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エピローグ【拓夢の話3】
真夜中の3時…
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終わってから、俺は凛に水とタオルを持ってきてあげた。凛は、水を飲んだ後、すぐに眠ってしまった。
「残り、全部使ったな」
俺は、ゴミ箱に避妊具(それ)の空箱を捨てた。
「痛かっただろ?ごめんな」
凛の下半身に置いたタオルをそっと抜き取った。俺は、おでこにキスをしてから、凛に布団をかけて、立ち上がった。洗面所で、タオルを置いてパンツを履いた。
「これだ!」
俺は、リビングに向かうと歌詞を書いてるノートを取り出した。
今、おりてきた歌詞をノートに書きなぐった。
「出来た。これを二曲目に出来たらいいんだけどな…」
時計を見ると真夜中の3時だった。凛と何回やったか数えてなかった。
「はぁー」
大きなアクビが出る。
「俺も、眠いな」
俺は、立ち上がってノートを置いた。
「凛、歯磨きしたかっただろうなー」
うがいだけは、水でやりなって言ったからやってたけど…。嫌だっただろうなー。
俺は、洗面所でうがいだけをする。
「俺も、うがいだけにしとこ」
俺は、凛の隣に寝転がった。
「ごめんな。凛」
明日撮影なのに、凛を疲れさせてしまった。
「俺より、痛いのに…。我慢してくれてありがとう」
俺は、凛を抱き締める。
「うーん。拓夢…」
初めて、寝言で俺の名を呼んでくれた。
「凛、駄目だよ。旦那さんに怒られるだろ」
俺は、凛の頬を撫でる。どうか、この先の凛の人生が幸せでありますように…。
祈るように、唇を撫でる。
「もう出来ないよ」
凛は、そう言って俺に抱きついてきた。
優しくて、暖かくて、幸せで…。
疲労がいっきにやってきて、俺の目は落ちた。
◆
◆
◆
ピピピ…ピピピ…
「うーん」
目覚めると凛はいなかった。
「何時だ?」
目覚ましを止めると五時半だった。
「用意しなきゃな」
寝不足で、辛い体を必死で起こしてベッドからズルズルと降りる。
俺は、キッチンに向かう。
「おはよう」
凛がいて、安心した。嬉しかった。俺は、凛を抱き締める。
「体、しんどくない?」
「ちょっとだけしんどかったけど、大丈夫だよ!今、朝ご飯してるからね」
「昨日、めっちゃやってごめん。避妊具(あれ)、空になってた」
「どれくらい余ってたのかな?」
「さあー。わかんないな。でも、全部使うとか俺駄目だよな」
俺の言葉に、凛も背中に手を回して抱き締めてくれる。
「いいよ。大丈夫。私もしたかったから…。沢山、拓夢を刻み付けたかったから」
「凛、ありがとう」
俺は、凛の体をさらに引き寄せるようにして抱き締める。
「家(ここ)を出たら、もう私達は友達だよね」
「そうだな!」
「寂しいね。あっという間だったね」
「そうだな!俺、顔洗ってくる」
「うん」
俺は、凛から離れて洗面所に向かう。
顔を洗って、歯を磨く。
気分を変えなきゃいけないよな!今日から、俺は、星村拓夢だけじゃなく、SNOWROSEのタクムとしての人生も歩いて行くんだから…。
「残り、全部使ったな」
俺は、ゴミ箱に避妊具(それ)の空箱を捨てた。
「痛かっただろ?ごめんな」
凛の下半身に置いたタオルをそっと抜き取った。俺は、おでこにキスをしてから、凛に布団をかけて、立ち上がった。洗面所で、タオルを置いてパンツを履いた。
「これだ!」
俺は、リビングに向かうと歌詞を書いてるノートを取り出した。
今、おりてきた歌詞をノートに書きなぐった。
「出来た。これを二曲目に出来たらいいんだけどな…」
時計を見ると真夜中の3時だった。凛と何回やったか数えてなかった。
「はぁー」
大きなアクビが出る。
「俺も、眠いな」
俺は、立ち上がってノートを置いた。
「凛、歯磨きしたかっただろうなー」
うがいだけは、水でやりなって言ったからやってたけど…。嫌だっただろうなー。
俺は、洗面所でうがいだけをする。
「俺も、うがいだけにしとこ」
俺は、凛の隣に寝転がった。
「ごめんな。凛」
明日撮影なのに、凛を疲れさせてしまった。
「俺より、痛いのに…。我慢してくれてありがとう」
俺は、凛を抱き締める。
「うーん。拓夢…」
初めて、寝言で俺の名を呼んでくれた。
「凛、駄目だよ。旦那さんに怒られるだろ」
俺は、凛の頬を撫でる。どうか、この先の凛の人生が幸せでありますように…。
祈るように、唇を撫でる。
「もう出来ないよ」
凛は、そう言って俺に抱きついてきた。
優しくて、暖かくて、幸せで…。
疲労がいっきにやってきて、俺の目は落ちた。
◆
◆
◆
ピピピ…ピピピ…
「うーん」
目覚めると凛はいなかった。
「何時だ?」
目覚ましを止めると五時半だった。
「用意しなきゃな」
寝不足で、辛い体を必死で起こしてベッドからズルズルと降りる。
俺は、キッチンに向かう。
「おはよう」
凛がいて、安心した。嬉しかった。俺は、凛を抱き締める。
「体、しんどくない?」
「ちょっとだけしんどかったけど、大丈夫だよ!今、朝ご飯してるからね」
「昨日、めっちゃやってごめん。避妊具(あれ)、空になってた」
「どれくらい余ってたのかな?」
「さあー。わかんないな。でも、全部使うとか俺駄目だよな」
俺の言葉に、凛も背中に手を回して抱き締めてくれる。
「いいよ。大丈夫。私もしたかったから…。沢山、拓夢を刻み付けたかったから」
「凛、ありがとう」
俺は、凛の体をさらに引き寄せるようにして抱き締める。
「家(ここ)を出たら、もう私達は友達だよね」
「そうだな!」
「寂しいね。あっという間だったね」
「そうだな!俺、顔洗ってくる」
「うん」
俺は、凛から離れて洗面所に向かう。
顔を洗って、歯を磨く。
気分を変えなきゃいけないよな!今日から、俺は、星村拓夢だけじゃなく、SNOWROSEのタクムとしての人生も歩いて行くんだから…。
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