538 / 646
エピローグ【凛と拓夢の話】
イベント終了後【拓夢】
しおりを挟む
智天使(ケルビム)が、俺達を呼んでくれて、挨拶をそこそこにデビューイベントを終えた。
「何か、智天使(ケルビム)のライブみたいになっちゃったね」
相沢さんは、そう言いながら俺達に頭を下げていた。
「でも、仕方ないですよね」
まっつんは、そう言って笑った。
「次は、サイン会開くから!CD買ってくれた人に特典で!年明けにだよ!」
相沢さんは、そう言ってニコニコ笑っている。
「あのお礼を伝えたいです」
俺の言葉に相沢さんは、理解した顔をして連れて行ってくれる。
コンコンー
「はい」
「入るよ」
「どうぞ」
相沢さんが扉を開けると智天使(ケルビム)のメンバーがいた。
「まさか、はやてが不倫の味方するなんて、驚いたけど…。相沢さんのマジックだったりする?」
吉宮凛が居て、俺は、驚いていた。
「そんな驚く?」
「はやとは、鴨池はやてだよ!俳優の…。智天使(ケルビム)のメンバーは、それぞれ俳優やモデルで有名だから」
相沢さんは、そう言って笑った。
「あの、皆さん。今日は、ありがとうございました」
俺は、智天使(ケルビム)を見つめて頭を下げた。
「あー、お礼ならあの人にいいなよ」
そう言って、ジュンさんは俺を見つめる。
「そうそう。あの人がいなかったら、俺達ステージに立ってないから」
ユウさんもそう言って服を着替え始める。
「あの、あの人って?」
俺の言葉に、もっちんさんが近づいてきた。
「皆月さん夫婦。特に、龍次郎さん。あの人の言葉がなかったら、俺達ステージに立ってない」
そう言って、もっちんさんは服を着替えた。
「凛。いや、皆月さん夫婦が来たんですか?」
俺の言葉に鴨池はやてさんは、驚いた顔をした。
「相沢さん、言ってないの?意地悪だね」
はやとさんの言葉に、相沢さんは頭を掻きながら話した。
「ごめんね。実は、智天使(ケルビム)を説得する為に、皆月さん夫婦には朝から来てもらっていたんだ」
「そうだったんですか…」
俺の言葉にもっちんさんが話し出す。
「あのさ、不貞行為だよな!でも、皆月龍次郎さんはそんな風に思ってなかった。俺、驚いたんだよ!だってさ、嫁が不倫して許せる?って」
もっちんさんの言葉に、鴨池はやてが話す。
「俺達にあの人ハッキリ言ったよ!星村君がいなかったら、妻はどうなっていたかわからないって…。それと、感謝しかしてないんだってさ」
俺は、その言葉にあの日の皆月龍次郎を思い出して泣いていた。
「星村君、あんなに優しい人はいないよ」
相沢さんは、俺の肩を叩いた。
「はやてが、協力したのは、その旦那さんの為だったんだな」
吉宮凛は、そう言って鴨池はやてを見つめる。
「そうだな。あの人は、本当に神様みたいだったから」
そう言って、鴨池はやては遠くを見つめながら柔らかく笑っていた。
「何か、智天使(ケルビム)のライブみたいになっちゃったね」
相沢さんは、そう言いながら俺達に頭を下げていた。
「でも、仕方ないですよね」
まっつんは、そう言って笑った。
「次は、サイン会開くから!CD買ってくれた人に特典で!年明けにだよ!」
相沢さんは、そう言ってニコニコ笑っている。
「あのお礼を伝えたいです」
俺の言葉に相沢さんは、理解した顔をして連れて行ってくれる。
コンコンー
「はい」
「入るよ」
「どうぞ」
相沢さんが扉を開けると智天使(ケルビム)のメンバーがいた。
「まさか、はやてが不倫の味方するなんて、驚いたけど…。相沢さんのマジックだったりする?」
吉宮凛が居て、俺は、驚いていた。
「そんな驚く?」
「はやとは、鴨池はやてだよ!俳優の…。智天使(ケルビム)のメンバーは、それぞれ俳優やモデルで有名だから」
相沢さんは、そう言って笑った。
「あの、皆さん。今日は、ありがとうございました」
俺は、智天使(ケルビム)を見つめて頭を下げた。
「あー、お礼ならあの人にいいなよ」
そう言って、ジュンさんは俺を見つめる。
「そうそう。あの人がいなかったら、俺達ステージに立ってないから」
ユウさんもそう言って服を着替え始める。
「あの、あの人って?」
俺の言葉に、もっちんさんが近づいてきた。
「皆月さん夫婦。特に、龍次郎さん。あの人の言葉がなかったら、俺達ステージに立ってない」
そう言って、もっちんさんは服を着替えた。
「凛。いや、皆月さん夫婦が来たんですか?」
俺の言葉に鴨池はやてさんは、驚いた顔をした。
「相沢さん、言ってないの?意地悪だね」
はやとさんの言葉に、相沢さんは頭を掻きながら話した。
「ごめんね。実は、智天使(ケルビム)を説得する為に、皆月さん夫婦には朝から来てもらっていたんだ」
「そうだったんですか…」
