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エピローグ【凛と拓夢の話】
そもそもだよ…【拓夢】
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しゅんは、ビールを飲み終わった。俺は、立ち上がって冷蔵庫から新しいビールを取って渡す。
「ありがとう」
「ああ」
しゅんは、ビールを開けるとすぐに話し出した。
「そもそも姉貴はさ。元男の癖に性に対して潔癖なんだよ」
そう言って、しゅんはゴクゴクとビールを飲んだ。
「まあ、それは仕方ないよ」
俺は、しゅんを宥めるように言った。
「仕方なくたって、この写真見たら、変態何て言い出して。困るよ」
しゅんは、そう言いながら頭を掻いてる。
「だってだよ!例え、そこに裸の女の人がいたって、俺が絵を描く人間なら…。それは、ただのものでしかないわけだよ。だから、この人の性描写だって書かれていたって18禁作品じゃないんだよ。わかる?」
しゅんの言いたい事が何となくわかるから、俺は頷いていた。
「だいたい、芸術からエロをとったら、それって何かつまんないよ」
「言い過ぎな」
俺は、しゅんからビールを取り上げようとした。
「そこまで、酔ってないから…」
しゅんは、そう言ってビールを離そうとしない。
「エロなしでもあるだろ!何だって」
「じゃあ、キスシーンもなしだぞ」
「それでもいけるだろ?」
「ハグもなし」
しゅんの言葉に「何でだよ」と突っ込んでいた。
「当たり前だろ?ハグした、そいつのそこはどうなってるんだよ!エロに繋がるから、駄目に決まってんだろ」
「極端じゃないかよ!殺すか死ぬかみたいな二択はやめろよ」
俺の言葉にしゅんは、フッて笑った。
「拓夢、めちゃくちゃ面白いな」
その顔にしゅんが酔ってるのがわかった。
「キスはなしでいいから、ハグはあり」
「なーし」
しゅんは、そう言って手でバツを作る。
「つうか、好きな人には触(ふ)れたいよな。いや、そもそも。恋愛小説で、その描写を描かないなんてあるか?」
「今は、小学生が読むような漫画でもキスぐらいしてるらしいぞ」
俺は、しゅんの言葉に驚いた顔をしたけれどよく考えたら今に始まった事じゃない気がした。
「いや、それは昔からじゃないか?」
「チュッぐらいなら、ありか?ってか、俺の従姉妹の子供が見てるやつなんかブラジャー見えてたけど」
「それは、嘘だわ」
俺は、そう言ってしゅんを見つめる。
「嘘じゃないって!だけど、ありなんだろ?胸揉んでないなら」
「そんなわけないだろ」
俺は、そう言ってしゅんを見つめる。
「拓夢、やっぱりエロは必要なんだって」
そう言いながら、しゅんは笑っていた。
「SNOWROSEのPVが不快に思われたらどうしよう…」
しゅんは、もう寝てしまっていた。
「何だよ!散々喋って」
俺は、しゅんの手からビールを取った。
「本当は、わかってんだろ?しゅんの姉ちゃんが何でエロを否定するかって」
俺は、しゅんの肩をポンポンと叩いてから寝室に行った。クローゼットから、膝掛けを取り出してしゅんの元に戻った。
「おやすみ」
俺は、眠ったしゅんに膝掛けをかけてあげた。しゅんのお陰で、俺は何かいつの間にか元気が出ていた。
「ありがとう」
「ああ」
しゅんは、ビールを開けるとすぐに話し出した。
「そもそも姉貴はさ。元男の癖に性に対して潔癖なんだよ」
そう言って、しゅんはゴクゴクとビールを飲んだ。
「まあ、それは仕方ないよ」
俺は、しゅんを宥めるように言った。
「仕方なくたって、この写真見たら、変態何て言い出して。困るよ」
しゅんは、そう言いながら頭を掻いてる。
「だってだよ!例え、そこに裸の女の人がいたって、俺が絵を描く人間なら…。それは、ただのものでしかないわけだよ。だから、この人の性描写だって書かれていたって18禁作品じゃないんだよ。わかる?」
しゅんの言いたい事が何となくわかるから、俺は頷いていた。
「だいたい、芸術からエロをとったら、それって何かつまんないよ」
「言い過ぎな」
俺は、しゅんからビールを取り上げようとした。
「そこまで、酔ってないから…」
しゅんは、そう言ってビールを離そうとしない。
「エロなしでもあるだろ!何だって」
「じゃあ、キスシーンもなしだぞ」
「それでもいけるだろ?」
「ハグもなし」
しゅんの言葉に「何でだよ」と突っ込んでいた。
「当たり前だろ?ハグした、そいつのそこはどうなってるんだよ!エロに繋がるから、駄目に決まってんだろ」
「極端じゃないかよ!殺すか死ぬかみたいな二択はやめろよ」
俺の言葉にしゅんは、フッて笑った。
「拓夢、めちゃくちゃ面白いな」
その顔にしゅんが酔ってるのがわかった。
「キスはなしでいいから、ハグはあり」
「なーし」
しゅんは、そう言って手でバツを作る。
「つうか、好きな人には触(ふ)れたいよな。いや、そもそも。恋愛小説で、その描写を描かないなんてあるか?」
「今は、小学生が読むような漫画でもキスぐらいしてるらしいぞ」
俺は、しゅんの言葉に驚いた顔をしたけれどよく考えたら今に始まった事じゃない気がした。
「いや、それは昔からじゃないか?」
「チュッぐらいなら、ありか?ってか、俺の従姉妹の子供が見てるやつなんかブラジャー見えてたけど」
「それは、嘘だわ」
俺は、そう言ってしゅんを見つめる。
「嘘じゃないって!だけど、ありなんだろ?胸揉んでないなら」
「そんなわけないだろ」
俺は、そう言ってしゅんを見つめる。
「拓夢、やっぱりエロは必要なんだって」
そう言いながら、しゅんは笑っていた。
「SNOWROSEのPVが不快に思われたらどうしよう…」
しゅんは、もう寝てしまっていた。
「何だよ!散々喋って」
俺は、しゅんの手からビールを取った。
「本当は、わかってんだろ?しゅんの姉ちゃんが何でエロを否定するかって」
俺は、しゅんの肩をポンポンと叩いてから寝室に行った。クローゼットから、膝掛けを取り出してしゅんの元に戻った。
「おやすみ」
俺は、眠ったしゅんに膝掛けをかけてあげた。しゅんのお陰で、俺は何かいつの間にか元気が出ていた。
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