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拓夢の最初の話【1】
いいよ
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まだ、グラスに残っていた水が少しだけ体にかかった。俺は、凛からコップを取り上げてサイドテーブルに置いた。
凛は、俺の体にかかった水を舐める。
「凛?」
「いいよ」
そう言って、上目遣いに俺を見つめる。我慢出来なくなって、凛をベッドに倒した。凛は、俺の頬に左手をゆっくり当ててきた。俺は、その手を握りしめる。
「凛、どうして欲しい?」
「頭の中をセックスだけで埋め尽くして」
「赤ちゃんを消したい?」
「うん」
凛は、そう言って泣いてる。
「してあげる」
俺は、そう言って凛の唇を左手でこじ開けると一気に指を突っ込んだ。凛は、俺の指を舐めてくれる。
「凛」
ゆっくりと指を抜いて、凛の体を撫でていく。
「拓夢」
凛の左手が俺のに触れる。
「凛」
「拓夢」
ゆっくりと触ってくるから、俺も凛の下半身に手を持っていく。
「んんっ」
頭の中は、凛をどう喜ばせるかといれたいことばかりを考え始める。
「真っ白になろう」
「うん」
俺は、指を増やして刺激する。
「ハァー、ツツ」
凛の腰が浮いては、降りる。
「気持ちいい?」
「うん、拓夢は?」
「もっと、こうして」
俺は、凛の手を右手で包み込んで動かす。
「こう?」
「そう」
凛が触ってくれるだけで、頭が痺れてくる。バンドの事とかもう考えていなかった。絶望とかなくて、ただ凛とセックスしたいしか考えていない。
「いれたい」
「いいよ」
俺は、サイドテーブルにある避妊具をとる。凛は、ゆっくり手をはずした。付ける間の時間が嫌いだったりするけど…。でも、避妊は絶対だから…。もしもがあるかもしれないだろ…。それに、もしもなんて期待させちゃ駄目だろ?
俺は、ゆっくり凛の中に入る。体がビクッて跳ねる、中からダイレクトに伝わってくる。さっきより、俺の形に馴染んでる気がする。
「んんっ」
「凛、動くよ」
「うんっ」
ゆっくり動く、だんだんと早く腰を打ち付けてく。もう、気持ちよすぎて頭ん中が溶けてく。何も考えてない。俺、今何も考えてない。ただの動物だってわかる。
「凛、後ろからしていい?」
「うん」
もっともっと、腰を打ち付けたい。凛の頭の中も真っ白にさせてやりたい。
「ハァ、ッツ、ァァッ」
凛の声が、聞こえてくる。その声と腰を打ち付ける音だけか響き渡る。もう、頭の中が痺れてきてる。脳内を占めていた絶望が快楽に書き消されていくのを感じる。人がセックスする理由って、これなのかな?思考を乗っ取られて、他を考えられない。でも、今はそれが欲しい。この快楽が欲しくて欲しくて堪らない。
「いくよ、凛」
「私も…」
『ァァッー』って重なり合わせた声で二人で果てていた。
凛は、俺の体にかかった水を舐める。
「凛?」
「いいよ」
そう言って、上目遣いに俺を見つめる。我慢出来なくなって、凛をベッドに倒した。凛は、俺の頬に左手をゆっくり当ててきた。俺は、その手を握りしめる。
「凛、どうして欲しい?」
「頭の中をセックスだけで埋め尽くして」
「赤ちゃんを消したい?」
「うん」
凛は、そう言って泣いてる。
「してあげる」
俺は、そう言って凛の唇を左手でこじ開けると一気に指を突っ込んだ。凛は、俺の指を舐めてくれる。
「凛」
ゆっくりと指を抜いて、凛の体を撫でていく。
「拓夢」
凛の左手が俺のに触れる。
「凛」
「拓夢」
ゆっくりと触ってくるから、俺も凛の下半身に手を持っていく。
「んんっ」
頭の中は、凛をどう喜ばせるかといれたいことばかりを考え始める。
「真っ白になろう」
「うん」
俺は、指を増やして刺激する。
「ハァー、ツツ」
凛の腰が浮いては、降りる。
「気持ちいい?」
「うん、拓夢は?」
「もっと、こうして」
俺は、凛の手を右手で包み込んで動かす。
「こう?」
「そう」
凛が触ってくれるだけで、頭が痺れてくる。バンドの事とかもう考えていなかった。絶望とかなくて、ただ凛とセックスしたいしか考えていない。
「いれたい」
「いいよ」
俺は、サイドテーブルにある避妊具をとる。凛は、ゆっくり手をはずした。付ける間の時間が嫌いだったりするけど…。でも、避妊は絶対だから…。もしもがあるかもしれないだろ…。それに、もしもなんて期待させちゃ駄目だろ?
俺は、ゆっくり凛の中に入る。体がビクッて跳ねる、中からダイレクトに伝わってくる。さっきより、俺の形に馴染んでる気がする。
「んんっ」
「凛、動くよ」
「うんっ」
ゆっくり動く、だんだんと早く腰を打ち付けてく。もう、気持ちよすぎて頭ん中が溶けてく。何も考えてない。俺、今何も考えてない。ただの動物だってわかる。
「凛、後ろからしていい?」
「うん」
もっともっと、腰を打ち付けたい。凛の頭の中も真っ白にさせてやりたい。
「ハァ、ッツ、ァァッ」
凛の声が、聞こえてくる。その声と腰を打ち付ける音だけか響き渡る。もう、頭の中が痺れてきてる。脳内を占めていた絶望が快楽に書き消されていくのを感じる。人がセックスする理由って、これなのかな?思考を乗っ取られて、他を考えられない。でも、今はそれが欲しい。この快楽が欲しくて欲しくて堪らない。
「いくよ、凛」
「私も…」
『ァァッー』って重なり合わせた声で二人で果てていた。
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