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第2章 王立フェブリア学院 ~ 1年生編 ~
第35話 いざ、入学試験! ~昼食編~
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校舎を出て街に繰り出そうとすると、受付のお姉さんと出会った。
「あら? 君、試験はどうしたの?」
「1時間経ったので退席しました」
「難しくてあまり解けなかった?」
「まぁ、そんなところです」
実は簡単すぎて寝ていましたとは言えないなさすがに。
「そうよねぇ、私もあれには苦労したわ。しかも問題数がやたら多いのよねぇ」
「多かったですね。嫌がらせかと思いました。それにしても苦労したってことは卒業生なのですか?」
「そうよ。今は学院部に在籍しているわ」
「学院部は仕事をしなきゃいけないんですか? 受付をしていましたよね?」
「違うわよ。毎年恒例で人手不足という名の面倒くさい仕事の押し付けって感じで、ギルドからクエストが出るのよ。お小遣い稼ぎにはちょうどいいし、暇だったから受けたの」
「ギルドってことは冒険者の方なのですか? とてもそうは見えないのですけど」
「そっちのギルドじゃなくて学院ギルドよ。主に生徒からの依頼と学院からの依頼で成り立っているの」
「へぇ、学院内にギルドがあるなんて凄いですね」
「ところで君は今から何をするの?」
「することがないので街へ繰り出して早めのお昼ご飯でも食べようかと思ったんです」
「そうなの? カフェテリアに行けば無料で食べれるわよ?」
「そうなんですか?」
タダで飯が食えるならそっちの方がいいかな。でもカフェテリアってどこだ?
「受験資料に書いてあるわよ。見てないの? 過去にはあなたのように街に繰り出して午後からの試験に遅れる人が続出したから、学院が方針をかえて受験者は毎年無料で食べれるようになったのよ」
「受験者は無料って太っ腹ですね。相当な量になると思うんですけど」
「試験が遅れるよりかはマシなんじゃない? 余りにも遅いと不合格になるし。そうなると後々揉めるのよ」
遅れてくるやつが悪いのにクレーム付けるのか? なんかしょうもない貴族辺りがしそうなことだな。
「カフェテリアって何処にあるんですか? 行ってみようと思うので」
「私が案内してあげようか?」
「でも仕事があるのでは?」
「クエストならもう終わってるわよ。受付の仕事だけだし。それに暇だから別に構わないわよ? 未来の可愛い後輩のためにお姉さんが奢ってあげよう!」
「ではよろしくお願いします。でも受験者は無料じゃないのですか?」
「……こういうのは気持ちが大事なのよ! 気持ちでいっぱい奢るんだから問題ないわ」
親切(?)な受付のお姉さんで良かった。若干天然が入ってそうな気はするが……
こんな広い敷地を探し回るのは骨が折れるからな。案内してくれる受付のお姉さんに感謝だ。
そういえばまだ名前を知らないな。受付のお姉さんって呼ぶのもなぁ、クエストの依頼だから一時的なものだし……
「もし宜しければ名前をお窺いしてもよろしいですか?」
「あらあらぁ、お姉さんを口説こうとしているのかな?」
「いえ、親切にして頂いてるのに名前も知らないのでは失礼ではないかと思いまして」
「真面目ねぇ……そこは顔を赤らめつつ「そ、そんな事ないし!」って否定しないと萌えないぞ」
えっ!? 萌えない……? もしかしてショタコンか? ショタコンなのか!?
「もし機会があれば善処したいと思います。ちなみに私はケビン・カロトバウンと申します」
まぁ、機会なんてショタコンと分かった時点でもう訪れることはないだろうが。
「知ってるわ。萌える子は記憶に留めているもの。私の名前はクリスよ。クリス・バージニア」
危険だ……この人、ちょっと怖いぞ……
「今回はありがとうございます、バージニアさん」
「私を呼ぶ時は【クリスお姉ちゃん】よ」
「分かりました。クリスさん」
「お・ね・え・ちゃ・ん!」
もうやだよ……絶対にショタだよ、この人。しかも期待に満ちた目でガン見してくるし……
「クリス……お、お姉ちゃん……」
「萌えるわっ!」
おまわりさーん。ここです、ここに居まーす。
「そもそも、なんで呼び方に拘っているんですか?」
「だって君みたいな小さい子にお姉ちゃんって呼ばれると萌えるじゃない?」
俺に聞かれてもわかんねぇよ。こちとらノーマルだよ。
「でも年を取ると大きくなりますよね?」
「いやーー! やめてっ、それを言わないでぇ!」
「それは無理ですね。年を取れば成長するもんですし」
「ダメよ! 大きくなることを禁止します!」
なんて人だ……無茶振りにも程があるだろ!
