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第11章 新規・新装・戴冠・結婚
第290話 魔導具工房マジカル 新規開店
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ケビンは広大な土地を手に入れたことで、魔導具製作工場だけでは余りに余ってしまう部分を活用するために、城経営のささやかな農業地を作り出した。
人参大好きジェシカさんのステータスや他の者たちのステータスを確認し終えたら、思いのほか農作業スキルを持っていた者がいたのが理由だ。
奴隷狩りや違法奴隷は村や集落からの被害の方が多く、自然と農作業スキルを持つ者が多かったというわけである。
開墾作業を終えたケビンは女性たちに作物を育てるように指示をすると、人参が育てられると知ったジェシカはケビンに飛びついて喜びを表現した。
「ご主人様、大好き!」
それからケビンは農地を女性たちに任せると、今度は工場建築に精を出すために移動する。
従業員は魔導具製作の知識がない者たちばかりなので、ケビンは部品だけを作り、あとは組み立てるだけという方法を取っていくことにしたのだった。
まず、部品製造部屋を作って【創造】でこの世界にはない大量生産ができてしまう機械を造りだした。
そして最初は入門編とも言えるランタンから始めて、徐々に難易度を上げていくつもりである。
スカーレットと製作部従業員たちをその場へ呼び寄せると、製作部の統括は経験者でもあるスカーレットに任せることにして、部品製造機械の操作や作業の流れなどを大まかに伝えると、マニュアルを渡して1つ1つ説明をしていく。
今までのようにケビンが作り出すわけでもないから、元々付けてた付与効果は当然誰も付けることができないので、完成時に台座へ乗せると自動で付与される魔導具を【創造】を使って作り出して、完成したらその台座へ必ず乗せるようにさせる。
その台座は各作業机に1台ずつ置いてあり、魔導具を乗せると台座が赤色に発光したあと、付与が無事に終わると青色に変化するようにして、誰が見てもわかるようにしたのだった。
「「「すごい……」」」
ケビンは人が行う作業なのでミスが発生すると考えて、完成した物を並べていくスペースには付与効果の付いていないものを置くと、台座が赤く発光するようにしてダブルチェックができるようにした。
「ケビン様、凄いです!」
一通りの説明が終わると、ケビンは女性たちの視点でデザインに変更を加えたい時は自由に変えてもいいとスカーレットに伝えて、その場をスカーレットに任せて工場を後にする。
お店を構えるための土地探しで商業ギルドを尋ねたケビンは、お得意様ということで別室に案内されて、店舗を出せそうな余った土地の地図を見せてもらうのだった。
ケビンが決めた土地は、街中から少し外れた平民地区に近い方で商売人に人気がないのか割かし広い土地を確保できた。金払いがいい貴族地区寄りでないのは『馬車でも使って来るんだろ?』というケビンの偏見によるものである。
それに平民地区寄りの方が冒険者ギルド(閉鎖中)や商業ギルドからも近く、何かと都合がいいだろうと判断したのも過分にある。
早速土地を購入したケビンは現地へ赴いてお店を建てようと思ったが、如何せん今は人通りが多い時間である。このまま建ててしまえば確実に変な目で見られると思い、夜の寝静まった時間にサクサク終わらせてしまおうと予定を変更した。
そして夜間、人が1人も通っていないことを確認し終えると、【創造】を使ってお店を建築していく。
馬車で来る貴族のために駐車場ならぬ駐馬場を端に設けて、建物自体は場所を取らないように横へ広げるよりも縦に伸ばしていく方針とした。
とりあえずは売りだす種類もそこまでないために2階建てに抑えて、2階は従業員用の休憩スペースとして、商品が増えれば増築すればいいやという考えで結論づけたのだった。
あらかた準備の終わったケビンは部屋へと転移して、アンリたちとともに眠りにつくのであった。
翌日になると、1晩で建てられたお店が住民たちの間で大騒ぎになったのは言うまでもない。
そのことも知らず朝食を食べ終わったケビンが販売従業員へ仕事の内容を伝えて、アルフレッドたちに護衛を任せて現地へと下見に行かせると、戻ってきた下見組にお店のことで大騒ぎになっていることをケビンは知らされるが、告知する手間が省けたと言って笑いながら聞いていたのだった。
