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第12章 イグドラ亜人集合国

第385話 監督は大忙しR

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 ケビンは後ろ髪を引かれる思いでリリアナから離れると、残りの3人を見渡した時にポカーンといった表情で見られていたのだった。

「いきなりラブラブ展開とかありえなくない?」
「誰得って感じっしょ」
「ってゆーか、うちらモブじゃね?」

「よし、下から順に攻略していくか。アリエル、容赦はしないからな」

「「「ひぃぃぃぃっ!」」」

 ラブラブセックスを見せつけられていた3人は今が勝負中であることを思い出して、未だ復活をしないリーダーの哀れな姿が視界に入ると戦慄するのである。

 そしてケビンはアリエル、グレースと順番に攻略してアヘらせると、オリアナが戦々恐々としながら無駄な足掻きを始めるのだった。

「ケ、ケビっち……あたしってリリアナの姉だから当然優しくしてくれるっしょ?」

「は? お前、リリアナの姉なの?」

「名前からして似てるから当然じゃん」

「リリアナは初めてを無理やり奪われたって言ってたけど、お前は何してたの?」

「その時はあたしも他の男を相手にしてたってゆーか、乱交パーティー中だから気づかなかったってゆーか、幾つになっても処女とかって恥っしょ? だからリリアナを連れて行って女にするために参加させたわけじゃん? まぁ、姉としての優しさっつーか、むしろあたしって優しくね?」

「ギルティ」

 オリアナの言葉に対してケビンが下した判決は有罪であった。そして無遠慮に愚息をオリアナの中へと突き入れる。

「ひぎぃぃぃぃっ!」

「姉なら姉らしく妹を守れよ、なにヤリチンどもにレイプさせてんだ!」

「ひぐっ……がっ……あ"っ!」

「何言ってるのかわかんねぇよ!」

「おぐゅ……おぐゅに突き刺さってりゅ……」

「そんなの知るか!」

 パンパンと遠慮なしに腰を振るケビンの攻めで、オリアナは既に潮を吹き出しながら絶頂を繰り返していた。

「あひゅ……あひゅ……」

 やがて涎を垂れ流してビクビク痙攣させているオリアナをポイッとしたら、ケビンはリリアナの所へ戻って優しく抱くのだった。

「お待たせ、リリアナ」

「ケビっち、鬼畜だね」

「こんな俺は嫌か?」

「嫌じゃないよ。もうケビっち以外考えられないほど好きになっちゃったから、どんなケビっちでも受け入れるよ」

「そうか……それなら次は俺の子種を受け入れてくれ」

「うん。ケビっちのザーメンミルクをいっぱい私の中へ注いでね。ハーフの赤ちゃん産んで育てるから」

「純血種じゃなくていいのか?」

「ハーフがいいの。ケビっちとの愛の結晶だから、将来はその子にいっぱい愛してもらったから生まれたのよってお話してあげるの」

「リリアナ!」

「ケビっち!」

 それからケビンはリリアナの中へたっぷりと注いで、魔法というチートっぷりで見事に孕ませるのである。

「リリアナ、これをやるよ」

「え……うそ……」

 ピロートークに入ったケビンはリリアナへ指輪をはめて効果を説明すると、リリアナは瞳に涙を浮かべてケビンへお礼のキスをするのだった。

「本当は子供だけが欲しいって聞いてたからあげる予定はなかったんだけど、リリアナのことは手放したくなかったんだ。他の男と後になって結婚したとか聞かされたら奪いに行きそうになるからね」

「嬉しい……嬉しいよ、ケビっち……私、こんなんだから結婚は諦めてたの。でも赤ちゃんだけは欲しいって思ってて。だからといって体目的のヤリチンどもの赤ちゃんは産みたくなくて避妊してたんだけど、今回代表からの話でケビっちのことを聞いて参加することにしたんだ。最初はヤリチンどもと一緒の考えで気にせず中出ししたいだけのクズかと思ってたけど、抱かれた代表がとっても幸せそうにしてたから勇気を出したの」

