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初心者には見えない
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「ん……ッあ……奥まで――」
「大丈夫です。貴実の身体は受け入れるために蜜が溢れると聞いています。ほら」
ウィスランドが指を動かす度にクチュッと水音がした。
「ふ……ぅ……っ」
ラズは唇を噛みしめて、吐息を漏らす。
「噛みしめないで……」
ウィスランドはそう言って、ラズの唇を舐めた。
「ウィス……」
唇を開いてウィスランドの舌がラズの口腔を暴く。
「歯の奥を触ると、後ろが締まりますね。私を欲しがってくれているようで嬉しいです」
「う……あ……言わないで……」
どうして恥ずかしいことばかり言うのだろう。
自分でもウィスランドの指を締めつけているのがわかってラズは顔を逸らした。
「駄目ですよ、ラズ。もっともっと私を求めてください」
ウィスランドの目はラズを揶揄っているようには見えない。
「ウィス、……して?」
ラズは精一杯の言葉を口にしたのに、ウィスランドはフフッと笑う。
「煽りすぎると危険なのはあなたですよ、ラズ」
求めろと言ったのはウィスランドなのに、理不尽だとラズは頬を膨らませた。その頬を食べるように口をつけたと思ったら、笑いながら唇にもキスをする。
「あ……ん、んぅ――」
キスに没頭している間も絶え間なく動き続ける指の刺激で、溢れた蜜がシーツに染みを作っていく。
「ラズ、気持ちいいですか?」
「あっ!」
ウィスランドに集中していたラズは、突然増えた前への刺激に驚いた。ウィスランドの手かと思ったけれど、右手はラズの尻を攻略中であるし、左手はキスしているラズの顎を支えている。
「リカルドが寂しいそうですよ」
ラズの変化にウィスランドも気付いてそう言った。
確かにラズのソファでいるだけは辛いだろう。
「リド……っ、でもっ達っちゃう」
その間もウィスランドの指は着実に中を拡げ、三本にまで増えた。バラバラに動いては中を拡げ、中の膨らんだところを掠める度に、ラズの身体は跳ねた。ウィスランドの指はラズの中を探索中で、リカルドの指は性器への刺激だけに留まらずにラズの胸の先まで潰し始めた。ラズが耐えられる時間は短い。訴えても二人が止める気配はない。
「何度でもって言ったでしょう?」
もたないかもしれない……。ラズは麗しいウィスランドの囁きを聞きながら少し青ざめた。
貴実は竜の血筋という人間にあるまじき能力をもつもの達を受け入れることができる尊い身体だと言われているけれど、それは王家の貴実のことであって野良貴実と呼ばれることもあるポッと出のラズのことではなかったのかもしれない。しかも当代一、二の二人だ。欲張りすぎだと言われてもその通りだと拍手したくなるほど当然の事実。
「それはっ……」
「ラズの身体は気持ちよさそうですよ」
「んあぁぁぁ! 気持ち、いいっ! ああ――っ!」
ウィスランドが初めてなんて嘘だ。でなければ天性の色男に違いない。
達した後全身の力が抜けたラズは、一瞬気が遠くなった。
ベッドサイドに置かれていた瓶の水を飲み、ウィスランドがラズへ口移しで飲ませてくれる。こんなに水が美味しく感じたのは生まれて初めてだ。
「は……はぁっ」
「ラズ、ちょうど身体の力も抜けてるのでいいかもしれません」
ラズの顔を撫でるリカルドも頷く。ちょうどいい、その言葉の意味すらラズのフワフワした頭にはなんのことだかわからなかった。
リカルドはラズと向かい合って抱き寄せ転がり、リカルドの身体を跨ぐようにラズの脚を動かした。
「ぐぅあ……う……ぃ」
リカルドが謎の声を発したかと思うと今まで微動だにしなかった口が少しずつだが開き始めた。ウィスランドが焦ったように「え」と声を上げる。
「嘘でしょ、魔法を力ずくで解いたんですか」
「いつまでも……、黙ってられるか」
「キスしたいからって、魔力にものを言わせて、この人は……竜が口から魔力を放出するのを防ぐための魔法だったのに……」
呆れたようにウィスランドがぼやく。それはつまり竜の最大の攻撃であるドラゴンブレス対策の魔法だとラズは気付いた。魔法を掛けるほうもかけるほうだが、それを魔力ずくで解く方も解く方だ。
「ラズ、私にキスをしてくれ」
リカルドにお願いされるとラズは弱い。そろそろと起き上がって、リカルドの太ももを跨いだままキスをした。余程強い魔法だったのか、ラズの中の魔力が僅かにリカルドへ流れていく。
