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第13章 出会いと別れ
第399話 拠点確保
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ターニャたちの挨拶が終わって荷物を纏めたらケビンの所へ再び戻ってきたので、荷物類はケビンが【無限収納】の中へ回収すると女性たちを引き連れてライル大公たちへ別れを告げて城をあとにした。
それから全員でゾロゾロと城下を歩いていると、ターニャがケビンへと話しかける。
「ケビン君、どこに行くの?」
「とりあえず服屋に向かう。ターニャさんたちは着替えてるし予備服は持ってるだろうけど、イルゼさんたちは今着ている服しかないからね」
「そういえばそうだね」
「ところでターニャさんはその喋り方で通すの?」
「ケビン君はどっちの私が好き?」
「どっちというより、ターニャさん自身が好きだから喋り方で好き嫌いは区別しないよ」
「……もうっ、不意打ちはダメだよ。ドキドキするじゃない」
「騎士の時はどうだったの?」
「以前の喋り方だよ。もう4班のみんなにはバレちゃってるけど」
「へぇー久しぶりに聞きたいな」
「わかったわ。ん、んんっ、洋服店へ向かうならオススメの店へご案内しますわ」
「ターニャさんのオススメなら間違いないだろうね」
「おだてても何もありませんわよ」
それからケビンたちはターニャがオススメする洋服店へと赴きイルゼたちの衣服を取り揃えようとするのだが、あまりの高級さにイルゼたちは二の足を踏んでしまってオドオドとしてしまう。
そのようなイルゼたちへケビンが「値段を気にせず選んでいい」と伝えて、ターニャたちへもプレゼントするから好きなのを選ぶように伝えるとターニャたちはイルゼたちを捕まえて色々と服を見て回るのだった。
その間にケビンは店員を呼んでプリモやロナに似合う服を見繕ってもらうと、キャッキャはしゃいでいる女性たちを眺めながらプリモとお喋りをして時間を潰していく。
少ししてからお喋りをしていたケビンの元へ女性たちが姿を現して試着した服を見せていき、ケビンの感想を元にどれを買うか決めていた。
ケビンはそのような女性たちのファッションショーを見ながら、服が変われば雰囲気も変わるもんだなと感想を抱くのである。
時間が経っても中々決めきれない女性たちに待ちくたびれてしまったケビンは、女性たちの悩んでいる服を全て買い取って大人買いすると支払いは商業ギルドのカードで済ませて荷物を回収したら店をあとにする。
「ケビン君、冒険者ギルドのカードは使いませんの?」
「あっちはブラックカードだからね。一々騒ぎ立てられて面倒なんだよ」
「それにしても商業ギルドのカードはプラチナですのね。お店が繁盛しているようで良かったですわ」
「商人は趣味で儲けは二の次だけど、従業員が頑張ってるから自然と売上が伸びちゃうんだ」
それからケビンたちは王都から外へ出て人気のない所へ向かうと、実家へ向けて転移で移動するのだった。
実家についたケビンはみんなを引き連れてリビングへ向かいサラへ帰ってきたことを伝えると、懐かしい顔を見つけたサラがターニャへ話しかける。
「久しぶりねターニャちゃん。懐かしいわ」
「お久しぶりですわ、サラ様」
「すっかり大人の顔つきになったのね、もう“ちゃん”付けはできないわね」
「いえ、サラ様のお好きに呼ばれて構いませんわ」
サラとターニャが話し込んでいると、手持ち無沙汰なプリモが目ざとく動く物体を見つけてしまう。
「お兄ちゃん、何かいる!」
「ああ、あれはうさぎだよ」
「うさぎ!? ってなに?」
「小動物だよ。呼んだら来ると思うよ」
「うさぎさん!」
プリモの呼びかけに反応した白うさぎ(サラ)と黒うさぎ(ケビン)が、プリモの足元へぴょんぴょんと近づいてくる。
「うさぎさんきた! お母さん、うさぎさんきたよ!」
「プ、プリモ、お願いだから静かにしてて」
ケビンの実家ではしゃぐプリモに対してヒラリーは気が気ではないのだが、ケビンが制止してプリモのしたいようにさせるのだった。
その後ケビンはサラへ敷地内の一部を借りることを伝えた。
「お父さんには伝えておくわね」
みんなを連れ立って外に出たケビンは適度にスペースがある場所を見つけると、そこへ久々の登場となる携帯ハウスを設置するのだった。
「「「「「えっ!?」」」」」
「「「「……」」」」
「おうちでたー!」
ケビンの非常識ぶりを目の当たりにした騎士組は、目を擦ると2度見では終わらず何度も確認してはお互いに頬を抓っている。
そして村人組はもはや思考することを放棄して口が開いたままポカンとしていたが、非常識がわからないプリモだけは目の前に現れた家に喜ぶのである。
「さぁ、しばらくはここで生活するから中へ入って」
「わーい!」
動じていないプリモはケビンの言葉に従うと、ドアを開け放って中へと消えていく。
「ひろーい!」
家の中から聞こえてくるプリモの声に再起動を果たしたターニャが、ケビンへ近づいて声をかける。
「ケビン君……どうして家が出てきますの? いえ、そもそも家を持ち歩く人なんていませんわ。ケビン君の【アイテムボックス】はどうなっていますの!?」
「あれ、言ってなかった? 俺のは【無限収納】だから容量無制限」
「ゆ「違うからっ!」」
相変わらずスキルを教えると言われてしまう言葉を阻止したケビンは、呆然としている女性たちを引き連れて家の中へと入っていく。
家の中では先に入ってたプリモが駆け回って彼方此方探検をしている中で、ケビンは女性たちを座らせるとお茶を提供した。
「さっきも言った通りであと4日くらいはここに滞在するから」
「何かありますの?」
「イルゼさんたちは城で教えたから知っているけど、実は――」
ケビンが騎士組へソフィーリアの罰によって1週間は帝城に帰れない理由を伝えると、騎士組はその内容に恐れおののくのだった。
「ケ、ケビン君……もしかして昨日のでは全然足りなかったんですの?」
「これはちょっと頑張らないといけませんね」
「ヤバいっス……」
「エッチだねー」
「体……持つかな……」
「私たちも頑張りましょう」
「いざとなったらプリモも参加させて……親子丼プレイというのも……」
「ヒラリーさんがおかしくなってる……」
「お姉ちゃん……そう言うけど私たち姉妹丼経験者だよ……」
その場の雰囲気が如何にケビンを満足させるかの話し合いに発展していき、ヒラリーの暴走している姿を見てしまったヒルダが戦慄するがギアナがそのような姉へ冷静にツッコミを入れる。
そのようなところへ探検の終わったプリモがやってきたのでケビンはジュースとお菓子を上げて大人しくさせると、ターニャたちへ指輪を渡して更にその場が混沌と化すのである。
「これって……」
指輪をはめられた女性たちは唖然としてしまい放心するが、ケビンは自分の方針を伝えて女性たちを嫁の一員としたのだった。
「騎士組は帝城に戻ったら以前のように騎士として働いてもらうから」
「騎士……?」
「そう、今まで必要なかったから帝都に関しては衛兵しかいないんだけどね、ちょっと帝城付の衛兵隊だけでは護衛に手が回らなくなりそうだったからちょうど良かったよ」
「また騎士として働けますの?」
「そうだね。ターニャさんたちさえ良ければだけど。今更男の騎士を城の中へ入れるわけにもいかないから、アリシテア王国と一緒で女性騎士団という形になるけど」
「わかりましたわ」
「それじゃあ第4班の役職をそのままで移行して、ターニャさんが騎士団長でミンディさんが副団長だから」
「拝命致しますわ」
「了解しました」
ターニャたちの騎士就任が簡易的に終わると、モジモジとしながら上目遣いでターニャがケビンを見つめる。
「どうしたの? その姿はそそられるんだけど」
「あ、あのね、ケビン君……奥さんになったから呼び捨てにして欲しいなって……」
「わかったよ。ターニャ」
「きゃっ」
自分で要望しておきながらいざ呼び捨てにされると、ターニャは顔を赤らめて両手で覆ってしまうのだった。
「ミンディも呼び捨てでいい?」
「は、はい……旦那様……」
年上で“さん”付けされていた騎士2人が成功すると、残る年上組のイルゼとヒラリーもケビンへ呼び捨てにされることを願いだす。
「イルゼ、ヒラリー。これからもよろしくな」
「はい、あなた……」
「あなた、ずっとお傍に……」
それから女性たちへ家の中をひと通り案内したら小部屋をロナとプリモの部屋にして、大人たちはケビンの寝室を使うことにした。
