22 / 202
旭川愛梨
やめて
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私は、倫と待ち合わせをしていた。
プロポーズされる。
凄く嬉しかった。
カチ…カチ…カチ…カチ…
【宮部さん、少し離します。】
旭川愛梨さんの嬉しさが、伝わってくる。
「あのお」
「はい」
「これって、どこですか?」
髪の毛をペタッと七三にわけた男が話しかけてきた。
「あー。これは、ここを真っ直ぐ行って」
「あの、途中まで連れて行ってもらえますか?」
【駄目、無視して、嫌な予感がする】
「はい、わかりました。」
待ち合わせ時間に、まだ倫が来ていなかった。
ここから、五分もあればつく場所だった。
嫌な予感がしていたのに、この人からは感じなかった。
凄く、真面目で物腰が柔らかい話し方だった。
ついていっても、大丈夫な雰囲気を醸し出していた。
「すみません。待ち合わせをされていたのに…」
「いえ、大丈夫ですよ」
「最近、この辺りに引っ越してきたので、よくわからなくて」
「そうだったんですね。大丈夫です」
もうすぐ、着く。
安心していた。
「ずっと、決めてたんだ。」
「えっ?」
そう言って、路地裏に連れて行かれた。
「やめて、離して」
「一週間前、嫌、もっと前だったかな。ターゲットで決めてたんだよ」
「やめて、離して」
ハンカチを口に突っ込まれガムテープで押さえられた。
「死んだやつを抱く趣味はないからさ」
「うー、うー」
忘れていた、この場所の路地裏は人が全く来ない。
防犯グッズを買えばよかった。
さっきの道は、人通りがあるから、誰かが、気づいたはずだった。
「愛梨を抱きたいと思ってたんだ」
旭川愛梨さんの痛みが、流れ込んでくる。
腕を後ろに回されて、何かで固定される。
「うー、うー」
一生懸命、嫌だって叫んでるのにうーしか出ない。
抵抗するのに、この人の力の強さに負ける。
「マジで、いい匂い」
ブチンとシャツを引きちぎられた。
胸を触られる。
「うー、うー」
涙が流れて止まらない。
あのニュースは、嘘だった。
犯人は、最初から私を強姦するつもりだった。
やめて、離して、汚い。
そんな事をされたくない。
「愛梨、愛梨、めっちゃいいよ」
嫌、私は倫のもの。
倫がいいの。
叫び声は、うーにしかならなくて抵抗はむなしく力で押さえられる。
犯人の気色の悪い声と息が、耳元にあたる。
「ぁああー。マジで最高だよ。狙ってたかいがあったよ。恨むなら、彼氏を恨めよ。また、遅刻してきただろ?」
腕を固定してた何かをはずされた。
自由になれる。
「おっと、走りだせないよ。愛梨」
壁に体を押しつけられた。
ギリギリと首を締められる。
「殺されたくなかったら言う事きけよ。その目が、そそるわ」
頷くしか出来なかった。
汚れたとしても、倫の元に帰れる。
それならば、条件を飲むと決めた。
ガムテープとハンカチをとられる。
「愛梨」
「んんっ、やっ」
キスをされる。
「そのまま、口開けとけ」
気持ち悪い
口の中をこいつのが、支配する。
【三日月さん、私を一度犯人にいれてくれませんか?】
.
.
.
.
