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6 一緒に通学?
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「おはよう、サイラス」
生徒会入りを拒否ったら、お迎えにきてしまった。
「なっ、なんで……?」
「学園に入ったら生徒会室でずっと一緒にいられると思ったのだが……」
扉を開けたら『花咲き誇るフラワーガーデン物語』のオープニングにあるアルフォンスのシーンが展開されてたら驚くだろう。脳内に妹の澪が何度も繰り返し見ていたシーンだ。
驚かせるために俺が玄関にでてくるまで内緒にしてほしいとアルフォンス直々に執事に頼み込んだらしい。道理で微妙に急かす執事の顔色が悪かったわけだ。
「王太子殿下をお待たせするという我が家のものたちの心臓に悪いことはおやめください」
「サイラス、どうして怒るとそんな口調になるのだ。こちらの心臓がすくみ上がるからやめてくれ。後、氷を飛ばすのも時期を考えてだな……」
氷は飛ばしたくて飛ばしてるわけじゃない。正直、アルフォンス以外の人に氷を飛ばすことなんてない。魔法の訓練は人よりしているのに。
「アル! わざわざ迎えに来なくていい。王宮から我が家は学園を挟んだ反対側だぞ」
「一緒に通学するというのが夢だったんだ」
王族だからどうしても普通に友人と楽しむことができないので、俺が学園に通うのを楽しみにしていたと言われた。
「……夢」
思ったより重い。俺は幼馴染みだけど、それでも遊ぶのはひと月に一度か二度が限界だったからな。前世の友人関係とは大違いで、少し可哀想に思ってしまうが、ザッと見ても騎士の数が六人いる。他にも離れて護衛しているものがいるはずだ。大所帯に目眩がした。学園に通うためにこの人数。さすが王族だ。
「サイラス、遅れるわよ」
俺たちの横を通り抜け、プリメリアはアルフォンスの馬車の前に立つ。うちの馬車でなくアルフォンスの馬車に同乗するつもりなのは明白だった。
「プリメリアも行くのか?」
「姉の私が一緒に行くことに何か問題が?」
俺は学園に護衛を連れて行かないが、プリメリアには二人いる。馬で後ろをついていくようだ。
「はいはい。皆で一緒に行きますよ」
そう言って、アルフォンスの背中を押すと「仕方がないな」と少し弾んだ声が聞こえた。
結局三人で馬車に乗って通うことになってしまった。
王族用の馬車付きに止まり、生徒会室の前で「お茶でも飲んでから行かないか?」と誘われた。
「いえ、喉は渇いてないので」
「サイラス、寄っていきなさい」
生徒会役員を押しつけた感が否めないので、プリメリアに言われると断れない。
「はい、わかりました」
「……サイラス、私とプリメリアで格差がないか?」
「姉弟というのはそういうものです」
アルフォンスは、納得はできないようだが頷いた。男ばかりの三人兄弟の長男には想像ができなかったのだろう。
「サイラス、ここの部屋への入室登録をするからこの魔石に触れてくれ」
「ここは生徒会室ですよ。俺は部外者ではありませんか」
「……副会長の弟で、私の婚約者だがな――」
生徒会室はアルフォンスが使うため、万全を期した管理が行われている。でないと、そこにあるお茶でさえ、気軽に飲むことができないからだ。登録されていない人間が入る場合は二人の許可が必要になるらしい。
「サイラス、必要なことだと思うわ」
「でも生徒会役員が嫌がるでしょう」
「……喜ぶと思うけれど」
生徒会の仕事を手伝えという意味だろう。はぁ、とわざとらしくため息を吐いて、魔石に触れた。自分の魔力が吸い出されたのがわかる。僅かな量だが、青く一度光って消えた。
部屋の中は、妹の澪がやっていた乙女ゲームで何度もみたことがある風景だった。感慨深い。
「お茶を淹れますね」
「いや、座ってくれ」
この三人でお茶を準備できるのは自分だけだと思って言うと、肩を押さえて止められた。
「アルが淹れるんですか?」
「ああ、先日手に入れた茶葉を持ってきたんだ。西王国の茶葉がいいと聞いてな。取り寄せた。昨日入学の祝いに淹れてやろうと思ってたんだが……」
まさか俺が生徒会入りを断ると思っていなかったそうだ。
意外に慣れた手つきで淹れ始める。炎の使い手であるアルフォンスはお湯を沸かすのも対流させるのも上手だ。
「昨日はお妃教育という言い訳で引き下がったが、私は信じていない。理由を聞きたくてな」
そのために朝早くからわざわざ来たのか。
「リア、知ってましたね?」
「……あなたが副会長になるほうが、生徒会長もだけど皆納得するはずよ。私は成績が悪いわけではないけれど、貴方たちとは違うから……」
「それなら家で聞いてくれれば良かったのに」
「私だけだと、しらばっくれるのは目に見えているわ」
さすが長年姉弟として暮らしてきただけはある。プリメリアの勘は間違っていない。
「のこのここんなところに付いてきてしまった俺の敗北ですね。お妃教育の話は出てません。ですが、自由に動ける状態でいたいと思っていました。副会長の仕事をこなしながら、王宮からの期待に応えていては、それこそアルフォンスとの時間も家族との時間もとれないと思ったのです」
後は、ヒロインの動きをさぐることができないだろうと思っていた。
「私との時間……」