「もういっそのこと路線を変えてみたらどうです? 小さい子を狙っていたら危ない人と思うし、近寄りたくないですよ。せめて年下に萌えるとか……年齢で言えば自分より小さいでしょ?」
「……ッ! ケビン君、あなた天才だわ! その手があった。それさえあればYesロリータ Noタッチの精神なんて守らなくてもいいわ。でゅふふっ……(じゅる……)」
ヤバい……猛獣に変な知恵をつけさせたかもしれない……未来の犠牲者よ、君たちの幸運を祈る。
そんなこんなで2人が話をしているとカフェテリアについたのだった。緑溢れるオープンテラスがある雰囲気のいい店でメニューも豊富にあり飽きそうにない。
「何を食べるか迷った時はオススメが1番よ」
「わかりました。オススメにします」
食事を受け取り席を探していると、クリスさんもオススメにしたようでこちらにやってくる。
「せっかくだしテラスの方に行きましょうか? 今日は天気もいいしね」
「はい。お任せします」
2人でテラス席に座るとおもむろにクリスさんから質問された。
「ケビン君、実技はどうなの? 筆記がダメだったなら実技で取り返さないと入学は厳しいわよ」
「まぁ、落ちたところでどうということはないんですが。受付でも言ったように社会勉強のつもりで受験しただけですし」
「ダメよ! そこは何としてでも合格して!」
「何故です?」
「私の薔薇色のキャンパスライフが色褪せるじゃない! せっかく年下ならオッケーを貰えたのよ?」
いやいやいや、俺に対してオッケーは出してないぞ。何考えてんだ、この人……全力で逃げ切ってやる!
「もし合格しても初等部ですし、会うことはないですよ」
「大丈夫よ!」
何が大丈夫なんだ? その途方もない自信は何処からくるんだよ。
「授業をサボってでも会いに行くわ!」
やめてくれ……普通にしそうで怖すぎるんだが。
「授業をサボるような先輩は普通に尊敬できませんね。軽蔑します」
するとクリスさんはモノクロの背景を背負い項垂れていた。それほどか? まぁ、抑止力になったなら好都合だが。
「ケビンくぅん、今のはお姉ちゃんグサッときたよ? もう立ち直れないかも。明日には沖に向かって歩いてる気がする……」
沖って……ここ内陸だぞ。海に行くまで何日もかかるのに、なんで明日には海についてるんだよ。やはり後先考えないド天然だな。
「はぁ……わかりましたよ。授業に支障のない範囲内でしたら会いに来ても構いませんよ。もちろん合格しているかは知りませんが」
「ッ! やった!」
立ち直り早ぇな、おい。何だったんだよ、俺の罪悪感との葛藤は。俺の気持ちを返してくれ。
そのような中で俺はご飯を食べ終わったのだが、まだ少し時間があるからデザートでも頼むことにして変な先輩との会話を続けたのだった。
そんなこんなでしばらくクリスさんとカフェテリアで過ごしていたら、いい時間潰しにもなったしこれはこれでありだろう。
「あら? 君、試験はどうしたの?」
「1時間経ったので退席しました」
「難しくてあまり解けなかった?」
「まぁ、そんなところです」
実は簡単すぎて寝ていましたとは言えないなさすがに。
「そうよねぇ、私もあれには苦労したわ。しかも問題数がやたら多いのよねぇ」
「多かったですね。嫌がらせかと思いました。それにしても苦労したってことは卒業生なのですか?」
「そうよ。今は学院部に在籍しているわ」
「学院部は仕事をしなきゃいけないんですか? 受付をしていましたよね?」
「違うわよ。毎年恒例で人手不足という名の面倒くさい仕事の押し付けって感じで、ギルドからクエストが出るのよ。お小遣い稼ぎにはちょうどいいし、暇だったから受けたの」
「ギルドってことは冒険者の方なのですか? とてもそうは見えないのですけど」
「そっちのギルドじゃなくて学院ギルドよ。主に生徒からの依頼と学院からの依頼で成り立っているの」
「へぇ、学院内にギルドがあるなんて凄いですね」
「ところで君は今から何をするの?」
「することがないので街へ繰り出して早めのお昼ご飯でも食べようかと思ったんです」
「そうなの? カフェテリアに行けば無料で食べれるわよ?」
「そうなんですか?」
タダで飯が食えるならそっちの方がいいかな。でもカフェテリアってどこだ?
「受験資料に書いてあるわよ。見てないの? 過去にはあなたのように街に繰り出して午後からの試験に遅れる人が続出したから、学院が方針をかえて受験者は毎年無料で食べれるようになったのよ」
「受験者は無料って太っ腹ですね。相当な量になると思うんですけど」
「試験が遅れるよりかはマシなんじゃない? 余りにも遅いと不合格になるし。そうなると後々揉めるのよ」
遅れてくるやつが悪いのにクレーム付けるのか? なんかしょうもない貴族辺りがしそうなことだな。
「カフェテリアって何処にあるんですか? 行ってみようと思うので」
「私が案内してあげようか?」
「でも仕事があるのでは?」
「クエストならもう終わってるわよ。受付の仕事だけだし。それに暇だから別に構わないわよ? 未来の可愛い後輩のためにお姉さんが奢ってあげよう!」
「ではよろしくお願いします。でも受験者は無料じゃないのですか?」
「……こういうのは気持ちが大事なのよ! 気持ちでいっぱい奢るんだから問題ないわ」
親切(?)な受付のお姉さんで良かった。若干天然が入ってそうな気はするが……
こんな広い敷地を探し回るのは骨が折れるからな。案内してくれる受付のお姉さんに感謝だ。
そういえばまだ名前を知らないな。受付のお姉さんって呼ぶのもなぁ、クエストの依頼だから一時的なものだし……
「もし宜しければ名前をお窺いしてもよろしいですか?」
「あらあらぁ、お姉さんを口説こうとしているのかな?」
「いえ、親切にして頂いてるのに名前も知らないのでは失礼ではないかと思いまして」
「真面目ねぇ……そこは顔を赤らめつつ「そ、そんな事ないし!」って否定しないと萌えないぞ」
えっ!? 萌えない……? もしかしてショタコンか? ショタコンなのか!?