「ラズ、そのまま力を抜いておいてくださいね」
ウィスランドの優しい声に頷いて、ラズはリカルドにキスをしたままその瞬間を待った。
「あ……、挿って――、ん、グッ!」
チュクチュクとウィスランドの矛先がラズの蜜を絡めるようにして入ってきた。圧迫感でラズはリカルドへのキスを諦め、目を見開く。
「ラズ、私の大事な人……」
「あ……う……んんっ!」
奥をこじ開けるウィスランドの熱にラズはギュッとリカルドのシャツを握った。
ラズがリカルドの上に乗っているのに、ウィスランドもリカルドを跨いで腰を進める。一番太い部分を飲み込む時、ラズが瞑った目からはポロポロと涙が零れ、リカルドのシャツに水滴がしみこんでいく。
「痛いか?」
リカルドに訊ねられて、ラズは首を横に振った。多少の痛みはあっても嬉しい気持ちが大きくて、ラズはズズッと鼻水を啜った。どこからかハンカチを出したリカルドが鼻を拭いてくれた。
「満たされ、ます――んぅ……」
「そうか」
リカルドはラズの答えに満足げな声を出す。奥まで入ったのかウィスランドはラズの腰を抱いたまま、ジッと動かない。
「動いていいですよ」
ラズの様子を窺っているのはウィスランドも同様で、ラズが了承するとゆっくりと動き始めた。ラズが苦しくないようにと気遣ってくれるのがわかる。
「ハッ! ア……」
ウィスランドの口からも気持ちの良さそうな声が聞こえて、ラズは嬉しくなる。もっと激しく刺激を得たいだろうことはラズも男だからわかる。
「ウィス、も……あっん……気持ちい……?」
ウィスランドが動きやすいようにとラズは尻を高く上げた。
「ラズ、ラズ! 気持ちいいですよ。中がうねって……私を離さない」
ウィスランドの興奮した声にラズの身体も熱くなる。ウィスランドの動きが少しずつ大胆になって、ラズの尻とウィスランドの肉があたる音が部屋に響いた。
「ん……ラズ――」
艶やかなウィスランドの声が限界に近いことを告げる。
「ああっ! 熱いっ……んぅ!」
ラズの中で熱いものが弾けた。奥へ奥へと押し込まれた精液が刺激となって、ラズも自らの性を弾けさせる。ラズの飛沫はリカルドのシャツに飛んだ。
「愛してます、ラズ。可愛い私の伴侶」
下敷きになっていた大きな身体の上に倒れ込んだラズの背中へキスをして、ウィスランドは愛を告げた。
「大丈夫です。貴実の身体は受け入れるために蜜が溢れると聞いています。ほら」
ウィスランドが指を動かす度にクチュッと水音がした。
「ふ……ぅ……っ」
ラズは唇を噛みしめて、吐息を漏らす。
「噛みしめないで……」
ウィスランドはそう言って、ラズの唇を舐めた。
「ウィス……」
唇を開いてウィスランドの舌がラズの口腔を暴く。
「歯の奥を触ると、後ろが締まりますね。私を欲しがってくれているようで嬉しいです」
「う……あ……言わないで……」
どうして恥ずかしいことばかり言うのだろう。
自分でもウィスランドの指を締めつけているのがわかってラズは顔を逸らした。
「駄目ですよ、ラズ。もっともっと私を求めてください」
ウィスランドの目はラズを揶揄っているようには見えない。
「ウィス、……して?」
ラズは精一杯の言葉を口にしたのに、ウィスランドはフフッと笑う。
「煽りすぎると危険なのはあなたですよ、ラズ」
求めろと言ったのはウィスランドなのに、理不尽だとラズは頬を膨らませた。その頬を食べるように口をつけたと思ったら、笑いながら唇にもキスをする。
「あ……ん、んぅ――」
キスに没頭している間も絶え間なく動き続ける指の刺激で、溢れた蜜がシーツに染みを作っていく。
「ラズ、気持ちいいですか?」
「あっ!」
ウィスランドに集中していたラズは、突然増えた前への刺激に驚いた。ウィスランドの手かと思ったけれど、右手はラズの尻を攻略中であるし、左手はキスしているラズの顎を支えている。
「リカルドが寂しいそうですよ」
ラズの変化にウィスランドも気付いてそう言った。
確かにラズのソファでいるだけは辛いだろう。
「リド……っ、でもっ達っちゃう」
その間もウィスランドの指は着実に中を拡げ、三本にまで増えた。バラバラに動いては中を拡げ、中の膨らんだところを掠める度に、ラズの身体は跳ねた。ウィスランドの指はラズの中を探索中で、リカルドの指は性器への刺激だけに留まらずにラズの胸の先まで潰し始めた。ラズが耐えられる時間は短い。訴えても二人が止める気配はない。
「何度でもって言ったでしょう?」
