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誰よりも貴女のことを

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「ナインハルト、手が切れているわ」


リリアナはデオンと連れ立ってやってきたナインハルトを見て開口一番そう言った。

「稽古中だったかしら?」

「はい。王太子妃様はお体の方は」

「私は大丈夫よ。この包帯ももう不要だもの」

リリアナは頭の包帯を撫でる。心配性のデオンがそうさせているというだけで、切り傷は看護人の手によってすべて治療済だった。

「稽古中のところ悪いけれど、少しだけライラのそばについていてくれないかしら。ギルバードにごはんを食べさせに厨房まで行ってくるからその間だけ」

「わかりました。しかし私でいいのでしょうか」

レディの部屋ですしと遠慮気味に言えば、リリアナは頷く。

「ええ。なんならアランよりか適任だわ」

こっちよ、とリリアナが手招きするのに従って部屋の奥へと進み、まず真っ先に目に留まったのは。

『祭典以来だな』

「......ギルバードなのか」

いつしか大広場で見た青年を目の当たりにしてもそれがあの蛇だとは俄かに信じられなかった。
疑念の眼差しを向けているとギルバードはニッと笑って、

『シャルロットのせいで、「ギルにも鱗じゃなくて毛皮があればあたたかいのに」とか言われる羽目になった』

それを聞きナインハルトはライラと弓を見に行った日のことを思い出した。

"シャルロットは温かいわね"
"ギルは触るとひんやりしているのよ"

その時、ギルバードの体が光り始める。


『......ほらね?』


光が収束すると青年の姿は消えており、彼がいた場所の床にはちんまりとした茶色い蛇が佇んで頭を上げていた。
ナインハルトが驚く間もなくリリアナが歩み寄り、蛇を指に引っ掛け拾い上げてとぐろをびぃぃぃんと伸ばす。

『ちょっリリー!く、くすぐったいっ!!』

ギルバードは手から逃れようとするがリリアナは動じず、じっくりとギルバードの背と腹とを観察してから眉をひそめる。

「......ねえ。よくよく見たらあなた小さすぎじゃないかしら。使い魔なんだから一応成体のはずよね」

使い魔は成体―――大人の姿で召喚される。
しかしギルバードの体躯はどう見ても......。

『小さいもんか!』

「ひょろひょろだし短いし、ベビーとまではいかなくても子供にしか見えないのだけど。一度ピッコリーに診てもらった方が」

『スレンダーとかコンパクトって言っ―――ちょっとどこ触ってるの!』

「総排泄腔。ここで雌雄判別できるのよ」

『あんまり刺激し...あうっ』

そんな押し問答ののちリリアナはバスケットにギルバードを入れた。

「じゃ、私達行ってくるわね。なるべくすぐ戻るから」

そう言って部屋を出ていき、室内には沈黙が降りる。

ナインハルトは息をついて、意を決してベッドに近づく。
眠るライラを見下ろすとその寝顔は美しくも安らかな死人のようで、はっとして目を逸らした。

違う。
死んでなどいない。

嫌な高鳴りをする胸を押さえ自身に強く言い聞かせて傍らの椅子に座る。目を閉じて膝の上で強く拳を握れば乾いていた傷が開いて血が滲んだ。

「.........おてんばどころでは済みませんよ。まったく、どうなっているんですか貴女は」

気持ちを紛らわせるべく独り言を言ってみる。胸の内に湧き上がる暗鬱とした気分に打ちのめされながらも、ふと以前友とした会話を思い出した。


"彼女ライラのことをどう思ってる"


そうアランから尋ねられた時、ナインハルトは好きは好きだと曖昧に答えた上でこんな返答を行っていた。

美しいものだけを見ていて欲しい。
化粧箱に入れてしまっておきたい。
自分の欲では穢せない。

偏執的だという自覚はあった。でも何故そんなことを思うのかはあの時点ではわからなかった。
しかし今、深手を負って瀕死となったライラを目の当たりにしたことで、ようやく自身の心と向き合えそうな気がしていた。