俺の言葉にもっちんさんが話し出す。
「あのさ、不貞行為だよな!でも、皆月龍次郎さんはそんな風に思ってなかった。俺、驚いたんだよ!だってさ、嫁が不倫して許せる?って」
もっちんさんの言葉に、鴨池はやてが話す。
「俺達にあの人ハッキリ言ったよ!星村君がいなかったら、妻はどうなっていたかわからないって…。それと、感謝しかしてないんだってさ」
俺は、その言葉にあの日の皆月龍次郎を思い出して泣いていた。
「星村君、あんなに優しい人はいないよ」
相沢さんは、俺の肩を叩いた。
「はやてが、協力したのは、その旦那さんの為だったんだな」
吉宮凛は、そう言って鴨池はやてを見つめる。
「そうだな。あの人は、本当に神様みたいだったから」
そう言って、鴨池はやては遠くを見つめながら柔らかく笑っていた。
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
先生、生徒に手を出した上にそんな淫らな姿を晒すなんて失格ですよ
ヘロディア
恋愛
早朝の教室に、艶やかな喘ぎ声がかすかに響く。
それは男子学生である主人公、光と若手美人女性教師のあってはならない関係が起こすものだった。
しかしある日、主人公の数少ない友達である一野はその真実に気づくことになる…
【完結】愛に裏切られた私と、愛を諦めなかった元夫
紫崎 藍華
恋愛
政略結婚だったにも関わらず、スティーヴンはイルマに浮気し、妻のミシェルを捨てた。
スティーヴンは政略結婚の重要性を理解できていなかった。
そのような男の愛が許されるはずないのだが、彼は愛を貫いた。
捨てられたミシェルも貴族という立場に翻弄されつつも、一つの答えを見出した。
【完結】いてもいなくてもいい妻のようですので 妻の座を返上いたします!
ユユ
恋愛
夫とは卒業と同時に婚姻、
1年以内に妊娠そして出産。
跡継ぎを産んで女主人以上の
役割を果たしていたし、
円満だと思っていた。
夫の本音を聞くまでは。
そして息子が他人に思えた。
いてもいなくてもいい存在?萎んだ花?
分かりました。どうぞ若い妻をお迎えください。
* 作り話です
* 完結保証付き
* 暇つぶしにどうぞ
50歳前の離婚
家紋武範
恋愛
子なしの夫婦。夫は妻から離婚を切り出された。
子供が出来なかったのは妻に原因があった。彼女はそれを悔いていた。夫の遺伝子を残したいと常に思っていたのだ。
だから別れる。自分以外と結婚して欲しいと願って。
私をもう愛していないなら。
水垣するめ
恋愛
その衝撃的な場面を見たのは、何気ない日の夕方だった。
空は赤く染まって、街の建物を照らしていた。
私は実家の伯爵家からの呼び出しを受けて、その帰路についている時だった。
街中を、私の夫であるアイクが歩いていた。
見知った女性と一緒に。
私の友人である、男爵家ジェーン・バーカーと。
「え?」
思わず私は声をあげた。
なぜ二人が一緒に歩いているのだろう。
二人に接点は無いはずだ。
会ったのだって、私がジェーンをお茶会で家に呼んだ時に、一度顔を合わせただけだ。
それが、何故?
ジェーンと歩くアイクは、どこかいつもよりも楽しげな表情を浮かべてながら、ジェーンと言葉を交わしていた。
結婚してから一年経って、次第に見なくなった顔だ。
私の胸の内に不安が湧いてくる。
(駄目よ。簡単に夫を疑うなんて。きっと二人はいつの間にか友人になっただけ──)
その瞬間。
二人は手を繋いで。
キスをした。
「──」
言葉にならない声が漏れた。
胸の中の不安は確かな形となって、目の前に現れた。
──アイクは浮気していた。
懐妊を告げずに家を出ます。最愛のあなた、どうかお幸せに。
梅雨の人
恋愛
最愛の夫、ブラッド。
あなたと共に、人生が終わるその時まで互いに慈しみ、愛情に溢れる時を過ごしていけると信じていた。
その時までは。
どうか、幸せになってね。
愛しい人。
さようなら。
王妃の私には妾妃の貴女の考えなどお見通し
麻宮デコ@ざまぁSS短編
恋愛
王太子妃となったミリアリアは不妊症であると医者に告げられ嘆き悲しむ。
そんなミリアリアに従妹のクローディアは自分が代わりに王の子供を産むと宣言した。
世継ぎを産み育てる役割だけはクローディアに。
それ以外の役割はミリアリアに。
そして宣言通り、クローディアは王子を出産した。
月日が経ち、ミリアリアは王太子妃から王妃になったが、そんな中で夫である王が急死してしまった。
ミリアリアはまだ年若い王子に王位を継がせずに自分が即位することにし、今まで表に出せなかった真実を露わにしていく。
全4話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる