……男の人は入れないはずなのに……」
「くくくっ、さて……誰から食べようかな?」
「なっ!? ここは皇帝の住まう帝城ですわ! あなたみたいな人がいていい場所ではないのですわ!」
「いやね、俺の嫁さんは巷では大層べっぴんでね、皇帝様が味わいたいそうで取引したのさ。君たちを味わう権利と交換だ」
「そ、そんなことをケビン君がするはずありませんわ!」
「俺がここにいること自体が確かな証拠だと思うがねぇ……ひっひっひっ……」
確かに男性だと今のところ入城を許可されているのは執務室等がある2階までで、それ以上の階には移動すること自体ができないのだとターニャたちは思い知らされる。
更に触手くんたちから触られていることで、皮膚接触による媚薬の効果を受けては快楽を刻まれて正常な判断ができず、冷静に考えるだけの思考を持ち合わせられないのでケビンの言っていることを鵜呑みにしてしまう。
「そんな……ケビン君が……」
「確かに少し用事があるとは言っていましたが……」
「誰か助けてっス!」
「無理だよー」
「誰かいませんかー」
「無駄、無駄……皇帝様がナニする時は結界を張っているのを忘れているのか? いくら助けを呼ぼうとも外には何も聞こえないぜ。しかも自殺防止まで施してあるらしい」
「――ッ!」
そしてターニャたちがそのことを理解したと判断したケビンは、5人の中でもとりわけ媚薬効果が高まっているルイーズへと近寄る。
「騎士様ってのはスカートを履くのか? そんなヒラヒラさせていたら誘っているとしか思えないな」
「ち、違いますーこれはケビンさんの趣味ですー今日はこの姿で来るように言われてたんですーいつもはズボンを履いていますー」
「へぇーそうなのかい? そりゃあ皇帝様にお礼を言わないとな。おかげで触りやすい」
「きゃっ!?」
ケビンはルイーズのお尻を掴んだらむにむにと揉み始めて、触手くんを操作するとM字開脚にしてしまうのだった。
「いやっ、触らないで」
「嫌とは言いつつもここは濡れ濡れみたいだな。本当は気持ちいいんだろ?」
そのことを確認するかのように、ケビンがルイーズの秘部を下着の上からプニプニと刺激していく。
そして下着をずらして秘部を剥き出しにすると膣の中へと指を入れて、くちゅくちゅと掻き回すのだった。
「いやっ、入れないで」
「こんなにダラダラとだらしなく液を垂れ流しているのにか?」
「いやっ、いやっ……」
「無理するな、イッてしまえ」
じゅぷじゅぷと音を鳴らしながらケビンが指を出し入れしていると、媚薬効果で昂っているルイーズは呆気なく達してしまい、ケビンへ向けて潮を噴き出してケビンの服を濡らしてしまう。
「おいおい、嫌とか言っておきながら気持ち良く潮を噴いてるじゃねぇか。服が濡れちまったぞ」
「ち、違うっ! これは媚薬のせいで……」
濡れてしまったものは仕方がないとして、ケビンは服を脱ぎ散らかすと全裸になっていきり立つ愚息を見せつけるのだった。
「ま……まさか……」
「ああ、そのまさかだ。今からこれをお前の中へ入れてやる」
「いやっ、それだけはいやっ!」
ケビンが脱いだのを見て周りで騒いでいたターニャたちもケビンの蛮行を止めようと必死だが、その中でターニャが自己犠牲の精神を見せつけてくる。
「ルイーズには手を出さないでください! 代わりに私がお相手しますわ!」
「ほう……」
ケビンはターニャへ近づくと胸部鎧を外して服を破り捨てる。そしてブラをずらしたらターニャの胸を鷲掴みにした。
「いやっ! 穢れた手で触らないでくださいまし!」
「それならルイーズちゃんに相手をしてもらおうかな?」
「くっ……」
「そうそう、仲間を思うなら大人しくしておかないとな」
ターニャへそう伝えたケビンはもにもにとその胸を堪能して、ターニャの快感を高めていく。
「んっ……あ……」
「おやぁ? おっぱいを揉まれて感じちゃってるのか?」
「ち、違いますわ! 誰があなたなんかの手で感じるものですか!」
いつもとは違うプレイでケビンの情欲は高まっており、愚息がピクピクしだしているので早々とターニャの下着をずらすとその中へ愚息を突き入れた。
「い"ぎゅううぅぅっ!」
「おおっ、入れただけでイッたのか? いつもより締まってる!」
媚薬と触るだけの触手くんでイクにイケず昂っていたターニャは挿入されただけで絶頂してしまうが、ケビンがポロッとこぼしてしまった言葉をミンディがこぼさず聞き取りどこか違和感を感じ始める。
そのような失態を犯したとは気づきもしないで、ケビンはM字開脚させたターニャの腰を掴んでパンパンとピストンを続けては、よがり狂うターニャへと腰を打ちつけていた。
「やめてぇっ! おかしくなりゅ、おかしくなりゅぅぅぅぅっ! いぎだぐない、ケビン君以外のでいぎだぐないのぉぉぉぉっ!」
「すげぇ、ギチギチ締め上げてくる! ヤバい、持たない……このまま出すぞ!」
「い、いやぁぁぁぁっ! 外に出してぇっ! そこはケビン君専用の赤ちゃん部屋なのぉっ! 孕ませないでぇぇぇぇっ!」
「くっ……出る!」
「い"ぐぅぅぅぅ――! ……ぁ"……ぁ"……」
いつもより大量に放出したケビンはビクビクと痙攣するターニャから愚息を抜き出すと、秘部からどぷどぷと白濁液が溢れ出して床を汚していくのだった。