「そうか……」

「ケビっち……リーダーたちはどうするの?」

「ん、まぁ今からお仕置きだな」

「え……今までのってお仕置きじゃなかったの?」

 リリアナはケビンが散々相手が絶頂しているのにも関わらず、聞こえてないふりや勘違いをしているふりをして絶頂させ続けていたのを見ていたので、アレがお仕置きだったのだろうと勝手に解釈していたがここにきてお仕置きを開始すると言ったケビンに対して戦慄を覚えて、ブルっと体を震わせるのである。

 そしてリリアナから離れたケビンはリーダーであるキキの元へ向かった。

「ケビっち……もう無理だからぁ……」

「は? 何言ってんだ? リーダーなら他の子にリーダーらしい所を見せるべきだろ」

「もうやだぁ……リーダー辞めるぅ……」

「ったく、しょうがねぇやつだな。お仕置きは趣向を変えてみるか」

 ケビンはリリアナ以外のへばっている4人に対して回復魔法で正気に戻すと、以前に作った自作の魔導撮影機を取り出したり衣装を作ったりしてリーダーたちへ説明するのだった。

「私らも乱交とかならしたことあるけど……」
「ケビっち……さすがにそれは……」
「ヤバいっしょ……」
「ケビっち、マジパネェ……」

「つべこべ言わずにやるんだよ。これは敗者への罰だ」

 ケビンの有無を言わせない気迫にキキたちも断念して、ケビンの用意したブレザーを着るとベッドへ再び上がってくるのだった。

「よーい、アクション!」

 いつの間に作ったのか意味不明だが、監督になりきったケビンはカチンコを鳴らすと撮影機を回し始めた。

「えぇーと、私の名前はキキって言います。歳は18歳です。趣味はナンパ待ちすることです」

「へぇーキキちゃんっていうんだぁ、趣味がナンパ待ちって遊んでるねぇ。それに大人びててとても18歳には見えないなぁ」

「本当の年齢は乙女の秘密です」

「キキちゃんってコギャルだよねぇ? いつもはそんな喋り方しないよねぇ、本当は違うんでしょ?」

「も~、私だって普通に喋れるんですよ」

「肌が焼けてるのは日サロにでも行ったのかな? 髪も銀髪だよねぇ、瞳はカラコンかな?」

「肌はぁ“ひさろ”? に行って焼いてぇ、髪は染めたの。瞳は“からこん”? だよ」

「ふーん、じゃあ次はスリーサイズを言ってみようか?」

「えぇー恥ずかしいよぉ……でも~監督さんになら教えちゃおうかな。キキのスリーサイズはぁ、上から88-56-88のEカップだよ。ちなみに身長は168cmです」

「へぇー大きいねぇ。ちょっと服を捲ってみようか?」

 監督の言葉に対してキキは頬を染めながらも、少しずつブラウスを上げていくのだった。そして下着が見えたところでキキはそのまま保持した。

「うぅぅ……恥ずかしいよぉ……」

 そのようなキキに対して監督がにじり寄るとキキへ声をかける。

「大きいねぇ。触ってもいいかな?」

「えぇーダメだよぉ。見せるだけって約束だったじゃん」

「少しだけ、指先でツンツンするだけだから。先っちょ、先っちょだけだよ」

「う~……先っちょだけだよ?」

 キキから言質を取った監督は、指先でたわわな胸を押してみては感触を楽しんでいく。

「ん……ぁ……」

「柔らかいねぇ。これは実にいい!」

 執拗にツンツンしていた監督はいつの間にかその胸を揉みしだいていた。

「んはぁ、ダメぇ……ツンツンだけって言ったのにぃ……」

「本当は触って欲しかったんでしょ?」

「違うも~ん……あんっ……んん……」

 ひとしきり胸を堪能した監督は次のステップへと進んでいく。

「キキちゃん、脚を開いて見せて」