「家族と……」
「「大事なことだ(わ)」」
二人が力強く同意してくれて助かった。
生徒会入りを拒否ったら、お迎えにきてしまった。
「なっ、なんで……?」
「学園に入ったら生徒会室でずっと一緒にいられると思ったのだが……」
扉を開けたら『花咲き誇るフラワーガーデン物語』のオープニングにあるアルフォンスのシーンが展開されてたら驚くだろう。脳内に妹の澪が何度も繰り返し見ていたシーンだ。
驚かせるために俺が玄関にでてくるまで内緒にしてほしいとアルフォンス直々に執事に頼み込んだらしい。道理で微妙に急かす執事の顔色が悪かったわけだ。
「王太子殿下をお待たせするという我が家のものたちの心臓に悪いことはおやめください」
「サイラス、どうして怒るとそんな口調になるのだ。こちらの心臓がすくみ上がるからやめてくれ。後、氷を飛ばすのも時期を考えてだな……」
氷は飛ばしたくて飛ばしてるわけじゃない。正直、アルフォンス以外の人に氷を飛ばすことなんてない。魔法の訓練は人よりしているのに。
「アル! わざわざ迎えに来なくていい。王宮から我が家は学園を挟んだ反対側だぞ」
「一緒に通学するというのが夢だったんだ」
王族だからどうしても普通に友人と楽しむことができないので、俺が学園に通うのを楽しみにしていたと言われた。
「……夢」
思ったより重い。俺は幼馴染みだけど、それでも遊ぶのはひと月に一度か二度が限界だったからな。前世の友人関係とは大違いで、少し可哀想に思ってしまうが、ザッと見ても騎士の数が六人いる。他にも離れて護衛しているものがいるはずだ。大所帯に目眩がした。学園に通うためにこの人数。さすが王族だ。
「サイラス、遅れるわよ」
俺たちの横を通り抜け、プリメリアはアルフォンスの馬車の前に立つ。うちの馬車でなくアルフォンスの馬車に同乗するつもりなのは明白だった。
「プリメリアも行くのか?」
「姉の私が一緒に行くことに何か問題が?」
俺は学園に護衛を連れて行かないが、プリメリアには二人いる。馬で後ろをついていくようだ。
「はいはい。皆で一緒に行きますよ」
そう言って、アルフォンスの背中を押すと「仕方がないな」と少し弾んだ声が聞こえた。
結局三人で馬車に乗って通うことになってしまった。
王族用の馬車付きに止まり、生徒会室の前で「お茶でも飲んでから行かないか?」と誘われた。
「いえ、喉は渇いてないので」
「サイラス、寄っていきなさい」
生徒会役員を押しつけた感が否めないので、プリメリアに言われると断れない。
「はい、わかりました」
「……サイラス、私とプリメリアで格差がないか?」
「姉弟というのはそういうものです」
アルフォンスは、納得はできないようだが頷いた。男ばかりの三人兄弟の長男には想像ができなかったのだろう。
「サイラス、ここの部屋への入室登録をするからこの魔石に触れてくれ」
「ここは生徒会室ですよ。俺は部外者ではありませんか」
「……副会長の弟で、私の婚約者だがな――」
生徒会室はアルフォンスが使うため、万全を期した管理が行われている。でないと、そこにあるお茶でさえ、気軽に飲むことができないからだ。登録されていない人間が入る場合は二人の許可が必要になるらしい。
「サイラス、必要なことだと思うわ」
「でも生徒会役員が嫌がるでしょう」
「……喜ぶと思うけれど」
生徒会の仕事を手伝えという意味だろう。はぁ、とわざとらしくため息を吐いて、魔石に触れた。自分の魔力が吸い出されたのがわかる。僅かな量だが、青く一度光って消えた。
部屋の中は、妹の澪がやっていた乙女ゲームで何度もみたことがある風景だった。感慨深い。
「お茶を淹れますね」
「いや、座ってくれ」
この三人でお茶を準備できるのは自分だけだと思って言うと、肩を押さえて止められた。
「アルが淹れるんですか?」
「ああ、先日手に入れた茶葉を持ってきたんだ。西王国の茶葉がいいと聞いてな。取り寄せた。昨日入学の祝いに淹れてやろうと思ってたんだが……」
まさか俺が生徒会入りを断ると思っていなかったそうだ。
意外に慣れた手つきで淹れ始める。炎の使い手であるアルフォンスはお湯を沸かすのも対流させるのも上手だ。
「昨日はお妃教育という言い訳で引き下がったが、私は信じていない。理由を聞きたくてな」
そのために朝早くからわざわざ来たのか。
「リア、知ってましたね?」
「……あなたが副会長になるほうが、生徒会長もだけど皆納得するはずよ。私は成績が悪いわけではないけれど、貴方たちとは違うから……」
「それなら家で聞いてくれれば良かったのに」
「私だけだと、しらばっくれるのは目に見えているわ」
さすが長年姉弟として暮らしてきただけはある。プリメリアの勘は間違っていない。
「のこのここんなところに付いてきてしまった俺の敗北ですね。お妃教育の話は出てません。ですが、自由に動ける状態でいたいと思っていました。副会長の仕事をこなしながら、王宮からの期待に応えていては、それこそアルフォンスとの時間も家族との時間もとれないと思ったのです」
後は、ヒロインの動きをさぐることができないだろうと思っていた。
「私との時間……」
「家族と……」
「「大事なことだ(わ)」」
二人が力強く同意してくれて助かった。
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