自分にとって彼女はどんな存在なのか。

手を伸ばしてライラの手をとる。ひんやりとした手も死人のそれを彷彿とさせる。

「......守る側になりたいと言っていましたが、やめていただけませんか」

ぽつりぽつりと語りかける。

「守るのは男の役目であり本懐です。決して女性の役目ではない」

貴族だろうとそうでなかろうと、男なら黙って女性と子供を守るべきだ。逆に女性と子供は黙って男に守られていればいい。
極論のため口に出して言ったことはないが、ナインハルトはそう思っていた。

「貴女は戦士にはなれない。戦う必要はありません」

苦悩の目をライラの首筋に彫られた蛇に向ける。
この刺青を見た際、アランは「戦士になったつもりか」と彼女に尋ねていた。彼女は即否定したが、現実問題として今回王太子妃を守りつつ敵に応戦して重傷を負っている。
今の有り様はどこをとっても戦士と何一つとして変わらなかった。

「たとえ父君が英雄でも、貴女は戦士なんかにならないでください。人には似合いません」

戦士という職、特に《アルゴンの戦士》という肩書きは国民にとって憧れの対象になっていた。ナインハルト自身この職に誇りをもって務めているが、戦士が行う業務に華やかなものは少なく大半が血と汗と業にまみれた非常に泥臭いものだった。

危険生物の報告があれば、どんな悪天候でも退治しに行く。事件があれば証拠集めで遺体やその周辺をあさり、昼夜通して聞き込みにまわる。傷ついた被害者や遺族に状況を根掘り葉掘り聞いて涙させ、手がかりを頼りに犯罪組織の薄汚いアジトや不衛生極まりない場所への潜入を試みる。
そして正義を掲げ、胸に誇りを抱きながらもその手を望んで血に染める。必要とあらば拷問や残虐行為すら厭わない。

それが戦士だ。
綺麗事ばかりでは済まされない。

公爵家でありながらアルゴンの戦士として職務を始めるようになって数年、ナインハルトは誰かを殺したり拷問したりした後にパーティに出席するという日を幾度となく経験するようになっていた。
暗い牢や血と汗の臭いから一転して、そこはきらびやかで花の香りのする世界。
令嬢達は美しく着飾り寄ってきては仕事内容を聞きたがる。パーティの場で話すようなことではないと断っても彼女らがひくことはなく、仕方なく戦士の職の上澄み―――無難に話せる武勇伝を話せば大袈裟に讃えて褒めちぎり、その身を我が身に寄せてくる。

自分の行為も令嬢達の反応も。
すべてうわべだけのもの。

見かけ上は綺麗で華やかで、そのきらびやかさに癒やされた瞬間もあるにはあった。しかし次第に空虚さとつまらなさとを感じるようになっていった。

そんな日々を送る中だった。
鬱蒼とした森の奥に佇むブラッドリー侯爵邸で彼女と出逢ったのは。

伝説の英雄ギリアンを父に持ち、巷では悪評やからかいばかりが囁かれる令嬢。しかしナインハルトの前に現れたその娘の佇まいは、それらの噂がすべて憶測だと瞬時に理解させるに足るものだった。
華奢な白い体躯に蔦の紋様が刺繍された上品な緑色のドレスを纏っていた。不安気ながらも意志の強そうな赤紫色の瞳が印象的で、豊かな銀色の髪は陽の光を反射しまるでその身から光を発しているかのように光り輝いていた。

そして彼女はナインハルトを見て、海のようだ、と言った。

最初なんのことかわからなかった。てっきり他の令嬢と同じく左目の傷からの武勇伝コースかと思っていたため拍子抜けして、少し考えてから気がついた。
瞳の色の話か、と。
ナインハルト自身は自分の瞳を海色だと思ったことはなく、誰かに言われたこともなかった。ベルシュギール家は全員碧い瞳をしており、特段気に留めるものでもなかったから。