「やべぇ……いっぱい出た……」
「いやぁ……孕んじゃう、孕んじゃうよぉ……ケビン君ごめんない。私、穢された……お願い……殺して、殺してよぉ……ケビン君に合わせる顔がないよぉ……」
ポロポロと涙が溢れだしているターニャへケビンが声をかけると、ターニャは驚愕して目を見開いてしまう。
「それだけ出せば俺の子を孕むんじゃないのか? くくくっ、皇帝様に俺の子を育てさせるのも悪くないかもな」
この時のターニャには既にいつものケビンの姿が見えており、頭の中が混乱するのと安堵するのでぐちゃぐちゃとなるが、ポロポロと涙を流しながら声を出そうとして声が出ないことに更に驚く。
「――――」
ケビンもさすがに自作自演の寝取りでやり通すつもりはなく、ケビンから中出しされるとケビンの姿が普通通り見えるように細工していたのだった。
そして途中でバラされてしまっては鬼畜プレイに走った意味がないとして、解除するまでは声が出せないようにしてある。
「おやおや、そんなに泣いてしまって。大量に中出しされて孕むのが声にもならないほど嬉しいとみえる」
奇しくもターニャが声も出せずにポロポロと泣いている姿は傷心しているのだとミンディたちに思い込ませるには充分で、まだ被害を受けていないミンディたちはキッとケビンを睨みつける。
「威勢のいいことだ。さて、お次はやっぱりルイーズちゃんかなぁ?」
ケビンはミンディたちの前を歩きながら、値踏みするかのように視線を向けていき、ケビンが前を通る度にミンディたちはビクッと体を震わせて反応する。
「んー……ニッキーちゃんもいいよねぇ、ジュリアちゃんも捨てがたい。ミンディちゃんの気丈な振る舞いもそそるものがある……」
既にM字開脚で固定されてしまっているミンディたちは触手くんによって胸部鎧は外され服は破られて胸をさらけ出し、ショーツを脱がされたら秘部まで丸見えとなってしまい羞恥心と淫蕩で顔を赤く染め上げていた。
「君に決めた!」
「んひぃぃぃぃっ!」
「いいよ、いいよ、ルイーズちゃん! やっぱりエロエロな子は中もうねって最高だぜ!」
媚薬によって誰もが愛液を垂れ流しているのでケビンは容赦なく突き入れると、激しくパンパンと音を慣らしていく。
そして早くもケビンが達するとルイーズの中へ大量に注ぎ込んでいく。
「いぎゅうぅぅぅぅ――! 出しゃれてりゅ、出しゃれてりゅよぉ……あちゅいのドピュドピュかけりゃれてりゅのぉぉぉぉっ! ケビンしゃんごめんなしゃーい、レイプ魔に孕ましゃれちゃう!」
ビクビクと痙攣しては涎を垂れ流し、秘部からどっぷり白濁液を溢れ出し続けるルイーズの姿にケビンの愚息は治まることを知らない。
「ニッキーちゃんもいっちゃおう!」
「ひぎぃぃぃぃっ! パンパンしないでっス! 何も考えられなくなるっスよー!」
「いいよー快楽に身を任せるんだ!」
「あひゃあ! 奥にズンって……無理っス、これ無理っス!」
「受け取れ!」
「ああぁぁぁぁ――! ……ぁ……ぁ……ケビンさん、ごめんなさいっス……こんなに出されたらこいつの子を孕んじゃうっス……」
ルイーズ、ニッキーと立て続けに終わらせたケビンは、次の標的をジュリアへと定めて愚息を突き入れた。
「やめてぇぇぇぇっ! ジュリアの体はケビンさんのものなのぉぉぉぉっ!」
「そんなことを言いながら下のお口はじゅぷじゅぷと音を奏でて、嬉しそうに締めつけてくるじゃねぇか!」
「違うの、違うのぉぉぉぉっ! 媚薬のせいなの! ケビンさん以外ので気持ち良くならないんだからぁぁぁぁっ!」
「ほら、欲しがっている孕ませ汁だ、たっぷりと受け取れ!」
「いやぁぁぁぁっ! いぎだぐないのにイグぅぅぅぅ――! ……ぁ"……ぁ"……」
ジュリアの中へ大量に放出したケビンは、最後の1人となるミンディの元へ向かう。
「このような辱めを受けるなど屈辱……」
「そんなことを言ってもこれだけ濡らしてたら説得力はないぞ」
「貴様には絶対に屈しない!」
ケビンは威勢のいいミンディの膣へ指を入れて、聞こえるようにじゅぷじゅぷと音を鳴らす。
「んく……んっ……」
「あれぇ? 気持ち良くなってる?」
「そんなわけがあるか!」
強気で言い返してくるミンディのおかげでケビンの興奮は高まっていき、愚息をセッティングすると思い切り奥まで突き入れた。
「んほおぉぉぉおおおお!!」
容赦なくズンズンと奥を突き上げていくケビンのストロークに、ミンディは次第によがり狂わされていく。
「あ"っ、あ"っ……んんっ……おぎゅらめぇ……ズンズンしにゃいでぇ……」
「くくくっ……さっきまでの強気はどうした? 屈しないんじゃなかったのか?」
ケビンの言葉が耳に届いたのか、ミンディはキッとケビンを睨みつけると声を荒らげた。
「……私としたことが……くっ、殺せ! ひと思いに殺せ!」
「それは無理な相談だな」
そしてケビンが念願の“くっころ”が聞けたことにより激しく攻め立てていくと、ミンディはどんどんよがっていくのだった。
「あんっあんっ、んっ……おきゅぅ、おきゅをもっとちゅいてぇ……」
「ははっ、女騎士がとうとう堕ちたな! そんなに奥がいいのか?」
「いいのぉ、旦那しゃまにおきゅをちゅかれりゅのがしゅきなのぉ……愛してりゅ、愛してりゅの、旦那しゃまぁぁぁぁっ! いきゅうぅぅぅぅ――!」