「お帰りなさい、宮部さん」
「三日月さん、聞こえていましたか?」
「ですが、あの方は生きてますからうまくはいれるかわかりませんが、何故はいろうと思ったのですか?」
「旭川愛梨さんを何故狙ったのか、犯人側の気持ちが知りたいんです。」
「そうですか、ですが今戻れば襲っていますよ」
「わかってます」
「わかりました。やってみましょう」
三日月さんは、そういうと私の後頭部に手を当てる。
三日月さんは、苦しそうだ。
「はぁ、はぁ、うっうう」
と三日月さんの苦しそうな声が聞こえる。
犯人にはいることは、三日月さんが苦しむ事なんだとわかった。
「宮部さん、行きますよ」
生きてる人間に、はいる事はとてつもない苦しみを伴うようだ。
「ああああぁぁぁぁあああ」
体が、引き裂かれるような痛みが一瞬だけ襲った。
「うゎぁぁああああああああ」
プロポーズされる。
凄く嬉しかった。
カチ…カチ…カチ…カチ…
【宮部さん、少し離します。】
旭川愛梨さんの嬉しさが、伝わってくる。
「あのお」
「はい」
「これって、どこですか?」
髪の毛をペタッと七三にわけた男が話しかけてきた。
「あー。これは、ここを真っ直ぐ行って」
「あの、途中まで連れて行ってもらえますか?」
【駄目、無視して、嫌な予感がする】
「はい、わかりました。」
待ち合わせ時間に、まだ倫が来ていなかった。
ここから、五分もあればつく場所だった。
嫌な予感がしていたのに、この人からは感じなかった。
凄く、真面目で物腰が柔らかい話し方だった。
ついていっても、大丈夫な雰囲気を醸し出していた。
「すみません。待ち合わせをされていたのに…」
「いえ、大丈夫ですよ」
「最近、この辺りに引っ越してきたので、よくわからなくて」
「そうだったんですね。大丈夫です」
もうすぐ、着く。
安心していた。
「ずっと、決めてたんだ。」
「えっ?」
そう言って、路地裏に連れて行かれた。
「やめて、離して」
「一週間前、嫌、もっと前だったかな。ターゲットで決めてたんだよ」
「やめて、離して」
ハンカチを口に突っ込まれガムテープで押さえられた。
「死んだやつを抱く趣味はないからさ」
「うー、うー」
忘れていた、この場所の路地裏は人が全く来ない。
防犯グッズを買えばよかった。
さっきの道は、人通りがあるから、誰かが、気づいたはずだった。
「愛梨を抱きたいと思ってたんだ」
旭川愛梨さんの痛みが、流れ込んでくる。
腕を後ろに回されて、何かで固定される。
「うー、うー」
一生懸命、嫌だって叫んでるのにうーしか出ない。
抵抗するのに、この人の力の強さに負ける。
「マジで、いい匂い」
ブチンとシャツを引きちぎられた。
胸を触られる。
「うー、うー」
涙が流れて止まらない。
あのニュースは、嘘だった。
犯人は、最初から私を強姦するつもりだった。
やめて、離して、汚い。
そんな事をされたくない。
「愛梨、愛梨、めっちゃいいよ」
嫌、私は倫のもの。
倫がいいの。
叫び声は、うーにしかならなくて抵抗はむなしく力で押さえられる。
犯人の気色の悪い声と息が、耳元にあたる。
「ぁああー。マジで最高だよ。狙ってたかいがあったよ。恨むなら、彼氏を恨めよ。また、遅刻してきただろ?」
腕を固定してた何かをはずされた。
自由になれる。
「おっと、走りだせないよ。愛梨」
壁に体を押しつけられた。
ギリギリと首を締められる。
「殺されたくなかったら言う事きけよ。その目が、そそるわ」
頷くしか出来なかった。
汚れたとしても、倫の元に帰れる。
それならば、条件を飲むと決めた。
ガムテープとハンカチをとられる。
「愛梨」
「んんっ、やっ」
キスをされる。
「そのまま、口開けとけ」
気持ち悪い
口の中をこいつのが、支配する。
【三日月さん、私を一度犯人にいれてくれませんか?】
.
.
.
.
「お帰りなさい、宮部さん」
「三日月さん、聞こえていましたか?」
「ですが、あの方は生きてますからうまくはいれるかわかりませんが、何故はいろうと思ったのですか?」
「旭川愛梨さんを何故狙ったのか、犯人側の気持ちが知りたいんです。」
「そうですか、ですが今戻れば襲っていますよ」
「わかってます」
「わかりました。やってみましょう」
三日月さんは、そういうと私の後頭部に手を当てる。
三日月さんは、苦しそうだ。
「はぁ、はぁ、うっうう」
と三日月さんの苦しそうな声が聞こえる。
犯人にはいることは、三日月さんが苦しむ事なんだとわかった。
「宮部さん、行きますよ」
生きてる人間に、はいる事はとてつもない苦しみを伴うようだ。
「ああああぁぁぁぁあああ」
体が、引き裂かれるような痛みが一瞬だけ襲った。
「うゎぁぁああああああああ」
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