だからその令嬢の言葉は新鮮で、唐突で、しかも言った本人は終始落ち着かない様子でそわそわしているという不思議っぷりで。
彼女の容姿と相まって、海に憧れる可憐な森の妖精みたいだと思った。

そう、妖精。
血や罪といったものとは無縁の神話の生物。
美しくも愛らしく、神聖で清浄な存在。


しかしその数ヶ月後。
王宮で再会した彼女は銃を持っていた。


あの可憐な令嬢が自分や他の戦士のように森を駆け、手を血に染めると思うと戦慄した。綺麗な世界で生きていくべき人なのに、何故わざわざそんな職を選ぶのか。
危険と対峙する様など、想像するのも嫌だった。
ナイフで切りつけられ血に濡れる姿も本当に見たくなかった。

そんな思いが募った結果、自分はこう考えるに至ったのかもしれない。

美しいものだけを見ていて欲しい。
―――戦火や血ではなく、花や宝石といった美しいものだけをその目で見ていてくれたなら。

化粧箱に入れてしまっておきたい。
―――きれいな屋敷に閉じ込めて、危険や悪意には何一つ近寄らせないで。

自分の欲では穢せない。
―――出逢いの日と変わらない貴女でいてほしい。


「......レディ、武器を捨てて、私の愛する妖精に戻ってくれませんか。そして永遠に無垢で清らかなまま、誰にも触れさせず私のそばに......」


そこまで口走ってから、ナインハルトは言葉を止めて表情を堅くする。

「............今、私はなんて......」

目の前の彼女が寝ているからと気が緩んでいたのだろうか。
薄ら寒すぎる発言をしてしまった気がするのだが。

自分の言葉を今一度思い出す。
その意味を胸の中で何度も問い確かめて、

「..............え......?」

ここにきてついに気がついてしまったかもしれない自身の邪な欲求に茫然とする。

自分はのイメージに対して異様に強い愛情を抱いている。
一種、もセットで。
しかも欲で穢せないなどと思っておきながら「誰にも触れさせず」だの「永遠に無垢で」だの激烈に欲まみれな束縛心もどうやらしっかりある。

「え......割と最低、なのでは........?」

思想もそうだが、そもそも恋人でもなんでもないただの友人同士。
なのに深層でそんな感情を抱くなんて。

なんて身勝手なんだ。

ナインハルトは少しの間ぼうっとしていた。自分勝手さを恥じながらも平常心を取り戻そうと努めていた。
模範的な貴族として名高いベルシュギール家嫡男としてあるまじき邪な想い。誰が聞いても何様だと怒るに違いなく、変態だと矢で射抜かれても甘んじて受ける他ない。

むしろ射抜いて罰して欲しい。

「...........ですが、そうなったきっかけはレディ、貴女で......」

情けなくも一応弁解する。

「私は多分仕事と社交に少し疲れてしまっていて。そんな折に出逢った世慣れない雰囲気の貴女がとても純粋な存在に見えてしまって。綺麗で魅力的で可憐で、だから私は.............」

に恋をしたんだ。
いつの間にか心を奪われていた。

もういい大人で戦士のくせに、今でも思い返せば胸の高鳴りを感じてしまう。
何度でもときめき恋に落ちる。


しかし――――――。

 
思わず自嘲の笑みを浮かべた。
森を出た妖精は武器を持ち刺青まで入れてしまって、すっかりおてんばになってしまった。

あの日の彼女はもういない。

それでも出逢った日の記憶は今もなお美しい色彩と輪郭を残して、鮮やかにナインハルトの脳裡に焼きついている。

「...貴女が彼に惹かれていることは知っています」

想いの籠もったため息をつく。
手を伸ばし、指先でライラの額にかかる髪をそっと払う。

「思うところがないと言えば嘘になりますが、貴女が誰を愛そうと、他の誰と結ばれようとも私の気持ちが失われることはないでしょう。たとえこれからどんなに貴女が変わろうとも―――」