「ムリだよぉ……」

「見せてくれるって約束だよね?」

「うぅぅ……」

 監督から言われてしまったキキは、アヒル座りから脚を立てていくと少しずつ広げていくのだった。

「あれあれぇ? キキちゃん、ここの色が変わってるのはどうしてかなぁ?」

「知らない、そんなこと知らない」

「ほんとに~?」

 監督がキキへ尋ねながらも、濡れてしまったその部分を指でなぞっていく。

「ひゃんっ! ダメ……触っちゃダメぇ……」

「だってキキちゃんが知らないって言うからさぁ、病気になってないか確かめないといけないだろ? ほら、どんどん染みが広がっていくよ?」

「んっ……はぁ……違う、違うのぉ病気じゃないからぁ……んん、ああっ、あっ、イクッ――!」

 ビクンと体を震わせて絶頂したキキが余韻に浸っていると、監督は立ち上がるといきり立つ愚息をキキの目の前へ差し出す。

「ほら、見てごらん。キキちゃんでこうなったんだよ」

「す……凄い大きい……」

「舐めてみようか?」

「……うん……」

 1度達してぽやーっとした頭では正常な判断ができず好奇心に勝てなかったのか、おずおずと舌を出してはペロッと監督の愚息を舐め始めた。

「んちゅ、ぺろぺろ、ちゅっちゅ……」

「いいよー今度は咥えてみよう」

「はむぅ……ジュポジュポ……んふぅ、れろれろ、じゅる……」

 キキの両手は自然と愚息を離したくないと本能で感じているのか、立っている監督の腰へ手を回して頭だけ動かしながら愚息を味わっていた。

「うっ……そろそろ出すからね。ちゃんと全部受け止めるんだよ?」

「ひゃっ、ひゃふの!? みゃっ、みゃって!」

 監督は撮影機を持っていない手でキキの頭を固定させると、容赦なくストロークを開始して思いの丈を吐き出した。

「んんー! んー!」

 やがて全てを出しきった監督が愚息を抜き取るとキキへ声をかける。

「ふぅー……キキちゃん、吐き出したらダメだからね。そのまま口に溜めているものをこっちに見せるんだ」

「んぁー」

 監督へ向けてキキが口を開いたら、その中はドロドロとした白濁液が大量に保持されていた。

「舌を動かして味わってごらん」

「ねちゃ、ねちゃ、ぬちゃ……」

「ちゃんとできたご褒美に味わいながら飲んでいいよ。飲んだらまた口の中を見せてね」

「あむ……ゴク……ゴク……んはぁ……あー……」

 再びキキが監督へ口の中を見せると綺麗に飲みきったようで白濁液はなくなっていて、舌を動かしてはちゃんと飲めたことをアピールする。

「さて、次はキキちゃんの下のお口を味わおうかな」

「ダ、ダメ……それは話が違うよ。そこまではしないって言ってたのに……」

「本当にその話を信じてたの? 期待してたんじゃないかなぁ、男の部屋に連れ込まれたんだよ?」

「そ……それは……」

「本当にしなくてもいいの? ここはもうぐちょぐちょだよ?」

 監督はキキのショーツをずらすと勝手に指を入れて弄ぶのだった。

「んっ……あっ……や、やめて……ダメ……」

「んー……ごめん、我慢できない」

 それだけ言うと監督はキキのショーツをサクッと脱がせて愚息を突き入れてしまい、その行為に対するキキの反応は痛みを感じていて絶叫を挙げてしまう。

「ひぎぃぃぃぃっ!」

「ブラウスのボタンも外しておっぱいを出そうねー」

 キキのことはお構いなしに監督はブラウスの前をはだけさせると、ブラを押し上げてたわわな胸を晒してしまう。

「うーん、いい画が撮れてるねぇ」

「痛いっ、痛いよ、監督さん!」

「そりゃあ初めてはみんな痛いもんだよ」