「え……」
ケビンがノリノリでやっていたのに、ミンディから不意に“旦那様”と言われて腰の動きを止めてしまう。
「だんにゃしゃまぁ~もっと欲しいよぉ……」
「え……ちょっと待って……えっ!? 何で俺が旦那様なわけ? 俺は女騎士をいただきに来た男なんだけど……」
ケビンが動揺したせいか触手くんの拘束が緩み、ミンディはM字開脚にされたまま動かせそうな両腕をケビンの顔に伸ばすと、その動揺している顔を包み込んで語りかけるのだった。
「ふふっ、旦那様は詰めが甘いんですよ」
「え……どういうこと?」
「まず1つ目、ターニャを犯したときに「いつもより締まってる」って言いましたね? 初めて抱いているはずなのに」
ケビンはその時のことを思い出そうとするが、ノリノリで楽しんでいたためそのようなことを言った記憶が思い出せなかった。
「そして2つ目、ルイーズが最初に狙われた時にターニャがその名前を呼んで知り得たのはわかりますが、ターニャを犯したあとに私たちを値踏みしながら、ルイーズ以外の名前を呼びましたよね? あの時に知り得ていたのはルイーズだけで、他の私を含める3人の名前は知らないはずです」
「いや……皇帝様に事前に聞いていたから……」
もう既に化けの皮が剥がれているにも関わらず、ケビンは最後の抵抗と言わんばかりに逃げ道を模索しようとする。
「次に3つ目、私が旦那様とお呼びしたら反応しましたよね? 現在、動くのをやめられているのが確かなる証拠となります。そして最後の4つ目、犯し終えたあとのターニャたちをそのままにしていたらダメですよ。犯されたあとは泣いていたのに、そのあとは全く悲愴に暮れず蕩けた顔で旦那様を見続けているんですから」
ケビンはミンディの指摘通りにターニャたちへ視線を流していくと、確かに蕩けた顔でケビンを見ていたのだった。
「更におまけで付け加えるなら、私のおまんこは旦那様の形になっているのです。旦那様専用まんこですよ。そのおまんこにジャストフィットするおちんちんを持っているのは、世界ひろしといえど旦那様ただ1人だけです」
「……」
「ふふっ、悪事がバレて呆然とする旦那様はカワイイですね。私の“くっころ”はお気に召されましたでしょうか? あれを言って欲しくて今回のことを企てたのでしょう?」
「……ちょー興奮した……」
「カワイイ旦那様。あむ……にゅる、れろれろ、くちゅくちゅ……ん……じゅる、んく……はぁ……旦那様、そのままの姿で構いませんからいっぱい愛してくださいね。それと、ターニャたちもいっぱい愛してください。私の仲間を悲しませ泣かせた責任はいくら旦那様でも取ってもらいますよ」
「ああ、中出ししたら俺の変装は解けるから安心しろ。今回は俺の悪戯で泣かせちゃったからな。みんなをいっぱい愛してちゃんと孕ませる」
「それでは私に先ずは中出ししてください。このニョロニョロのせいでずっとおまんこが疼いているんですよ。恥ずかしい格好にもされちゃいましたし、早く騎士まんこをレイプちんぽでズコバコして、孕ませ汁をたっぷり注ぎ込んでくださいね」
「任せろ!」
「んはぁっ、レイプちんぽきたぁ……もっと奥をジュポジュポしてぇ。おちんちん伸ばして子宮もレイプしてぇ!」
ケビンはバレてしまったものは仕方がないとして、開き直ってミンディへパンパンしては望み通りに愚息を伸ばして子宮口を貫いていく。
「んほおぉぉぉおおおお!! おぎゅ、おぎゅにきだぁ! 子宮が犯されちゃってるのぉ! これがほじがっだのぉ!」
「くっ、出すぞ!」
「だじでぇ! じぎゅうにちょぐぜつだじでぇ! ぽっこりおながにじでぇぇぇぇっ!」
「出る!」
「いぎゅうぅぅぅぅ――! ……ぉ……ぉ……子宮の壁にドピュドピュかけりゃれてりゅ……ああっ、卵まで犯されりゅ……孕ませ種が卵を犯してりゅよぉ……」
激しく犯されるのが好きなミンディは望み通りに犯されて満足がいったようで、口から涎を垂らしながらアヘ顔を披露してビクンビクンと体を震わせていた。
その後ケビンは触手くんからM字開脚させられたままのターニャたちを次々と抱いていき、ターニャたちが望んでいた妊娠をさせて朝までノンストップで続けていくのであった。
「書類上はもうウチの騎士なのに……」
そして式場は訓練場を使うことになり、やりたくないケビンがその準備で追われてしまう。
わざわざ壇上を作ってはそこで騎士へと任命するため幅広な設計で作られており、溜息をつきつつも着々と作業を進めていく。
そのケビンが嫌々ながらも作業を続けられているのは、ひとえに監視役兼指示出し役のターニャが傍で見張っているからだ。
「ケビン君、両サイドに階段を作ってね。上がる時と下りる時は別々にするから」
「はぁぁ……はいよ」
「もうっ……そこまで嫌な顔をしなくてもいいじゃない」
「だってねぇ……先月即位式典をやったばかりだってのに……今月もまた式典だよ……」
「今回のは女性騎士団発足の意味もあるからちゃんとしたいの」
「女性騎士団ならターニャたちを迎え入れた時点でできてんじゃん」
「私たちは5人だったから女性騎士団じゃなくて女性騎士班よ。名ばかりの女性騎士団だったから今回のはちゃんとしたいの」
「それにしても自由に決めていいとは言ったけど、新規で50人も必要なの? そんなに仕事はないよ?」
「これでも少ない方よ。本当は100人くらいの規模にしたかったけど、私たちが5人だから先ずは1人で10人くらいの面倒を見れる割合でいこうって話し合いで決めたの」
「へぇーということは、慣れたら増やすんだ」
「将来的には増やしたいけど帝国にいる限り戦争は皆無っぽいから、ケビン君が言った通りで仕事が帝城にいる女性たちの護衛くらいしかなさそうなのよね」
「そうだね」
「とりあえずさっさと式場を作りましょう。今日中に式典は終わらせたいから」
「作りましょうって作ってるのは俺なんだけど。しかも式典の参加も俺なんだけど」
「もうっ、わかったわよ。ちゃんとできたら夜にサービスするから。ね? だから頑張ろう?」
「よっしゃっ! 俄然ヤル気が出てきた。ターニャ、どんどん指示を出してくれ!」
「もう……現金なんだから」
夜のサービスというご褒美で嫌々やっていた作業を見る見るうちに終わらせてしまうケビンを、ターニャはご褒美で態度が変わるその子供っぽさに呆れながらも、可愛げのある部分に顔を綻ばせていた。
それから式場を完成させたケビンは午後一で行う式典の準備のため、昼食後は儀礼服へ着替えることとなる。
そして迎えた女性騎士団入団式兼発足式は、進行役のケイトの手によって開始される。
「それではこれより女性騎士団入団式兼発足式を開始します。先ずは今年騎士へと入団した新人の任命式を行います。皇帝陛下、ご登壇」
ケイトの指示が出たことでケビンは壇上へ上がっていく。ケビンが位置について辺りを見渡すと、騎士鎧に身を包んだ女性たちが整然と並び膝をついて頭を垂れていた。
その最前列にはターニャたち第1班の面々が膝をついており、その後ろから第2班、第3班と列を成してそれが第6班まで続いている。
(こうやって見ると壮観だな……)
ケビンがその眺めに感嘆としていると、小さな声でケイトから早く進めろ的な指示が飛んでくる。
(え……何をすればいいんだ?)
『サナ、緊急事態だ! 何をするか忘れた!』
『「面をあげよ」です!』
『うわっ、偉そうな物言いだな。「面をあげぽよ」じゃダメなのか?』
『奥さんたちからのジト目を浴びたければそうしてください。ちなみにギャル発信でもギャル語じゃありませんからね。元々は鹿児島弁で鹿児島人が使いますから。今でも使っている方がいるかは存じませんが』
『!?』
『早くしないとケイトさんが睨んでますよ。既にジト目1号となってます』
『いや、それよりも鹿児島弁の方が凄く気になる! なに、そのトリビアネタは!?』
『さて、何へぇ獲得するでしょうか?』
『へぇへぇへぇへぇへぇ――』
ケビンがサナのこぼしたトリビアネタにもの凄く関心を示して盛り上がっていると、ケイトはとうとう我慢の限界がきたのかケビンへ最小限の声の大きさで注意した。
「ケビン、先に進めなさい! 皇帝でしょ!」
思わぬところでケイトからきた叱責に、ビクッと反応したケビンが慌てて声を出す。
「お、面をあげぽよ!」
「……」
「あ……」
やってしまったケビンがその間違いに気づいても後の祭りではあるが、幸いなことに「あげぽよ」が通じるのはソフィーリアかサナくらいしかおらず、この場にいる者たちは意味がわからなくてただケビンが勢い余って噛んだくらいにしか思っていなかった。
だが、ケビンにとっては痛恨のミスで、式場が静まり返っているのはとても痛々しいものでもある。
『ここで間違うとかマスターって実はギャル男ですか? ぷーくすくす。あげぽよ、ウェーイ!』
『くっ……サナが変な情報与えるからだぞ!』
『まぁまぁ、そう落ち込まずに。ケビっち、あげぽよー』
『くそー、サナのくせにー!』
地団駄を踏みたくなるサナからの揶揄いに対して、ケビンは何とかしてひと泡吹かせてやりたいと思ってしまうが、式典は続いているので再度ケイトから注意が飛んできてケビンはサナへの逆襲を保留にするのだった。
「面をあげよ」
今度は間違えずにちゃんと言えたケビンの言葉で、騎士たちは面をあげると壇上のケビンを見て新人たちがザワザワとし始める。
「静まれ、不敬であるぞ!」
ミンディからの一喝で新人たちが静まり返ると辺りは再び静寂に包まれてケビンは居ても立っても居られないが、針のむしろを避けるためにそそくさと進行していく。
「ミンディ、大目に見てやるが良い。此度は女性騎士団入団式兼発足式である。多少の羽目くらい外そうと気にするでない」
『おいっ、この喋り方っておかしくないか?』
『威厳ある喋りでいいじゃないですか』
『はぁぁ……』
「陛下の御心のままに」
ケビンがサナに物申しているとも知らずにミンディは返答するが、ケビンの耳に入っているかどうかは不明である。
「新人諸君らがこの度我が帝国に属してくれたことは、大いに喜ばしいことである。よって諸君らを騎士へと任じ、今後は騎士として我が国へ貢献することを期待する。これにより、女性騎士のみの編成とした女性騎士団の設立をここに宣言する。騎士団長ターニャ」
「はっ!」
「規律を維持し、練度を高め、団の維持に努めよ」
「謹んで承ります」
「副騎士団長ミンディ」
「はっ!」
「騎士団長を補佐し、第2班以下、班長を指導し騎士の育成に努めよ」
