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凛の話12

昨日と同じ…

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「終わった」

「うん」

「声、撮っていい?」

「うん」

凛君は、布団に入ってくる私は仰向けのまま。しかも、裸。

「胸見たい」

「わかった」

「凛さん、足広げてくれる?間に入るから」

「それは…」

「パンツはいてるから」

凛君は、そう言って私の手を自分の下半身に持っていく。

「わかった」

私は、足を広げる。

「撮るよ」

「うん」

ピコンって、また音が鳴る。

「見せて」

「うん」

凛君は、胸にキスをしてくる。

「んんっ」

昨日より上手くなっていて、気持ちいい。

「腰動いてるよ」

「あっ」

「気持ちいい?」

「うん」

凛君は、その言葉に下半身に触れてくる。裸だから、すぐに敏感な場所を刺激される。

「んんっ、ハァ、ハァ」

「凄いね」

「やめて」

「やめていいの?」

「やめないで」

足を閉じたくても、凛君がいるから閉じれなくてもどかしい。

「んんっ、ァッ」

「これ好き?」

「好き」

撮られてるから、ちゃんと口に出すようにする。

「凄いね!可愛い。欲しい?」

「んんっ、ァッ」

「ちゃんと言って」

「んんっ、んんっ、欲しいよ、凛君」

「わかった」

昨日より慣れた凛君は、指を入れてきた。

「んんっ、ハァ、ァッ」

「好き?」

「好き、大好き」

「可愛い。愛してるよ」

そう言って、凛君はキスをしてくる。舌を上手く動かせないようにされてるせいで声が出せない。

「ハァ、ハァ」

息が重なって、体がビクッと跳ねた。
ピコンと凛君は、停止ボタンを押した。

「感じて、凛さん」

そこに押し付けられる。

「駄目、最後まで」

「しないから、僕も」

そう言って、押し付けらる。

「凛君が、したいようにして」

私は、右手を凛君の頬に当てる。

「うん」

凛君は、そう言うと私の手を膨らみに持っていく。

「どうやって、してるの?やってみせて」

「うん」

凛君は、布団を捲らないように私の手が届く場所に近づいてくる。私は、やっと足が閉じれる。

「凛さん、借りるよ」

「うん」

そう言って、私の手に自分の手を重ねて動かした。

「ハァ、ハァ、ハァ、気持ちいい」

凛君は、キスをしてくる。

「ハァ、ハァァ」

ビクビクとして、果てた。

「凛さんがして!」

そう言って、私の横に寝転がった。

「どういう意味?」

「最後に、凛さんがいつも旦那さんや星村さんにしてる事をして!僕に、凛さんを刻み付けて」

その目に私は吸い込まれるように、キスをする。龍ちゃんや拓夢にするように手を動かした。

「ハァ、凄い」

凛君は、そう言って恍惚な表情を向ける。

「凛さん」

見つめ合いながら、凛君は果てる。

「もう、駄目だよ!今、駄目だよ」

私は、敏感になってる凛君のそこを刺激する。

「こんなのしてるの?」

「あんまりしないけど、最後だから特別」

そう言って、凛君にキスをしてあげる。凛君は、慣れたように深く舌を絡ませてくる。【凛君の初めてが力ずくで奪われませんように】私はそう想いながら凛君のそれを刺激し続けた。

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