 何を隠そう、監督は本人には伝えずキキの体を経験前に戻して初めてを奪う企画にしていたのだった。それを伝えられていないキキは混乱に拍車がかかる。

「ちゃーんと、卒業した証を撮ってるから心配しなくてもいいよー」

「な、何で……痛い、痛いよぉ……動かないでぇ……」

「こんなキツキツまんこで動かないだなんて無理な相談だね」

「ひぐっ……ゔっ……」

 しばらくストロークを続けていた監督だったが次第に滑りがよくなってきて、それを証明するかのようにキキも嬌声を挙げていく。

「ふあ、あっ、あんっ……監督さん、気持ちよく……なってきた……おかしいの、初めてなのに気持ちいいなんて……」

「いやぁ……初めてで感じちゃうなんてキキちゃんは淫乱さんなのかな?」

「ち、違うよぉ……あんっ、あんっ、んん……淫乱じゃないもん……」

 そして監督がストロークを強めていくと、喘いでいたキキに絶頂の波が押し寄せてくる。

「くる……きちゃう……あっ、あっ、んっ……イクッ――!」

「キキちゃんだけイクなんてズルいなぁ。俺もそろそろイクからこのまま出すね」

「……え!? ダ、ダメ、それだけはダメ! 外に、外に出して! ああっ、そんなに突かないで、またいっちゃう……」

「えぇーこのまま出した方が気持ちよくていい画も撮れるんだけどなぁ」

「ダメなの! 今日は危険日だから妊娠しちゃう!」

「ほほぉ……処女まんこに危険日中出しですか……これはまたとない機会だねぇ」

「い、いや、いやあぁぁぁぁっ……膨らんでる、中で膨らんでるぅぅ、お願いだから外に出してぇぇ……あっ、あっ……イク、イク……イッ……え……?」

 キキの絶頂がすぐそこまできていたというのに監督がストロークを止めたことで、波が引いていくような感じで快感も同じく引いていくのだった。

「どうして……」

「んー、だって中で出しちゃダメなんでしょ? だから動くのを止めたんだよ」

「でも……イク時に外へ出せば……」

「俺は中でイキたいんだけどなぁ」

 監督は追い討ちをかけるかのように弱めのストロークを始めて、困惑しているキキを追い込んでいく。

 中途半端に刺激されているキキは強い快感を求めて自ら気づかぬうちに腰を動かしていたが、それを見越した監督は動きを止めて更に追い込むのだった。

「キキちゃんがどうするか決めていいよ。中に出していいならイカせてあげる、それがダメならここまでで終わりにしよう」

 未だ中でビクビクと脈打つ愚息が微妙に快感をキキへ与えて、それを受けているキキは次第に逡巡し始めて思考は快楽へ傾きつつあった。

「……出して! 中で出していいから私をイカせて!」

「嫌だ」

「……え?」

 せっかくの決意を口にしたキキであったが、無情にも返ってきたのは“嫌だ”という監督の拒否である。これにはキキも唖然とする他ない。

「ど、どうして……?」

「セリフがダメだな。キキちゃんはお願いする立場だろ? それなのにお願いの仕方がなってない」

「……だ、出してください。私をイカせてください」

「まだダメだ、エロさが足りない。そんなんじゃ俺のやる気は起こらないし、萎んでいくだろうね」

 監督はキキを追い詰めるためにスキルを使うと、実際にサイズを小さくしていくのだった。それを中で感じ取っているキキは焦燥感に満たされていく。

「……わ、私の淫らな処女まんこに……危険日処女まんこに孕ませ中出しをキメて妊娠させてぇ!」

「合格!」

 その言葉と同時に元のサイズへ戻した監督は、これでもかと言うほど激しく突き立ててストロークを再開させた。

「ああっ、いい、いいの! これが欲しかったのぉ!」