白い額に微かに触れるだけの口づけを落とす。
身を離し、切なさの滲む碧い瞳を向けて告げる。


「愛しています、私の永遠の妖精マイ・フェア・レディ

誰よりも、心から。


ライラの冷たい手をとり、温めるように包んで微笑んだ。

「不変の愛の証として、いずれ私とシャルロットの《誓い》を貴女に捧げましょう。アランは文句を言うかもしれませんが......。弓の受け取りもしなければなりませんね。回復したら行きましょう。護衛としてお供します」


その時。


ガチャリと扉が開く音がした。
目を向ければアランがおり、誰もいると思っていなかったのか驚いた顔で立っていた。
ナインハルトはため息をついてライラの方へと視線を戻す。

「アラン様、いくらレディが眠っているとは言えノックはするべきです」

「えっ、いや、なんでナインが」

アランはナインハルトがライラの手を握っていることに気づき、不機嫌に双眸を細める。

「......ここでなにしてる」

「王太子妃様のご依頼で見張りをしています。ギルバードに食事をさせる間だけですが」

「そうか。じゃあ俺が代わる」

「いいえ。頼まれたのは私ですので」

ぴりっとする空気の中、ライラはすやすやと眠る。


その頃厨房では。

「肉と魚だとどちらが好き?」

『魚』

「ヘルシー志向ね」

『ライラは肉派だよ。屋敷でも肉ばっかり食べてる』

「そうなの?意外だわ」

ギルバードは厨房のテーブルの上でとぐろを巻き待機している。
リリアナは危なっかしく魚を切り始め、その様子をデオンはひどく心配そうに見る。そしてギルバードとリリアナとデオンを遠巻きに、緊張した面持ちでコック達が見守るという不可思議な状況が展開されていた。

「できたわ!お待たせ」

リリアナはギルバードの前に小皿を差し出した。
皿の上にはひとのみ大に切った小魚が乗せてあり、ギルバードは頭を上げて狙いを定めぱくりと食いついた。
最初こそいらないと言っていたものの食べ始めれば旺盛にもくもくとほおばり、リリアナはその様を微笑んで眺める。