「謹んで承ります」
「第2班から第6班班長」
「「「「「はい!」」」」」
「規律を維持し、練度を高め、班の維持に努めよ」
「「「「「御意!」」」」」
「第2班から第6班副班長」
「「「「「はい!」」」」」
「班長を補佐し、班員の育成に努めよ」
「「「「「御意!」」」」」
「騎士諸君らに告ぐ。騎士たることに誇りを持ち、日々己を高め、民草を案じ、滅私奉公に努めよ。以上を持って、女性騎士団入団式兼発足式の閉会を宣言する」
(決まった……)
『いや、ドヤっているところ悪いのですが、勝手に終わらせるのはどうかと思いますけど……』
『え……ダメなのか?』
『それはケイトさんの仕事でしょう。ほら、口を開けてポカンとしていますよ』
『ヤバいな……』
『しかも、騎士たちを登壇もさせずにその場で指示出ししていましたよね? 何のために階段を作ったと思っているんですか』
『でも、ターニャたちとか普通に返事をしていたぞ』
『それはマスターがアドリブで暴走したから合わせてくれたんですよ。臨機応変に対応したっていうやつです』
『もういいや。過ぎてしまったことは仕方がない』
ケビンはさっさと気持ちを切り替えてケイトからのお叱りをどう言い訳して逃れようかと画策していたら、視界の中に1人の女性が目に入ったのでうっかりしていたことを伝えることにした。
「第2班ネア・ミリオン」
「は、はいっ!」
「先般の答えは皇帝だ。次回のクイズを楽しみにしておくがよい」
「ひゃいっ!」
伝えるだけ伝えたケビンはケイトが放心している隙に、そそくさと憩いの広場へ逃げていく。
そして、ケビンが立ち去った式場では、我に返ったケイトがふつふつと怒りのボルテージを上げながらケビンがいるであろう憩いの広場へと向かい、残された女性騎士団はターニャの指示の元で、今日はこのまま解散となり明日に備えることとなる。
このあと、結局ケビンはケイトに捕まって叱られてしまうが、ターニャたちが上手く式が終わっていたから問題ないとフォローを入れたのでケビンは事なきを得る。
そしてケビンは以前にダンジョンでGを倒した時の貸しを返してもらうのと夜にサービスをするというターニャの言葉で、とある要望をターニャたちへ伝えていく。
それを聞いたターニャたちは困惑しつつも了承したので、ケビンは悪い笑みを浮かべて計画を練っていくのであった。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
その日の夜、ケビンはターニャたちへあることを頼んで部屋へ来るように伝えていた。
そして部屋へ訪れたターニャたちは何も知らされていないので、こうなることは露ほども想像していなかったのだ。
「ケビン君、何で手と足が縛られたんですの!?」
手と足の自由を奪われ転がされているターニャたちが藻掻くと、ケビンに頼まれて着込んできた騎士装備がガチャガチャと音を奏でる。
「“くっころ”……人はそれを女騎士の宿命だと言う……」
いきなり語り始めたケビンにターニャたちは困惑顔で耳を傾けた。
然るにその内容とは、早い話がターニャたち本物の女騎士にくっころを言わせたいケビンの思惑が隠されていたのだ。
そして、新人騎士たちが入団したことで今やケビンを止められる者はいない。そう、ケビンはくっころを満喫しつつターニャたちを孕ませようと考えついたのだった。
「君たち女騎士は今から凌辱を受けるのだ。いでよ、《触手くん》!」
パチンと指を鳴らしたケビンの部屋の床に魔法陣が現れると、ピンク色の触手くんたちがうにょうにょとその姿を現していく。
「な、何ですの、それはっ!?」
出現した触手くんたちがターニャたちを絡めとると、どんどん宙吊りにしていくのだった。
そして今回の触手くんはなんと媚薬成分配合で、以前のものよりバージョンアップされている。これを使われた女性は「天にも昇る快感」(※個人の感想によるもので効果を保証するものではありません)と言わしめるほどの出来栄えである。
「き、気持ち悪いですわ!」
ケビンは触手くんたちによってターニャたちが拘束されたのを確認したら、手足を縛っていた縄を解いて触手くんたちを操り身動きが取れないように操作するのだった。
「んんっ……何だか変な気分に……」
「これは……」
「ヤバいっス……」
「あそこがキュンキュンするー」
「逃げられないです」
「さぁ、触手くんたちによる狂宴を開催しようではないか!」
ケビンの宣言とともに触手くんたちは与えられた指示の元、ターニャたちの体をまさぐり始める。
「い、いやっ! 入ってこないで」
「このようなことになるとは……」
「これ無理っスよー」
「気持ちいいよー」
「耐えられないです」
「では、私は少し用事があるのでしばしのお別れだ」
ターニャたちが必死に行かないよう呼びかけるが、ケビンは一旦その場から帝城の屋根へと転移したら、いそいそと次の準備に取りかかる。
「とりあえず、同じままだとバレるから服は変えるとして……あとは姿と声か……よし、これで俺だとバレないかな」
ケビンが別人に変装して問題ないか再確認したら、そのままターニャたちの待つ部屋へと行くためにドアの前へ転移するとそのまま中へと入っていった。