それからお店の開店は1週間後として、それぞれの準備のためにみんなが生き生きと仕事に励んでいた。子供たちのお守りは持ち回りでやるそうで、農作業組も城に残ることから心配はいらないようである。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
そして迎えた1週間後、一夜城ならぬ一夜店の話題性もあって客足がないどころか途絶えることを知らず、1日目にして大反響となる。
「魔導具工房マジカル、只今から開店します」
販売員の声によってお店は開店となり、チラホラと覗き見していた客たちが店内へと入って行くのだが、帝国領においては以前のタチの悪さもあって情報が行き渡っていなかったのか、アリシテアやミナーヴァのようにマジカル商会の魔導具を知らない者しかいなかった。
「ここはランタン専門店なのか?」
「いえ、今はまだランタンを中心としていますが、ゆくゆくは他の商品も取り扱う予定となっております」
「見たことのない造形だが一般的な物とは違うのか?」
「このお店の商品はどれもこだわり職人による手作りとなりますので、一般的なランタンとは形が異なります」
「お嬢さん、性能はどうなっているんだ? それぞれで価格が違うようだが」
「性能は普通の一般的な物が1番お安く、他は耐久性、防水性、光の強さを調節できる物を取り揃えており、調光型ランタンが1番お高くなっております。あと性能の組み合わせ次第でお値段が上下いたします」
「ねぇねぇお嬢さん、これは試すことはできるのかしら?」
「はい、耐久性の展示物の所にはハンマーが置いてありますので叩かれてみてください。防水性は水の中に沈めてありますので目で確認できます。調光型は黒箱の中に展示してある物を直接お試ししてください」
客たちの質問に販売員がテキパキと答えていき、客たちは店内に並ぶランタンの数々を興味津々に見ては少し試したりして、納得がいったのか買っていく客が目立つようになっていく。
「嬢ちゃん、これを1個買うよ」
「俺はこの耐久性を2個買うぞ」
「私は防水性にしようかしら。軒先にぶら下げるにはちょうどいいわ」
「お買い上げありがとうございます!」
「「「「ありがとうございます!」」」」
商品を購入した客たちが口コミでもしたのか、次第に客足が増えていくと、色んな種類のランタンが売れていくのだった。
「この調光型は寝室にうってつけね。これを2個買うわ」
「お買い上げありがとうございます!」
「「「「ありがとうございます!」」」」
「おお、ここか。確かにランタンがいっぱい売ってあるな」
「珍しい形だな。インテリアとしても使えそうだ」
開店時の商品は製作側の練度もあるのでランタンだけを様子見として販売していたが、時間が経つにつれて飛ぶように売れていき閉店時間を待たずして売り切れということで、夕方になる前に店を閉めることになってしまったのだった。
「はぁぁ……疲れたぁ……」
「いっぱい売れたね」
「ご主人様が考えだしたランタンだもの、売れないわけないわ」
「凄いよね、知名度ゼロだったのにどんどんお客さんが来たね」
「良かった……これでほとんど売れ残ってたら、ご主人様に合わせる顔がなかったわ」
販売員たちは怒涛の波を乗り切って、2階の休憩室でだらしなく座り込んで疲れ果てていた。
「アリシテアやミナーヴァだと予約待ちって言ってたけど、これを見る限り納得よね」
「ご主人様って色んな才能があって素敵だよね」
「その上、奴隷の私たちに優しいわ。こんな待遇ありえないもの」
「子供たちにも優しくて好かれているよね」
「ケビン様がご主人様で幸せだわ」
1人がケビンへの報告のため帰ろうと声をかけるが、他の者はまだ喋り足りないようである。
「さぁ、後片付けして帰りましょ。ご主人様に報告しないと」
「いっぱい稼げたから喜んでくれるかな?」
「でも、聞いた話だとお金目的じゃないらしいわ」
「私たちの気分転換ができたらそれでいいって言ってたよね」
「どこまでいってもお優しい人だわ」
「戦争の時に皇帝を倒した時も、シーラ様を救うために力を尽くしてああなったみたいだしね」
「白馬の王子様だよね」
「そんなの物語だけの存在だと思ってたわ」
「実際にやってのけるところが素敵だよね」
「アリス様もお披露目会でお命を救っていただいたらしいわ」