「いつもお屋敷ではどんなふうに食べているの」

問われギルバードは、ぐぐぐと喉奥に魚を押しやるように飲み込んでから、

『ライラがフォークにさして一個ずつ差し出してくるんだ。魚とかカエルとかチキンとか』

その場面を想像してリリアナはほのぼのと和む。

「そう。すごく大事にされているのね」

『心配性なんだ、ライラは。一回魚と間違えて皿のフチをかじっちゃったことがあるんだけどさ』

まとめて二切れほおばってやろうと格闘して、二切れとも皿から落としながら、

『そしたら口の中怪我したんじゃないかってすごく心配して。それからフォークで一個ずつ差し出してくるようになったんだ。そんな心配しなくていいのに』

「そうなの。じゃあ私も」

リリアナはそう言うとフォークで切り身を刺してギルバードの顔の前にひょいと差し出した。

「人様の使い魔だもの、私も気を遣わないと。はい、あーんして?」

『......言わなきゃよかった』


ギルバードがしっかり胃に食事をおさめたことを確認して、リリアナはバスケットにギルバードを戻してデオンとともに離宮に戻る。


「あら?」


見ればライラが眠る部屋の扉が開いている。
そして何やら中から言い争う声がする。

「大体距離が近すぎる!前のパーティの時だって妙にべたべたと」

「あなたにだけは言われたくない。噂は聞いてます、アラン様が人前にも関わらず広場でレディに」

「何を騒いでいるのかしら?」

空恐ろしい笑顔で帰還したリリアナに、アランとナインハルトはスンと静かになる。

予想はつくけれど、とリリアナはため息をついた。

「アラン、あなたがいないから稽古中のところわざわざナインハルトに来てもらったのよ。離宮にくるとセーブルには言ったそうだけれどどこにいたの」

「......途中急用を思い出して、ちょっと」

ライラと婚約したいという話を王に伝えに行った、とは言えなかった。
ダンテはギリアンが婚約までならと許可を出したことに驚きつつも諦めた顔で了承をした。しかし、結婚の条件としてギリアンから勝負を持ちかけられたと知るやいなや「王子が一人減るな」と言ってため息をついていた。

「なあ、ナイン。俺とブラッドリー侯爵とどちらが強い」

「それは......」

話の内容が一変したことにナインハルトは困惑しつつ、

「侯爵です。剣も体術も一流ですが何より神力が並外れている。あのような使い手は見たことがありません」

アランは正門の惨状を思い出す。
あまりの高温に辺りは焦げるに飽き足らず、一部溶けて泡立っていた。

「純粋な神力勝負だとどうだ。俺のデルタリーゼと侯爵のヤミーとならどちらが強いと思う」

ナインハルトはギリアンの使い魔の黒い犬を思い出す。体感としてヤミーの神力の方が強いと感じたが、両者の本気を見たことがない以上判断がつかなかった。

「わかりません。ですがヤミーは私がこれまで見た中では最強クラスです。それは間違いありません」

アランは顎に手をやり考え込む。
もしデルタリーゼより強いとなると神の息吹を越えてしまうが、そんな使い魔がいるのだろうか。

「というか使い魔ヤミーは神力を感知して物理攻撃する犬のはずだ。炎を使うのは反則じゃないか?」

「私も奇妙に思いましたが、もしかすると炎に変化するのでは」

「だとして恐ろしすぎるな...。例えばデルタリーゼの圧で炎を散らしてから体術で一本とりにいく、というのはどうだろう」

「間合いを詰める前に侯爵の手から剣を落とさせなければなりません。剣から発火しているので」

直前まで言い合いをしていたくせに、戦いのこととなると途端に和気あいあいと熱く話し始める。
そんな二人を見てリリアナは呆れ顔で言った。

「ナインハルト、見張りありがとう。皆そろそろ出ましょう。ライラをゆっくり寝かせてあげなきゃ。ギルバードも安静にね」

アランは頷きつつもライラの傍に立ち、頭に優しくぽんと触れた。

「また明日来る」

皆が部屋を出た後、ギルバードは蛇から青年の姿へと変化する。
久々の食事で欲張って食べたせいかお腹が苦しい。
ベッド端に腰掛けてライラの横の少し空いたスペースにごろりと横になる。寝っ転がったまま主人の横顔をちらと見遣り、息をついて赤い目を閉じた。


「はあ...朝から緊張した......」

来客が去ったためアンナは別室からライラが眠る部屋に戻ってきた。結構騒がしかったけれどライラ様はびくともせず寝ているに違いない。そう思いながらもきっちりライラの好きなハーブティーを持参してベッドに向かって、

「...あらあら」

ライラの横に長身をちんまりと縮めて眠るギルバードを見つけて思わず微笑んだ。一応男女でのベッドインだが、そういう雰囲気はまったくない。言うなれば姉大好きな弟が寄り添って昼寝をしているような。




―――お姉さま、となりで寝てもいい?



唐突に、昔亡くした妹の声を想い出した。
アンナは懐かしさと寂しさとで胸がいっぱいになって。

するとハーブティーのにおいを感じたのか、ぱちりとギルバードの赤い目が開いた。ぱっと起き上がりアンナを見て、慌ててベッドから降りて窓際に立つ。

ちょっぴり恥ずかしそうにしている様子も微笑ましくて、アンナはティーセットを机におきながらくすりと笑った。
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