部屋の中では蕩けた顔で喘いでいるターニャたちの姿があり、ケビンは『ちょっと媚薬が効きすぎたかな?』と反省はするが後には活かされない。
「これは極上の騎士様たちだな」
聞き慣れぬ声でターニャたちが侵入者の存在に気づいて、ハッとした表情となる。
「な、何で男の人がここに……んんっ……」
「これは由々しき事態です……あんっ……」
「ヤバいっス~知らせないと……」
「やめてぇー疼いちゃうー」
「はうぅ……男の人は入れないはずなのに……」
「くくくっ、さて……誰から食べようかな?」
「なっ!? ここは皇帝の住まう帝城ですわ! あなたみたいな人がいていい場所ではないのですわ!」
「いやね、俺の嫁さんは巷では大層べっぴんでね、皇帝様が味わいたいそうで取引したのさ。君たちを味わう権利と交換だ」
「そ、そんなことをケビン君がするはずありませんわ!」
「俺がここにいること自体が確かな証拠だと思うがねぇ……ひっひっひっ……」
確かに男性だと今のところ入城を許可されているのは執務室等がある2階までで、それ以上の階には移動すること自体ができないのだとターニャたちは思い知らされる。
更に触手くんたちから触られていることで、皮膚接触による媚薬の効果を受けては快楽を刻まれて正常な判断ができず、冷静に考えるだけの思考を持ち合わせられないのでケビンの言っていることを鵜呑みにしてしまう。
「そんな……ケビン君が……」
「確かに少し用事があるとは言っていましたが……」
「誰か助けてっス!」
「無理だよー」
「誰かいませんかー」
「無駄、無駄……皇帝様がナニする時は結界を張っているのを忘れているのか? いくら助けを呼ぼうとも外には何も聞こえないぜ。しかも自殺防止まで施してあるらしい」
「――ッ!」
そしてターニャたちがそのことを理解したと判断したケビンは、5人の中でもとりわけ媚薬効果が高まっているルイーズへと近寄る。
「騎士様ってのはスカートを履くのか? そんなヒラヒラさせていたら誘っているとしか思えないな」
「ち、違いますーこれはケビンさんの趣味ですー今日はこの姿で来るように言われてたんですーいつもはズボンを履いていますー」
「へぇーそうなのかい? そりゃあ皇帝様にお礼を言わないとな。おかげで触りやすい」
「きゃっ!?」
ケビンはルイーズのお尻を掴んだらむにむにと揉み始めて、触手くんを操作するとM字開脚にしてしまうのだった。
「いやっ、触らないで」
「嫌とは言いつつもここは濡れ濡れみたいだな。本当は気持ちいいんだろ?」
そのことを確認するかのように、ケビンがルイーズの秘部を下着の上からプニプニと刺激していく。
そして下着をずらして秘部を剥き出しにすると膣の中へと指を入れて、くちゅくちゅと掻き回すのだった。
「いやっ、入れないで」
「こんなにダラダラとだらしなく液を垂れ流しているのにか?」
「いやっ、いやっ……」
「無理するな、イッてしまえ」
じゅぷじゅぷと音を鳴らしながらケビンが指を出し入れしていると、媚薬効果で昂っているルイーズは呆気なく達してしまい、ケビンへ向けて潮を噴き出してケビンの服を濡らしてしまう。
「おいおい、嫌とか言っておきながら気持ち良く潮を噴いてるじゃねぇか。服が濡れちまったぞ」
「ち、違うっ! これは媚薬のせいで……」
濡れてしまったものは仕方がないとして、ケビンは服を脱ぎ散らかすと全裸になっていきり立つ愚息を見せつけるのだった。
「ま……まさか……」
「ああ、そのまさかだ。今からこれをお前の中へ入れてやる」
「いやっ、それだけはいやっ!」
ケビンが脱いだのを見て周りで騒いでいたターニャたちもケビンの蛮行を止めようと必死だが、その中でターニャが自己犠牲の精神を見せつけてくる。
「ルイーズには手を出さないでください! 代わりに私がお相手しますわ!」
「ほう……」
ケビンはターニャへ近づくと胸部鎧を外して服を破り捨てる。そしてブラをずらしたらターニャの胸を鷲掴みにした。
「いやっ! 穢れた手で触らないでくださいまし!」
「それならルイーズちゃんに相手をしてもらおうかな?」
「くっ……」
「そうそう、仲間を思うなら大人しくしておかないとな」
ターニャへそう伝えたケビンはもにもにとその胸を堪能して、ターニャの快感を高めていく。
「んっ……あ……」
「おやぁ? おっぱいを揉まれて感じちゃってるのか?」
「ち、違いますわ! 誰があなたなんかの手で感じるものですか!」
いつもとは違うプレイでケビンの情欲は高まっており、愚息がピクピクしだしているので早々とターニャの下着をずらすとその中へ愚息を突き入れた。
「い"ぎゅううぅぅっ!」
「おおっ、入れただけでイッたのか? いつもより締まってる!」
媚薬と触るだけの触手くんでイクにイケず昂っていたターニャは挿入されただけで絶頂してしまうが、ケビンがポロッとこぼしてしまった言葉をミンディがこぼさず聞き取りどこか違和感を感じ始める。
そのような失態を犯したとは気づきもしないで、ケビンはM字開脚させたターニャの腰を掴んでパンパンとピストンを続けては、よがり狂うターニャへと腰を打ちつけていた。
「やめてぇっ! おかしくなりゅ、おかしくなりゅぅぅぅぅっ! いぎだぐない、ケビン君以外のでいぎだぐないのぉぉぉぉっ!」