「惚れるなという方が無理よねぇ」
「「「「「……抱かれたい……」」」」」
販売員たちの想いが一致したところで、閉店後のお喋り会という名のケビン談議は終わりとなるのであった。
人参大好きジェシカさんのステータスや他の者たちのステータスを確認し終えたら、思いのほか農作業スキルを持っていた者がいたのが理由だ。
奴隷狩りや違法奴隷は村や集落からの被害の方が多く、自然と農作業スキルを持つ者が多かったというわけである。
開墾作業を終えたケビンは女性たちに作物を育てるように指示をすると、人参が育てられると知ったジェシカはケビンに飛びついて喜びを表現した。
「ご主人様、大好き!」
それからケビンは農地を女性たちに任せると、今度は工場建築に精を出すために移動する。
従業員は魔導具製作の知識がない者たちばかりなので、ケビンは部品だけを作り、あとは組み立てるだけという方法を取っていくことにしたのだった。
まず、部品製造部屋を作って【創造】でこの世界にはない大量生産ができてしまう機械を造りだした。
そして最初は入門編とも言えるランタンから始めて、徐々に難易度を上げていくつもりである。
スカーレットと製作部従業員たちをその場へ呼び寄せると、製作部の統括は経験者でもあるスカーレットに任せることにして、部品製造機械の操作や作業の流れなどを大まかに伝えると、マニュアルを渡して1つ1つ説明をしていく。
今までのようにケビンが作り出すわけでもないから、元々付けてた付与効果は当然誰も付けることができないので、完成時に台座へ乗せると自動で付与される魔導具を【創造】を使って作り出して、完成したらその台座へ必ず乗せるようにさせる。
その台座は各作業机に1台ずつ置いてあり、魔導具を乗せると台座が赤色に発光したあと、付与が無事に終わると青色に変化するようにして、誰が見てもわかるようにしたのだった。
「「「すごい……」」」
ケビンは人が行う作業なのでミスが発生すると考えて、完成した物を並べていくスペースには付与効果の付いていないものを置くと、台座が赤く発光するようにしてダブルチェックができるようにした。
「ケビン様、凄いです!」
一通りの説明が終わると、ケビンは女性たちの視点でデザインに変更を加えたい時は自由に変えてもいいとスカーレットに伝えて、その場をスカーレットに任せて工場を後にする。
お店を構えるための土地探しで商業ギルドを尋ねたケビンは、お得意様ということで別室に案内されて、店舗を出せそうな余った土地の地図を見せてもらうのだった。
ケビンが決めた土地は、街中から少し外れた平民地区に近い方で商売人に人気がないのか割かし広い土地を確保できた。金払いがいい貴族地区寄りでないのは『馬車でも使って来るんだろ?』というケビンの偏見によるものである。
それに平民地区寄りの方が冒険者ギルド(閉鎖中)や商業ギルドからも近く、何かと都合がいいだろうと判断したのも過分にある。
早速土地を購入したケビンは現地へ赴いてお店を建てようと思ったが、如何せん今は人通りが多い時間である。このまま建ててしまえば確実に変な目で見られると思い、夜の寝静まった時間にサクサク終わらせてしまおうと予定を変更した。
そして夜間、人が1人も通っていないことを確認し終えると、【創造】を使ってお店を建築していく。
馬車で来る貴族のために駐車場ならぬ駐馬場を端に設けて、建物自体は場所を取らないように横へ広げるよりも縦に伸ばしていく方針とした。
とりあえずは売りだす種類もそこまでないために2階建てに抑えて、2階は従業員用の休憩スペースとして、商品が増えれば増築すればいいやという考えで結論づけたのだった。
あらかた準備の終わったケビンは部屋へと転移して、アンリたちとともに眠りにつくのであった。
翌日になると、1晩で建てられたお店が住民たちの間で大騒ぎになったのは言うまでもない。
そのことも知らず朝食を食べ終わったケビンが販売従業員へ仕事の内容を伝えて、アルフレッドたちに護衛を任せて現地へと下見に行かせると、戻ってきた下見組にお店のことで大騒ぎになっていることをケビンは知らされるが、告知する手間が省けたと言って笑いながら聞いていたのだった。
それからお店の開店は1週間後として、それぞれの準備のためにみんなが生き生きと仕事に励んでいた。子供たちのお守りは持ち回りでやるそうで、農作業組も城に残ることから心配はいらないようである。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