「もし機会があれば善処したいと思います。ちなみに私はケビン・カロトバウンと申します」
まぁ、機会なんてショタコンと分かった時点でもう訪れることはないだろうが。
「知ってるわ。萌える子は記憶に留めているもの。私の名前はクリスよ。クリス・バージニア」
危険だ……この人、ちょっと怖いぞ……
「今回はありがとうございます、バージニアさん」
「私を呼ぶ時は【クリスお姉ちゃん】よ」
「分かりました。クリスさん」
「お・ね・え・ちゃ・ん!」
もうやだよ……絶対にショタだよ、この人。しかも期待に満ちた目でガン見してくるし……
「クリス……お、お姉ちゃん……」
「萌えるわっ!」
おまわりさーん。ここです、ここに居まーす。
「そもそも、なんで呼び方に拘っているんですか?」
「だって君みたいな小さい子にお姉ちゃんって呼ばれると萌えるじゃない?」
俺に聞かれてもわかんねぇよ。こちとらノーマルだよ。
「でも年を取ると大きくなりますよね?」
「いやーー! やめてっ、それを言わないでぇ!」
「それは無理ですね。年を取れば成長するもんですし」
「ダメよ! 大きくなることを禁止します!」
なんて人だ……無茶振りにも程があるだろ!
「もういっそのこと路線を変えてみたらどうです? 小さい子を狙っていたら危ない人と思うし、近寄りたくないですよ。せめて年下に萌えるとか……年齢で言えば自分より小さいでしょ?」
「……ッ! ケビン君、あなた天才だわ! その手があった。それさえあればYesロリータ Noタッチの精神なんて守らなくてもいいわ。でゅふふっ……(じゅる……)」
ヤバい……猛獣に変な知恵をつけさせたかもしれない……未来の犠牲者よ、君たちの幸運を祈る。
そんなこんなで2人が話をしているとカフェテリアについたのだった。緑溢れるオープンテラスがある雰囲気のいい店でメニューも豊富にあり飽きそうにない。
「何を食べるか迷った時はオススメが1番よ」
「わかりました。オススメにします」
食事を受け取り席を探していると、クリスさんもオススメにしたようでこちらにやってくる。
「せっかくだしテラスの方に行きましょうか? 今日は天気もいいしね」
「はい。お任せします」
2人でテラス席に座るとおもむろにクリスさんから質問された。
「ケビン君、実技はどうなの? 筆記がダメだったなら実技で取り返さないと入学は厳しいわよ」
「まぁ、落ちたところでどうということはないんですが。受付でも言ったように社会勉強のつもりで受験しただけですし」
「ダメよ! そこは何としてでも合格して!」
「何故です?」
「私の薔薇色のキャンパスライフが色褪せるじゃない! せっかく年下ならオッケーを貰えたのよ?」
いやいやいや、俺に対してオッケーは出してないぞ。何考えてんだ、この人……全力で逃げ切ってやる!
「もし合格しても初等部ですし、会うことはないですよ」
「大丈夫よ!」
何が大丈夫なんだ? その途方もない自信は何処からくるんだよ。
「授業をサボってでも会いに行くわ!」
やめてくれ……普通にしそうで怖すぎるんだが。
「授業をサボるような先輩は普通に尊敬できませんね。軽蔑します」
するとクリスさんはモノクロの背景を背負い項垂れていた。それほどか? まぁ、抑止力になったなら好都合だが。
「ケビンくぅん、今のはお姉ちゃんグサッときたよ? もう立ち直れないかも。明日には沖に向かって歩いてる気がする……」
沖って……ここ内陸だぞ。海に行くまで何日もかかるのに、なんで明日には海についてるんだよ。やはり後先考えないド天然だな。
「はぁ……わかりましたよ。授業に支障のない範囲内でしたら会いに来ても構いませんよ。もちろん合格しているかは知りませんが」
「ッ! やった!」
立ち直り早ぇな、おい。何だったんだよ、俺の罪悪感との葛藤は。俺の気持ちを返してくれ。
そのような中で俺はご飯を食べ終わったのだが、まだ少し時間があるからデザートでも頼むことにして変な先輩との会話を続けたのだった。
そんなこんなでしばらくクリスさんとカフェテリアで過ごしていたら、いい時間潰しにもなったしこれはこれでありだろう。
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