「すげぇ、ギチギチ締め上げてくる! ヤバい、持たない……このまま出すぞ!」
「い、いやぁぁぁぁっ! 外に出してぇっ! そこはケビン君専用の赤ちゃん部屋なのぉっ! 孕ませないでぇぇぇぇっ!」
「くっ……出る!」
「い"ぐぅぅぅぅ――! ……ぁ"……ぁ"……」
いつもより大量に放出したケビンはビクビクと痙攣するターニャから愚息を抜き出すと、秘部からどぷどぷと白濁液が溢れ出して床を汚していくのだった。
「やべぇ……いっぱい出た……」
「いやぁ……孕んじゃう、孕んじゃうよぉ……ケビン君ごめんない。私、穢された……お願い……殺して、殺してよぉ……ケビン君に合わせる顔がないよぉ……」
ポロポロと涙が溢れだしているターニャへケビンが声をかけると、ターニャは驚愕して目を見開いてしまう。
「それだけ出せば俺の子を孕むんじゃないのか? くくくっ、皇帝様に俺の子を育てさせるのも悪くないかもな」
この時のターニャには既にいつものケビンの姿が見えており、頭の中が混乱するのと安堵するのでぐちゃぐちゃとなるが、ポロポロと涙を流しながら声を出そうとして声が出ないことに更に驚く。
「――――」
ケビンもさすがに自作自演の寝取りでやり通すつもりはなく、ケビンから中出しされるとケビンの姿が普通通り見えるように細工していたのだった。
そして途中でバラされてしまっては鬼畜プレイに走った意味がないとして、解除するまでは声が出せないようにしてある。
「おやおや、そんなに泣いてしまって。大量に中出しされて孕むのが声にもならないほど嬉しいとみえる」
奇しくもターニャが声も出せずにポロポロと泣いている姿は傷心しているのだとミンディたちに思い込ませるには充分で、まだ被害を受けていないミンディたちはキッとケビンを睨みつける。
「威勢のいいことだ。さて、お次はやっぱりルイーズちゃんかなぁ?」
ケビンはミンディたちの前を歩きながら、値踏みするかのように視線を向けていき、ケビンが前を通る度にミンディたちはビクッと体を震わせて反応する。
「んー……ニッキーちゃんもいいよねぇ、ジュリアちゃんも捨てがたい。ミンディちゃんの気丈な振る舞いもそそるものがある……」
既にM字開脚で固定されてしまっているミンディたちは触手くんによって胸部鎧は外され服は破られて胸をさらけ出し、ショーツを脱がされたら秘部まで丸見えとなってしまい羞恥心と淫蕩で顔を赤く染め上げていた。
「君に決めた!」
「んひぃぃぃぃっ!」
「いいよ、いいよ、ルイーズちゃん! やっぱりエロエロな子は中もうねって最高だぜ!」
媚薬によって誰もが愛液を垂れ流しているのでケビンは容赦なく突き入れると、激しくパンパンと音を慣らしていく。
そして早くもケビンが達するとルイーズの中へ大量に注ぎ込んでいく。
「いぎゅうぅぅぅぅ――! 出しゃれてりゅ、出しゃれてりゅよぉ……あちゅいのドピュドピュかけりゃれてりゅのぉぉぉぉっ! ケビンしゃんごめんなしゃーい、レイプ魔に孕ましゃれちゃう!」
ビクビクと痙攣しては涎を垂れ流し、秘部からどっぷり白濁液を溢れ出し続けるルイーズの姿にケビンの愚息は治まることを知らない。
「ニッキーちゃんもいっちゃおう!」
「ひぎぃぃぃぃっ! パンパンしないでっス! 何も考えられなくなるっスよー!」
「いいよー快楽に身を任せるんだ!」
「あひゃあ! 奥にズンって……無理っス、これ無理っス!」
「受け取れ!」
「ああぁぁぁぁ――! ……ぁ……ぁ……ケビンさん、ごめんなさいっス……こんなに出されたらこいつの子を孕んじゃうっス……」
ルイーズ、ニッキーと立て続けに終わらせたケビンは、次の標的をジュリアへと定めて愚息を突き入れた。
「やめてぇぇぇぇっ! ジュリアの体はケビンさんのものなのぉぉぉぉっ!」
「そんなことを言いながら下のお口はじゅぷじゅぷと音を奏でて、嬉しそうに締めつけてくるじゃねぇか!」
「違うの、違うのぉぉぉぉっ! 媚薬のせいなの! ケビンさん以外ので気持ち良くならないんだからぁぁぁぁっ!」
「ほら、欲しがっている孕ませ汁だ、たっぷりと受け取れ!」
「いやぁぁぁぁっ! いぎだぐないのにイグぅぅぅぅ――! ……ぁ"……ぁ"……」
ジュリアの中へ大量に放出したケビンは、最後の1人となるミンディの元へ向かう。
「このような辱めを受けるなど屈辱……」
「そんなことを言ってもこれだけ濡らしてたら説得力はないぞ」
「貴様には絶対に屈しない!」
ケビンは威勢のいいミンディの膣へ指を入れて、聞こえるようにじゅぷじゅぷと音を鳴らす。
「んく……んっ……」
「あれぇ? 気持ち良くなってる?」
「そんなわけがあるか!」
強気で言い返してくるミンディのおかげでケビンの興奮は高まっていき、愚息をセッティングすると思い切り奥まで突き入れた。
「んほおぉぉぉおおおお!!」
容赦なくズンズンと奥を突き上げていくケビンのストロークに、ミンディは次第によがり狂わされていく。
「あ"っ、あ"っ……んんっ……おぎゅらめぇ……ズンズンしにゃいでぇ……」
「くくくっ……さっきまでの強気はどうした? 屈しないんじゃなかったのか?」
ケビンの言葉が耳に届いたのか、ミンディはキッとケビンを睨みつけると声を荒らげた。
「……私としたことが……くっ、殺せ! ひと思いに殺せ!」