そして迎えた1週間後、一夜城ならぬ一夜店の話題性もあって客足がないどころか途絶えることを知らず、1日目にして大反響となる。
「魔導具工房マジカル、只今から開店します」
販売員の声によってお店は開店となり、チラホラと覗き見していた客たちが店内へと入って行くのだが、帝国領においては以前のタチの悪さもあって情報が行き渡っていなかったのか、アリシテアやミナーヴァのようにマジカル商会の魔導具を知らない者しかいなかった。
「ここはランタン専門店なのか?」
「いえ、今はまだランタンを中心としていますが、ゆくゆくは他の商品も取り扱う予定となっております」
「見たことのない造形だが一般的な物とは違うのか?」
「このお店の商品はどれもこだわり職人による手作りとなりますので、一般的なランタンとは形が異なります」
「お嬢さん、性能はどうなっているんだ? それぞれで価格が違うようだが」
「性能は普通の一般的な物が1番お安く、他は耐久性、防水性、光の強さを調節できる物を取り揃えており、調光型ランタンが1番お高くなっております。あと性能の組み合わせ次第でお値段が上下いたします」
「ねぇねぇお嬢さん、これは試すことはできるのかしら?」
「はい、耐久性の展示物の所にはハンマーが置いてありますので叩かれてみてください。防水性は水の中に沈めてありますので目で確認できます。調光型は黒箱の中に展示してある物を直接お試ししてください」
客たちの質問に販売員がテキパキと答えていき、客たちは店内に並ぶランタンの数々を興味津々に見ては少し試したりして、納得がいったのか買っていく客が目立つようになっていく。
「嬢ちゃん、これを1個買うよ」
「俺はこの耐久性を2個買うぞ」
「私は防水性にしようかしら。軒先にぶら下げるにはちょうどいいわ」
「お買い上げありがとうございます!」
「「「「ありがとうございます!」」」」
商品を購入した客たちが口コミでもしたのか、次第に客足が増えていくと、色んな種類のランタンが売れていくのだった。
「この調光型は寝室にうってつけね。これを2個買うわ」
「お買い上げありがとうございます!」
「「「「ありがとうございます!」」」」
「おお、ここか。確かにランタンがいっぱい売ってあるな」
「珍しい形だな。インテリアとしても使えそうだ」
開店時の商品は製作側の練度もあるのでランタンだけを様子見として販売していたが、時間が経つにつれて飛ぶように売れていき閉店時間を待たずして売り切れということで、夕方になる前に店を閉めることになってしまったのだった。
「はぁぁ……疲れたぁ……」
「いっぱい売れたね」
「ご主人様が考えだしたランタンだもの、売れないわけないわ」
「凄いよね、知名度ゼロだったのにどんどんお客さんが来たね」
「良かった……これでほとんど売れ残ってたら、ご主人様に合わせる顔がなかったわ」
販売員たちは怒涛の波を乗り切って、2階の休憩室でだらしなく座り込んで疲れ果てていた。
「アリシテアやミナーヴァだと予約待ちって言ってたけど、これを見る限り納得よね」
「ご主人様って色んな才能があって素敵だよね」
「その上、奴隷の私たちに優しいわ。こんな待遇ありえないもの」
「子供たちにも優しくて好かれているよね」
「ケビン様がご主人様で幸せだわ」
1人がケビンへの報告のため帰ろうと声をかけるが、他の者はまだ喋り足りないようである。
「さぁ、後片付けして帰りましょ。ご主人様に報告しないと」
「いっぱい稼げたから喜んでくれるかな?」
「でも、聞いた話だとお金目的じゃないらしいわ」
「私たちの気分転換ができたらそれでいいって言ってたよね」
「どこまでいってもお優しい人だわ」
「戦争の時に皇帝を倒した時も、シーラ様を救うために力を尽くしてああなったみたいだしね」
「白馬の王子様だよね」
「そんなの物語だけの存在だと思ってたわ」
「実際にやってのけるところが素敵だよね」
「アリス様もお披露目会でお命を救っていただいたらしいわ」
「惚れるなという方が無理よねぇ」
「「「「「……抱かれたい……」」」」」
販売員たちの想いが一致したところで、閉店後のお喋り会という名のケビン談議は終わりとなるのであった。
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