 恥ずかしいセリフを言ってしまったためか、キキの羞恥心はどこかへ行ってしまったようで嬌声を挙げながらよがり続けていく。

「もっと、もっと突いて、監督さんの孕ませ汁をいっぱいキキの危険日処女まんこに注ぎ込んでぇ!」

「おう、任せろ!」

「イク、いっちゃう……監督さんイッてもいいですか?」

「いつでも好きなだけイッていいぞ」

「はい、キキいっちゃいます。あんっ、あんっ、監督さんの極太孕ませ棒でいっちゃう……んあっ、あんっ、あっ、あっ、イッ……イクッ――!」

「そろそろ出すぞ」

「いっぱい、いっぱいください……また、いっちゃう、んんっ――! あっ、あっ……イクッ――! イクの止まんないのぉ……監督さん早くぅ、早くちょうだい!」

「くっ、出る!」

 監督は今まで我慢してきた分を注ぎ込むかのように、大量の白濁液をキキの中へと注入していく。

「イックぅぅぅぅ――! ……あ"……あ"……出されてイクなんて初めてぇ……」

 それからも抜かずに監督から攻め立てられたキキは呂律が回らないほど快感に溺れてしまい、満足した監督は最後のシーンを撮り始めるのだった。

「はーい、キキちゃん最後のセリフを言ってみようか?」

 監督から声をかけられたキキは両脚をそれぞれの腕で抱え込むと、ドロドロとした白濁液を秘部から大量に垂れ流すのを見せつけてダブルピースを決めると口を開いた。

「アヘへ……監督しゃんの孕ませみりゅくを~危険日処女まんこにいっぱい出してもらいましたぁ……これ、じぇったい孕んでりゅのぉ~これからはぁ監督しゃんの立派なめしゅどれいとしていちゅでもどこでもおまんこ開きましゅ。キキの危険日処女まんこは今から監督しゃん専用のおまんこになりましたぁ~監督しゃん……じゃなくてぇ、ごしゅじんしゃま、これからもキキを可愛がってね。えへへー」

「カットぉぉぉぉっ!」

 最後の締めと言わんばかりにカチンコを鳴らした監督は、蕩けているキキの演技を絶賛するのだった。

「キキ、初めてにしては素晴らしかった! 大女優になれるぞ!」

「ふにゅ~……ケビっちぃもっと中出ししてぇ……キキのおまんこは処女をあげちゃったしもうケビっち専用だよぉ……セフレとも縁を切るからキキのおまんこにケビっちの肉棒を入れてぇ……」

「まだまだメンバーが残ってるからな。それが終わるまでゆっくり休んでろ」

「ケビっち焦らすの上手すぎだよぉ」

 キキの撮影が終わるとケビンは次々と他のメンバーの撮影に取りかかっては、一生懸命に撮影機を回していく。

「私の名前はオリアナって言います。歳は18歳で現在彼氏募集中です。身長は165cmでスリーサイズが上から85-57-84のDカップだよ」

 オリアナの撮影が始まると、最後には恒例?のダブルピースを決めてセリフを口にする。

「アヘ……アヘへ……ごしゅじんしゃまぁ、オリアナのおまんこがごしゅじんしゃましぇんようになっちゃったぁ……孕んでりゅけどもっと中出ししてぇ……」

 ちょっとおかしくなったオリアナが終われば、次はグレースの出番である。

「私の名前はグレースって言います。歳は17歳で彼氏とラブラブ中です。身長は163cmでスリーサイズが上から83-56-83のCカップだよ」

 そしてグレースも他と変わらずダブルピースを決めると、締めのセリフを口にする。

「モブくんごめんねぇ……私の処女は監督さんに奪われちゃいましたぁ。しかもいっぱい中出しされたから絶対孕んでるのぉ。これからはぁ監督さん改めご主人様にご奉仕するからあなたとは別れるねぇ。私はぁご主人様専用の肉便器になりましたぁ。きゃはっ」