「それは無理な相談だな」
そしてケビンが念願の“くっころ”が聞けたことにより激しく攻め立てていくと、ミンディはどんどんよがっていくのだった。
「あんっあんっ、んっ……おきゅぅ、おきゅをもっとちゅいてぇ……」
「ははっ、女騎士がとうとう堕ちたな! そんなに奥がいいのか?」
「いいのぉ、旦那しゃまにおきゅをちゅかれりゅのがしゅきなのぉ……愛してりゅ、愛してりゅの、旦那しゃまぁぁぁぁっ! いきゅうぅぅぅぅ――!」
「え……」
ケビンがノリノリでやっていたのに、ミンディから不意に“旦那様”と言われて腰の動きを止めてしまう。
「だんにゃしゃまぁ~もっと欲しいよぉ……」
「え……ちょっと待って……えっ!? 何で俺が旦那様なわけ? 俺は女騎士をいただきに来た男なんだけど……」
ケビンが動揺したせいか触手くんの拘束が緩み、ミンディはM字開脚にされたまま動かせそうな両腕をケビンの顔に伸ばすと、その動揺している顔を包み込んで語りかけるのだった。
「ふふっ、旦那様は詰めが甘いんですよ」
「え……どういうこと?」
「まず1つ目、ターニャを犯したときに「いつもより締まってる」って言いましたね? 初めて抱いているはずなのに」
ケビンはその時のことを思い出そうとするが、ノリノリで楽しんでいたためそのようなことを言った記憶が思い出せなかった。
「そして2つ目、ルイーズが最初に狙われた時にターニャがその名前を呼んで知り得たのはわかりますが、ターニャを犯したあとに私たちを値踏みしながら、ルイーズ以外の名前を呼びましたよね? あの時に知り得ていたのはルイーズだけで、他の私を含める3人の名前は知らないはずです」
「いや……皇帝様に事前に聞いていたから……」
もう既に化けの皮が剥がれているにも関わらず、ケビンは最後の抵抗と言わんばかりに逃げ道を模索しようとする。
「次に3つ目、私が旦那様とお呼びしたら反応しましたよね? 現在、動くのをやめられているのが確かなる証拠となります。そして最後の4つ目、犯し終えたあとのターニャたちをそのままにしていたらダメですよ。犯されたあとは泣いていたのに、そのあとは全く悲愴に暮れず蕩けた顔で旦那様を見続けているんですから」
ケビンはミンディの指摘通りにターニャたちへ視線を流していくと、確かに蕩けた顔でケビンを見ていたのだった。
「更におまけで付け加えるなら、私のおまんこは旦那様の形になっているのです。旦那様専用まんこですよ。そのおまんこにジャストフィットするおちんちんを持っているのは、世界ひろしといえど旦那様ただ1人だけです」
「……」
「ふふっ、悪事がバレて呆然とする旦那様はカワイイですね。私の“くっころ”はお気に召されましたでしょうか? あれを言って欲しくて今回のことを企てたのでしょう?」
「……ちょー興奮した……」
「カワイイ旦那様。あむ……にゅる、れろれろ、くちゅくちゅ……ん……じゅる、んく……はぁ……旦那様、そのままの姿で構いませんからいっぱい愛してくださいね。それと、ターニャたちもいっぱい愛してください。私の仲間を悲しませ泣かせた責任はいくら旦那様でも取ってもらいますよ」
「ああ、中出ししたら俺の変装は解けるから安心しろ。今回は俺の悪戯で泣かせちゃったからな。みんなをいっぱい愛してちゃんと孕ませる」
「それでは私に先ずは中出ししてください。このニョロニョロのせいでずっとおまんこが疼いているんですよ。恥ずかしい格好にもされちゃいましたし、早く騎士まんこをレイプちんぽでズコバコして、孕ませ汁をたっぷり注ぎ込んでくださいね」
「任せろ!」
「んはぁっ、レイプちんぽきたぁ……もっと奥をジュポジュポしてぇ。おちんちん伸ばして子宮もレイプしてぇ!」
ケビンはバレてしまったものは仕方がないとして、開き直ってミンディへパンパンしては望み通りに愚息を伸ばして子宮口を貫いていく。
「んほおぉぉぉおおおお!! おぎゅ、おぎゅにきだぁ! 子宮が犯されちゃってるのぉ! これがほじがっだのぉ!」
「くっ、出すぞ!」
「だじでぇ! じぎゅうにちょぐぜつだじでぇ! ぽっこりおながにじでぇぇぇぇっ!」
「出る!」
「いぎゅうぅぅぅぅ――! ……ぉ……ぉ……子宮の壁にドピュドピュかけりゃれてりゅ……ああっ、卵まで犯されりゅ……孕ませ種が卵を犯してりゅよぉ……」
激しく犯されるのが好きなミンディは望み通りに犯されて満足がいったようで、口から涎を垂らしながらアヘ顔を披露してビクンビクンと体を震わせていた。
その後ケビンは触手くんからM字開脚させられたままのターニャたちを次々と抱いていき、ターニャたちが望んでいた妊娠をさせて朝までノンストップで続けていくのであった。
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贅沢な暮らしなんてどうでもよく、近くにいる女性を幸せにしたいと願っているのだ。
そんな隙だらけの男を、知り合った女性は見逃さない。
家で監禁しようとする危険な女性や子作りにしか興味のない女性などと、表面上は穏やかな生活をしつつ、一緒に冒険者として活躍する日々が始まった。
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