ケビンは人数が人数なので食事は実家で摂らずに携帯ハウスで摂ることに決めたら、料理は女性たちが持ち回りで作ることを決めてケビンへ手料理を振る舞うのだった。
こうしてケビンは新たな嫁と子供に囲まれて、罰の期間が過ぎるまでは実家の敷地で生活するのであった。
それから全員でゾロゾロと城下を歩いていると、ターニャがケビンへと話しかける。
「ケビン君、どこに行くの?」
「とりあえず服屋に向かう。ターニャさんたちは着替えてるし予備服は持ってるだろうけど、イルゼさんたちは今着ている服しかないからね」
「そういえばそうだね」
「ところでターニャさんはその喋り方で通すの?」
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「……もうっ、不意打ちはダメだよ。ドキドキするじゃない」
「騎士の時はどうだったの?」
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それからケビンたちはターニャがオススメする洋服店へと赴きイルゼたちの衣服を取り揃えようとするのだが、あまりの高級さにイルゼたちは二の足を踏んでしまってオドオドとしてしまう。
そのようなイルゼたちへケビンが「値段を気にせず選んでいい」と伝えて、ターニャたちへもプレゼントするから好きなのを選ぶように伝えるとターニャたちはイルゼたちを捕まえて色々と服を見て回るのだった。
その間にケビンは店員を呼んでプリモやロナに似合う服を見繕ってもらうと、キャッキャはしゃいでいる女性たちを眺めながらプリモとお喋りをして時間を潰していく。
少ししてからお喋りをしていたケビンの元へ女性たちが姿を現して試着した服を見せていき、ケビンの感想を元にどれを買うか決めていた。
ケビンはそのような女性たちのファッションショーを見ながら、服が変われば雰囲気も変わるもんだなと感想を抱くのである。
時間が経っても中々決めきれない女性たちに待ちくたびれてしまったケビンは、女性たちの悩んでいる服を全て買い取って大人買いすると支払いは商業ギルドのカードで済ませて荷物を回収したら店をあとにする。
「ケビン君、冒険者ギルドのカードは使いませんの?」
「あっちはブラックカードだからね。一々騒ぎ立てられて面倒なんだよ」
「それにしても商業ギルドのカードはプラチナですのね。お店が繁盛しているようで良かったですわ」
「商人は趣味で儲けは二の次だけど、従業員が頑張ってるから自然と売上が伸びちゃうんだ」
それからケビンたちは王都から外へ出て人気のない所へ向かうと、実家へ向けて転移で移動するのだった。
実家についたケビンはみんなを引き連れてリビングへ向かいサラへ帰ってきたことを伝えると、懐かしい顔を見つけたサラがターニャへ話しかける。
「久しぶりねターニャちゃん。懐かしいわ」
「お久しぶりですわ、サラ様」
「すっかり大人の顔つきになったのね、もう“ちゃん”付けはできないわね」
「いえ、サラ様のお好きに呼ばれて構いませんわ」
サラとターニャが話し込んでいると、手持ち無沙汰なプリモが目ざとく動く物体を見つけてしまう。
「お兄ちゃん、何かいる!」
「ああ、あれはうさぎだよ」
「うさぎ!? ってなに?」
「小動物だよ。呼んだら来ると思うよ」
「うさぎさん!」
プリモの呼びかけに反応した白うさぎ(サラ)と黒うさぎ(ケビン)が、プリモの足元へぴょんぴょんと近づいてくる。
「うさぎさんきた! お母さん、うさぎさんきたよ!」
「プ、プリモ、お願いだから静かにしてて」
ケビンの実家ではしゃぐプリモに対してヒラリーは気が気ではないのだが、ケビンが制止してプリモのしたいようにさせるのだった。
その後ケビンはサラへ敷地内の一部を借りることを伝えた。
「お父さんには伝えておくわね」
みんなを連れ立って外に出たケビンは適度にスペースがある場所を見つけると、そこへ久々の登場となる携帯ハウスを設置するのだった。
「「「「「えっ!?」」」」」
「「「「……」」」」
「おうちでたー!」
ケビンの非常識ぶりを目の当たりにした騎士組は、目を擦ると2度見では終わらず何度も確認してはお互いに頬を抓っている。
そして村人組はもはや思考することを放棄して口が開いたままポカンとしていたが、非常識がわからないプリモだけは目の前に現れた家に喜ぶのである。