 若干凄いことを口走っているグレースが終わると、アリエルが待ってましたと言わんばかりに撮影へ臨んだ。

「私の名前はアリエルと言いますの。歳は17歳で貴族のお嬢様ですけれど、社会勉強として本日は撮影に参加しましたの。身長は162cmでスリーサイズが上から82-56-82のCカップとなります。これって言う必要がありますの?」

「立派な貴族令嬢となるため、そういうとこからお勉強しないとね」

 そして相も変わらずアリエルもダブルピースでセリフを口にする。

「うっ……ぐずっ……ただの撮影って言ってましたのに……酷いですの、初めては将来結婚する殿方へ捧げたかったのに……」

「ほらほらぁ、ちゃんと言わないとこの映像が複製されて一般に売られてしまうよ?」

「うぅぅ……ぐずっ……わ、私は世間知らずなおバカ令嬢なので監督さんにお勉強代として処女まんこを差し上げましたの……ぐすっ……そ、それで、おバカな私に追試として孕ませ汁をいっぱいお恵みくださり、ありがたいことに妊娠させていただきました。これからは監督さんをご主人様として崇めるとともに、忠実な雌奴隷として時間と場所を問わずおまんこを開いてご主人様の性欲処理係となりますの」

「カットぉぉぉぉっ!!」

 全ての撮影が終わるとケビンはようやく腰を落ち着けて、疲れを出し切るかのように溜息をついた。

「ケビっち、やり終えた感出しすぎっしょ」
「ってゆーか、こういうのって初めてしたけど興奮しまくりじゃね?」
「うちはケビっちから寝取られてしまう可哀想な彼女役だったから、次は違うのがいいんだけど?」
「私も令嬢役よか違うのがいいんだけど? お嬢様言葉とか難しすぎっしょ。めっちゃ噛むし」

 ケビンがお仕置きのつもりでハメ撮りしたのに終わってみれば4人ともノリノリで、次の撮影に向けて役柄を決めながらケビンとリリアナを他所に和気あいあいとくつろいでいる。

「「「「ってゆーか、ケビっち!」」」」

「え、何?」

「リリアナとイチャつきすぎっしょ」
「むしろ姉であるあたしにも指輪をやるべきじゃね?」
「それ、うちも思ったし」
「私らにも指輪ちょうだいよ」

「ん? キキたちは結婚する気がないんだろ?」

「「「「ケビっちが相手なら話は別!」」」」

「お、おう……」

 4人から迫りくるあまりの気迫に、ケビンは行き遅れた女性がいい男を逃がさないため必死になる姿と重なってしまいタジタジとなってしまう。

 かと言ってこのまま放っておくとリリアナが被害を被りそうなので、4人それぞれにリリアナと同じ指輪をはめていくのだった。

「にしし……これで名実ともにケビっちの雌奴隷に……」
「次はリーダーみたく雌奴隷になってみたくね?」
「うちはケビっち専用肉便器だからならなくていいし」
「ここはひと思いに全員で家畜を目指すしかないっしょ」

「リーダーたちが壊れてる……」

「あぁぁ……ちょっとやり過ぎたかもな……」

 反省しても後に活かさないケビンが今日も今日とて恒例の言葉を口にしていると、傍で寄りかかっているリリアナがケビンの耳へ顔を近づけてボソッと喋りかけるのだった。

「ケビっち、私は身長が160cmでスリーサイズは上から89-56-89のFカップだよ。今度私にもラブラブなハメ撮りエッチしてね。おっぱいでおちんちん挟んであげるよ」

「リリアナ!」

「きゃんっ、ケビっち!」

 リリアナからの甘い誘惑に勝てなかったケビンはすぐさまリリアナを抱いてラブラブエッチをしてしまうと、それを見ていた他の4人も混ざってきて結局は全員で淫らな時間を過ごすのであった。
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