もたないかもしれない……。ラズは麗しいウィスランドの囁きを聞きながら少し青ざめた。
貴実は竜の血筋という人間にあるまじき能力をもつもの達を受け入れることができる尊い身体だと言われているけれど、それは王家の貴実のことであって野良貴実と呼ばれることもあるポッと出のラズのことではなかったのかもしれない。しかも当代一、二の二人だ。欲張りすぎだと言われてもその通りだと拍手したくなるほど当然の事実。
「それはっ……」
「ラズの身体は気持ちよさそうですよ」
「んあぁぁぁ! 気持ち、いいっ! ああ――っ!」
ウィスランドが初めてなんて嘘だ。でなければ天性の色男に違いない。
達した後全身の力が抜けたラズは、一瞬気が遠くなった。
ベッドサイドに置かれていた瓶の水を飲み、ウィスランドがラズへ口移しで飲ませてくれる。こんなに水が美味しく感じたのは生まれて初めてだ。
「は……はぁっ」
「ラズ、ちょうど身体の力も抜けてるのでいいかもしれません」
ラズの顔を撫でるリカルドも頷く。ちょうどいい、その言葉の意味すらラズのフワフワした頭にはなんのことだかわからなかった。
リカルドはラズと向かい合って抱き寄せ転がり、リカルドの身体を跨ぐようにラズの脚を動かした。
「ぐぅあ……う……ぃ」
リカルドが謎の声を発したかと思うと今まで微動だにしなかった口が少しずつだが開き始めた。ウィスランドが焦ったように「え」と声を上げる。
「嘘でしょ、魔法を力ずくで解いたんですか」
「いつまでも……、黙ってられるか」
「キスしたいからって、魔力にものを言わせて、この人は……竜が口から魔力を放出するのを防ぐための魔法だったのに……」
呆れたようにウィスランドがぼやく。それはつまり竜の最大の攻撃であるドラゴンブレス対策の魔法だとラズは気付いた。魔法を掛けるほうもかけるほうだが、それを魔力ずくで解く方も解く方だ。
「ラズ、私にキスをしてくれ」
リカルドにお願いされるとラズは弱い。そろそろと起き上がって、リカルドの太ももを跨いだままキスをした。余程強い魔法だったのか、ラズの中の魔力が僅かにリカルドへ流れていく。
「ラズ、そのまま力を抜いておいてくださいね」
ウィスランドの優しい声に頷いて、ラズはリカルドにキスをしたままその瞬間を待った。
「あ……、挿って――、ん、グッ!」
チュクチュクとウィスランドの矛先がラズの蜜を絡めるようにして入ってきた。圧迫感でラズはリカルドへのキスを諦め、目を見開く。
「ラズ、私の大事な人……」
「あ……う……んんっ!」
奥をこじ開けるウィスランドの熱にラズはギュッとリカルドのシャツを握った。
ラズがリカルドの上に乗っているのに、ウィスランドもリカルドを跨いで腰を進める。一番太い部分を飲み込む時、ラズが瞑った目からはポロポロと涙が零れ、リカルドのシャツに水滴がしみこんでいく。
「痛いか?」
リカルドに訊ねられて、ラズは首を横に振った。多少の痛みはあっても嬉しい気持ちが大きくて、ラズはズズッと鼻水を啜った。どこからかハンカチを出したリカルドが鼻を拭いてくれた。
「満たされ、ます――んぅ……」
「そうか」
リカルドはラズの答えに満足げな声を出す。奥まで入ったのかウィスランドはラズの腰を抱いたまま、ジッと動かない。
「動いていいですよ」
ラズの様子を窺っているのはウィスランドも同様で、ラズが了承するとゆっくりと動き始めた。ラズが苦しくないようにと気遣ってくれるのがわかる。
「ハッ! ア……」
ウィスランドの口からも気持ちの良さそうな声が聞こえて、ラズは嬉しくなる。もっと激しく刺激を得たいだろうことはラズも男だからわかる。
「ウィス、も……あっん……気持ちい……?」
ウィスランドが動きやすいようにとラズは尻を高く上げた。
「ラズ、ラズ! 気持ちいいですよ。中がうねって……私を離さない」
ウィスランドの興奮した声にラズの身体も熱くなる。ウィスランドの動きが少しずつ大胆になって、ラズの尻とウィスランドの肉があたる音が部屋に響いた。
「ん……ラズ――」
艶やかなウィスランドの声が限界に近いことを告げる。
「ああっ! 熱いっ……んぅ!」
ラズの中で熱いものが弾けた。奥へ奥へと押し込まれた精液が刺激となって、ラズも自らの性を弾けさせる。ラズの飛沫はリカルドのシャツに飛んだ。
「愛してます、ラズ。可愛い私の伴侶」
下敷きになっていた大きな身体の上に倒れ込んだラズの背中へキスをして、ウィスランドは愛を告げた。
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