「さぁ、しばらくはここで生活するから中へ入って」
「わーい!」
動じていないプリモはケビンの言葉に従うと、ドアを開け放って中へと消えていく。
「ひろーい!」
家の中から聞こえてくるプリモの声に再起動を果たしたターニャが、ケビンへ近づいて声をかける。
「ケビン君……どうして家が出てきますの? いえ、そもそも家を持ち歩く人なんていませんわ。ケビン君の【アイテムボックス】はどうなっていますの!?」
「あれ、言ってなかった? 俺のは【無限収納】だから容量無制限」
「ゆ「違うからっ!」」
相変わらずスキルを教えると言われてしまう言葉を阻止したケビンは、呆然としている女性たちを引き連れて家の中へと入っていく。
家の中では先に入ってたプリモが駆け回って彼方此方探検をしている中で、ケビンは女性たちを座らせるとお茶を提供した。
「さっきも言った通りであと4日くらいはここに滞在するから」
「何かありますの?」
「イルゼさんたちは城で教えたから知っているけど、実は――」
ケビンが騎士組へソフィーリアの罰によって1週間は帝城に帰れない理由を伝えると、騎士組はその内容に恐れおののくのだった。
「ケ、ケビン君……もしかして昨日のでは全然足りなかったんですの?」
「これはちょっと頑張らないといけませんね」
「ヤバいっス……」
「エッチだねー」
「体……持つかな……」
「私たちも頑張りましょう」
「いざとなったらプリモも参加させて……親子丼プレイというのも……」
「ヒラリーさんがおかしくなってる……」
「お姉ちゃん……そう言うけど私たち姉妹丼経験者だよ……」
その場の雰囲気が如何にケビンを満足させるかの話し合いに発展していき、ヒラリーの暴走している姿を見てしまったヒルダが戦慄するがギアナがそのような姉へ冷静にツッコミを入れる。
そのようなところへ探検の終わったプリモがやってきたのでケビンはジュースとお菓子を上げて大人しくさせると、ターニャたちへ指輪を渡して更にその場が混沌と化すのである。
「これって……」
指輪をはめられた女性たちは唖然としてしまい放心するが、ケビンは自分の方針を伝えて女性たちを嫁の一員としたのだった。
「騎士組は帝城に戻ったら以前のように騎士として働いてもらうから」
「騎士……?」
「そう、今まで必要なかったから帝都に関しては衛兵しかいないんだけどね、ちょっと帝城付の衛兵隊だけでは護衛に手が回らなくなりそうだったからちょうど良かったよ」
「また騎士として働けますの?」
「そうだね。ターニャさんたちさえ良ければだけど。今更男の騎士を城の中へ入れるわけにもいかないから、アリシテア王国と一緒で女性騎士団という形になるけど」
「わかりましたわ」
「それじゃあ第4班の役職をそのままで移行して、ターニャさんが騎士団長でミンディさんが副団長だから」
「拝命致しますわ」
「了解しました」
ターニャたちの騎士就任が簡易的に終わると、モジモジとしながら上目遣いでターニャがケビンを見つめる。
「どうしたの? その姿はそそられるんだけど」
「あ、あのね、ケビン君……奥さんになったから呼び捨てにして欲しいなって……」
「わかったよ。ターニャ」
「きゃっ」
自分で要望しておきながらいざ呼び捨てにされると、ターニャは顔を赤らめて両手で覆ってしまうのだった。
「ミンディも呼び捨てでいい?」
「は、はい……旦那様……」
年上で“さん”付けされていた騎士2人が成功すると、残る年上組のイルゼとヒラリーもケビンへ呼び捨てにされることを願いだす。
「イルゼ、ヒラリー。これからもよろしくな」
「はい、あなた……」
「あなた、ずっとお傍に……」
それから女性たちへ家の中をひと通り案内したら小部屋をロナとプリモの部屋にして、大人たちはケビンの寝室を使うことにした。
ケビンは人数が人数なので食事は実家で摂らずに携帯ハウスで摂ることに決めたら、料理は女性たちが持ち回りで作ることを決めてケビンへ手料理を振る舞うのだった。
こうしてケビンは新たな嫁と子供に囲まれて、罰の期間が過ぎるまでは実家の敷地で生活するのであった。
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